ラグビーW杯開幕戦での日本の快勝劇から熱気さめやらぬ22日、W杯戦士5人が所属するサントリー・サンゴリアスの練習場から近い御用達の店「そば酒庵 寿々屋」(東京・府中市)の鈴木朗之店長(44)が選手にエールを送るとともに“チカラメシ”を語った。日本史上初のハットトリックを決めたウィング松島幸太朗(26)、SH流大(ながれ・ゆたか、27)らサントリー選手のほとんどが訪れる。名前の通り「そば」が大変おいしい名店なのだが、9割方の選手が注文するのは…。(樋口 智城)
選手向けのデカ盛り「生姜焼き御膳」、実際に食べてみた。タレの具合が絶妙で、上品な味。こりゃイケるなあ…とどんどん食べ進めることはできるのだが、やはり通常の倍は普通の人間にはキツい。完食後に鈴木店長に「こりゃ毎日食べたら死にますよ」と言うと「普通の人なら当然かも」との答えが返ってきた。
選手来店のきっかけは「良く分からない」。10年ほど前から外国人選手が来店し始め「その後みるみるガタイのいい人を見かけるようになって、いつの間にか」常連ラガーマンであふれるようになったという。
「寮に出前とかもしてましたから。そこから広まったのでは」と鈴木店長。今は地元ケーブル局のラグビー番組のスポンサーにもなっている。「流さんは、代表に選ばれて忙しくなる前は毎日来ていただいてました。たいてい1人、後から他の選手も来て、最後はみんなで帰るという感じで」。優勝時には監督らとともにお礼訪問を受けるなど、交流が続いている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース