自動車などを解体・保管する作業所「ヤード」を無届けで経営していたとして、埼玉県警は埼玉県杉戸町宮前、パキスタン国籍の中古自動車販売業シェイク・エムテアーズ・シャフィ容疑者(58)を県ヤード条例違反の疑いで逮捕し、24日発表した。条例違反による摘発は初めて。捜査に支障があるとして、県警は認否を明らかにしていない。 保安課によると、逮捕容疑は… この記事は有料会員記事です。残り212文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「光り物」好きの関西人、サバもお好き? 大阪でサバ「博覧会」開幕
2022年2月24日 6時00分 「サバ缶」が近年ブームになる中、更なるサバの普及を狙う「大阪サバ博2022」が23日、大阪市の阪神梅田本店で始まった。28日まで。 各地のサバずしをはじめ、サバの缶詰を使ったカレーやサバ節だしのラーメンを販売する。水道水でできるサバの養殖方法などのパネル展示もある。 「日本さば文化協会」(大阪市)の右田孝宣さんらがサバ愛を語るトークショーも。「『光り物』好きの関西人にはサバの魅力が伝わるはず」と右田さん。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大学の不祥事「書いたら退学?」 日大新聞 学生記者たちの決断
日本大学の学生新聞が1月号で、同大の前理事長が起訴されるなどした一連の不祥事を取り上げた。1、2面のほとんどを使い、緊急連載や解説記事を盛り込んだ力作だ。ただ、紙面掲載に至るまで、学生たちの心は揺れた。 日大生が編集する「日本大学新聞」の1418号(1月20日付)。全6ページのうち2ページに厳しい見出しが並んだ。 1面「再生への苦闘 疑念突き付けられた『自浄能力』」 2面「専横招いた組織風土にこそメスを」 田中英寿・前理事長(75)らが逮捕された事件の経緯や再発防止に向けた大学の動きを詳報。解説記事では大学が昨年12月に出した事件の中間報告も批判した。 「なぜ田中前理事長がそれほどの威光を持つようになったのかという最大の疑問には十分に答えていない」「前理事長が(中略)影響力を増大させた経緯だけでなく、その過程で前理事長夫人ら学外関係者が大学人事にまで干渉するようになった背景までも、本学自身の手でぜひ解明し、白日の下にさらす必要があるのではないか」 ここに至るまで、学生記者たちは悩んだ。 12月号の校了が迫っていた… この記事は有料会員記事です。残り1610文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
特注の額縁つくり続けて42年 職人気質の夫妻が閉店を決めたら…
夫妻はいま、悩みの中にいる。 夕暮れ時、西武新宿線武蔵関駅の駅前商店街を抜けた先に、ガラス戸から明かりがもれる店がある。フルオーダーで額縁を作る「アート・ヤマモト」(東京都練馬区関町北)だ。 「縁は白にできますか」。そう尋ねる女性客が持参した風景画を見て、山本律子さん(71)が額縁の素材を手際よく選んでいく。2月に東京を離れる女性の予定に合わせ、納期を早めた注文票を手渡すと、女性は笑顔で店を出ていった。店の奥にいる夫の隆志さん(76)は、額縁を組み立てる手を休めない。 隆志さんは元システムエンジニア。知人の額縁屋の仕事ぶりを見て、1980年ごろ脱サラした。最初は額縁や画材の卸しを始め、次第に自分たちで額縁を作るようになった。 持ち込まれた作品を見ながら、作家の希望を聞き、フレームや作品を囲むマットを選ぶ。手のひらに収まるミニチュアから2メートルを越えるものまで大きさは様々。図面引きや組み立てを隆志さん、仕上げは律子さんが担ってきた。 バブル期は注文が殺到した。午前2時まで仕事をして、2千万円ほど売り上げた月もある。「集中して働き、週2、3日は釣りへ行った。いい時代だった」 額縁作りは独学だ。注文を受けると、フレームの木材を裁断する。木の種類ごとに経年による収縮度合いが違うので、経験を頼りに「紙1枚」の厚さレベルで角度を調整する。木材に接着剤をつけ、1日寝かせると段差がなくなるという。 その後、作品を囲むマットを選ぶ。色や質感、幅によって絵の見え方も変わる。律子さんは「お客さんがどう見せたいかが大事。注文を受ける時にしっかり聞き取る」。 サイズや注文内容で価格は変わるが、「大体、一つ2万円以内」。メーカーの価格表を見て、より求めやすい料金を心がけてきた。 著名な画家の注文も受けるが、特別と思った仕事は一つもない。「どれも真剣に作っているから」。定型の四角だけでなく、音符や電車、教会など、作っていて楽しくなる特殊な型の注文は、腕が鳴った。そうやって、2人で42年間、店を切り盛りしてきた。 だが、コロナ禍で経営は苦しくなるばかりだ。客が1人も来ない週もあった。2人で話し合い、店舗の契約更新にあわせ、今年5月で店を閉めることにした。 閉店の知らせを聞き、テンペ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
御嶽山の噴火警戒レベル2に 2017年以来、火口周辺で噴石警戒
吉沢英将2022年2月23日 18時58分 気象庁は23日、長野・岐阜県境の御嶽山について、5段階ある噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。火口から約1キロ以内では噴火による噴石に警戒を呼びかけている。 同庁によると、23日午後2時15分ごろから火山性地震が増加しており、午後5時までに90回に達した。また、山頂付近の傾斜計で南側が隆起する変化が観測された。御嶽山で噴火警戒レベルが2になるのは、2017年8月以来。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「根性で耐えた」90㌔の鏡もち、5分もちあげた女性 京都・醍醐寺
【動画】巨大な紅白の鏡餅を持ち上げる「餅上げ力奉納」=筋野健太撮影 世界遺産の醍醐寺(だいごじ、京都市伏見区)で23日、巨大な紅白の鏡餅を持ち上げる「餅上げ力(ちから)奉納」があった。金堂前の特設舞台で女性は重さ90キロ、男性は150キロの餅に挑んだ。 寺がまつる不動明王など「五大明王」の力を授かり、平和や幸福を願う法要「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」(五大力さん)の行事の一つ。 コロナ禍で昨年同様、持ち上… この記事は有料会員記事です。残り172文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夜の新千歳空港、数千人が一時足止め 受験生「1日早く来たが…」
大雪に見舞われた北海道では23日から24日未明にかけて、札幌市とその周辺の交通網が大きく乱れて、新千歳空港では大勢の利用客が足止めされた。24日午前1時現在、数千人が空港ビルやJRの駅にとどまっている。JR北海道は深夜も除雪を進め、午前3時、札幌駅行きの臨時列車の運行を始めた。乗客数をみながら7本をめどに運行する。 滑走路の除雪が追いつかず22日は全便が欠航していた新千歳空港では、夜通し除雪作業が続けられ、23日朝から滑走路の使用を再開した。北海道エアポートによると、23日は予定されていた新千歳空港着の145便のうち109便が着陸した。 一方、JR北は23日午後7時45分までに、札幌駅発着の列車を中心に、計850本の運休を決めた。当初、千歳線の札幌―新千歳空港間は23日午後の運転再開を目指していたが、除雪が追いつかず、夜になっても再開できなかった。深夜も除雪を進めたが、23日中の運行再開は断念。除雪が終わり次第、空港発の臨時列車の運行をめざしていた。 北海道エアポートは、足止め… この記事は有料会員記事です。残り800文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「第6波」で相次いだ学級閉鎖 先生は自宅からオンライン授業も
新型コロナウイルスの「第6波」では学級閉鎖や学年閉鎖が大幅に増え、学びの機会の確保がこれまで以上に難しくなっている。小中学校では1人に1台行き渡ったタブレット端末を活用し、先生が自宅からオンライン授業に取り組むケースも増えている。一方で、ICT(情報通信技術)の環境整備の差も出てきている。 2月上旬、熊本市内の小学校の先生は出勤直後、自身の子どもが熱を出したと連絡を受け、校長の判断で在宅勤務に切り替えた。教材アプリを入れたタブレット端末を持ち帰った先生は、1時間目から教室の児童に授業をした。 タブレット端末の2画面機能を使い、一つの画面に授業内容のプレゼンテーションソフトを示し、もう一つの画面には手書きで記入できる授業支援アプリを使って「板書」するように説明を書いていく。校長は「日頃から使い慣れているので、安心して授業を任せられた」と話す。 熊本市はICTの積極活用で知られるが、一斉休校中の2020年4~5月は「在宅授業」は限定的だったという。タブレットの配布が3人に1台だったことが影響している。低・中学年分を高学年にまわしたり、各学年ごとに使用期間を決めて交互に使ったりし、短時間のオンライン授業や授業を収録した動画の配信などで補ったという。 熊本市ではその後、21年2月に「1人1台」を実現。先生たちもタブレット端末を使った授業に慣れたことも重なり、「自宅からオンライン授業をしているという報告が以前よりも多くなった」(市教育センター)という。 福岡市でも、昨年4月には「在宅授業」も可能とする通知を出していたが、事例の報告は過去にはあまりなく、今回は「これまでになく多い」(永田朗・教育ICT推進課長)という。 背景には、感染拡大に伴って… この記事は有料会員記事です。残り1017文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府、新たに1万1472人感染確認 前週より減るも死者は49人
大阪府は23日、府内で新たに1万1472人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の同じ水曜日(16日)から995人減った。 1月30日から2月22日にかけて、50代~100歳代の男女計49人の死亡も確認された。府内の感染者は延べ61万1327人、死者は計3739人となった。 コロナ以外の疾病で重症病床を使う必要がある人も含めた府内の重症病床(640床)の使用率は46・1%。軽症中等症病床(3435床)の実質使用率は81・3%だった。府が設けた大規模医療・療養センターには24人が入っている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
利根川河川敷で枯れ草など3キロにわたり燃える けが人はなし
2022年2月23日 23時47分 23日午後4時10分ごろ、埼玉県熊谷市妻沼の利根川の河川敷で火と煙が出ていると車で通りかかった人から119番通報があった。熊谷署によると、土手の枯れ草などが3キロ超にわたって燃え広がり、午後10時20分ごろ、鎮火した。 熊谷市消防本部によると、けが人はなく、周りの住宅への延焼はなかった。 最初に火が出ているのが見つかったのは、群馬県太田市古戸町との間にかかる刀水(とうすい)橋付近。河川敷は200メートルほどの幅で草地になっており、河川下流のグライダー用の妻沼滑空場の手前付近で消火したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル