2022年3月8日 7時57分 JR東日本によると、8日午前6時半ごろ、中央線の西国分寺駅で人身事故があり、東京―高尾間の上下線で快速電車の運転を見合わせたが、午前7時半ごろ運転を再開した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「身だしなみ校則は人権侵害」 父親の弁護士が民事調停を申し立て
子どもが進学を検討した公立中学の校則が生徒の人権を過剰に侵害しているとして、大分市内の父親が民事調停を申し立てた。制服や髪形といった身だしなみに関する規定を問題視し、親が子どもに校則を守らせる義務がないことの確認を市と学校に求めている。 2月10日付で大分簡裁に申し立てた。 父親は大分市に住む弁護士(61)で、小6の長男の進学先として、自宅最寄りの市立中を考えた。この中学の校則は、制服を男女別2種類と定めた上で、髪形は「後ろは襟にかからない」、靴下は「くるぶしソックスは不可」、通学靴は「白のひもつきの運動靴」と、細かく規定していた。 女子生徒の髪形は、「襟にか… この記事は有料会員記事です。残り1566文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1歳の三男衰弱死、母親に懲役12年求刑 弁護側「育児困難」訴える
福岡県田川市で2018年、重度の低栄養状態だった1歳4カ月の三男に必要な治療を受けさせず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の無職常慶(じょうけい)藍被告(27)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、福岡地裁(溝国禎久裁判長)であった。検察側は「不保護の態様は悪質で残虐だ」と懲役12年を求刑し、弁護側は「故意はなかった」と無罪を主張して結審した。判決は3月11日。 起訴状によると、常慶被告は夫の雅則被告(26)=保護責任者遺棄致死と傷害の罪で起訴=とともに、18年10月下旬に三男唯雅(ゆいが)ちゃんが重度の低栄養状態に陥り、11月には腕や足、あばらの骨が折れるなどして肺感染症を発症していたのに病院に連れて行くなどせず、12月1日に急性呼吸不全で死亡させたとされる。 検察側は論告で、唯雅ちゃんは肋骨(ろっこつ)が浮き出るほど極度にやせ細り、雅則被告からエアソフトガンで撃たれてできた傷が全身に70カ所以上あったなどとし、「異常な状態は目で見るなどして容易に気づくことができた」と指摘。「安全安心に成長できるはずの自宅で両親から助けてもらえず、むごいというほかない」と主張した。 弁護側は、常慶被告は医師の鑑定で軽度の知的障害があり、特に目で見たものからの認識が苦手と診断され、育児に困難があったと指摘。「(唯雅ちゃんの異常に)『気づかなかった』という供述は自然で信用できる」と無罪を訴え、「福祉や医療の適切な支援からこぼれ落ちたことによる悲劇だ」とも反論した。 論告求刑公判の最後で、常慶… この記事は有料会員記事です。残り135文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪で2037人の感染確認 2千人台は1月17日以来
大阪府は7日、新たに2037人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。3千人を下回るのは、1月17日以来。1週間前の同じ月曜日(2月28日)より2592人少なく、9日連続で1万人を下回った。 また、2月15日~3月6日にかけて、40~90代の男女9人の死亡も確認した。 このうち、基礎疾患のある40代の男性は、届け出があった翌日の2月25日に自宅で死亡したという。保健所が連絡を取る前だった。また、基礎疾患のない80代の男性は、届け出があった3月1日に入院申請されたが、待機中に自宅で亡くなったという。 府内の感染者は延べ69万4454人、死者は4114人になった。 新型コロナ以外の疾病で重症病床を使う必要がある人も含めた府内の重症病床(632床)の使用率は38・9%。軽症中等症病床(3423床)の実質使用率は80・7%だった。府が設けた大規模医療・療養センターには60人が入っている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道南富良野前町長を加重収賄容疑で再逮捕 漏洩謝礼200万円か
有料会員記事 川村さくら、平岡春人、井上潜、角拓哉2022年3月7日 19時43分 北海道南富良野町発注の道の駅の工事をめぐる官製談合容疑事件で、入札情報を漏洩(ろうえい)した見返りに現金を受け取ったとして、道警は7日、前町長の池部彰容疑者(72)=2月21日付で辞職=を加重収賄の疑いで再逮捕し、発表した。落札業者の有我充人容疑者(54)を贈賄容疑で、仲介役とされる会社役員の秋山隆容疑者(70)を加重収賄の共犯容疑で再逮捕。いずれの認否も明らかにしていない。 捜査2課によると、池部前町長は昨年6月にあった入札で、予定価格のもとになる工事価格を有我容疑者側に漏らして落札させ、同年8月下旬ごろ、謝礼として現金200万円を受け取った疑いがある。有我容疑者は現金を秋山容疑者を通じて前町長に渡したという。 捜査2課は、町の業務について職務権限がない秋山容疑者が、刑法の「身分なき共犯」にあたると判断した。加重収賄罪は公務員が職務上不正な行為をしたことの見返りにわいろを受け取った場合などに適用され、法定刑は懲役1年以上で、単純収賄罪よりも重い。 旭川地検は7日、池部前町長を官製談合防止法違反などの罪で起訴。秋山、有我両容疑者も公契約関係競売入札妨害罪で起訴した。その内容から前町長が入札の不正に関与する経緯が浮かんだ。 起訴状などによると、池部前… この記事は有料会員記事です。残り1213文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
早大、男性助教を懲戒解雇 学生への強制わいせつ容疑などで逮捕
2022年3月7日 19時51分 早稲田大学は7日、社会科学総合学術院の40代の男性助教を5日付で懲戒解任(解雇)したと発表した。強制わいせつ容疑などで逮捕され、大学の名誉を傷つけた、としている。 警視庁は昨年7月、助教を強制わいせつ容疑で逮捕したと発表。容疑は、同年5月、居酒屋で他大学の女子学生のひざや胸を触ったうえ、近くの路上で抱きついたり顔をなめたりしたというものだった。 大学広報によると、助教は「大学や学生に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。事実確認などに時間がかかり、この時期の処分になったと説明している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ふるさと納税1円で水炊きセット!? 2分で上限、町「誤りでした」
福岡県吉富町がふるさと納税で1万円寄付した人への返礼品として水炊きのセットを企画したが、サイトに誤って「1円」の返礼品として掲載していた。町が7日明らかにした。 2分ほどで納税申し込みが在庫上限の500件に達し、町は対象者におわびとキャンセルの連絡をした。 町未来まちづくり課によると、予定していたのは、1万円の寄付で、肉とスープとポン酢を1セットにした「華味鳥 水炊きシンプルセット2個セット(3~4人前×2袋)」を返礼品として送るという内容。 しかし、職員が誤って1円の寄付に対して送るとして、4日午後8時ごろ、楽天グループのポータルサイト「楽天ふるさと納税」に登録した。 午後10時41~42分で注文が上限に達したという。1回につき101件や100件、99件、50件と大量に申し込まれたケースもあった。 6日午後2時ごろ、職員が申… この記事は有料会員記事です。残り145文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「乱交パーティー」目的で人数偽りホテル利用容疑 男を書類送検
「乱交パーティー」目的で人数を偽ってホテルを利用したとして、福岡県警は7日、福岡市中央区の自営業の男(51)を、詐欺容疑で福岡地検に書類送検し、発表した。容疑を認めているという。 中央署によると、男は1月7日午後4時20分ごろ、同市中央区のビジネスホテルで客室を11人で利用するにもかかわらず2人と偽って利用した疑いがある。 11人は、男を含め、県内外… この記事は有料会員記事です。残り150文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
誤って「陰性」と連絡 コロナで死亡の遺族が診療所提訴
村上友里2022年3月7日 20時18分 診療所がPCR検査の結果を陰性と誤って伝えたため新型コロナウイルスで死亡したとして、当時88歳の女性の遺族が東京都内の診療所側に約4700万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 7日の第1回口頭弁論で、原告の遺族は「診療所の重大な落ち度で適切な治療を受けることができず死亡した」と訴え、被告の診療所側は「検査結果を誤って伝えたことと死亡との間に因果関係はない」と反論した。 訴状によると、女性は昨年1月、診療所でPCR検査を受けた。その際に診療所の事務員が、陽性と記された報告書を陰性と読み間違え、遺族に陰性と伝えた。 2日後の夕方、診療所側は陽性だったと訂正して伝えたが、その日の午後9時ごろ女性の体調が急変。搬送先の病院でコロナが原因の肺炎で死亡した。遺族は診療所側に注意義務違反があったと主張している。 診療所側は「体調の急変は検査を実施したにすぎない診療所にとって回避不可能だった」と訴えている。(村上友里) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「死刑執行は違法」 松本智津夫元死刑囚の遺族、国を提訴
村上友里2022年3月7日 20時25分 心神喪失の状態だったのに死刑を執行されたのは違法だとして、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の遺族が国に100万円の賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 死刑執行は2018年7月。遺族側は訴状で、刑事訴訟法は死刑囚が心神喪失の状態の場合は刑の執行を停止すると定めていると指摘。当時の法務大臣の対応について「元死刑囚の診療記録を調査し精神鑑定を行うなどの義務を怠り、漫然と執行命令を発令した」と訴えている。(村上友里) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル