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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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ニュース 社会
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もう会わないと思った中継地での出会い 運命を変えた空港での4時間

28 mai 2022
Japonologie
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 「携帯を充電できる場所知らない?」  ジョージアへ向かう中継地のカタールの国際空港。大木千加さん(29)は男性に英語で突然話しかけられた。赤いタンクトップに細めのジーンズ。くっきりした目鼻立ちで190センチほどの長身。ナンパだろうか。そう警戒しつつ、そばにあるコンセントを指さした。  飛行機の離陸までまだ4時間もある。男性は隣のベンチに座った。しばらく黙ってスマホをいじっていたが、また声をかけてきた。  「どこから来たの?」  男性は、ミシャと名乗った。自分より3歳年上で、母国ジョージアに帰国する途中という。ぽつりぽつりと会話を続けた。「俺、芥川が好きなんだ」。好きな本や映画、互いの故郷のことを教え合ううちに搭乗時間になった。別れを告げ、同じ飛行機に乗り込んだ。もう会うことはないと思った。  2018年9月、3年半働いた映画や演劇の制作会社を辞め、将来に迷っていた。4歳からバレエやミュージカルを習い、いつもそばに舞台があった。憧れは宝塚音楽学校。だが、2度目の不合格通知を受け取った高1の春、「もうやり切った」と舞台を降りた。  大学卒業後、演劇と関わりが深い会社を選び、経営系の事務仕事を任された。だが、間近でプロの演技を見ながら、舞台への未練が残っている自分に気づいた。「もう一度、踊りたい」と思った。  退職後、演技の勉強をしようと考えた。時間ができ、手始めに学生時代から気になっていたジョージアの人形劇を見る旅に出た。  ジョージアの首都トビリシの… この記事は有料会員記事です。残り685文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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超文系脳で国立大医学部へ 主任教授に開花させた「開き直りの精神」

28 mai 2022
Japonologie
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 宮崎大学医学部の医学系講座では女性初の主任教授として昨年4月に着任した渡辺望さん(50)。大切にしている新聞の切り抜きがある。  「部活動など加味 選抜組/ペーパーテスト上位組 入学後に成績逆転」――。こんな見出しが躍る、1994年5月18日付の朝日新聞西部本社版社会面の記事だ。  記事は、宮崎医科大(現・宮崎大医学部)が90年度に導入した「ユニーク入試」についての論文を紹介。当時の美原恒副学長が、高校時代の部活動などを加味して合格した学生20人の入学後の成績を追跡し、分析を加えたものだ。  「卒業謝恩会で美原先生が『お前は弓道で入れてやったんだ!』と笑っていたのを覚えています」。渡辺さんは、このユニーク入試の1期生なのだった。  父は宮崎市の歓楽街・ニシタチの開業医。ケンカ、炭酸飲料の瓶の爆発でのけが、調理場でのやけど――。様々な患者が、時間外にインターホンを鳴らしてやってくる。聞き上手で、患者の身の上話にも熱心に耳を傾ける父の背中を見て育った。高校生のころ、「やっぱりここが私が生きていく世界なのかな」と、医師を志した。  ところが、「国語と英語は抜群に出来るくせに理系科目はからっきし、という超文系脳」。  宮崎大宮高の3年生のとき… この記事は有料会員記事です。残り808文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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よぼよぼのライオン「安楽死させるべき?」動物園が伝えたい老いと死

28 mai 2022
Japonologie
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【動画】大森山動物園でユキヒョウの赤ちゃん誕生=大森山動物園提供、北上田剛撮影  秋田市の大森山動物園(あきぎんオモリンの森)で今春、ユキヒョウの赤ちゃんが生まれた。一方、老いたオオカミは引退し、レッサーパンダは他界した。生き物を飼ううえで避けられない「生老病死」が伝えるものとは。 ユキヒョウの赤ちゃん誕生  4月30日、ユキヒョウのリヒト(オス、6歳)とアサヒ(メス、11歳)の間に赤ちゃんが誕生した。大森山では22年ぶりだ。  リヒトは旭山動物園(北海道… この記事は有料会員記事です。残り1499文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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海保、業務上過失致死容疑でカズワン押収 運行会社長連れ現場検証へ

28 mai 2022
Japonologie
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 北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁は28日、業務上過失致死容疑で船体を押収し、午後に運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)の立ち会いのもと現場検証を行う。また、船内に取り残された行方不明者がいないか捜索を進める。  船体は27日に台船上に引き揚げられ、シートに覆われて網走港に到着。28日は船体の周囲に柱を立ててシートで覆う作業が進められた。船内の水を抜き、海底で詳しく見られなかった機関室などを中心に、行方不明者につながる手がかりがないか調べる。  海保は、事故を予測できたのに対策を怠り、事故で乗客らを死亡させたとする業務上過失致死容疑で、桂田社長と、行方不明になった豊田徳幸船長について調べている。  海保は捜査を本格化させるた… この記事は有料会員記事です。残り202文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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30歳目前、銀行員からスナックママに 北海道の小さな町に来た決意

28 mai 2022
Japonologie
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 30歳目前、銀行事務職の女性の転職先はスナックママ。それも北海道のど真ん中、人より飼育されている牛のほうがはるかに多い、新得(しんとく)町への移住だった。転職のきっかけからコロナ禍の逆境をくぐり抜けつつある現在までの3年間の物語の登場人物は、思いのほか多い。  人口約5500人、牛約3万6千頭の町の夜は寂しい。日が暮れると、JR新得駅近くの中心街は人通りが途絶える。シャッター通りで夜に開いている飲食店は数えるほど。  そんな一角に、スナック「F」はある。ママの中原綾奈さん(33)がこの物語の主人公だ。  この場所には以前、別のスナ… この記事は有料会員記事です。残り1343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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出所した重信房子・元最高幹部が謝罪 支援者や街宣車集まり一時騒然

28 mai 2022
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 1970年代を中心に世界中でさまざまなテロ事件を起こした過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(76)が28日、懲役20年の刑を終えて出所した。収容されていた施設の近くの公園で報道陣の取材に応じ、「多くの人たちにご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪の言葉を述べた。  重信元幹部は日本赤軍の解散を宣言しているが、現在もメンバー7人が国際指名手配されており、警察当局が今後の動向を注視している。  重信元幹部はこの日午前8時前、弁護士らに付き添われ、東日本成人矯正医療センター(東京都昭島市)の正門から車の後部座席に乗って出所。黒の帽子を深くかぶってマスク姿で車から降りると多くの支援者や報道陣に取り囲まれ、近くでは街宣車が抗議活動するなど一時騒然となった。  その後、公園に場所を移して取材に応じ、「50年前の戦いで、人質をとるなど、みずしらずの無辜(むこ)の人たちに被害を与えたことがあった。おわびします。今後は病気の治療に専念します」などと話した。 「21年以上の獄中生活も、振り返ると、とても短かったようにすら感じられます」。記事の後半では、記者宛ての年賀状につづった元最高幹部の胸中を掲載しています。  日本赤軍は、60年代の学生… この記事は有料会員記事です。残り1216文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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明治用水ひとすじ30年の学者は見た 「田植えの遅れで2割減収も」

28 mai 2022
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で起きた大規模漏水問題。この明治用水を約30年にわたって研究している名古屋大大学院の三浦聡助教(食料経済学)は、「田植えの時期がずれれば、計画が崩れるだけでなく、台風や気候の影響も受けやすくなる。少なくとも1~2割の減収が見込まれる」と指摘します。  問題の背景や、今後の復旧について、話を聞きました。  ――今回大規模な漏水を起こした明治用水頭首工ですが、さまざまな問題が指摘されています。  現在の頭首工が完成したのは1958年。補修はあったにせよ、60年以上経過した施設の「老朽化」はずっと前から指摘されていました。 みうら・さとし 1963年生まれ。名古屋大大学院生命農学研究科食料経済学研究室所属。大学院生だった1992年ごろから、明治用水管内の自治体や農家の調査、研究を続けている。主な研究テーマは、「農業・農村の地域資源管理手法に関する研究」。  頭首工の改築は、大型予算が必要であることに加え、水をせき止めて代替水路を用意しないと工事はできません。この施設は、農業、工業、上水を取水するための施設であり、難しい問題を抱えています。  農業用水路については、本線・支線の改修工事は破損や漏水などの発生に応じてやってきました。今回は、矢作川の本川から取水する施設での漏水。大規模に水が抜けるというのはあまり聞かない話です。  ――仮設ポンプの設置やほかの河川からの水のくみ上げなど、問題が起きてからの国や行政などの対応をどう見ますか。  「緊急避難的にこれしかない… この記事は有料会員記事です。残り1204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「ナチスは良いこともした」という逆張り その根底にある二つの欲求

28 mai 2022
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 「ナチスは良いこともした」――。そんなSNSでの発言に対し、ナチズムを専門に研究する田野大輔さんは「間違っている」と指摘してきました。すると、自分が批判にさらされてしまう、という経験が田野さんにはあるそうです。なぜネット上にナチスを肯定的に捉える言葉が広がるのか。その背景について聞きました。 たの・だいすけ 1970年生まれ。甲南大教授。ファシズムを体験する講義が話題に。著書に「ファシズムの教室」など。  私が専門とするナチズムの領域には、「ナチスは良いこともした」という逆張りがかねてより存在します。絶対悪とされるナチスを、なぜそんな風に言うのか。私はそこに、ナチスへの関心とは別の、いくつかの欲求があると感じています。  ナチスを肯定的に評価する言動の多くは、「アウトバーンの建設で失業を解消した」といった経済政策を中心にしたもので、書籍も出版されています。研究者の世界ではすでに否定されている見方で、著者は歴史やナチズムの専門家ではありません。かつては一部の「トンデモ本」に限られていましたが、今はSNSで広く可視化されるようになっています。  それらが「良い政策」ではなかったことは、きちんと学べば誰でも分かります。たとえば、アウトバーン建設で減った失業者は全体のごく一部で、実際には軍需産業の雇用の方が大きかった。女性や若者の失業者はカウントしないという統計上のからくりもありました。でも、こうやって丁寧に説明しようとしても、「ナチスは良いこともした」という分かりやすい強い言葉にはかなわない。対抗するならば、「それ、ナチスが信じ込ませたかったストーリーだからね」ぐらいでしょうか。「ナチスを批判するならウイグル問題も批判しろ」と、悪を相対化しようとするのも、よくあるレトリックです。  ツイッターで私が「ナチスの政策で肯定できることはない」と発言すると、多くの反発がありました。私にナチスの「良い政策」を示し、「こんなことも知らないのか」とばかりにあざ笑う人もたくさんいました。そんな反応を見て、逆張りの根底にある二つの欲求に気づきました。 「逆張り」の根底にある欲求は、陰謀論や「歴史戦」にもつながっていると田野大輔さんは指摘します。かつてはドイツの人たちにも、そんな欲求が広がったことがあったそうです。 正しいことへの息苦しさ  一つは、「正しいこと」に縛… この記事は有料会員記事です。残り1093文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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デモクラシーが背中を押した 「職業婦人」が誕生、100年前の光景

28 mai 2022
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朝日新聞写真館  100年ほど前、大正デモクラシーは女性の社会進出を後押しした。  女性事務員が増え始めたのは、東京駅前に丸ノ内ビルヂング(旧丸ビル)が完成した1923年ごろからと言われる。新しい職業と洋装が広がり、多くの女性が「職業婦人」と呼ばれて活躍した時代だ。  一方、女性に参政権が認められ、39人の女性衆院議員が誕生するのは戦後。46年4月10日の総選挙でのことだった。      ◇… この記事は有料会員記事です。残り184文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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祖父の闇いつか伝えたい、2児の母になったモデル知花くららさん

28 mai 2022
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 モデルの知花くららさん(40)は昨年、次女を出産し、2児の母親になりました。祖父から沖縄戦の体験を聴き、父からは最近、沖縄の本土復帰の歴史を聴き、自らの今の姿と重ね合わせています。「命はつながっている。遠い話とは思えないんです」。そう語る知花さんは、沖縄のことを伝える難しさを感じてもいます。  ――復帰50年を迎えた今月、沖縄に帰省されていたそうですね。  「はい。半年ぶりに実家に帰りました。子どもの頃に買い物したり遊んだりした国際通りにも行きました。おみやげ屋さんが増えましたね」 ちばな・くらら 1982年、那覇市生まれ。2006年、ミス・ユニバース世界大会で準グランプリを獲得。モデルのほか、07年から国連世界食糧計画の活動を続けていた。  ――沖縄が本土に復帰して50年となりました。どう感じていますか。  「復帰のことを考えてみようと父に聴いてみたんです。当時中学生だった父は復帰の日の5月15日、(那覇市の)与儀公園であった(米軍基地が残ったままの)復帰に抗議する集会に、先生に引率されて参加したそうです。いろんな話を聴きましたが、『50年、まあ何も変わっていないよね』と淡々と言いました。  私は復帰から10年後に生まれましたが、子どもの頃は少し前まで沖縄がアメリカだったとは信じられませんでした。ただ、祖父母は今の那覇市・新都心で自転車店を営んでいて、すぐ近くに米軍の住宅地がありました。私が沖縄にいた頃はまだ返還されておらずフェンスが張られている状態で、中に入れなかった。その景色が私の小さい頃の記憶としてすごく残っています」  ――今は返還され、跡地として栄えています。  「沖縄は、基地と経済がすご… この記事は有料会員記事です。残り1183文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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