土井恵里奈2022年2月26日 20時44分 安子、るい、ひなた、完走おつかれさま。放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は2月26日、すべての撮影を終えた。 朝ドラ史上初の3人の主人公による物語の撮影が始まったのは約1年前。上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をはじめ多くの役者が熱演を届け、舞台も岡山、大阪、京都へとバトンがつながれた。 制作統括の堀之内礼二郎さんは、「こうしてクランクアップを迎えられたのは視聴者の皆様の熱い応援のおかげです。カムカムを楽しんでくださっている皆様の声が、制作チーム一人一人の心の支えになりました。本当にありがとうございました」と話す。 ジョーの音楽、るいと安子は 現在は京都編を放送中で、3代目主人公を川栄李奈が演じている。 最終回は4月8日で、同9日は最終週の振り返りを放送する。 「ひなたの恋、錠一郎の音楽、そして母・安子へのるいの思いは……。残り6週間、さまざまな物語が描かれていきます。3世代のヒロインと歩みを共にして頂けたらうれしいです」(堀之内さん)(土井恵里奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駆け上がる炎が春を呼ぶ 国内最大級のカルスト台地・秋吉台で山焼き
太田原奈都乃2022年2月26日 21時00分 【動画】秋吉台の山焼き=堀英治撮影 山口県美祢市にある国内最大級のカルスト台地・秋吉台で26日、山焼きがあった。草原の森林化を防ぎ、景観を守るための伝統行事。約1500人が見守るなか、黄金色の山肌約1138ヘクタールを炎が駆け上がっていった。黒く焼けた一面からは4月になると草木が芽吹く。 長門市から毎年訪れている杉山芳政さん(72)は展望台から写真を撮った。炎が広がっていくのがいつもよりも遅いように感じた。「でもこれで春が来る」 山肌に腰掛けていた古谷多聞さん(18)と松尾俊治さん(18)は幼稚園からの幼なじみで高校3年生。大学入試を終え、山口市から2時間半、自転車をこいで来た。秋吉台にはよく来る。夏は緑の草原。秋は風に揺れるススキの穂。古谷さんは「自然を感じられるいい場所です」と言った。 美祢市観光協会はドローンを飛ばしてライブ配信した。(太田原奈都乃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スキー場のコース外で遭難 2人救助、2人は日没で救助中断 福井
佐藤常敬2022年2月26日 21時16分 26日午後4時5分ごろ、福井県勝山市のスキー場「スキージャム勝山」から、利用客がコースの外に出て遭難し、救助を求めているとの通報が県警勝山署にあった。 防災ヘリコプターで捜索したところ、スキー場から約3キロ離れた勝山市内の山中で、いずれも大阪府内に住む30代の女性2人を発見し、午後5時35分ごろに救助した。いずれもけがはなかった。 署によると、付近には、ほかにも大阪府内に住む40代の男性2人が残っているが、日没のため救助活動を中断した。2人とは携帯電話で連絡が取れているといい、27日午前6時半から救助を再開する見通しだ。 同スキー場では、1月にも男女4人がコースの外に出て遭難した。(佐藤常敬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ポニーと一緒に川沿いをぽっくりぽっくり歩こうよ 茨城・取手市
あたたかな毛並みに触れ、つぶらな瞳と見つめ合ううちに、馬と心が通じあう。そんな気分になれるポニー牧場があります。 ポニーにまたがると、目線がぐんと上がって視界が広がった。アスファルトの道を進むにつれ、下からパカ、ポコ、パカ、ポコ、と足音が聞こえてくる。土手に向かって芝生の坂を上る。脚が土を踏み込む力強さが、腰掛けたくらから伝わってきた。 利根川の支流、小貝川(こかいがわ)に広がる小貝川ポニー牧場(茨城県取手市)では、河川敷を乗馬トレッキングで巡ることができる。牧場には3~31歳のポニー11頭がいて、子どもの急な動きにもおびえないように訓練されている。 後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や、会員登録すると応募できるプレゼントもあります。今回は馬に関するプレゼントです。 小貝川は暴れ川で、河川敷は… この記事は有料会員記事です。残り1017文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道のジュエリーアイスいつ見られるの?現地画像30分おき公開
厳冬期の北海道豊頃町の海岸で見られる「ジュエリーアイス」。冬の北海道の観光名所としてすっかり定着した自然現象だが、現地に行ってみないと氷が漂着しているか分からないのが難点だった。訪れた観光客からは「氷がなくてがっかりした」という声も。こうした課題を解決しようと、北見工業大学らの研究グループが、研究用の定点カメラの画像公開を始めた。 ジュエリーアイスは、十勝川で凍結した氷が、波でもまれたのちに河口近くの同町大津海岸に打ち上げられる現象。透明度が高く、朝日などに照らされて輝く様子が宝石のようだと名付けられた。 しかし、出現は気象条件に左右されるため、いつも見られるとは限らない。町ではホームページで1日1回程度、海岸の画像をアップし、電話での問い合わせに対応してきたが、観光客はリアルタイムでは海岸の様子は分からなかった。 結氷した河川の治水や環境を… この記事は有料会員記事です。残り635文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪IR、コロナ終息しなければ計画白紙も 基本協定に規定明記
2022年2月26日 19時00分 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指す大阪府と大阪市が事業者と締結した基本協定に、観光需要が新型コロナ禍前の水準まで回復していると見込めない場合、事業者は協定を解除できるとの規定が盛り込まれていることがわかった。 事業者は米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスが中心の企業連合。府と市が15日に締結した基本協定はIR事業をめぐる責務や必要な手続きを定めており、事業者が協定を解除できる条件の一つとしてコロナの影響を挙げる。IR事業に悪影響を与える地盤沈下や液状化、土壌汚染などが生じたり、こうした事象の判明時に市が事業者と協力して適切な措置を講じなかったりした場合なども解除できる。 事業者は、国からIR整備計画の認定を受けた30日後に判断し、その後60日以内に府・市に通知する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
GIGA端末、家庭での活用進まず 国立教育政策研究所が調査
情報端末を使った調べ物は浸透しているが、家庭での持ち帰り学習は進んでいない――。国立教育政策研究所が、GIGA(ギガ)スクール構想で配られた端末などICT(情報通信技術)の活用状況を全国の小中学校で調べたところ、こんな傾向が浮かび上がった。文部科学省は各教育委員会に通知を出し、自宅学習での端末の活用を促す方針だ。 調査は昨年11~12月、全国1056小中学校を対象に実施し、6割弱から回答があった。結果は25日にあった文科省の有識者会議で報告された。 端末などインターネットを使… この記事は有料会員記事です。残り322文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「そりゃ 怖いさ!」 46歳で認知症、男性がインスタ発信する理由
「バスを間違えて降りたのは引越(ひっこし)する前の家の近くだった それにしても夕焼けの空がきれいだった」 街の景色を投稿したインスタグラム。その末尾に「#記憶とつなぐ」のハッシュタグを添える。 京都市で暮らす下坂厚さんは3年前の夏、46歳で若年性認知症と診断された。 「認知症になったら何もできないというイメージを変えたい」と、日常の風景を撮って発信している。 四つ葉のクローバーやお寺の掲示板、老夫婦のつないだ手……。心が動いた写真を投稿する。 ついさっきあった出来事を忘… この記事は有料会員記事です。残り626文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
通勤電車に宿泊できる? 京阪のあの名車がホテルの部屋に
昨年引退した京阪電鉄5000系通勤電車で実際に使われていた部品をあしらった部屋が2月、京阪グループの京都タワーホテル(京都市下京区)に登場した。 1970年に輸送力を高めるために誕生した5000系の最大の特徴は「ラッシュ用ドア」だ。片側5カ所のドアのうち2カ所に、昇降する座席が備わっていた。ラッシュ時には席を天井付近まで上げて、ドアを開閉させていた。しかし、安全対策のため設置したホームドアとの位置が合わないため、2021年9月に引退した。 京都タワーホテルは、これま… この記事は有料会員記事です。残り296文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
プーチン大統領「核大国」発言 両国訪れた被爆者ら「恐ろしい」
有料会員記事 津田六平、岡田将平、福冨旅史 編集委員・副島英樹2022年2月26日 13時00分 ロシアがウクライナに侵攻し、プーチン大統領が「ロシアは世界で最も強力な核大国の一つだ」と発言した。両国を訪問し、被爆体験を語ったことがある広島市佐伯区の森下弘(ひろむ)さん(91)は25日、「あんな発言を軽々しくできるのが、恐ろしくてしょうがない」と憤りをあらわにした。 あんなに優しい学生たちが戦闘に…… プーチン氏の発言で脳裏に浮かんだのが14歳の記憶だ。広島の爆心地から1・5キロで被爆し、顔から首にかけて大やけどを負い、今も傷が残る。母親は亡くなった。 「核兵器は人間の体と心を破滅させる恐ろしいもの。その現実は、広島と長崎の歴史が物語っている」 森下さんはそう言いながら、5冊のアルバムに視線を落とした。2004年、広島国際文化財団主催の平和交流団「広島世界平和ミッション」の一員として約1カ月間、ロシアとウクライナなどを訪問し、現地の大学生らに被爆証言をした時のものだ。 ミサイル攻撃を受けたという… この記事は有料会員記事です。残り1971文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル