鈴木優香2022年5月13日 21時30分 ランタンなどを万引きしたとして、福岡県警糸島署は13日、福岡市西区石丸2丁目、会社員江上顕一郎容疑者(53)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「キャンプを始めようと思い、キャンプ用品がほしかった。お金がなかったから盗んだ」と容疑を認めているという。 署によると、江上容疑者は4月6日午後0時50分ごろ、糸島市内の商業施設でガスバーナー3点、ランタン2点(計約2万9千円相当)を万引きした疑いがある。 防犯カメラに犯人らしき人物が映っていたほか、5点と同じ商品がフリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品されていたことが判明。捜査で江上容疑者が浮上したという。江上容疑者とみられる出品者は他にもキャンプ用品を300点ほど出品しているといい、署は転売目的による窃盗の余罪が多数あるとみて調べている。(鈴木優香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国後島で女性遺体、ロシアに身元確認へ 今後のやり取りどうなる?
北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故。海上保安庁に、北方領土・国後島の西岸で女性の遺体が見つかったという連絡が入った。国籍や身元は不明で、事故との関連はわかっていない。外交ルートを含めロシア当局との情報のやり取りが続く見込みだ。 カズワンに乗っていた26人のうち、13日午後9時現在で行方不明となっているのは12人。このうち女性は乗客3人となっている。事故を受けて斜里町に設置された現地対策本部の説明では、該当する可能性がある家族に対して12日、不明者の身体的な特徴についての聞き取りが行われた。 日本政府の働きかけは 海保は不明者の身体的特徴な… この記事は有料会員記事です。残り486文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「赤ちゃんポスト開設」と北海道の女性 「行政からは自粛要請」
親が育てられない子を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を開設したと、北海道当別町の獣医師で公認心理師の坂本志麻氏(47)が13日、明らかにした。赤ちゃんポストは慈恵病院(熊本市)が2007年、全国で初めて開設しており、坂本氏は「国内2例目」としている。 当別町内で報道陣の取材に応じた坂本氏によると、10日に運営を始めた。玄関先にベビー布団を置いた小部屋があり、匿名で赤ちゃんを預けることができるという。坂本氏は「子どもの命を救いたい」と開設の理由を語った。 近隣の医療機関とは連携していないといい、医師が24時間対応する体制はない。北海道などの担当者からは、安全性や悪用されるリスクを指摘され、行政側との協議が終わるまで運営を自粛するよう求められた、と説明した。 慈恵病院の蓮田健院長は取材に「安全なシステムであれば歓迎」としたうえで「産科や小児科との連携が前提だ」と指摘した。(松尾一郎、堀越理菜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
基地の弊害と中国への警戒感、沖縄の思いは揺れている 沖縄県民調査
沖縄の日本復帰から50年。中国の軍備増強やウクライナ有事などで安全保障への不安が高まる中、沖縄への偏在が続く米軍基地をどう考えるか。今回の朝日新聞社と沖縄タイムス、琉球朝日放送合同の世論調査結果が持つ意味を、この分野に詳しい我部政明・琉球大名誉教授(国際政治学)に聞いた。 沖縄では在沖米軍の縮小または全面撤退を求める回答が7割を超えたが、全国では現状維持が4割。基地の負担感の違いがくっきりと表れた。一方、米軍による事件事故の日本側の捜査を制約する日米地位協定の改定を求める声は沖縄、全国ともに9割を超えた。具体的にどう改定するかは判然とせず、抽象的だからこそ「けしからん」とナショナリズムをかきたて、賛成しやすいのだろう。 米軍普天間飛行場の辺野古移転への賛否で全国は「その他・答えない」が34%もあり、本土の無関心がうかがえる。同じ1人分の回答でも、沖縄とは思いの強さが全く違うはずだ。 その辺野古移転で沖縄の反対が54%にとどまり、在沖米軍が日本の安全保障に「大いに」「ある程度」必要との回答が7割近かったのが目を引く。ウクライナ有事の影響もあるが、底流にあるのは中国に対する意識の変化だ。沖縄は歴史的なつながりから中国への親近感が強かったが、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件(2010年)前後が潮目となった。本土で広がる反中国の世論の影響も受け、経済成長とともに軍備増強を進める中国への警戒感が高まっている。 また沖縄では旧日本軍が横暴だったという記憶があり、自衛隊への抵抗感もあった。それが今回、沖縄での部隊強化に好意的な回答が目立った。復帰50年を経て、世代交代とともに、県民が日常的に触れる情報と認識の「日本化」が進んだ結果ともいえる。自衛隊も含め、「基地ノー」と言いづらい空気もあるだろう。 それでも米軍基地縮小を求める声は大きく、日米安保条約への賛成も58%と、全国の82%より低い。すぐそばの基地による事件や事故という弊害への実感と、頭でイメージする危機意識。基地は減らしたいが、反対とも言い難い。論理的に矛盾するが、それが沖縄の現実。揺れる思いが表れた数字だ。 それは、本土の人が沖縄を理… この記事は有料会員記事です。残り709文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱海土石流「問題の本質は行政の姿勢」 県第三者委、対応の失敗指摘
静岡県熱海市で昨年7月に発生した土石流の起点とされる盛り土の造成をめぐり、行政の対応を検証してきた県の第三者委員会は13日、「行政の対応は失敗だった」と総括する最終報告をまとめた。「適切な対応がとられていたならば、被害の発生防止や軽減が可能であった」としている。 県と市によると、盛り土は神奈川県小田原市の前土地所有者が2007年に市に届け出た計画に基づき造成された。だが、高さは計画の3倍超の約50メートルで、防災対策も不十分だったとみられている。 報告書は、災害防止策などの重要事項が未記載だった07年の届け出を受理した市の対応を「甘かった」と批判。「市の審査や指導が不十分だったことが最大の要因だ」とした。 県と市が昨年公表した行政文… この記事は有料会員記事です。残り473文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「買ってないのに請求された」 近鉄の特急券ネット販売でミス30件
松永和彦2022年5月13日 20時06分 近畿日本鉄道は13日、特急券のインターネット予約発売サービスで、実際には購入手続きが完了しなかったにもかかわらず、代金を請求していた事案があったと発表した。誤って請求したのは30件(計6万1370円)あり、すでに返金処理を終えたという。 近鉄によると、5月9日、サービスの利用者から「特急券を購入できなかったのに、代金が請求された」と連絡があって発覚した。 クレジット決済の処理状況を確認するシステムにエラーが起き、決済処理が取り消されていないケースが検知されなかったという。検知されれば、本来は職員が手動で取り消しの処理をする。 近鉄が確認したところ、同様の誤請求は昨年9月2日に2件、今年2月26日に2件、4月16日に26件あった。今後、システムを改修する。(松永和彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「変な人につけられている」と女子高校生に忠告、容疑者の狙いとは
比嘉展玖2022年5月13日 15時30分 女子高校生を公園に連れ込んでわいせつな行為をしたとして、警視庁は13日、東京都福生市の無職の男(33)をわいせつ目的誘拐と強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。調べに対し、「誘拐という認識はなかった」と話しているという。 福生署によると、男は4月7日午後11時ごろ、福生市内の路上で、帰宅途中の女子高校生に「変な人につけられている」「私とカップルのふりをすればつけてこないから、一緒に歩こう」などとうそをついて高校生を近くの公園に連れ込んだうえ、女子高校生をベンチに座らせて「イチャイチャすればつけてきた人もいなくなる」と言って、胸や太ももなどを触った疑いがある。2人に面識はなかったという。 女子高校生はその場から逃げ、家族を通じて110番通報。防犯カメラの映像などから、男の関与が浮上したという。(比嘉展玖) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ禍で駅周辺にマンション続々 野放図な街づくりの将来は?
大都市圏の開発は農地にとどまらず、商業地でも新たな課題をもたらしている。 浦和は埼玉県庁やさいたま市役所などがある行政の中心地である。JR浦和駅近くを旧中山道が通り、江戸時代には日本橋から3番目の宿場町「浦和宿」として栄えた。 東京都心まで電車で約30分の便利さもあり、駅周辺にはマンションが並ぶ。市によると、駅周辺地区の新規マンション建設数は2020年度に年間約7600戸(約140棟)を数え、10年前の約1・5倍になった。 総務省の調べでは、同市は昨年、転入者から転出者を引いた「転入超過」が1万527人で、全国の市区町村でトップだった。15歳未満の転入超過は7年続けて全国で最も多く、ファミリー層が増えている。 小学校には次々に仮設校舎が建つ。浦和駅西口の高砂小学校は19年度に4教室が入る仮設校舎をつくり、昨年度の児童数は5年前より13%増の1039人になった。20年度には東口の仲本小、JR武蔵浦和駅に近い浦和別所小や南浦和駅に近い大谷場東小にも仮設校舎が建った。 これらの学区に共通するのは、「商業地域」に指定され、高層マンションを建てやすい地区があることだ。 商業地域は本来、ショッピングセンターやオフィスビルが建つはずだが、インターネット通販の拡大にコロナ禍が追い打ちをかけ、商業施設は新設どころか、撤退の心配さえある。 さいたま市内で高層のオフィスビルがあるのは、浦和の北に位置するさいたま新都心や新幹線が止まる大宮など一部に過ぎない。オフィスが進出しない商業地域の多くで、代わりに建設が進むのが高層マンションだ。 JR北浦和駅周辺でも商業地… この記事は有料会員記事です。残り834文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
おわら風の盆3年ぶり開催へ コロナ禍で20年から中止
伊藤稔2022年5月13日 17時05分 富山市八尾(やつお)町で300年以上続く伝統行事「おわら風の盆」が3年ぶりに開催されることが、13日の行事運営委員会で決まった。新型コロナウイルスの影響で2020年から中止が続いていた。 9月1~3日に感染防止対策をして開く。規模や観光客の人流抑制策などについては、今後検討するという。 おわら風の盆は、胡弓(こきゅう)や太鼓の音とおわら節の唄に合わせて、編み笠を目深にかぶった特徴的な姿の男女が踊る伝統行事。中止前には例年20万人以上が訪れていた。(伊藤稔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Marines’ Roki Sasaki claims monthly pitcher award after perfect start
Chiba Lotte Marines flamethrower Roki Sasaki won the pitcher of the month award for March and April in Japan’s Pacific League on Friday after an electric start to the season that included becoming Japanese pro baseball’s youngest to throw a perfect game. The 20-year-old Sasaki, in the Marines’ starting rotation […]