「空を見て、光っている」。2020年11月17日午後10時半ごろ、なにやら声が聞こえるので外に出てみると、夕暮れ迫る空に薄い雲が広がり、太陽の光を浴びて虹色に輝いている。 すぐに消えてしまうかもしれない。急いでカメラとビデオで撮りだした。非番の気象隊員も出てきて、カメラを向けている。「もしかして、極域成層圏雲?」「そうだと思う。上空の気象データをみるとわかる」 太陽が出ない「極夜」が終わり、春を迎える頃、南極上空が零下78度以下に冷えると、この雲ができやすくなる。「そろそろかな」と夕暮れの空を気にしてながめていたが、実際に見たことがないので、それだと見分けるのは難しかった。 黄金の夕日が輝く上、灰色の… この記事は有料記事です。残り652文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Kodai Senga says it’s ‘surreal’ to join Mets rotation
New York – Japanese pitcher Kodai Senga joined the New York Mets on Monday, taking his place alongside idols Max Scherzer and Justin Verlander in the MLB club’s starting roster. “It almost feels surreal,” Senga said through an interpreter at a news conference, showing off his new uniform after completing […]
未明の住宅街に刃物が刺さった重傷男性 犯人は逃走、大阪府警が捜査
2022年12月20日 8時57分 20日午前1時20分ごろ、大阪府豊中市岡町南2丁目の路上で「後ろから来た者に背中を刺された」と会社員の男性(50)から110番通報があった。男性は腰に重傷を負い、治療が続いているという。府警は殺人未遂事件として逃げた犯人の行方を追っている。 豊中署によると、午前1時過ぎ、豊中市の阪急岡町駅から徒歩で帰宅中の男性が後ろから何者かに刺された。包丁のような刃物が右腰の後ろに刺さったままうずくまっていて、救急搬送された。命に別条はないとみられ、カバンなど奪われた物はないという。 男性は駆けつけた警察官らに「面識がない人物だった」などと説明したといい、府警は付近の防犯カメラを調べるなどして捜査している。 現場は阪急岡町駅から南西に約400メートルの住宅街。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
工業高生伝統の手作り和釘、地域の活気をつなぎとめる 熊本・球磨工
熊本県人吉市の県立球磨工業高校機械科の生徒たちが、伝統の和釘づくりを続けている。断面が四角になることが特徴の和釘は、大量生産の洋釘に比べて入手が難しく、高価だ。生徒たちの手で1本ずつ打たれた釘は観光船や伝統建築に使われ、地域の活気をつなぎとめている。 同校の鍛造室で、コークスが赤々と燃えていた。長さ約5センチの鉄片を赤くなるまで熱したら、「やっとこ」で挟んで金床へ。金づちで角を丸め、再び熱した後に、「エアハンマー」と呼ばれる機械でガンガンとたたいて大まかに形を整える。後は熱して、金づちでたたいてを繰り返し、最後に頭を曲げたら「舟釘」のできあがりだ。 和釘づくりをしているのは、機械科の3年生。テーマを選んで学ぶ「課題学習」の一環で、例年、春から取り組んでいる。 熱した金属をたたいて形を整えていく鍛造は、普段の授業では取り組まない内容だ。村田壮一郎さんは「エアハンマーの加減が難しい。細くならなかったり、割れてしまったりします」。強くたたきすぎると、ぺちゃんこになることも。そうなったらやりなおしだ。村田さんはこの日、一度もやりなおさず30分ほどで1本を仕上げた。 川くだりの観光船や神社のほこらにも 最初は、3時間で1本できる… この記事は有料記事です。残り526文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
GPSが明らかにした空白の航路 知床事故、沈没直前に起きた異変
北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故について、国の運輸安全委員会が公表した調査報告書では、カズワンが沈没するまでにたどった航行経路も明らかになった。報告書の内容と関係者の証言から読み解く。 航行経路は、乗客の携帯電話から発信された位置情報記録で解析した。4月23日午前9時55分~午後1時13分の間に、35地点の位置記録が確認された。それらをつなぐと、船は折り返し地点の知床岬に到達し、復路の途中で沈没していたことが分かった。 午前10時ごろにウトロ漁港を出発したカズワンは、半島西側の沿岸を巡りながら、38分後に漁港から約14キロ地点の「カムイワッカの滝」沖を通過。この時点では、過去の運航と比べても通過時刻の差はほとんど見られなかった。 折り返し地点の知床岬には… この記事は有料記事です。残り3725文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千原ジュニアさんからお題 「この鬼には絶対勝てる、その理由は?」
滝川直広2022年12月19日 19時30分 芸人の千原ジュニアさんが出身地・京都府福知山市の鬼伝説にちなんだ「鬼大喜利」を企画した。お題は「『この鬼には絶対勝てる』。その理由とは」。 市内の「鬼スポット」を自身の動画チャンネルで紹介しており、その中で出題した。市とのコラボで、回答は25日までに市の公式ツイッターなどへ。 ジュニアさんが厳正に審査する。「ジュニア賞」の受賞者には、本人のサイン入り色紙などが贈られる。大喜利の「鬼」をうならせるオチが見つかるか。(滝川直広) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
両親殺害「介護疲れではない」 検察、引きこもり次男に無期懲役求刑
中山直樹2022年12月19日 19時40分 福岡市西区の自宅で両親を殺害したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われている次男で無職の松本淳二被告(60)の裁判員裁判の論告求刑公判が19日、福岡地裁(鈴嶋晋一裁判長)であった。検察側は「容赦のない冷酷な犯行で悪質」として、無期懲役を求刑した。判決は来年1月6日。 検察側は論告で、引きこもりだった松本被告が事件当日、父博和さん(当時88)から初めてトイレの介助を頼まれただけで殺害を決意したと主張。「『介護疲れ』とは異なる」と述べた。母満喜枝さん(同87)を口封じのために殺害したとし、「酌量の余地はない」とした。 弁護側は、絞殺という手段が、過去に無期懲役の判決が出ている殺人事件と比べて残虐性が低いとし、松本被告が公判で起訴内容を認めて素直に供述していることなどを挙げ、懲役23年程度の有期刑が相当だと主張した。 起訴状によると、松本被告は昨年6月20日、同居していた博和さんの首を電気ポットのコードで絞めて殺害し、元酒店の自宅にあった冷蔵ケースに遺体を運び入れて遺棄。目撃した満喜枝さんの首をコードで絞め、冷蔵ケース内で窒息死させたとされる。(中山直樹) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
M-1優勝「ウエストランド」 岡山県津山市も祝福「明るい話題」
礒部修作2022年12月19日 20時00分 漫才の日本一を決める「M―1グランプリ2022」で岡山県津山市出身のお笑いコンビ「ウエストランド」が第18代王者に輝いたことを受け、市は19日、横断幕を作製し市役所に掲げた。屋外に設置する懸垂幕も準備中で、近く設置するという。 2人は津山西中学校と津山商業高校の同級生。昨年6月には、津山市の産業の魅力を発信する「つやま特命大使」に就任。任命した市の外郭団体・つやま産業支援センターのユーチューブチャンネルに出演するなどふるさとを応援している。 18日の優勝を受け、市は急きょ、プリンターを駆使して「祝優勝」の紙製横断幕(横420センチ、縦約90センチ)を作製。市役所の市民ロビーなど2カ所に掲げ、スマホで撮影する市民もいた。 また、谷口圭三市長は「優勝は市民にとってこの上ない明るい話題。日本一の漫才師として今後の更なる活躍をお祈りしています」と談話を出した。(礒部修作) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
除雪機の下敷きになり78歳男性が死亡 大雪が降った山形県鶴岡市
須田世紀2022年12月19日 21時06分 山形県鶴岡市上田沢の住宅で18日午後4時ごろ、この家に住む無職の男性(78)が除雪機の下敷きになっているのを妻が見つけ、近所の人を通じて119番通報した。男性は意識不明の状態で病院に運ばれ、約1時間50分後に死亡が確認された。山形県警によると、雪害による死亡者はこの冬初めて。 鶴岡署の調べでは、男性は同日午後2時ごろから1人で手押し式の除雪機で作業していた。妻が見つけた時は雪をかき出すローターは停止していたが、除雪機のエンジンがかかったままだった。 県庄内総合支庁によると、事故前の18日午前8時時点の同市上田沢の積雪量は48センチ。24時間後には120センチまで増えるほどの大雪が降っていた。(須田世紀) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大雪で車の立ち往生相次ぐ 新潟・柏崎の国道8号 食料配布も
2022年12月19日 21時11分 強い冬型の気圧配置となった19日、北日本から西日本の上空に冷たい寒気が流れ込み、北陸地方を中心に大雪が降った。気象庁によると、19日に観測された12時間降雪量の最大値は、新潟県長岡市で66センチ、同県柏崎市で62センチとなり、いずれも観測史上最大となった。 大雪の影響で、柏崎市の国道8号では渋滞が発生。大型トラックなどが複数の場所で立ち往生した。解消してもすぐ立ち往生が発生する状態が続いたため、国土交通省は同日正午過ぎ、関係する約22キロの区間を、災害対策基本法に基づき、道路管理者の権限で通行の支障となる車両の移動などができる区間に指定した。午後3時40分には、この区間を全面通行止めとし、除雪作業を本格化させた。 国交省によると、大雪の影響で新潟県内の高速道路が18日から通行止めとなった影響で、大型車が国道8号に流れ込んだとみられる。付近は片側1車線の場所が多く、回り道できる幹線道路もないという。現場では、長時間車内で待機しているドライバーに食べ物を配るといった支援が行われた。 気象庁によると、20日午後6時までの24時間に降る雪の量は多い所で、北陸、東北で各50センチの予想となっている。西日本の雪は次第に弱まるが、北~東日本の日本海側では20日にかけて大雪となる所があるという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル