7/19(金) 22:18配信 東京電力が、福島第2原発の廃炉を月内にも正式決定する方針を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。昨年6月に福島県に廃炉とする方針を示していた。福島県内にある東電の原発全10基が正式に廃炉となる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東大名誉教授の論文、捏造を否定 福島の被曝線量過小に
福島第一原発事故後の市民の被曝(ひばく)線量を過小評価する誤りがあると指摘された東京大名誉教授らの論文について、東大は19日、「誤りは故意ではなく、研究不正ではない」とする調査結果を発表した。共著者が所属する福島県立医科大も、意図的な捏造(ねつぞう)ではないと発表した。 論文は東大の早野龍五名誉教授と県立医大の宮崎真講師らが2017年7月に国際専門誌に発表。福島県伊達市が市民に配った線量計のデータを分析し、市内で最も汚染された場所に70年間住み続けた場合の被曝線量を推定した。発表後、複数のデータに矛盾があるとの指摘があり、早野氏は論文の内容の一部が間違っていたことを認め、掲載誌に修正を申し入れていた。また、伊達市が一部の市民から同意を得ずに、データを提供していたことも発覚した。 東大は「精査不足に起因するもので、軽率だが、研究者としてわきまえるべき注意義務を著しく怠ったとまではいえない」とした。 県立医大は「研究計画書からの… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京アニHPに殺害予告 昨年10月、容疑者は特定できず
京都府警は19日、京都アニメーション側から昨年10月、同社ホームページに殺害を予告する書き込みがあったとして被害届を受け、威力業務妨害の疑いで捜査していたことを明らかにした。ネット上の住所といわれる発信元のIPアドレスなどを捜査していたが、容疑者の特定には至らなかったという。 同社の八田英明社長は19日午後、京都府宇治市の本社近くで報道陣の取材に応じ、「脅迫メールを受け取り、宇治署に連絡して対応した」と説明。「監督が気に入らない」「表現がだめだ」といった内容の書き込みが複数回あり、いずれも匿名だった。宇治署に相談し、警察官による巡回の強化を依頼。防犯カメラの設置などを進めたという。 八田社長は「(放火事件は)本当に青天のへきれきだった。信じられない。良い作品を世界に出していきたい、というのが会社の理念。何があったのかわからないが、慚愧(ざんき)にたえない」と言葉を詰まらせた。 京都府警捜査1課の西山亮二課長は19日の会見で「殺害予告と青葉真司容疑者との関連はわかっていない」と説明した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「私はあきらめない」消えぬ先入観 障害者作り出す社会
平成から令和へ移り、初の参議院選挙が21日に投開票される。今、一票に何を託すのか。様々な課題の現場を記者たちが訪ねました。 生まれつき脊髄(せきずい)性筋萎縮症の海老原宏美さん(42)は、投票を欠かしたことがない。7月、自宅での取材のため待ち合わせたときも、開口一番にこう言った。「これから期日前投票に行って、カレーを作るための買い出しをして、そのあと家に帰ります。いいですか?」。荒天などで投票日に行けない可能性を考えて、確実にできるときに投票するのだという。 【動画】脊髄性筋萎縮症という難病を患う海老原宏美さんが望む政治とは?=川村直子撮影 脊髄性筋萎縮症は、徐々に筋力が衰える進行性の難病だ。海老原さんは人工呼吸器を使い、食事は経口摂取と胃ろうを併用。車いすで全介助の生活を送りながら、NPO「自立生活センター東大和」で理事長を務め、障害者の生活相談や勉強会などを行っている。 川崎市で生まれ、市内の普通学校に通った。修学旅行では登山に向かう同級生を母と2人、数時間ふもとで待った。参加を認められない行事はあったが、地域に同世代の友だちがたくさんできた。友だちは自然に車いすを押してくれるようになった。皆が少しずつ、できることをできる時に手を貸し合うようになった。 大学を卒業後、東京都東大和市でセンターの立ち上げ当初から関わって18年。ほぼ同時に同市で一人暮らしを始めたが、障害者に対する偏見や間違った先入観はなかなか消えない、と感じている。介助者のサポートを受けて日常生活を送る中で、健常者は車いすの自分より介助者に話しかけることが多い。混雑した店に入るのを断られる。人工呼吸器をつけたままストローで日本酒を飲むと驚かれる……。 「小さな頃から障害者に接していないから、大人になって初めて出会って、どう対応していいか分からないんだと思う。障害のある子はたいてい、特別支援学校をすすめられてしまうから」 日本を含む世界177の国と地域が締結している障害者権利条約(日本は2014年に締結)は、障害の「社会モデル」という考え方に立脚している。障害は障害者個人ではなく、社会がつくりだしている、という考え方だ。「社会モデル」では、例えば車いすで建物内を移動したいが利用しづらいとき、その原因は車いす利用者ではなく、段差があってスロープがないなどの社会的障壁にあると捉える。条約の締結に関連して、障害者基本法の改正や障害者差別解消法の施行など、国内法令の整備も進んだ。「私たちが地域の学校に通うのは当然のこと。法で認められているし、条約にもある。障害に基づく区別は差別です」。だが教育現場の対応は追いついていない。障害のある子を持つ親の多くは、地域の学校に通う選択肢を知らない、と海老原さんは言う。「大丈夫、行けるよ。自分で靴を履けなくても、トイレに行けなくても」。自身の経験を踏まえて保護者らに話し、背中を押すのも、活動の一つになっている。 「思いやりを持ちましょう、ってよく言うじゃないですか。頑張っているから助けてあげよう、みたいな。そんなのいらない。私たちに必要なのは人権。心の問題じゃないんです」。誰であれ常に尊重されるべき人権を、感情や心のありようと結びつけるのはやめてほしい。「結局、障害者というのは意思がなく保護だけしておけばよい、って勘違いしているみたい」 自宅でのカレーづくりで、海老原さんは介助者に細かく指示を出していく。「ニンニクは3個」「弱火で鍋のふた閉めといて」「ガラムマサラ、ティースプーンにがっつり4杯」。手を動かしたのは介助者だが、味をつくったのは海老原さんだ。共同作業でおいしいカレーが出来上がる。 海老原さんは、あなたのヘルパーは税金で雇えている、税金をかけて生かしてやっているんだ、と言われることがあるという。そんなときは、こう伝える。「地域で生活することで、介助者の雇用につながっています。特殊な車いすや医療を必要としていることが、技術の進歩や薬の開発に貢献しているんです」 マイノリティーの存在を大切にしてほしい。少数の立場や意見を知り、皆が互いに歩み寄って妥協案を探る。そんな政治がなされれば、多様性を尊重する価値観が社会に広がっていくのでは、と海老原さんは考えている。「なかなか変わらないけど、言い続けるのはすごく大事。私はあきらめない。投票は意思の表明です」 ◇ 海老原さんは6月、子ども向けの本「わたしが障害者じゃなくなる日」(旬報社)を出版した。大人も一緒に読んで、障害に対する理解を深められる内容だ。小学校で講演した際の子どもたちとのやりとりのようすも収められている。問い合わせは旬報社(03・5579・8973)へ。(江口和貴、川村直子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【かながわ参院選2019】投票所への道も寸断 投開票日に五輪自転車テスト大会(カナロコ by 神奈川新聞)
参院選の投票日にあたる21日、2020年東京五輪に向けた自転車ロードレースのテスト大会が東京、神奈川、山梨、静岡の1都3県で開催される。当日は投票所周辺でも交通規制が敷かれるため、県内コースの大半を占める相模原市でも支障が出ないか懸念されている。市選挙管理委員会は規制時間を避けて投票するよう呼び掛けている。 コースは全長179キロ。武蔵野の森公園(東京都府中市など)を出発し、都内8市、神奈川県北部、山梨県山中湖村などを経て富士スピードウェイ(静岡県小山町)でゴールする。 県内コース約30キロは相模原市緑区が大半を占め、コースにあたる国道413号(道志みち)などと、その周辺道路が午前11時50分から規制される。 車両だけでなく、歩行者の通行も一部で禁止。車列が来る15分前までは市内コースの14カ所で、徒歩での横断が可能だが、その後はできなくなる。規制時間は地域ごとに異なるが、2~4時間程度という。 同区では投票所への道路が寸断される地域があるため、区選挙管理委員会は、有権者に送る投票所入場整理券に規制内容を知らせる案内を同封。投票日の前日と当日にも、防災無線を使ってレースや交通規制内容を案内する。 中でも、同区西南部の道志みちは交通の大動脈となっており、迂回路も少ないことから、区選管は投票日前日にスピーカーのついた広報車を重点的に走らせて周知する予定だ。 同区青野原の道志みち沿いに住む山口忠さん(68)は、最寄りの投票所まで車で5分ほどだが、徒歩だと40分はかかる。山口さんは「レース前の午前中には投票を済ませたい」と話している。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京アニ放火、京都市が検証対策チーム設置(産経新聞)
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)のスタジオで33人が死亡した放火事件で、京都市は19日、被害が拡大した原因の究明や、市内の他の建築物でらせん階段の実態把握を行うための緊急検証対策チームを設置した。ガソリン販売時の安全策についても検討する。 市消防局によると、京都アニメーション第1スタジオをめぐっては、平成30年10月に査察を実施し、消防法上の不備は認められなかった。また、同年11月には従業員70人が参加して消火・避難・通報訓練を実施していたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京都府警本部長「動機解明進める」 京アニ放火現場に献花(産経新聞)
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)のスタジオで33人が死亡した放火事件で、京都府警の植田秀人本部長が19日、現場を訪れて献花した。 【図でみる】見取り図と亡くなった33人の発見場所 植田本部長は同日午後1時50分ごろ、建物前で花を供えると静かに手を合わせた。その後、被害の状況を確認。「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに負傷された方の一日も早い回復を祈る。過去に例を見ない許しがたい犯行で、動機、背景の解明を進める。関係者、被害者の支援についても力を尽くしたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
らせん階段を通じて熱気や煙が一気に上昇か…京都アニメーション放火で起きた煙突効果とは?(FNN.jpプライムオンライン)
らせん階段が煙突の役割を アニメ制作会社京都アニメーションのスタジオで33人が死亡した火災。 事件から一夜明け、現場には花を手向ける人の姿が見られた。 【画像】らせん階段を伝わって熱気や煙が2階3階に拡散 献花に訪れた人:若いクリエーターの人達がこれだけ亡くなられて、他の人達もみんな重軽傷って、本当に昨日の一瞬で…考えられない 警察は19日、身柄を確保した男を青葉真司容疑者(41)と発表。 19日、新たに火を放った際の状況が明らかになった。現場となった京都アニメーション第一スタジオは3階建てでらせん階段による吹き抜け構造。 犯行を目撃した人によると、スタジオの玄関から侵入してきた男は、らせん階段を過ぎた辺りで火をつけたという。 その火が、なぜ瞬く間に広がったのかというと、1つは男がまいたガソリンによって火が一気に燃え広がったこと。更に専門家はらせん階段が煙突の役割を果たす いわゆる煙突効果があったのではないかと指摘している。 元東京消防庁麻布消防署署長 坂口隆夫さん:(各階の)フロアの中心近くにらせん階段が設置されていたと言うことで、煙、熱気、炎が早い段階でらせん階段を伝わって2階3階に拡散してしまった。 煙突効果とは、暖かい空気は冷たい空気と比べると軽いため煙突を通じて熱気が一気に上昇するというもの。これがスタジオの内部でも起きたというのだ。 元東京消防庁麻布消防署署長 坂口隆夫さん:気がついたときには逃げられない状態だったのかなと。かなり早い段階で煙が2階、3階に拡散しているから、かなり早い段階で有毒なガスを含んだ煙を吸っていると思う 33人の死者のうち半数以上の19人が、3階から屋上に至る階段で折り重なるように倒れた状態で発見された。更に2階では11人、2階から3階の階段で1人、1階では2人が犠牲となった。 また、警察は19日、今回の犯行を現住建造物放火及び殺人事件と断定し、捜査本部を設置したことを明らかにした。 京都府警 西山亮二捜査第1課長:発生直後、放火したとみられる男を確保しましたが、全身にやけどを負っており、病院に収容され治療中です。放火殺人事件捜査本部を設置して、被害者やご遺族の支援を進めながら、全容解明を図ることとします Source : 国内 – Yahoo!ニュース
遮断機上がった踏切に作業車が…あわや大惨事の原因は?(産経新聞)
警報音が鳴りやみ、遮断機も上がった。何の疑いも持たずにタクシーが踏切を渡ろうとしたその瞬間-。大阪市住吉区の南海電鉄高野線の踏切で5月の深夜、列車とタクシーが衝突する事故が発生。列車は乗客を運ぶ営業用でなく、作業用だったため速度が遅く、運転手は軽傷で済み、ほかにけが人もなかった。一歩間違えれば大惨事となっていた事故はなぜ起きたのか。 【図でみる】事故現場の踏切の仕組み ■いるはずのない列車が… 大阪市住吉区沢之町の住宅街を通る府道、通称「あべの筋」。5月23日午前1時45分ごろ、この道を走行していたタクシーが、遮断機の下りた踏切の前で停車した。すでに終電は終わっていたが、そのときは設備のメンテナンスなどをするための作業列車が近づいていた。 しばらくして遮断機が上がった。男性運転手(68)がいつものように線路を渡ろうとしたところ、突然右手から作業列車が迫ってきた。 そのまま衝突し、運転席のドアは大破。幸いなことに運転手は首などに軽傷を負うにとどまった。乗客もおらず、作業列車に乗っていた作業員2人もけがはなかった。大阪府警は業務上過失傷害の疑いもあるとみて捜査している。 ■電圧上がり“誤解” なぜ、列車が通過する前に遮断機が上がったのか。 南海電鉄によると、線路には常に電気が流れ、電圧がかかっており、踏切は線路とつながった回路で電圧を自動的に感知している。 旅客を乗せている列車が線路の上を通った際は、車輪や車軸に電気が流れるため線路の電圧が低下。踏切はこれにより電車が近づいたことを把握しているという。電圧が基準値を下回れば踏切は遮断機を下ろしたり警報音を鳴らしたりし、電車が踏切を離れて電圧が再び基準値を上回れば警報音を止めて遮断機を上げる、という仕組みだ。 しかし、踏切近くで長時間止まって作業することがある作業列車の場合、同じような構造にすると遮断機が下りたままになってしまう。このため「軌道短絡装置」という線路の電圧をコントロールする機器を搭載。踏切を通過するときだけ線路の電圧を下げ、踏切を作動させているという。 事故当時も、作業員はこの機器を使用。いったんは遮断機が下がっていることから、当初は正常に作動していたものの、その後に何らかの不具合が生じて電圧が上がり、踏切側が「列車は通過した」と“誤認”したとみられている。 ■同じタイプの装置も… 不具合の原因は特定されていないが、軌道短絡装置自体に問題があった可能性も指摘されている。 事故があった踏切の線路の場合、列車が通っていない状態の電圧は約300ミリボルト。これが106ミリボルト以下になると遮断機が下りる設定になっていた。南海の担当者は「乗客が乗る営業用の電車などでは10ミリボルト以下になることも珍しくない」という。 だが事故後、南海が現場の踏切に今回事故を起こした作業列車を走らせ、軌道短絡装置を作動させたところ、電圧は122ミリボルトまでしか下がらなかった。これを受け、南海は同じタイプの別の軌道短絡装置でも同様の調査を実施。その結果、106ミリボルトは下回ったものの、その下げ幅はかなり小さかったことが判明した。「(下げ幅に)余裕がなければ、わずかの劣化でも危なくなってしまう」と担当者。南海は軌道短絡装置を全て別タイプに切り替えるとしている。 ■不具合、過去にも 安全設備の不具合による鉄道事故は過去にも起きている。 大阪府貝塚市の水間鉄道の踏切では平成25年8月、電車(2両編成)と乗用車が衝突。乗用車の男性が軽傷を負った。 踏切は事故発生時、電気系統のトラブルにより遮断機が下りず、警報音も鳴らない状態だった。同鉄道では以前から同様の不具合があったにもかかわらず放置していたとして、関係者らが業務上過失致傷容疑で書類送検されている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東大阪で建物火災 男性1人死亡(産経新聞)
19日午後1時55分ごろ、大阪府東大阪市岸田堂西の木造2階建ての長屋が「燃えている」と近所の住人から110番があった。2階部分約100平方メートルを焼き、住人男性がのどをやけどして救急搬送されたほか、男性とみられる1人の遺体が見つかった。 【表で見る】被害者多数の主な火災一覧 大阪府警布施署などによると、長屋のうち1軒には60歳前後の兄弟2人が住んでいたという。同署は遺体の身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べている。 近くの介護施設で働くパート従業員女性(44)は「真っ赤な火と黒い煙が見えた。京都アニメーションの火災があったばかりで、身近でこんなことがあるなんて怖い」と話した。 現場は大阪メトロ千日前線北巽駅から約650メートル東で、工場や住宅が立ち並ぶ地域。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース