有馬記念で3年連続3着になるなど、GⅠレースで活躍した元競走馬のナイスネイチャ。16日に34歳の誕生日を迎え、プレゼントの代わりに引退馬たちへのサポート費用を募る「バースデードネーション」が始まった。 昨年は、スマートフォン向けゲーム「ウマ娘」効果で、寄付額が目標の18倍に。今年は目標額を引き上げたが、開始から6時間で達成し、関心の高さは続いている。 ナイスネイチャは、人間の年齢では100歳近い高齢だ。現在、生まれ故郷の北海道の牧場で余生を送っている。 ナイスネイチャを所有する認定NPO法人「引退馬協会」(千葉県香取市)は、引退した競走馬の余生をサポートしており、今年のドネーションを寄付プラットフォーム「Syncable」(https://syncable.biz/campaign/2506)で受け付けている。 引退馬たちが乗馬など次の舞台で活躍できるよう再調教する費用850万円(5頭分)を募ると、16日午前9時の開始から6時間で目標を達成。さらに3頭分をサポートできるよう1360万円に引き上げた。Syncableによると、目標額を達成しても期間中は寄付できる。 沼田恭子代表理事は「おだやかな余生を一頭でも多くの引退馬に過ごしてほしい」と話す。 引退馬への支援は年々広がっ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生活道路でも地域トップクラスの事故 オープンデータで危険明らかに
【動画】みえない交差点 Premium A × A stories 「みえない交差点」 警察庁が公開する約68万件の人身交通事故のデータを分析したところ、生活道路にあるような小さな交差点でも、その都道府県でトップレベルの数の事故が起こっている場所がいくつもあることがわかった。 道路政策や都市計画に詳しく、今回の分析の監修を担った埼玉大学大学院の久保田尚教授(交通工学)に話を聞いた。 ――今回の分析で、信号や名前が付いていないような小さな交差点で多くの人身事故が発生していることが浮かび上がりました。 生活道路が危ないという課題感は実は広く知れ渡っていました。国や県、警察などが対策に取り組んでいるものの、生活道路自体があまりにも膨大にあるので、その中のどこから対策を講じていくべきかという課題がありました。 ――これまで把握しにくかったのはなぜですか。 例えば交差点の場合、頻繁に… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani smacks two homers to end drought
ARLINGTON, Texas – Two-way star Shohei Ohtani blasted his first two home runs of the season Friday as the Los Angeles Angels came from behind to beat the Texas Rangers 9-6. The reigning American League MVP had not homered in his first seven games of the season for the first […]
憲法前文の穴埋め、選択肢に正解の「自由」なし 中学入試問題にミス
同志社国際中学(京都府京田辺市)は15日、今年1月に実施した入試の社会科で出題ミスがあり、採点をやり直して2人を追加合格としたと発表した。 ミスがあったのは、憲法前文の1文目を簡単にした文章の空欄3カ所を選択肢の言葉で埋める問題。 空欄の一つは「(1)のもたらす恵み」の(1)。選択肢の「平和」を正答としていた。正しくは「自由」。だが、選択肢に「自由」はなかった。 入試問題集を出している出版社から今月9日に指摘を受け、発覚した。 全ての穴埋めが正解すると加… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「天国に一番近い里」 島根県邑南町、高齢者だけの集落に春が来た
水面に赤、黄、緑が映える。ハナモモと菜の花が咲き誇り、のどかな里山に春がやってきた。ここは中国山地の片隅。10人ほどが暮らす小さな集落は年に1度、多くの人でにぎわう。(文・田中奏子、写真・上田潤) のどかな春の里山に色鮮やかなハナモモと菜の花が共演した=島根県邑南町 山奥の小さなトンネルを抜けると、そこは桃源郷だった。 棚田が広がるのどかな山里に、2300本を超える赤と白のハナモモや、黄色い菜の花が咲き誇る。緑一色の山道から、視界が一気に色づいた。 通り沿いの看板には、こうあった。「天国に一番近い里 桃源郷 川角(かいずみ)」 川角集落に掲げられた「桃源郷」の看板=島根県邑南町、上田潤撮影 ここは島根県邑南町(おおなんちょう)。広島との県境の中国山地に位置する。町の人口は約1万人で、過疎化が進む。 なかでも標高400メートルにある川角集落は7世帯10人ほどにまで減り、一番の「若者」が70代。そんな限界集落を一躍有名にしたのがハナモモだった。 住民たちが植え始めたのは2007年。発案者は集落で生まれ育った日高忠正さん(87)だ。最初は観光客を呼び込もうと思ったわけではなかった。 後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や、会員登録すると応募できるプレゼントもあります。今回は島根県邑南町の特産品セットです。 「このままじゃ、生活するも… この記事は有料会員記事です。残り918文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
懐かしのレトロ自販機、世代超え群馬で人気 「はかなさ」が心打つ?
ボタンを押すと出てくるのは飲料でなく食品――。ここ数年、一風変わったフード系自動販売機が注目を集めている。長引くコロナ禍もあり、非対面や非接触で購入できるのがメリットのようだ。各地の実情を探った。(編集委員・小泉信一) 硬貨を入れ、しばらく待つと温かいうどんやハンバーガーが取り出し口から出てくる。「レトロ自販機」と呼ばれるフード系自販機を取り扱った飲食スペースが群馬には各地にある。 伊勢崎市富塚町の国道沿いに店を構える「自販機食堂」もその一つ。元は食品加工会社「ミトミ」が自社の新商品を試験販売する場所だった。「食堂」になったのは2014年11月。昭和の雰囲気を懐かしむ中高年だけでなく、SNSなどで存在を知った若者が珍しがって買いに来る。 「機械の維持管理は大変だが、昔ながらの自販機はそれ自体が昭和の面影や香りを漂わせている。いつ壊れてもおかしくないはかなさもあり、それがお客様の心に響くのではないか」 店長の都丸佳津行(かつゆき)さん(52)はそう語る。「幻のハンバーガー」と呼ばれる「グーテンバーガー」を扱う自販機は1975(昭和50)年ごろの製造という。 無人で24時間営業。コロナ禍で対面販売が避けられるようになったことも、人気の理由のようだ。てんぷらうどん(330円)の麺やつゆは自家製。神奈川県から時々来るという男性は「ゆったりとしたアナログ感がたまらない。ゆでたてに近い食感も魅力です」。 きのこカレーや猪豚のもつ煮も キャンパーに人気 人口の少ない町や村でも、フード系自販機は活躍している。 四方を深い山々に囲まれた県西部の上野村(人口約1100人)。地域活性化事業の一環として村を貫く国道沿いに設置された。 扱っているのは、地場産の農畜産物を使ったレトルト食品。昨年7月から24時間稼働しており、きのこカレー、まいたけおこわ、いのぶた(猪豚)のもつ煮などがイラスト入りの箱に入っている。 「村にはコンビニはなく、早朝や夜間に営業している店も少ない。地元の人だけでなく、村に遊びに来るキャンパーにとっても重宝がられている」 自販機を設置した会社社長の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ふるさと納税返礼品「貼れる」んです 宮崎県門川町の作戦
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
消えた観光客、ライバルが手を組んだ もみじ饅頭を異例の共同開発
石井暖子2022年4月16日 12時10分 新型コロナ禍で打撃を受けた観光地の二つの和菓子店が共同で、もみじ饅頭(まんじゅう)の新商品を開発した。仲間でありライバルでもある同業者が商品開発で手を組むという異例の試みで、「観光地の再活性を」と意気込んでいる。 コラボしたのは、呉市で蜂蜜を使った和菓子を製造している蜜屋本舗と、宮島(廿日市市)の揚げもみじで有名な紅葉堂。新型コロナ感染が広がり始めた約2年前、観光客が訪れなくなり、「何かできないか」と考えた。 蜜屋本舗が宮島産の蜂蜜を使った餡(あん)づくりを、紅葉堂が生地づくりを担当し、試行錯誤の末に「蜜もみじ」が誕生した。餡は豊かな香りでしっとり、生地はふわふわととろけるような食感に仕上がった。 蜜屋本舗の明神宜之専務は「新型コロナの前後で売り上げが8割減った和菓子店もある。新商品で宮島や呉などの観光地を活性化できれば」と話す。蜜屋のオンライン店(https://mitsuya-honpo.jp)やekie広島店などで購入できる。(石井暖子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「シャル・ウィ・ダンゴ?」商店街が力作ポスター 目標は「笑店街」
笑う角には服着たる(笑う門には福来たる)――。商店街ならではのふれあいを大切にして客を呼び込もうと、新潟県長岡市の商店主たちが一肌脱ぎ、ユーモアあふれるポスターを店の前に掲げている。合言葉は「商店街を笑店街に」。大型店やネット通販に負けじと、工夫を凝らした力作が通りに並ぶ。 長岡駅そばの中心街。「すず… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪・西成の共同住宅から出火、男女2人死亡 部屋に住む80代か
2022年4月16日 8時35分 16日午前4時50分ごろ、大阪市西成区鶴見橋2丁目の4階建て共同住宅から出火。1階の部屋から男女2人が救出されたが、間もなく死亡が確認された。府警は、この部屋に住む80代の男女2人とみて、身元の確認を進めている。 市消防局によると、この火事で1階の部屋約5平方メートルが焼け、消防車22台が出動した。現場は南海高野線萩ノ茶屋駅から西に約600メートルの住宅密集地。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル