京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)のスタジオで発生した放火事件で、京アニ同社の八田(はった)英明社長は21日、事件の遺族や被害者となった従業員に対する心的外傷後ストレス障害(PTSD)対策を取る考えを示した。取材に対し「PTSDなども出ているので、そういう対策を全力を挙げてやろうとしている」と話した。 事件は18日午前10時半ごろ発生。青葉真司容疑者(41)がスタジオに侵入し、「死ね」と叫んでガソリンをまいた後に火をつけたとみられ、爆発が起こって鉄筋コンクリート3階建ての延べ約690平方メートルが全焼し、34人が死亡し、34人が負傷した。 青葉容疑者も全身にやけどを負っており、20日、京都市内から大阪府内の病院に転院。府警は、亡くなった34人のうち司法解剖が終わって焼死と判明した5人に対する殺人と現住建造物等放火、住居侵入の疑いで同日、青葉容疑者の逮捕状を取った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
吉本興業の宮迫会見、ジャニーズ事務所の圧力疑惑…。2つの騒動が浮き彫りにした芸能界に蔓延る問題とは(ハフポスト日本版)
7月17日から20日にかけて、芸能界を揺るがす出来事が相次いで起きた。 17日、ジャニーズ事務所がSMAP元メンバーをテレビ出演させないよう民放テレビ局に圧力をかけた疑いがあり、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会から注意を受けたと報じられた。 さらに、20日には、反社会的勢力への闇営業問題で処分を受けた吉本芸人の宮迫博之さん・田村亮さんが記者会見を開き、一連の騒動をめぐる吉本興業の対応を暴露。会見を開きたいと吉本側に訴えたものの、社長から「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」と反対されたことなどを主張した。 この2つの出来事が浮き彫りにした、芸能業界やテレビ業界に蔓延る問題とは何なのか。業界はどう変わっていくべきか。芸能人の権利問題に詳しいレイ法律事務所・佐藤大和弁護士に聞いた。 「事務所が強い立場にあり、タレントが弱い立場にある」 芸能界の問題 ジャニーズ事務所が、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんをテレビ出演させないよう民放テレビ局などに圧力をかけた疑いがあるーー。 7月17日、NHKが夜9時のニュースに合わせて報じると、ネット上に衝撃が走った。 独占禁止法では、契約の成立を阻止するなど、競争関係にある他の会社の事業活動を不当に妨害することを禁止している。公取委の関係者によると、ジャニーズ事務所にこれに違反する行為は認定できなかったが、「違反につながるおそれがある行為がみられた」として、同事務所を未然防止のために注意したという。 芸能人の移籍や独立をめぐり、公取委が芸能事務所を注意したことが明るみになったのは、今回が初めてだ。 レイ法律事務所の佐藤大和氏は、公取委の判断について、「芸能界に対して変革を求める判断で、大きな意味合いがある」と話す。 「芸能界で長年問題になっているのは、事務所が強い立場にあり、タレントが弱い立場にある、ということです。独立や移籍をする時に、自由な競争が阻害されてしまうことがある。これは大きな問題でした」 「タレントと事務所が公平な立場になり、そして独立・移籍する際にも自由な競争をできる環境が作られていく。今回の公取委の判断を機に、そうした変化が生まれるかもしれない。その点で、この判断は非常に大きな意味があります」 芸能事務所とタレントのトラブルでは、レプロエンタテインメントから独立後、本名から「のん」に芸名を変更し、テレビ露出が激減した能年玲奈さんをめぐる問題なども記憶に新しい。 佐藤弁護士は、「同じような問題を多くのタレントが抱えています。公取委はこれをスタートとして、終わりにはせず、芸能業界の改善に向けて引き続き適切な措置をとってほしい」と期待を込めた。 (弁護士らが芸能人の権利を守るために設立した団体「日本エンターテイナーライツ協会(ERA)」も、報道を受けて公取委にさらなる調査、対応を求める声明を発表した。佐藤氏は同協会の発起人で、共同代表理事を務めている) 一方で、佐藤氏は、ジャニーズ事務所をはじめとする芸能事務所だけではなく、メディア側も変化しなければ状況は変わらない、とも指摘する。 「圧力行為の証拠はなかったということですが、結果を見ると、3人の退所後に民放のレギュラー番組は全て終了しています。メディア側に過剰な忖度があったと言わざるをえないのではないでしょうか。今後は、テレビ業界自体が過剰な忖度などをせず、芸能人が自由な競争と芸能活動ができる環境を作っていかなければならないと思います。たとえば、違反行為があった場合にメディア側が適切な措置をとるなどの対応をしっかりしていけば、芸能界は変わっていくと思います」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
鹿児島空港滑走路に穴、一時閉鎖 14便欠航(共同通信)
鹿児島空港(鹿児島県霧島市)で21日朝、滑走路に穴が開いているのが見つかり、滑走路を午前7時から一時閉鎖した。この穴は落雷でできたとみられ、同空港は補修して約45分後に運用を再開した。 国土交通省鹿児島空港事務所によると、この影響で同空港を発着する日航や全日空の羽田、大阪(伊丹)と結ぶ便など計14便が欠航したほか、一部の便に遅れが出た。 穴は縦約30センチ、横約20センチ、深さ約5センチだった。運用開始前の点検で見つかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
参院選投票始まる 近畿は出足やや低調(読売テレビ)
読売テレビ 参議院選挙は21日が投票日。近畿の投票率は前回を下回る一方、期日前投票を済ませた人は増えている。 大阪市内の小学校では朝から有権者が投票に訪れ、選挙区と比例代表にそれぞれ一票を投じている。今回の参議院選挙は、安倍政権への評価や消費税増税の是非、年金のあり方などを争点に繰り広げられた。 投票率は午前11時現在、大阪府で10.06%と3年前の前回選挙より2.42ポイント下回っているほか、近畿のすべての府や県で前回を下回っている。 一方で、期日前投票を済ませた人は近畿すべての府や県で、前回より増えている。投票は午後8時まで。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
親切な「石橋さん」どこ 武蔵野で探すルーマニアの歌姫
ルーマニア出身のソプラノ歌手テオドラ・ゲオルギューさん(41)が、25年ぶりに東京都武蔵野市を訪れた。16歳の時に少女合唱団の一員として来日。フルートを学んでいたが、同市などで歌ったことで、歌にひかれていったという。「やがてそれが仕事になり、今回、歌手として呼んでもらって、とても光栄。感動的な再訪になった」と話した。 ゲオルギューさんは1994年、同市など7市が合同で実施した「ルーマニア・ブラショフ少女合唱団招聘(しょうへい)」で来日し、各市でのコンサートで歌った。 今回の来日では、19日に松下玲子・武蔵野市長を訪問。当時の報告書をもらい、掲載された懐かしい写真の数々に見入った。 取材に対してゲオルギューさんは「25年前、何もかもすばらしかったけれど、とりわけ、ホストファミリーの家に泊めてもらい日本の暮らしを知ったことと、鎌倉市を訪ねたことがすばらしかった」と話した。「日本のお布団、お風呂、何もかもびっくりした。私と同世代の娘さんがいて、すごく親切にしてもらったことを覚えている」 ホストファミリーは「石橋さん」。再会をかなえたいと武蔵野市が探したが、連絡先はわかっていない。 18日には市立第三小学校で5、6年生と交流。25年前に民族衣装を来て歌ったステージ写真を映して「初めての飛行機、初めての日本で、ルーマニアに無いような大きなホールで8回くらいコンサートをした」と話した。ルーマニアの刺繡(ししゅう)やお城も紹介し、「私が生まれ育ったブラショフにはたくさんの森がある。いま私は違う国に住んでいて、帰りたくなったときは、あの森を思う。ブラショフは私のふるさと」と話して、日本語で「故郷(ふるさと)」を歌った。 週末にリサイタルと歓迎交流会があり、22日に日本を発つ予定だ。(河原理子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
居酒屋で男性1人が撃たれ重傷 発砲した男は逃走 栃木
21日午前2時25分ごろ、栃木県栃木市旭町の居酒屋から「男性がおなかを撃たれた」と119番通報があった。県警栃木署員が現場へ駆けつけたところ、40代の男性が腹部を拳銃で撃たれていた。発砲した40~50代の男は逃走していた。県警は殺人未遂事件として調べている。 栃木署によると、店内で4、5人同士のグループが口論になり、1人の男が男性に拳銃を1発発砲。男性は腹部に重傷を負った。発砲した男のグループは全員逃走したという。現場に拳銃がなかったことから、拳銃を持ったまま逃走しているとみて、県警は男らの行方を追っている。 現場はJR栃木駅から北東に約1キロ離れた住宅街。(若井琢水) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州で大雨、5万7千人に避難指示 佐賀で小学生が死亡
福岡県や佐賀県は20日夜から21日未明にかけて大雨に見舞われた。気象庁によると、20日午前5時41分までの1時間で福岡県久留米市で90ミリ、佐賀県鳥栖市で午前5時59分までに81・5ミリ、福岡県朝倉市で午前4時58分までに65ミリを観測した。 久留米市は5762世帯1万3480人、朝倉市は5692世帯1万4177人、筑前町が1万803世帯2万9361人に対し、警戒レベル4にあたる避難指示(緊急)を出した。 久留米広域消防本部によると、市内で床上浸水や冠水の情報が相次いでいる。また、気象庁は久留米市、佐賀県の鳥栖市とみやき町に対し、午前5時50分までの1時間ではレーダー解析で110ミリの大雨が降った可能性があるとして、「記録的短時間大雨情報」を出した。 九州北部では、朝鮮半島に進んだ台風5号と太平洋高気圧の影響から、暖かく湿った空気の流入が続き、大雨になっている。 一方、久留米市選挙委員会は21日投開票の参院選について、大雨の影響で、午前7時予定だった市内全59カ所の投票所の開設時間を2時間遅らせ、午前9時からに変更すると発表した。有権者の安全確保のためとしている。投票終了時間は変更せず午後8時の予定。 また、佐賀県唐津市の県道では、19日午後11時半ごろ、倒れた松の木に軽乗用車が衝突しているのを通行人が発見。助手席に乗っていた近くの小学生、川崎辿皇(てんこう)さん(11)が病院に運ばれたが、胸を強く打ち死亡が確認された。運転していた母親の飲食店従業員明日香さん(37)は軽傷を負った。 唐津署は、風や雨で松が倒れた可能性もあるとみて調べている。現場は、国の特別名勝「虹の松原」を走る県道。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島に線状降水帯 激しい雨降り続き災害発生のおそれ(ウェザーニュース)
今日7月21日(日)朝は、九州北部や広島県、高知県などで雨が激しく降っています。広島県内には線状降水帯が形成され、局地的に激しい雨が降り続き、災害発生の危険性が高まっています。 今日いっぱいは激しい雨に警戒 活発な雨雲のもとでは雷を伴って激しい雨が降っていて、広島県北広島町の都志見では1時間に53.0mmの非常に激しい雨を観測しています。 地形や風向き次第では、数時間にわたって局地的に激しい雨が降り続けて、多発的な災害が発生するような大雨となるおそれもあります。今日いっぱいは湿った空気の影響で雨雲の発達しやすい状況が続くため、低地の浸水や河川の増水・氾濫、土砂災害等に警戒してください。 雨雲レーダーなどで雨雲の動向に注意し、早めに安全な場所へ避難するようにしてください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
障害者が国政に打って出る理由 「障害者が幸せな社会はみんなが生きやすい社会」(BuzzFeed Japan)
参議院選挙に、複数の障害者が立候補している。 難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後(ふなご)靖彦さん(61)と、幼い頃の事故で重度障害者となった木村英子(えいこ)さん(54)、元バンクーバー・パラリンピックアルペンスキー日本代表の横沢高徳(たかのり)さん(47)、過去に「筆談ホステス」として知られた元東京都北区議の聴覚障害者、斉藤里恵(りえ)さん(35)らだ。 彼らは、なぜ国政に挑戦したのだろうか? もし舩後さんが当選すれば、人工呼吸器を常時つけながら政治活動をする国会議員は史上初となりそうだ。 同じ党から立候補した船後さんと木村さんは7月20日夕方、東京・新宿の小田急百貨店前で「最後の訴え」をした。車いす姿の応援者が20人以上駆けつけた。2人は、なぜ政治の世界を志したのか。【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】 人工呼吸器と胃ろうをつけて生活の全てに介助を必要とする舩後さん 舩後さんは41歳の時にALSを発症し、気管切開による人工呼吸器と胃ろうをつけて、リクライニング型の車いすを使い、生活の全てに介助を必要としている。 口で話せないため、意思疎通を図るのは歯で噛むセンサーで操るパソコンと、文字盤によるコミュニケーションだ。この日もボランティアで選挙を手伝う看護師の佐塚みさ子さんと共に登壇し、原稿を代読してもらった。 障害者が我慢させられてきた法律を変える 舩後さんはまず、立候補の理由をこう述べた。 「僕は今回の出馬に文字通り命をかけています。僕がなぜ立候補しようと思ったのか。それは僕と同じ苦しみを障害者の仲間にさせたくないからです」 「国会のみなさんは現場に通用しない穴ぼこだらけの法律があることを知りません。そのひとつが建築基準法です。建築基準法には国民の生命、健康、財産のためとうたわれています」 その法律には様々な問題があるとして、こう語った。 「現場感覚のある本当の意味での法律の必要性を理解してもらいたい。障害者が今まで我慢させられてきた、あてがわれてきた法律からはおさらばです」 「もっと障害者が自由になるんだ。国会議員のみなさんも親友のみなさんもいずれ歳をとり、障害者となります。僕たちが関わり、作る制度が本物になるようにみなさん、お力をお貸しください」 そして舩後さんが訴えたのは、以下のような経験だ。 「車いすのみなさんはユニバーサルデザインだと言って、デザイン性を重視した点字ブロックにタイヤを取られ、横転しそうになったことはありませんか? 僕はあります」 「車いすはエレベーターにと言われ、大型の車いすが入れなかったことはありませんか? 僕はあります」 「障害者用のトイレに入って、戸が閉められなかったことはありませんか? 僕はあります」 「仲間とレストランに入って一緒にテーブルにつけたことはありますか? 僕はありません」 「ちょっと考えただけでも穴ぼこだらけです。こんな簡単なことがわからないのです。誰がこんな片手落ちのことにOKを出すのでしょうか?国の基準とやらではないでしょうか? この建築基準法が時には悲劇を生み出していることを知ってください」 次ページは:自立生活を送る上での壁 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井聡太七段が佐藤康光九段に勝利 王将戦二次予選(マイナビニュース)
7月18日、第69期大阪王将杯王将戦二次予選1回戦の佐藤康光九段―藤井聡太七段戦が行われ、藤井七段が勝利を収めました。 【図版】第69期大阪王将杯王将戦二次予選トーナメント表 二転三転の大熱戦制す 本棋戦はまずシード棋士以外の全棋士が参加する一次予選が行われ、通過者は二次予選に進みます。前期リーグ陥落者、順位戦A級の棋士、タイトル保持者などは二次予選から登場し、一次予選通過者とともに3つの挑戦者決定リーグ戦の出場枠を争います。リーグは7人の総当たり戦で行われ、優勝者が挑戦権を獲得。2位から4位までは残留し、来期リーグにも予選なしで参加が決まります。5位から7位まではリーグ陥落、来期は二次予選からの出直しとなります。 19日の対局は先手の藤井七段が、現在プロ間で最も指されていて自身の得意戦法でもある「角換わり」の戦型を目指しました。独創的な序盤戦術で知られる佐藤九段は角道を止めてこれを拒否し、定跡形ではない「相居飛車力戦」へと進みました。序盤早々に藤井七段が桂を取らせる代わりに相手を歩切れ(※手駒に歩がない状態)にさせ、自身は3枚の歩を持つ順を選び、飛筋からの敵陣突破を目指します。佐藤九段は得をした桂を自陣に打って攻めを受け止め、その後は激しいやり取りがあった割にはゆっくりした流れの将棋になりました。 熱のこもった中盤戦を経て局面は終盤戦に突入。守り駒の少ない佐藤玉に藤井七段の攻め駒が襲いかかります。もはやこれまでと思いきや、そこは百戦錬磨の佐藤九段。巧みな手順でぎりぎりしのぎ、藤井七段の攻めをひと息つかせることに成功しました。ついに攻めの手番が回ってきた佐藤九段でしたが、藤井玉の頭にプレッシャーを掛け、受けを強要する手筋の「垂れ歩」が痛恨の緩手。代えて、受けに参加し自陣に戻っていた龍(※成った飛)を再び敵陣に進めれば勝ち筋でした。九死に一生を得た藤井七段は垂れ歩からの攻めを頓挫させると再び佐藤玉に向い、最後は長手数の即詰みで勝利をつかみました。総手数141手。形勢が二転三転するスリリングな大熱戦でした。 藤井七段の次戦の相手は、タイトル獲得経験のある中村太地七段。公式戦では初手合、2017年にAbemaTVで放映された企画対局「藤井聡太炎の七番勝負」第4局では藤井七段が勝利を収めています。リーグ入りが見えてきた藤井七段。もしタイトル挑戦~獲得となれば最年少タイトルの記録となりますが、果たして? 将棋情報局 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース