秋篠宮ご夫妻は27日午前、日本との国交樹立100周年を迎えたポーランドとフィンランドを公式訪問するため、民間機で羽田空港を出発された。代替わりに伴い、皇位継承順位1位となった秋篠宮さまが皇嗣(こうし)として臨まれる初めての海外訪問となる。 ご夫妻はドイツを経由し、現地時間の27日夜にポーランドの首都、ワルシャワにご到着。28日に大統領を表敬訪問される。同国では100周年記念の能公演の鑑賞や記念植樹のほか、日本との文化交流の拠点となっている博物館のご視察などが予定される。 7月2日にワルシャワからフィンランドの首都、ヘルシンキにご移動。同国では大統領を表敬訪問するほか、同国発祥の子育て支援施設などにも足を運ばれる。両国で記念レセプションや在留邦人らとのご懇談の場も設けられる。日本時間の6日に帰国される。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
24時間以内に『台風』へ…27日夜遅くから28日明け方にかけ東海地方に接近 大雨に警戒を(東海テレビ)
東海地方では台風に変わるとみられる熱帯低気圧の影響で、27日夜から28日未明にかけて大雨になる見通しで、気象台が警戒を呼び掛けています。 熱帯低気圧は27日午前9時現在、奄美大島の東の海上を北北東に進んでいて、27日夜遅くから28日明け方にかけ東海地方にかなり接近し、今後24時間以内に台風になる見通しです。 梅雨前線や接近する熱帯低気圧に湿った空気が流れ込み、28日午前6時までの24時間に予想される雨の量はいずれも多い所で、三重で180ミリ、愛知・岐阜で150ミリとなっています。 気象台は大雨による土砂災害や、低い土地の浸水などに注意するよう呼びかけています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
博多祇園山笠、飾り付け本格化 お祭りムード高まる(西日本新聞)
博多祇園山笠(7月1~15日)の開幕前の27日、飾り山笠の飾り付けが本格的に始まり、福博のお祭りムードがさらに高まった。 【写真】博多祇園山笠の「追い山」 今年、設置場所を明治通り沿いからホテルオークラ福岡との間のアーケード内に移した福岡市博多区下川端町の十一番山笠・博多リバレイン(松尾公平総務)。この日、木製の骨組みに登った山大工たちが、人形師の生野四郎さん(76)の指示で、次々に人形や橋などの飾りを取り付けた。 公開は7月1日からで、標題は表が「大化の改新 乙巳(いっし)の変」、見送りが「足柄山の金太郎」。移転で山小屋が無くなったため、360度方向から観賞できるようになり、飾り付け途中の山笠に思わず足を止めて見入る通行人も。 松尾総務(68)は「アーケード内なので以前よりゆっくり見物してもらえる」と強調。生野さんは「人形の目線や飾り付けの立体感を楽しんでもらえれば」と話した。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
研究の魅力を社会に伝え、資金募る 研究費集めの新潮流
【科学力】~研究費集めの新潮流~ 少数の研究者や研究機関に研究費を集中させる「選択と集中」によって、多く研究者が研究費を取りづらくなっている。国の研究費の審査は「実績主義」に傾き、論文などの実績が少ない若手研究者には不利に働きやすい。 そうした状況のなか、少額ですむ研究なら、国を頼らず一般から資金を集めようという新たな流れが始まりつつある。クラウドファンディングを利用した資金集めだ。研究者は専用のサイトで自分の研究プロジェクトをわかりやすく説明し、何にいくらの費用が必要かを示し、期間を設定して資金を募る。 クラウドファンディングを利用する場合、研究の魅力をその道の専門家にではなく、一般社会に伝えるためのコミュニケーションの技量が不可欠だ。その技量を上げることは、研究者と社会のつながりを深めることにつながる。また、集まったお金も、国の研究費に比べて使い勝手がいいという特徴がある。 こうしたクラウドファンディングの利用は、寄付文化が根付くアメリカで一足はやく始まった。世界最大のサイトの「エクスペリメント・ドット・コム」(https://experiment.com/)では2千近いプロジェクトが寄付を受けている。今年1月の英科学誌ネイチャーの特集によると、クラウドファンディングの利用者のほぼ3分の2は博士号を持たない学生や、博士研究員など非正規ポストにいる若者たち。寄付集めに成功する率も、ベテランの研究者より若手の方が高かったという。 日本でも2014年、学術研究に特化したクラウドファンディングサイトが立ち上がった。「アカデミスト」(https://academist-cf.com/)だ。創業者でCEOの柴藤亮介さんに、研究費集めの活動や意義について聞いた。 集まった資金、1億円を突破 ――クラウドファンディングサイト「アカデミスト」を始めたきっかけは何でしょうか? 大学で原子核の理論物理学を専攻し、博士課程まで進んだとき、自分の専攻とはまったく関係ない生物学の研究者と交流する機会がありました。研究テーマは「デヅルモヅル」という深海生物なのですが、ヒトデのような形をしていて非常におもしろい。専門でなくても、高校生レベルの知識があればその魅力をわかりあえることに気づきました。当時、隣の研究室でどんな研究をしているのか互いに知らない世界に疑問を感じていたころでした。研究の魅力を社会に伝える活動に意義を感じ、一般の人から研究費を集めることもできるのではないかと考え、2014年にサービスを立ち上げました。 ――これまでにどのくらいの人がクラウドファンディングに参加し、お金はどのぐらい集まりましたか? 「アカデミスト」には「オール・オア・ナッシング」というルールがあり、決められた期間に目標額を上回らないと研究費を受け取ることができません。目標をクリアした研究者はこれまで100人弱で、集まった支援額はこの5月に累計1億円を超えました。サポーターは1万人弱です。 サポーターには大きく分けると三つのタイプの方々がいます。一つ目は、その研究者と直接面識がある人、つまり古くからの友人や知人、名刺を交換した人などです。二つ目は、その研究テーマのファン。例えば昔から星空が好きだった天文ファン、博物館に毎週足を運ぶ考古学ファンなどです。三つ目は、研究者もその分野のこともアカデミストのサービスを通じて初めて知った新規のファンです。人数でいうとだいたい3分の1ずつです。 ――思い出に残っているプロジェクトは? 最初に手がけたプロジェクト「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」が一番印象に残っています。まだ分類が十分に進んでいないこの生物の全貌(ぜんぼう)を明らかにするため、標本のDNA解析費として40万円を募ったところ、60万円以上も集まり、手応えを感じました。 そのほかの事例では、人文社会科学系の研究で、紀元前15世紀ごろに現在のトルコで栄えたヒッタイト帝国の研究です。愛とは普遍的な概念なのか、文化や文明に固有のものか、ヒッタイト社会における「愛」の意味を、当時のくさび形文字の解読を通じて突き止めようという内容でした。このときは68人から55万円が集まりました。 人文系の研究は理工系に比べて、少額の資金でも、学会に行ったり本を買ったり、研究サポートの人件費に使ったりと使いでがあり、最近は人文科学系のプロジェクトが増えています。 研究者と二人三脚、魅力的な物語描く ――どのようにして寄付を集めるのですか? 一般の人に研究に興味を持ってもらうための魅力的な「ストーリー」をどのように組むかが、われわれの腕の見せどころです。ストーリーの組み方のコンサルティング、文書の作成、タイトルの付け方などをサポートして、二人三脚でお金を集める流れです。 例えば、ヒッタイトは世界史の教科書には出てきますが、非常にマニアックなイメージです。しかし、くさび形文字といえば、誰でも小、中学校時代に写真などを見る機会があります。ナゾの文字をまじめに解読している人がいることをフックにして、研究に引き込むのです。彼個人の関心はヒッタイトの「愛」。研究のモチベーションをどんどんたどり、なぜこれなのか、これがわかったら次に何があるのか、それを進めていくと、将来どんな世界が理解できるのかを描いていく。ストーリーをネットで積極的に発信したら「実はすごい興味があったんです」と、あちこちからファンが出てきました。 ――社内の態勢はどうなっていますか? 3、4人のスタッフがおり、すべてのプロジェクトに一人ずつ担当を置いて進めています。クラウドファンディングに挑戦する人は、かなり視野が広く、自分の研究の価値を社会に理解してもらうことの意義をきちんと理解している人が多いですが、なにぶん、ずっと同じ分野を研究しているので、どこをアピールしたらいいかわからない。スタッフが、研究プロセスを理解した上で、一般人の目線で「ここがおもしろい」と自信を持って言えることが重要だと考えています。 ――サポーターへの「リターン」は何でしょうか? 研究成果のリポートをもらえたり、論文に名前が載ったり、研究者が開催するサイエンスカフェやオフ会に参加できたりと、さまざまなリターンがプロジェクトごとに設定されています。 成果だけでなく、サポーターが研究者とともに研究の進行を理解し、共有していくプロセスが、クラウドファンディングのおもしろい部分です。お金が集まった後も、研究者が定期的に進み具合を報告し、「みなさんのお金で、学会でこんなことを発表しました」「理解はこのぐらいまで進んだけど、この先はまだわかっていません」と、研究のプロセスをともに追って、サポーターの知的好奇心を満たしたり、くすぐったりすることが、リターンになるのです。 研究とは時間がかかる行為です。論文を書くのに1~2年、書籍化まで5年や10年はかかります。論文や書籍を成果物として提供するだけでは、臨場感までも共有することはできません。いままさに研究の最先端で行われていることを伝え、「私はこう考える」という思考のプロセスを共有するところがおもしろい。そこを発信するしかけをわれわれがお手伝いしているわけです。 「0から1」を生む研究費支援のインフラに ――理系のプロジェクトではどうでしょうか。 「雷雲プロジェクト」というのがありました。雷雲から出る放射線「ガンマ線」の観測を通じて雷が発生するきっかけの解明を目指したプロジェクトです。研究者は最初、国の科学研究費補助金(科研費)も、所属大学の学内の研究費も取れませんでした。アイデアはおもしろいけど前例のない研究だったため、本当に実現するかどうか疑問に思われたのでしょう。 そこで研究者は、クラウドファンディングでお金を集めてデータを取り、実績を作ってから改めて国や大学の資金を取りに行こうと考えたんです。この戦略は成功し、15年にクラウドファンディングに成功、16年には科研費を獲得し、17年に論文が英科学誌ネイチャーに載り、その年末には物理分野の10大ニュースにも選ばれました。世界トップレベルの科学研究を市民が支えた興味深い例です。 ――それほど有望な研究なら、本来は国が最初からお金をつけるべきだったのではないでしょうか。 科研費などの国の研究費は国民の税金が原資なので、支給する側としては、研究が失敗に終わることを恐れます。支給の可否は、国が委嘱した研究者が審査員となって決めるのですが、最近は分野が複数にまたがる「学際研究」や、分野が重なる「融合研究」が多くなっているので、審査員が判断に迷う局面も多いと思われます。すると、リスクを回避するため、支給しないという判断になりがちです。 リスクを取ってあえて支給に踏み切れる仕組み、真に新しくておもしろい研究にお金をつける仕組みが必要ですが、国がそれに対応しようとすると、審査態勢の充実のために人材やお金など膨大なリソースが必要になるでしょう。その点、クラウドファンディングは、一般の人が「面白い」と思った研究を支援するので、結果が問われることはありません。ですから国よりも民間の方がやりやすい側面があります。 大切なのは、そのような資金の「入り口」をたくさん作ることだと思います。雷雲プロジェクトのように前例がない研究、「0から1をねらう」研究に資金をつけ、研究の多様な芽を育てる公的なインフラは日本に多くありません。国がやりづらいのであれば、民間が担っていきたい。うまく芽が出た後は、国の資金で1を100にしていけばいいのです。今春からは、ベンチャーキャピタル(VC)と組み、集まった支援と同額の追加支援を企業から得られる「マッチングファンド」も始めました。何の役に立つかわからず、芽が出るまでに時間のかかる基礎研究をピックアップしていきたいと思います。((聞き手・嘉幡久敬)) 柴藤亮介(しばとう・りょうすけ) 首都大学東京で原子核の理論物理学を専攻、博士課程単位取得退学。2014年、日本初の学術系クラウドファンディングサイト「アカデミスト」を設立。同社CEO。34歳。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海上自衛隊掃海艇が貨物船と衝突 けが人なし、瀬戸内海(共同通信)
27日午前0時ごろ、広島県尾道市の高根島の北東約1.5キロの瀬戸内海で、海上自衛隊の掃海艇「のとじま」(乗員41人)と貨物船(乗員5人)が衝突した。けが人はおらず、油の流出や沈没の危険はないという。海上保安庁が詳しい状況を調べている。 海自によると、のとじまの船体右後方と、貨物船の船首付近にそれぞれ損傷がある。のとじまは京都府舞鶴市にある第44掃海隊の所属で、広島県の海自呉基地に向けて航行中だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
湖東記念病院再審 検察「呼吸器外され死亡」主張へ 立証方針を地裁再提出(産経新聞)
滋賀県東近江市の湖東記念病院で平成15年、人工呼吸器を外して男性患者=当時(72)=を死亡させたとする殺人罪で懲役12年が確定し、服役した元看護助手の西山美香さん(39)の裁判をやり直す再審公判で、検察側が従来通り、男性患者の死因が呼吸器が外されたことによる酸素供給途絶であることを立証していく方針を示したことが26日、弁護団への取材で分かった。 弁護団によると、地裁は検察側に対し、第2回三者協議までに再審公判での主張・立証の方針を示す「立証方針メモ」の提出を求めていたが、検察側は「男性の死因などについては弁護側の方針を踏まえたうえで立証する」などと具体的な方針を示さなかった。地裁は検察側の対応を「筋がちがう」と問題視し、再提出を求めていた。再提出されたメモには自白の信用性についての言及はなかったという。 地裁は再審決定の決め手となった「致死的不整脈で自然死した疑いがある」とした医師の意見書などを、再審公判でも証拠として扱うように検察側に促している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日本学び留学へ 清風学園生が田植え体験(産経新聞)
英語で日本を語り、日本人の代表になれる国際人を育てる-。そんな理念のもと、清風中学校・高等学校(大阪市天王寺区)に創設された「国際コース」が、2年目を迎えた。中高一貫コースで2年半にわたって英語と日本の文化や社会を学び、さらに21カ月の海外留学がある全国的にも珍しいカリキュラム。1期生、2期生の全員が、米文化の原点といえる「お田植え祭」を、初めて体験した。 米作りに関する神事と田植え、生産者らとの対話による座学を通して理解を深める試み。田植えは22日、岡山県倉敷市にある無農薬無肥料の自然栽培農園で行われた。食育を重視し、この農園の米を学食に導入している縁で実現した。 当日は神事に続き、生徒たちが素足で泥の中に踏み込んだ。大人に交じって苗を手植えし、生産の苦労を実感。1年生の一人は「タニシの感触が足に伝わってきた」と目を輝かせた。 座学では、農園のスタッフらから自然栽培の意義や利点、苦労話などを学習。「なぜ等間隔に苗を植えるのか」「なぜ肥料をやると稲が弱くなるのか」などと、熱心な質問が飛びかった。 国際コースの定員は1学年5人だが、現在在籍しているのは1期生、2期生が2人ずつ。その理由について、「定員ありきではなく、成績を勘案した結果」と鎌田隆・国際コース部長が説明する。 もともと「国際的リーダーを育てたい」という平岡弘章・副校長の思いから創設されたコース。伊藤博文ら日本初の欧米留学生「長州5(ファイブ)」にあやかろうと設定した定員5人「清風ファイブ」だったが、日本の代表として送り出せるレベルに達しているかを優先しているためだ。 提携校は米英など5カ国にあり、中3になると希望校に英語のエントリーシートを提出。さらに英語での面接を経て留学の合否が決まる。このため英語は、この難関に対応できる特別なカリキュラムが組まれている。 日本の文化を学ぶことも重視。能・狂言や禅などに常に接し、茶道には特に力を入れる。茶道部の部活だけでなく、月1回京都の表千家から講師を招き、歴史や作法などを学んでいる。 自身の留学時に、いかに日本のことを知らずにいたかを痛感したという平岡副校長は「留学先で生徒は、日本の代表として周囲の生徒の刺激にならなければいけない」と日本文化を学ぶ意義を強調する。 清風ファイブの1期生が、海外へはばたくのは来年7月だ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
パプアニューギニア ウラウン山で規模の大きな噴火 噴煙の高さは1万9千メートル(ウェザーニュース)
日本時間の6月26日(水)、パプアニューギニアのニューブリテン島にある火山、ウラウン山で規模の大きな噴火がありました。 この地域を管轄するオーストラリア・ダーウィンの航空路火山灰情報センター(VAAC)によると、噴煙の高さは1万9千メートルあまりに達しているとみられ、その様子は気象衛星ひまわりからも確認出来ます。 ウラウン山は標高2334mの成層火山で、日本では「ラバウル富士」とも呼ばれ、近年も火山活動が活発となっていました。 呼吸器官への影響が懸念 27日(木)7時の時点では既に、大量の噴煙を上げる噴火は収まっている模様です。 26日(水)に噴出した火山灰は、山の南側と東側へ拡散しているものとみられます。地上に舞い降りた場合は肺などの呼吸器官への影響が懸念されますので、屋内へ退避する等の対策が望まれます。また現時点では、濃い噴煙が日本列島へ流れ込むことはない予想です。 また、火山灰による航空機への影響も懸念されるため、航空路火山灰情報センターは航空路火山灰情報を発表し、航空機向けの警戒レベルであるカラーコードを、4段階中で最も高い「RED」と発表しています。 多量の火山灰を含んだ大気中を飛行すると、それを吸い込んだエンジンの出力が停止したり、窓ガラスに傷が付いて見通しが利かなくなるなど、運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあるためです。 国際線の航空機は通常、高度1万~1万3千メートルを巡航します。パプアニューギニア周辺には大動脈と言えるほどの航空路はないものの、周辺諸国を結ぶ便や、日本とオーストラリアのシドニーやメルボルンを結ぶ便などに影響が出る可能性があります。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
神戸-関空は2時間以上…「車利用控えて」 G20サミット開催の交通規制で(産経新聞)
大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の開催に合わせ、27日から30日までの4日間、大阪市中心部の高速道路では大規模な通行止めが実施される。通常なら神戸・三宮から車で1時間ほどで着く関西国際空港までは、市外を迂回して2時間以上かかる見通しだ。規制区間外での渋滞も予測され、G20サミットの関係機関は期間中の鉄道利用を呼びかけている。 阪神高速道路では27~30日の連日、早朝から深夜まで環状線など10路線で通行規制。3号神戸線で大阪市内方面へ向かうと、西長堀ランプから先は一般道へ移らざるを得ず、5号湾岸線で関空方面へ向かうと北港ジャンクション(JCT)から先は湾岸舞洲ランプで下りるか、2号淀川左岸線に入らなければならない。 3号神戸線の京橋ランプから梅田ランプまでの所要時間は通常なら約35分だが、27日から4日間の日中にこの区間を移動するには、名神高速道路を経由して一般道を走行する必要があり、渋滞を回避できたとしても1時間近くかかる。 各国首脳が利用する関空でも、対岸とを結ぶ連絡橋が時間帯によって通行止めに。神戸・三宮発着のリムジンバスもほぼ全面運休となる。神戸空港との間を約30分で結ぶ高速船「ベイ・シャトル」は28日と30日は運航予定だが27、29日は全便の運休が決まっている。 一方、鉄道各社はG20サミット期間中も通常ダイヤでの運転を予定しており、神戸市中心部から大阪(梅田)までの所要時間はJR新快速で20~25分程度、阪神や阪急の私鉄特急なら30~35分程度だ。関空への移動も車より鉄道がスムーズで、ダイヤの乱れがなければ1時間半ほどで到着できる。 兵庫県警は「交通混雑を想定して車での外出を控え、時間が計算できる電車の利用をお願いしたい」と呼びかけている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
サミットで阪神高速の大規模規制始まる G20(産経新聞)
大阪市で28、29日に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で、各国首脳らが27日早朝から大阪入りし、高速道路や一般道での大規模な交通規制が始まった。 同日午前6時ごろ、大阪市中央区の阪神高速・法円坂の入り口では、山形県警の警察官らが入り口の前に「G20大阪サミットのため封鎖されます」との看板やカラーコーンを置き、高速に入ろうとする車を一般道に誘導していた。 阪神高速は30日までの4日間、大阪市内を走る環状線など10路線で早朝から深夜まで全面通行止めになるほか、首脳らの動きによってはほかの路線も一時的に通行止めとなる。27日の規制は午後10時ごろまで続く見込み。 一般道も首脳らが宿泊するホテル周辺など大阪市内9カ所で、首脳らの移動に合わせて通行止めとなる。また、会場の国際展示場「インテックス大阪」(大阪市住之江区)がある人工島・咲洲(さきしま)や関西国際空港に入る車はすべて検問の対象となるほか、首脳らが宿泊するホテル周辺も検問などの警戒が強化されている。 大阪府警のホームページなどで規制の詳しい内容を説明している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース