任期満了に伴う東京都目黒区長選は19日投開票され、無所属現職の青木英二氏(65)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元区議の山本紘子氏(43)=立民、共産、社民、生活者ネット推薦=と日本維新の会新人で医師の田淵正文氏(61)を破り、5選を果たした。投票率は前回の26・02%を大きく上回る33・33%、当日有権者数は22万9594人。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、候補者らは街頭演説を縮小するなど異例の選挙戦となった。
午後11時過ぎに事務所に姿を現した青木氏は、感染防止のため支援者とのバンザイも行わず、報道陣に「今まで経験のないような選挙だった。今日から職員と一丸となって、見えない敵であるウイルスと戦い抜く決意で5期目をスタートさせたい」と述べた。
青木氏は4期16年の実績を強調し、待機児童ゼロの継続などを公約。山本氏は「区長と区民が直接つながる目黒区」を掲げ、田淵氏は区長の多選禁止などを訴えたが、及ばなかった。
投票所では受け付けの係員が消毒済みの鉛筆を渡し、筆記用具の持ち込みも認めた。担当者によると、2割弱が持参したという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース