奈良市の東大寺で7日朝、本尊の盧舎那仏(大仏)にたまった1年分のほこりを払う夏の恒例行事「お身拭い」があり、大仏はすっきりと輝きを取り戻した。 大仏から魂を抜く法要を営み、白装束にわら草履姿の僧侶や関係者ら約180人が作業を開始。大きな手や膝に登って磨き、顔など手が届かない場所は天井からつるされたゴンドラに乗ってはたきを手に丁寧に清めた。命綱を着けた数人が最上部の「螺髪」と呼ばれる髪の部分に到達すると、「すごい」と思わず声を出す見物客も。大仏殿に大量のほこりが舞った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大学生が被爆者の映像作品制作 「闘い続ける姿伝えたい」(共同通信)
武蔵大(東京)の学生4人が、核兵器の廃絶を訴え続ける被爆者の姿を追った映像作品「声が世界を動かした」を制作した。作品はDVD化され、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の啓発活動にも使われる予定だ。学生らは「闘い続けた被爆者の強さ、核兵器への怒りを伝えたい」と語っている。 映像制作は、被爆2世でもある武蔵大の永田浩三教授(ドキュメンタリー研究)が、授業で呼び掛けた。経済学部4年の工藤健さん(21)=東京都=らが昨年夏から、被爆者運動の記録を収集するNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」に保存されている資料を読み込むなどして完成させた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
奈良公園にホテル計画 許可取り消し求め住民ら提訴(産経新聞)
奈良公園内の高畑町裁判所跡地(奈良市高畑町)で建設されているホテルは都市公園法の趣旨に反しているとして、周辺住民8人が6日、奈良県に設置許可の取り消しを求める訴訟を奈良地裁に起こした。 訴状などによると、建設が進められているのは、全室露天風呂付きの高級ホテル。県の公募で東京の不動産会社が代表を務めるグループが事業者に決まり、今年2月に着工、来年春の開業を予定している。 原告は「ホテル不足対策は市街地に宿泊施設を設置すれば足りる」と指摘。高級ホテルの建設は「限られた富裕層への便宜だ」とした上で「一般公衆の自由な利用」という都市公園の目的に反していると主張している。 原告代表の辰野勇さん(72)は提訴後、奈良市内で記者会見し、「知事の思いを実現するために法律が歪曲(わいきょく)されている。違法なものは違法だと世に示したい」と訴えた。 県は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
弁護士探しやすく 分野別検索サービス開始 大阪弁護士会(産経新聞)
大阪弁護士会は、(1)交通事故(2)労働(3)離婚(4)遺言・相続-の4分野で実務経験などにすぐれた会員弁護士を、同会ホームページ(HP)から検索できるサービスを始めた。利用者が相談・依頼したい弁護士を探しやすくする狙いで、全国初の取り組みという。 検索対象の4分野は、根強いニーズがあることから選定。検索でヒットする弁護士はいずれも、過去3年間に同会指定の研修を3回以上受講し当該分野で3件以上の取り扱いがあるなどの要件を満たしており、同会の「分野別登録弁護士名簿」に記載されている。 HPの検索フォームに従って分野別に探す仕組み。検索結果のページでは、弁護士が過去に手がけた訴訟などの概要が確認でき、交通事故であれば被害者側か加害者側か、離婚なら夫側か妻側か、いずれの立場で弁護活動を行ったかも表示される。 同会によると、7月末現在で115人の弁護士が登録。客観的な情報を閲覧できるようにしたことで、相談や依頼をする側にとって評価の基準が難しい“弁護士選び”に、役立ててもらいたい考えだ。 同会は、サービスの浸透を図った上で、将来的には医療や知的財産など検索対象の分野を拡充することも検討。林裕之副会長は「(実務や研修で)弁護士の質を向上させて、その結果を『見える化』する取り組みの一環。利用者のニーズに応えたい」としている。 サービスの利用は大阪弁護士会のHP(http://www.osakaben.or.jp)から。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
語られなかった父の8・6、伯父の手記に 伝えるお話会
広島に原爆が投下された8月6日に合わせ、平和の尊さを学童保育の小学生に伝え続ける被爆二世の女性が津市にいる。活動の源にあるのは、生前、多くを語らずに逝った父の存在だ。 学童保育指導員の鈴木理恵子さん(56)は、津市にある勤務先で「戦争のお話会」を開いて14年になる。 今年は約150人の児童を前に、74年前の広島で起きたことを伝えた。原爆投下による「きのこ雲」の写真を見せ、「たった1発の爆弾が一瞬にしてたくさんの人の命を奪いました」と話すと、子どもたちは静まりかえった。 被爆二世の鈴木さんは大阪で生まれ育ったが、戦争や原爆はずっと遠い存在だった。父の井上公治さんは5歳の時に広島で被爆した。公治さんは寡黙で、戦争の話になると、はぐらかした。鈴木さんもそれ以上聞かなくなった。 結婚を機に三重に移り住んだ鈴… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
核兵器禁止条約に首相は言及せず 広島の平和記念式典
広島への原爆投下から74年となった6日、広島市中区の広島平和記念公園で平和記念式典が開かれた。雨の中、約5万人の市民らが参列。原爆投下時刻の午前8時15分に、犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げた。 冷戦終結の象徴となった米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約が2日に失効したばかり。式典の「平和宣言」で松井一実市長は、「両核大国の間で『理性』の発露と対話によって核軍縮に舵(かじ)を切った勇気ある先輩がいたことを思い起こして」と問いかけた。広島県の湯崎英彦知事は「核兵器不使用を絶対的に保証するのは、廃絶以外ありえない」と断じた。 核兵器をめぐっては、使用するとの威嚇などを禁じた核兵器禁止条約が、非保有の南半球の国々を中心とした122カ国の賛同で2年前に国連で採択された。しかし批准した国は24で、発効に必要な50に満たない。松井市長はこの日、日本政府に署名・批准を促し、「核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮して頂きたい」と求めたが、安倍晋三首相はあいさつで条約に言及しなかった。 保有国に核軍縮交渉を義務づけ、他の国々には保有を禁じた核不拡散条約(NPT)が、被爆75年となる来年に発効から50年となる。これに先立ち、ニューヨークの国連本部で今春に会合が開かれたが、核軍縮の進め方をめぐる対立を露呈した。 こうした状況の中、国連のアントニオ・グテーレス事務総長のメッセージが式典で代読された。「私たちは国際安全保障環境の悪化を目の当たりにしている」と述べ、「核保有国間の緊張が高まっている。もう一度被爆者が広めてきたメッセージを思い出さなくてはならない」と訴えた。(宮崎園子) 【動画】思いを託された「モノ」をめぐる、人々の物語=西田堅一、上田幸一撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
学生たちの「人力飛行機」ふわり、あれれ 夢は持ち越し
金沢工業大学の学生たちが6日朝、穴水湾の上空をペダルをこいで飛ぶ2度目の人力飛行に挑戦した。29・2メートルの大きな翼を広げ、10キロ飛ばす計画だったが、残念ながら離陸直後に海に転落。「夢」は次回以降に持ち越しとなった。 機体は学生らが7カ月かけて作り上げた「幸」号。未明から穴水港に面した広場で機体の組み立てを始め、パイロットがこいでプロペラを回し、7人が支えて走る滑走試験を重ねた。 金工大の学生100人が参加する課外活動「夢考房人力飛行機プロジェクト」。穴水湾で初挑戦となった2年前は、目標は2キロだったが535メートルで着水。今回は短めの滑走で浮き上がるよう主翼を改良した。パイロットも「自転車が趣味」という持久力のある強力メンバーをあてた。 ところが、追い風のせいか滑走試験で機体がうまく浮かず、滑走路を40メートルに延ばしてようやく主翼がふわり浮いて、いざ本番。午前8時過ぎ、ついに飛び立ったが、岸壁の端にある高さ20センチ足らずの車止めに後輪が引っかかり、前につんのめる形で海に落ちた。夢考房運営室の太田誠鉄(まさとし)さん(47)は「原因を分析し、次の教訓にしたい」と悔しそうだった。(萩一晶) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
8月7日(水)の天気 厳しい暑さ・天気急変に注意(ウェザーニュース)
■ 天気のポイント ■ ・晴れても、山など天気急変に注意・台風9号:南西諸島は早めの備えを・厳しい暑さ続く、熱中症に警戒 7日(水)も晴れる所が多く、厳しい暑さが続きます。ただ、西日本の太平洋側では雨が降り、そのほかの所でも山沿いを中心ににわか雨や雷雨がありますで、天気の変化にご注意ください。 晴れても、山など天気急変に注意 7日(水)も朝から晴れる所が多くなりそうです。 ただ、湿った空気が流れ込むため、九州南部や四国の太平洋側では一日雨が降りやすく、そのほかの所でも午後は山沿いを中心に局地的に雨が降り、雷を伴う所もある予想です。 台風9号:南西諸島は早めの備えを 台風9号は発達しながら北西へ進んでいて、8日(木)から9日(金)にかけて先島諸島に最も近づく見込みです。 次第に雨や風が強まって、荒れた天気になるため、台風対策は、今日のうちに済ませると良さそうです。 また、南の海上の台風10号も最新の情報を確認するようにしてください。 厳しい暑さ続く、熱中症に警戒 東日本を中心に猛暑日となる地点が続出します。 昨日6日に38.4℃と全国で最も気温が上がった熊谷は今日も37℃の予想、東京も猛暑日に届きそうです。 連日の厳しい暑さで体調を崩さないよう、エアコンなどで適切な温度調節を心がけましょう。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風8号は離れても不安定な天気 今後は台風9・10号の動きに注意(ウェザーマップ)
きのう6日(火)に九州を北上した台風8号は、日本列島から離れて進んでいる。ただ、湿った空気の影響で、きょう7日(水)も西日本を中心に不安定な天気が続きそうだ。 また、台風9号は沖縄に接近するおそれがあり、台風10号も北上している。今後は台風9、10号の動きに注意が必要だ。 西日本は太平洋側を中心に雨 きのう6日(火)、宮崎県に上陸し九州を北上した台風8号は、朝鮮半島を北北西に進んでおり、日本列島から離れつつある。 ただ、台風に向かって湿った空気が流れ込むため、高知県など西日本の太平洋側では、断続的に雨が降りそうだ。これまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害には引き続き警戒が必要だ。 東・北日本は広く晴天 午後は天気の急変に注意 東日本や北日本は太平洋高気圧に覆われ、夏空が広がる見込み。きょうも35℃前後まで上がる所が多いため、万全の熱中症対策が必要だ。 また、気温の上がる午後は、局地的に雷雲が発生する可能性がある。非常に激しい雨の降る所もあるため、空模様の変化に注意したい。 沖縄は雨や雷雨 台風9号の影響で強風や高波も 大型の台風9号はフィリピンの東にあり、あす8日(木)には沖縄の南に進む見通し。このため、沖縄は雨が降りやすく、雷を伴う所もありそうだ。また、台風9号の北上に伴って風が次第に強まり、海上はうねりを伴って波が高くなる。 なお、台風9号は、あすから9日(金)にかけて非常に強い勢力で先島諸島に接近する予想となっている。 台風10号は北上中 来週の天気に影響も きのう発生した台風10号は、マリアナ諸島付近を北上している。今後も発達しながら北上を続け、台風が予報円の中心を通った場合、日本列島に影響を及ぼすおそれがある。まだ予報の幅が大きいため、引き続き最新の情報を入手するよう努めたい。(気象予報士・石上沙織) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(時時刻刻)原爆症、終わらない認定訴訟 「8・6合意」10年たったが(朝日新聞デジタル)
原爆の放射線により、がんなどを発症する「原爆症」。その認定をめぐり、国と被爆者側が訴訟の場で争う必要がないよう解決をはかる「8・6合意」を結んでから6日で10年となった。だが今も裁判は続き、国の敗訴が続く異例の事態となっている。解決の糸口はどこにあるのか――。▼1面参照 原爆ドーム(広島市中区)そばのホテル。6日の平和記念式典の後、被爆者代表が安倍晋三首相らに要望を伝える会で、広島県に二つある県原爆被害者団体協議会(被団協)が認定制度を改めようとしない政府を、こうただした。 「多くの裁判所で、現在の審査方針が被爆の実態に合わないことが繰り返し指摘されています。…… 本文:2,265文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース