伊藤唯行2022年9月23日 19時00分 こうべを垂れる稲穂が風に揺れるこの時期、青森県の津軽半島を走る国道280号沿いには、手作りのかかし約400体が並ぶ。スポーツ選手にお笑い芸人、ゲームのキャラまで。脇見に注意は必要だが、運転が楽しくなる。さて、私は一体誰でしょう――。 国道の番号から「かかしロード280」と銘打ったイベント。スタート地点は、青森市中心部から北西に数キロ先に行った青森市油川地区で、蓬田村、外ケ浜町、今別町を抜け、津軽半島先端の竜飛崎のゴールまで、国道沿いや周辺にかかしが点在する。 沿道の住民らでつくる実行委員会(永井幸男委員長)が2007年、田んぼが黄金色に変わる風景に映えるかかしを立てて地域を盛り上げ、道行く人に楽しんでもらおうと始めた。 かかしは、保育園児や児童・生徒から会社員まで地域住民を中心に、幅広い年代の人が作っており、毎年参加する常連も多い。 できばえも様々で、特徴をうまくつかみ、思わずうなるほどの作品もあれば、付けられているタイトルを見るまで、誰なのか分からないものも。優秀な作品には「かかし大賞」などの賞が贈られる。 かかしの展示は24日まで。なかなか会えない有名人にもここなら会え、くすりと笑える。少し足を延ばしてはいかが。(伊藤唯行) ◇ 写真の答えは次の通り。 ①元陸上選手で青森県板柳町出身の福士加代子さん②お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さん③プロレスラーのオカダ・カズチカさん④ウクライナのゼレンスキー大統領⑤将棋棋士の藤井聡太五冠⑥お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」⑦サッカー選手のメッシさん(右)とロナルドさん⑧NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝(大泉洋さん)と北条政子(小池栄子さん)⑨シン・ウルトラマン⑩ゲーム「マインクラフト」のキャラクター Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
西九州新幹線、開業初日の平均乗車率82% 一番列車は100%超
加藤裕則2022年9月23日 19時30分 JR九州は西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の23日午後3時までの利用状況を発表した。乗車率は平均82%で、上下線とも一番列車は100%を超えた。広報担当者は「開業初日ということもあり、たくさんの利用があった」としている。 下り(13本)の乗車率は指定席89%、自由席79%。上り(12本)は指定席90%で、自由席75%だった。下りの一番列車の「かもめ1号」は指定席99%、自由席139%。上りの一番列車の「かもめ2号」は指定席97%で、自由席112%だった。(加藤裕則) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
森喜朗氏、菅義偉氏だけではない 全国各地に政治家銅像、その運命は
森喜朗元首相、菅義偉前首相の胸像建立が議論を呼んでいるが、全国各地に多数の政治家の銅像がある。なぜこんなにたくさんの銅像ができるのか。銅像の寿命は? 産地は? 「銅像歴史散歩」(ちくま新書)の著作があるジャーナリストの墨(すみ)威宏(たけひろ)さんに聞いた。 墨さんによると、日本で生前の業績を顕彰するために銅像を建設する文化が定着したのは明治時代。銅像ブームが起こり、「東京銅像唱歌」という歌までできた。昭和初期は二宮金次郎像が全国各地に建立され、第2次のブームとなったが、戦時中に物資不足となり、ほとんどの銅像が軍事用に金属資源として回収され、姿を消したという。 「戦後、故郷から首相を出したことを誇りに思い、周囲の人が銅像として残そうとしたり、観光地に武将やアニメのキャラなどの像などが建立されたりするようになり、またブームとなっている」と指摘する。 生前建立も実は多い 銅像ブームで全国各地に元首相ら政治家たちの姿が……。寿命は100年以上と長く、再開発や代替わりで銅像撤去などの問題も浮上しています。記事の後半で詳しくレポートします。 特に首相は、初代内閣総理大… この記事は有料記事です。残り1004文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山上容疑者モデルの映画を緊急上映 元革命家の監督「英雄視しない」
有料記事 山上容疑者モデルの映画を緊急上映 元革命家の監督「英雄視しない」2022年9月23日 17時00分 安倍晋三元首相を殺害したとして送検された山上徹也容疑者をモデルにした映画「REVOLUTION+1」が、国葬に合わせた26~29日に、東京や沖縄など全国13カ所で緊急上映される。永山則夫元死刑囚の心象風景を描いた「略称・連続射殺魔」で知られる足立正生さん(83)が監督を務めている。 3日でシナリオ初稿、8日で撮影 7月8日、安倍元首相が奈良市で演説をする現実のシーンから、映画は始まる。山上容疑者がモデルの主人公・川上が、手製の銃で凶行に至るまでの人生を獄中で回想するという形式を取る。川上を俳優のタモト清嵐(そらん)が演じている。 父の自殺、兄の失明、そして母の統一教会(現世界平和統一家庭連合)入信。進学の道を断たれた川上が統一教会への怒りを募らせ、精神的に行き詰まっていく様を丁寧に追っている。暴力に訴えた川上に対し、彼の妹が批判的な視線を向けるなど、客観的に容疑者を描こうとしている。 脚本家の井上淳一さんが3日間でシナリオの第1稿を書いたのが8月初旬。ライブハウスを経営するロフトプロジェクトの出資が決まり、8月末にクランクイン。8日間で撮影した。ドラマ「あまちゃん」の大友良英さんが音楽を付け、今は編集の最終段階という異例のスピードで作られた。 足立監督は「事件を知って、大変なことが起こったと思うと同時に、映画を作ってきた身としては、これは映画で表現すべきだと感じました。山上の内面に迫ろうと思いました」と話している。今回の上映後、さらに整えて、年末には広く一般公開する予定という。 「元テロリストと呼ばれている僕は疑問です」 足立監督の「REVOLUTION+1」は、安倍晋三元首相を殺害した山上徹也容疑者をモデルにした男の物語だ。撮影期間8日間、製作費700万円強。事件からわずか2カ月半余りで、国葬に合わせた26~29日に東京、大阪、新潟、沖縄など全国13カ所で緊急上映する。 「スピードが速いと言われる… この記事は有料記事です。残り999文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北野高校に伝わる「国葬事件」 あの時の生徒が今思うこと
「国葬事件」。大阪府立北野高校で、そう伝わる出来事がある。 ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんや漫画家の手塚治虫さん、元大阪府知事の橋下徹さん、アナウンサーの有働由美子さんらの母校だ。 1967年11月1日。吉田茂元首相の国葬が行われた翌朝のことだ。 北野高生約20人が授業を無断で欠席し、府の教育委員会前に座り込んだ。 府立高校に対し、弔意を示すため、午後から半日休校とする通達を出したことに、抗議するためだ。 政府は、国民に協力を呼びかけていた。当日の午後は、官公庁は業務に差し障りのない範囲で職員を早退させ、国公立の小・中・高校、大学を休校とする方針を示した。 相反する評価が交錯する首相経験者に対し、国を挙げて功績をしのび、喪に服する。政治的に中立であるはずの学校が休みになる。 そんな「国葬」に疑問を持つ生徒たちが集会を開いて話し合い、抗議文をしたためた。 あの国葬から55年。 9月27日に迫る安倍晋三元首相の国葬の賛否をめぐり、世論が揺れている。 大阪市に住む喜多幡佳秀さん(73)は、あのときの集会に参加した一人だ。 吉田氏の国葬について今は「戦後の復興を成し遂げたヒーローとして国民をまとめる大義名分があったのでは」とも感じる。 だが、今回の国葬は「私的なにおいがする」と言う。「権力や立場、自民党内の事情が絡み、岸田文雄首相が政権を安定させるために、国葬を利用しているとしか思えない」 那覇市に住む内海正三さん(73)は当時、抗議文を受け取ってもらおうと、府教委前に1時間あまり座り込んだ。「不安はありましたが、若さの勢いですかね。人生の大きな転換点となりました」(大滝哲彰、矢島大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「来てくださいと言っていいのか…」 知床事故、悩む観光関係者
北海道・知床半島沖に沈んだ観光船は、町から観光客を奪った。あれから5カ月、いまだ行方のわからない8人の捜索は続き、地元・斜里町の観光関係者は複雑な思いを抱えたままだ。それでも、信頼回復に向けた歩みを進める。 「まだ胸を張って、来て下さいとは言えない。それが正直な気持ちです」 観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の事故が起きた斜里町。知床斜里町観光協会の事務局長、新村武志さん(55)は胸の内を明かす。 17日からの3連休、知床観光の拠点である同町ウトロは多くの観光客でにぎわった。台風の接近で天候は崩れ、一部の観光船は欠航。ヒグマの出没情報が寄せられたことでガイドツアーにも影響が出たが、道の駅の駐車場は車で埋まり、海鮮丼などが名物の飲食店には行列ができた。 一見、回復したかに見える町の観光客数。それでもコロナ禍前の2019年8月は、宿泊者だけみても約7万6千人いたが、今年は約3万9千人で、半分程度にとどまっているという。「一度失った信頼を取り戻すのは簡単なことではない。1年かかるのか、2年必要か。それ以上かもしれない」 「知床怖い」こたえたSNS 町で観光に携わる人たちの胸… この記事は有料記事です。残り1349文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福島原発事故で避難の女性が考えた「国葬反対カフェ」 声上げる理由
2011年の東京電力福島第一原発事故で、福島県から母子で同県外に避難した女性が、安倍晋三元首相の「国葬反対」を訴えている。大学教授ら同じ思いを持つ人たちと、27日の国葬当日まで語り合う場を企画した。原発事故と国葬には「深いつながりがある」と考えている。 女性は甲府市でピアノ教室を営む小河原律香(りか)さん。11年前の3月11日、福島県須賀川市で震災に見舞われた。その日初めて3歳の娘を保育園に預けたが、2時間後に再び引き取った。血縁者と身を寄せ合い、不安な一夜を過ごした。 翌日、沿岸の津波被害と原発事故を知り、できるだけ遠くに逃げようと決意する。だが、体の不自由な祖母を見守り「ここで運命を迎える」と言った両親は残さざるをえなかった。 幼い娘と身重の妹、妹の夫の… この記事は有料記事です。残り926文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死刑告知から執行までを録音 死刑囚の肉声入りテープ、裁判に提出へ
阿部峻介2022年9月23日 14時00分 日本では現在、死刑の執行を当日朝、本人に告げている。事前に告げると「心情の安定を害する」という理由からだ。こうした運用は、適正な手続きによらなければ刑罰を科されないことを定めた憲法31条に反するとして、死刑囚2人が大阪地裁に裁判を起こしている。2日前に告知され、執行されるまでの死刑囚の肉声が入ったテープが近く証拠提出される予定だ。 肉声は1955年2月、当時の大阪拘置所長の故・玉井策郎さんがテープに録音したもの。戦後の700件余りの執行のうち、70年近く前の1件だが、法務省矯正局の担当者は「玉井氏の録音テープ以外に、告知から執行までを録音したようなケースは承知していない」としている。 テープは、玉井さんが、強盗殺人罪で死刑が確定した死刑囚に「執行命令が来る」と告げるところから始まる。姉とみられる女性と2日続けて面会するやり取りや執行前日の「送別俳句会」のほか、読経が続く中、絞首刑が執行されるまでの場面が、計1時間40分ほどに編集されている。 告知時期に関する法の定めはない。だが、原告側は、執行当日の告知では異議があっても弁護士に連絡できず、不服申し立てもできないと主張。家族らとの面会や身辺整理をする利益が侵害されているとし、国に計2200万円の損害賠償などを求めている。 国側は裁判書面で、法相の国会答弁を引用し「当日より前に告知すれば、かえって過大で長期にわたる苦痛を与えることになりかねない」と指摘。告知は便宜的なもので「心情が不安定になる時間が長くなるほど、監視の隙をついて自殺や他害、職員に暴行するリスクが高まる」とし、請求を退けるよう求めている。 テープは、玉井さんの孫にあたる女性が保管していた。女性の父が提供し、ラジオで流れたことはあるが、女性はさらに広い活用を期待する。「死刑の実態を知り、議論を深めるきっかけにしてほしい」(阿部峻介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
執行前日「姉さん、もう泣かんで」 拘置所長が録音した死刑囚の肉声
【動画】2日前の告知 大阪拘置所長だった、故・玉井策郎さんのテープより 1955(昭和30)年2月。ある女性が、三重県から大阪市を訪れた。案内された部屋で待っていたのは、自分の弟。2日後に死刑を執行されることが決まった死刑囚だった。 「今日と明日と、2日間の面会だから。あれも言い忘れた、これも言うときゃ良かったということがないようにね」 職員からそう促され、姉は近況を語り始めた。 主な話題は、本人から託され、養っていた子どものことだった。 「今年、新制中学校を卒業するんだよ」 「就職も難しかろうと思うから、うちの仕事を相談しているんだよ」 日本では死刑の執行を当日、本人に告げています。しかし、事前に告げていた時期もありました。2日前に告知され、執行されるまでの死刑囚の肉声が入ったテープを通じ、死刑について考えます。記事の後半には、実際の執行と思われる音声もあります。視聴の際にはご注意ください。 姉は翌日も面会した。子どものころの思い出、年老いた母への思い――。身の上話を続けたが、同席していた職員に遮られた。 「今になって思う」 執行当日、死刑囚が残した言葉 死刑囚「それじゃ、姉さん… この記事は有料記事です。残り1354文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yankees’ Aaron Judge captivates baseball with home run pursuit
New York Yankees slugger Aaron Judge has captivated the baseball world as he blasts his way up the all-time single-season home run list, which is welcome news for Major League Baseball after years of declining TV viewership and ticket sales. Long touted as “America’s national pastime,” MLB has been struggling […]