大学教員が研究に使えるのは働いた時間の3割強で、16年前より10ポイント以上減っていることが、文部科学省が26日に公表した調査でわかった。学生を教育するのに費やす時間や、医学教員が診療する時間の割合が増えたことなどが影響した。事務作業には2割弱が割かれており、担当者は「事務時間を研究に回せる対策が必要だ」と話している。 調査では、常勤の教授と准教授、講師、助教をまとめた大学教員の昨年度の研究時間は、働いた時間の33%だった。2002年度は47%、08年度は36%、13年度は35%で、減少が続いている。 立場ごとでは、教授が32%、准教授が33%、講師が29%、助教38%。任期付きの研究者らが77%、博士課程の学生は86%、大学病院で診療しながら研究もする「医局員」は15%だった。政府は23年度までに助教の研究時間を5割以上にするなどの目標を掲げているが、なお隔たりがある。 理学や工学、農学の研究時間の割合は08年度以降、あまり変わっていなかったが、医局員ら保健分野で研究時間の割合が減ったことが全体を押し下げたとみられる。 今回初めて、競争的資金を申請するための書類作成に費やした時間も調べた。平均して年間43時間で、研究時間の5%、働く時間の1・7%だった。 調査は大学教員や博士課程の学生らをそれぞれ無作為に選び、計9440人から回答を得た。回収率は57・5%。調査は02年から約5年ごとに実施している。(合田禄) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アメリカ人セレブ発表の「Kimono」というブランド名が、世界で批判を呼んでいる理由(BuzzFeed Japan)
米国人セレブリティのキム・カーダシアンさんが6月25日夜(米国現地時間)に発表した新しい補正下着ブランドの名が、議論を呼んでいる。 新ブランドの名は「Kimono(着物)」。多様性をテーマにしており、賞賛の声がある一方で、その名前で商標登録を申請していることもあり、「文化の盗用」という批判が広がっている。【冨田すみれ子/ BuzzFeed Japan】 「Kimono」というネーミング カーダシアンさんが発表したのは、様々な肌のトーンに合わせた9色の補正下着で、サイズもXXSから4XLまで幅広く揃えているという。 Twitter上では「これなら私の肌の色にも合う」「こんな下着が出るのを待っていたの」という声も多く見受けられた。 一方で「Kimono」という命名に対しては、各方面から批判や疑問の声が上がっている。 発表直後からTwitterでは「全く着物に見えないものに対し着物と命名するのは日本文化に対して失礼」「着物は下着でない」などという批判が相次いだ。 「文化の盗用」とは、本人の出身や所属とは違う国・地域の文化や伝統を、自己流に利用したり、盗用したりすることを意味する。 米国などでは、著名人が他国の民族衣装を模した衣装を舞台などで着用し問題となっているが、著名人だけでなく、ハロウィンイベントで海外の伝統衣装を模したデザインのコスチュームを着ることなども問題視されている。 Twitter上では「Kimono」とカーダシアンさんのキムという名前や落胆の心情を掛けて「#KimOhNo」(キム、オー、ノー)というハッシュタグも誕生し、ユーザーが日本の着物の写真を掲載、「これが本物の着物です」というメッセージを送っている。 命名理由は説明されず カーダシアンさんはtwitterで次のように述べた。 「遂に昨年からずっと取り組んできたプロジェクトを発表できます。これは私が15年くらい実現を夢見ていたもの」 「私も補正下着をつけるときは、自分に合うように切ったりしないといけなくて、それに自分の肌の色に合うものがなかなか見つからなかった。私たちはこのような問題に対して解決策が必要だったんです」 色やサイズの多様性に合わせた補正下着への情熱を語る一方で、Kimonoという名前をつけた理由などは説明されていない。 米国を始めとする各国のメディアでは、相次いでこの件について「文化盗用」という批判論調での記事が上がっている。 次ページは:「配慮が全く感じられません」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
禁止区域内で性風俗営業容疑、経営者ら男女3人逮捕 (産経新聞)
性風俗店の営業が禁止されている区域で客に性的サービスを提供したとして、大阪府警淀川署などは26日、風営法違反容疑で、大阪市淀川区西中島のエステ店経営、宮本裕子容疑者(65)=同区木川東=と夫で共同経営者の健司容疑者(68)=同区西中島=ら3人を逮捕、送検したと発表した。 逮捕、送検容疑は6月9日、営業禁止区域にある店内の個室で客の男性に性的なサービスを提供し、風俗店を営んだとしている。 同署によると、宮本容疑者は容疑を認め、健司容疑者は「妻が経営しているので運営内容を知らない」と容疑を否認しているという。経営していた違法風俗店は3店舗で、利益は計約2億6千万円に上るとみられる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ボールで非常灯破壊の動画、少年ら任意聴取(共同通信)
6/26(水) 20:00配信 神戸市の立体駐車場でボールを蹴って非常口の誘導灯を壊す様子を撮影した動画がネット投稿され、兵庫県警が器物損壊の疑いで少年4人から任意で事情を聴いていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
わいせつ動画配信 元AV女優ら逮捕(FNN.jpプライムオンライン)
6/26(水) 19:56配信 FNN.jpプライムオンライン インターネットサイト「FC2」でわいせつな行為をライブ配信していた疑いで、元AV女優の常住愛容疑者(30)ら2人が逮捕された。 常住容疑者らは、1分間視聴するごとに最大で600円を支払わせていて、常住容疑者は「生活費を稼ぎたかった」などと容疑を認めている。 FNN 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
信号また赤か… G20交通量減へ大阪府警が回り道作戦
主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の舞台となる大阪で27日早朝から大規模な交通規制が始まる。府警は信号機を制御して都心への交通量を減らす作戦を展開する。電車や地下鉄はほぼ通常運行の見通しだが、タクシーやバスは大きな影響を受けそうだ。 小さな渋滞を生み出し、大きな渋滞を回避――。大阪府警は信号機の「青」「赤」の点灯時間を調整し、あえて車が大阪市中心部に入りにくい混雑状況をつくり、回り道を促す作戦に挑む。 G20期間前後の27~30日の4日間は、各国の首脳らがサミットの主会場や大阪市内の滞在先のホテル、関西空港などを行き来する。このため大阪市中心部の阪神高速が早朝から深夜まで通行止めになるほか、ホテル周辺など9エリアの一般道が首脳らの出入りに合わせて断続的に規制される。 府警は大渋滞を回避するため、「交通量50%削減」を目標に掲げ、マイカーや営業車などの利用自粛を呼びかけてきた。ただ、実際にどれほど協力が得られ、削減できるかは不透明だ。 そこで今回、信号機をコントロールする作戦をとることにした。「オフセット」と呼ばれる手法で、車の流れに合わせて大阪市中心部へ続く各交差点の信号機を「赤」に調整し、車が交差点ごとに停車しなければならない状況をあえて作る。一方で、市外へと続く一般道の各交差点の信号は走行中の車に合わせて「青」に調整して流れやすくし、ドライバーはおのずと迂回(うかい)していく――作戦にはそんな狙いがある。秋に3万人余りが大阪市を駆け抜ける大阪マラソンでも使っている手法だ。 信号の制御で重要な役割を担うのが、大阪府内の約1万2千基の信号を操る府警本部の交通管制センターだ。G20期間の交通規制は早朝から深夜に及ぶ長期戦で、センター員は混雑の状況を見極め、臨機応変に信号を調整する。普段は5、6人で対応しているが、G20期間前後は要人らの移動時に交通規制の司令塔も担うので、10倍以上に増員して対応する。3月から本番想定の訓練を重ねてきた。 府警交通部幹部は「交通管制センターは交通規制の頭脳。滞りなくサミットを終えるための鍵を握る。前例のない大規模規制なだけに緊張感を持って臨みたい」と話す。(高木智也) ■タクシー、予約断る… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
20か所以上の刺し傷が…近隣トラブルで強い殺意か 名古屋・北区男性2人刺殺事件(中京テレビNEWS)
中京テレビNEWS 名古屋市北区で24日、男性2人が男に刃物で刺され死亡した事件。逮捕された男が住む家の向かいの、マンションに住んでいた男性には20か所以上の刺し傷があったことが新たにわかりました。 26日午前8時半ごろ、名古屋・北警察署。 「マスクに眼鏡姿の佐藤容疑者が車に乗り込みます。これから検察庁へ送られます」(記者) 殺人の疑いで送検された佐藤俊彦容疑者(38)。しっかりとした足取りで警察車両へと乗り込みました。 現場付近の住民が撮影した、事件直後の様子をとらえたとみられる映像。路上で1人の男性が横たわっているのが確認できます。倒れていたのは、小笠原智之さん(44)。 そして、現場にはもう1人、血を流して倒れていた男性の姿が。佐藤容疑者の向かいのマンションに住む赤松英司さん(41)。 2人は搬送先の病院で死亡しました。 「2人がいたときにたぶん刺してたんだろうね。刺された後に振り返って、血だらけっていうのがわかったから。刺した人もみたよ、細い人」(目撃者) その後、現場から逃走していた佐藤容疑者が小笠原さんを殺害した疑いで緊急逮捕されたのです。 佐藤容疑者と亡くなった2人。3人の間にいったい何があったのでしょうか。 24日夜。赤松さんと小笠原さんは2人で、佐藤容疑者の自宅を訪れたといいます。 2人が家の前で大声を出し、佐藤容疑者が家から出てくると、約60メートル離れた路上へ。この間、いずれかの場所で口論となり、事件が起きたとみられているのです。 そして、捜査関係者への取材で新たにわかったのが、2人の遺体の状況。小笠原さんの3か所の刺し傷に対し、赤松さんには胸など20か所以上の刺し傷があったといいます。 こうした状況から赤松さんに対してより強い殺意があったとみられているのです。 きっかけとして考えられるのが、佐藤容疑者が抱える“トラブル”。 「こちらが佐藤容疑者の自宅です。確認できるだけでも、複数の防犯カメラが取り付けられています。また防犯カメラの横にはセンサーライトも取り付けられています」(記者) 佐藤容疑者の家の前には、近所を警戒してなのか、複数台の防犯カメラが設置されています。人付き合いがほとんどなく、あいさつを交わすこともなかったという佐藤容疑者。 近隣住民とのトラブルが相次いでいて、向かいに住む赤松さんとも以前からトラブルがあったとみられています。 調べに対し、黙秘しているという佐藤容疑者。警察は、赤松さんに対する殺人容疑での立件も視野に調べを進める方針です。 中京テレビNEWS 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
27日朝までに台風発生 西日本に接近・上陸か 大雨警戒(ウェザーマップ)
熱帯低気圧から変わる台風と前線の影響により、沖縄・奄美では27日(木)朝にかけて、西日本の太平洋側は27日朝から雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒すると共に、うねりを伴った高波や強風にも注意が必要となる。 26日午後3時、沖縄の南にある熱帯低気圧は、26日夜に沖縄本島地方に接近した後は奄美地方を北上し、27日朝までに台風となる見込み。その後、27日昼前から夜にかけて、西日本の太平洋側へ接近・上陸し、28日(金)には東日本の太平洋側に進むおそれがある。 また、東シナ海から九州を通って四国の南にのびている梅雨前線が、27日には朝鮮半島から東北まで北上する見込み。熱帯低気圧から変わる台風や、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、南西諸島では27日にかけて、西・東日本は28日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見通し。 <大雨・雷・突風> 沖縄・奄美では27日朝にかけて、西日本太平洋側では27日朝から夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。 また、28日にかけては、東日本で大雨となるおそれがある。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒すると共に、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう心掛けたい。 <強風・高波> 沖縄・奄美では強い風が吹き、海はうねりを伴いしけとなっている。27日は西日本の海上を中心に広い範囲で強い風が吹き、太平洋側ではうねりを伴ってしける見込み。うねりを伴った高波や、強風に対して注意が必要だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
2歳衰弱死、母親らを再逮捕へ 保護責任者遺棄致死疑い
札幌市の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し母親の池田莉菜容疑者(21)と交際相手の藤原一弥容疑者(24)が傷害容疑で逮捕された事件で、北海道警は、両容疑者が詩梨ちゃんに食事を十分に与えず死亡させた疑いが強まったとして、保護責任者遺棄致死の疑いで27日にも再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。 詩梨ちゃんは6月5日、莉菜容疑者からの119番通報で病院に運ばれ、死亡が確認された。捜査関係者によると、頭や顔にあざがあったほか、たばこを押しつけられたようなやけどの痕が複数見つかった。体重は同じ年代の半分ほどの6キロ程度だったという。傷害容疑について、両容疑者は否認している。 道警は、詩梨ちゃんへの日常的… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山形県沖地震から1週間あまり――気象庁「平常時より地震が多い状況は継続」(THE PAGE)
新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測した山形県沖の地震から1週間あまりが経過した。気象庁は発生当初、「地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意」としていたが、26日に「地震活動は時間の経過とともに減少している」と発表した。 ただ、一方で「平常時より地震が多い状況が継続しており、山形県沖の一連の地震活動は当分続くと考えられる」としており、引き続き、地震への警戒を呼び掛けている。 発生から1週間の地震活動 6月18日午後10時22分に発生した山形県沖の地震の規模はマグニチュード(M)6.7。震源は山形県沖(酒田の南西50キロ)で、深さ14キロ。 気象庁によると、地震発生後、26日午前8時までに震度1以上を観測した地震は36回発生している。最大震度別でみると、最大震度4は1回、最大震度3は4回、最大震度2が8回、最大震度1が23回となっている。 また、M3.5以上の地震回数を調べると、12回だという。これは、地震発生から同じ期間で見た場合、昨年6月の大阪府北部の地震(M6.1)よりは多く、1993年の能登半島沖の地震(M6.6)は少ない水準となる。 今回の地震によって、秋田県から石川県にかけて津波も観測されている。最大波は山形県鶴岡市鼠ケ関で11センチ。このほか秋田県秋田、新潟県新潟、石川県輪島港でそれぞれ8センチとなっている。 日本中どこでも… 24日以降、震度1以上の地震は発生していない(6月26日午前8時現在)が、特に揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている可能性があるため、被災地では復旧作業などを行う場合は、地震活動や降雨の状況に注意が必要だ。 また、気象庁は「日本国内では、いつどこで強い揺れが発生してもおかしくない」としている。被災地以外であっても、この機会に「住宅の耐震化」、「家具の転倒防止」、「備蓄品や避難場所の確認」といった地震への備えを見直したい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース