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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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ニュース 社会
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袴田さん弁護団「1年以上漬かれば血痕赤み消失」 再審で改めて主張

17 janvier 2024
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 58年前に静岡県の旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌さん(87)の裁判をやり直す再審。静岡地裁で17日に開かれた第7回公判では、再審開始を導き、この裁判の核心と言える「5点の衣類」についた血痕の「赤み」についても審理された。弁護側は改めて「1年以上みそに漬ければ赤みは消失する」と主張した。  血痕の「赤み」については、第2次再審請求審で、最高裁が2020年、色の変化に絞って東京高裁に審理を差し戻し、高裁が23年3月に「専門的知見から化学反応によって赤みは消える」として再審開始を決定した経緯がある。  弁護側はこの日、弁護団など… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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自転車で転倒し骨折した80歳女性 自宅で2週間後に遺体で見つかる

17 janvier 2024
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 長野県安曇野市穂高有明のスーパーの駐車場で昨年12月28日午後2時過ぎ、近くに住む女性(80)が自転車で転倒し、右足を骨折する事故があった。女性は今月11日、自宅の廊下で倒れているのを訪れた知人が見つけ、119番通報したが既に亡くなっていた。  県警安曇野署によると、女性は買い物を終えた後に単独で転倒。司法解剖したところ、右足の骨が折れていた。重傷を負ったことなどが原因で死亡した可能性があるとみて調べている。  同署によると、女性は一人暮らし。自宅で見つかった際、普段買い物などに使っていた自転車が見当たらなかったことから、防犯カメラなどを確認して調べたところ、事故を起こしていたことがわかった。  このとき、店員が救急車を呼ぼうとしたが、女性が断ったため、自転車は店が預かった。店員が女性を車に乗せ、自宅まで送り届けたという。  同署は他に外傷がないことなどから、女性が帰宅後、さらに骨の損傷が進むなどして、動けなくなった可能性があるとみている。(佐藤仁彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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阪神大震災 東京でも追悼 友を失って責めた自分「変わりたい」

17 janvier 2024
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 阪神・淡路大震災から29年を迎えた17日、東京都千代田区の日比谷公園で「1・17のつどい」が開かれた。今年の元日には能登半島地震が発生、参加者はそれぞれの被災地を思い、祈りを込めて黙禱(もくとう)した。  神戸市の東遊園地で「1・17のつどい」を開いている実行委員会が主催した。都内に住む被災地出身者らと思いを共有したいと、2019年から東京でも催している。  この日は被災地の出身者や救援に関わった人たち150人が参加。神戸会場から分けた「1・17希望の灯(あか)り」が、「1・17ともに」の形に並べたキャンドルに点火された。神戸の追悼会場とインターネットでつなぎ、地震発生時刻の12時間後の午後5時46分に黙禱した。  参加した松本律子さん(59)は震災で友人を失った。当時神戸市灘区で入居予定のマンションに友人が入ったが、マンションは地震で倒壊したという。「ずっと自分を責めていた。自分が生まれ変われればと思って来ました」  神戸市の東京事務所に勤める… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「ノラは身代わりに」 見つからぬ愛猫、潰れた家で女性は呼び続ける

17 janvier 2024
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 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市。発災から2週間以上が過ぎたいまも家族の一員だった愛猫を捜し続けている女性がいる。  「ノラ、ノラ」。1階部分がぺしゃんこになり屋根だけが残る家屋の前で、中島由起さん(63)が飼い猫の名前を呼んでいた。地震発生後から毎日のように自宅のある同市宝立町鵜飼(うかい)に戻り、ノラがどこからか現れないかと声をかけ続けている。  地震発生時、中島さんは家の居間で母親(83)とくつろいでいた。大きな揺れが収まると、家の中は崩れ落ちた家具などでぐちゃぐちゃに。どうにか部屋から、はいつくばるように母親と一緒に外へ逃げたが、ノラのいた部屋は完全に破壊されて屋根部分しか残っていなかった。  ピンク色の首輪をしたメスのノラ。背中が黒色で、おなかは白色。9年ほど前に、野良猫から生まれた子猫をもらい受けたことから、中島さんが「ノラ」と名付けたという。  長年、家族のように暮らしてきた愛猫について、中島さんは「これだけ家が壊れたのに私たちが生きているのは、もしかしてノラが身代わりになってくれたのかもしれない」と話す。  それでも、ノラが何食わぬ顔でひょっこり出てきてくれないか期待して、また、名前を呼ぶ。(竹花徹朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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子どもに長時間の正座を強要、母親と元同級生に有罪判決 名古屋地裁

17 janvier 2024
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高橋俊成2024年1月17日 18時19分  小学生の実子に長時間の正座を繰り返し強いたとして強要罪に問われた母親と高校時代の同級生の女に対し、名古屋地裁は17日、懲役3年執行猶予5年(いずれも求刑懲役3年)の判決を言い渡した。戸崎涼子裁判官は「卑劣で陰湿な犯行。児童の受けた肉体的、精神的苦痛は計り知れない」と述べた。  判決は、母親と女は正座を崩すと頭をたたいたり、正座を続けているかを監視するために撮影用の携帯電話を設置したりして、被害児童を強く恐れさせて犯行に及んだと認定。児童が夜間に正座したまま前に突っ伏して眠ると責めたほか、口を粘着テープで塞いだり手をタオルで縛ったりして正座を続けさせたとも指摘し、「態様が相当悪質であることは論をまたない」と非難した。  母親は児童の首を押さえつけるなどした暴行罪にも問われており、判決は「児童を黙らせるために行ったもので、正座強要と同様に卑劣で悪質だ」と指摘。その上で「児童の心身の発達への影響も懸念され、結果は重大」と断じた。  2人の役割について判決は、女が母親に「児童に厳しく接するように」と繰り返し言うなどして精神的に追い詰めたり、架空の人物を装ったLINEのやり取りで相当の無理を伴う要求を受け入れさせたりしたと認め、「女が主導的役割を果たした」と判断。ただ、母親が主体的に犯行に加担したことも否めないとし、「2人の刑事責任は同程度に重い」と結論づけた。検察は女が物心両面で母親を支配し、「責任は断然重い」と主張していた。  一方で、2人が反省していることなどを量刑で考慮したと述べた。猶予期間について「犯行の悪質さや執拗(しつよう)さ、2人の関係性を考慮し、時間をかけて更生できるか見極める必要がある」とし、刑法上認められる最長期間である5年が相当だとした。  判決によると、母親と女は昨年4月ごろ~6月9日、それぞれの自宅で児童(9~10歳)を畏怖(いふ)させて長時間の正座を強要。母親は昨年6月2日ごろ~9日、女の自宅で児童に馬乗りになって暴行した。裁判は被害者保護のため、被告の名前や年齢などは非公開で審理された。(高橋俊成) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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犯罪被害者の遺族給付金、同性パートナーも対象か 最高裁が初判断へ

17 janvier 2024
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 同性パートナーが、犯罪被害者等給付金支給法(犯給法)に基づいて遺族に支払われる給付を受けられるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)は17日、当事者双方の意見を聞く弁論を3月5日に開くと決めた。最高裁の弁論は二審の判断を変えるのに必要な手続きで、「同性パートナーは支給対象外」とした二審判決が見直される可能性がある。  同性パートナーが公的な給付金の支給対象になるかについて、最高裁が判断を示すのは初めて。  犯給法は、被害者の遺族に遺族給付金を支給すると規定。「遺族」には、婚姻届を出していなくても「事実上婚姻関係と同様の事情にあった者」を含むと定める。  名古屋市の内山靖英さん(48)は2014年、20年以上交際・同居していたパートナーの男性を殺害された。「パートナーとの関係は異性間の事実婚と同じで、自身も遺族に当たる」として愛知県公安委員会に給付金を申請したが、認められなかったため、18年に不支給とした裁定の取り消しを求めて県を提訴した。  一審・名古屋地裁は、当時、同性パートナーへの社会的な理解は相当程度進んでいたが「同性間の共同生活を婚姻関係と同視できるという社会通念はなかった」と判断。同性パートナーは異性間の事実婚とは違い、「遺族」には当たらないとして請求を棄却した。  二審・名古屋高裁も、犯給法の規定は異性間の関係を前提とし、同性間を含むとは解釈できないとして、一審を支持。性別に基づく取り扱いの差異は、法の下の平等を定めた憲法14条には違反しないとも判断した。高裁判決を不服として、原告側が上告していた。  原告側代理人の堀江哲史弁護士は「一、二審の判断が最高裁で良い方向に覆る可能性があり、前向きに受け止めたい。人権の『最後のとりで』である司法が、性の多様性や、性的少数者の当事者に真摯(しんし)に向き合う流れが生まれ始めている」と話した。(遠藤隆史、高橋俊成) 最高裁の判断、ほかの公的給付に影響する可能性も  「事実上婚姻関係と同じ事情にある者」。訴訟の最大の争点は、法律のこの言葉が示す範囲だ。  日本では、婚姻届を出して法律婚をした夫婦の場合、様々な法的保護を受けられる。また、婚姻届を出していなくても実質的に夫婦として暮らす「事実婚」についても、過去の最高裁判例に基づき、「婚姻に準ずる関係」として一定の法的保護が認められている。  日本弁護士連合会の21年のまとめでは、厚生年金保険法の遺族厚生年金など、200以上の法令が、犯給法と同様の文言で支給対象を規定している。だが、原告側弁護団によると、同性パートナーの場合、一部の自治体の制度を除き、公的給付の対象になる例は「確認できていない」という。  最高裁は今回、犯給法が被害者遺族に給付金を支給する趣旨などを検討し、判断を示すとみられる。同じ文言で対象を規定する公的給付のうち、犯給法に基づく給付金と似た性質を持つものについては、最高裁の判断が影響する可能性がある。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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JAL社長「管制と航空機のやり取りがアナログ」 羽田衝突炎上事故

17 janvier 2024
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 東京・羽田空港の滑走路で日本航空(JAL)と海上保安庁の航空機同士が衝突、炎上した事故について、JALの赤坂祐二社長(62)は17日にあった定例の記者会見の冒頭で、事故に遭ったJAL516便の乗客に対し、「大変ご心痛、ご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げたい」と述べた。亡くなった海保の5人の職員に対して「心からご冥福をお祈り申し上げます」と話した。  また、事故の詳細については運輸安全委員会の調査や警視庁の捜査に委ねるとした上で、「管制官と航空機のやり取りがアナログ。事故から引き出された教訓に業界全体で取り組む必要がある」と述べ、「ボイス(声)によるコミュニケーションは一つの大きなリスクであることは間違いない」との見解を示した。  516便の操縦席にいた3人のパイロットの証言の公表は避けたものの、「(海保機は)見えていないと言っている」と回答。「航空に対する国民の不安が高まっている。できるだけ早く情報を開示し『それなら大丈夫』と思って頂けるようにやっていきたい」とし、航空業界として早期の原因究明と再発防止に全力を挙げる決意を示した。  「それが亡くなられた皆様へ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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米軍ヘリが支援開始、能登空港に食料品 自衛隊の2次避難輸送増で

17 janvier 2024
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 能登半島地震の被災者支援で、食料品などの物資を載せた在日米軍のヘリコプター「UH60」が17日午後、航空自衛隊の小松基地を出発し、能登空港に到着した。今回の地震で他国軍による支援活動は初めて。防衛省によると、米軍は18日も同様の活動を行うという。  米国を含め各国から支援の申し出があったが、日本政府は受け入れ態勢が整わないことなどから、一律に支援を受け入れてこなかった。ただ、米軍はヘリを日本国内に保有し、他国軍に比べ受け入れ態勢を整備する負担が少ない。自衛隊による2次避難を希望する被災者の輸送が増えていることなどを踏まえ、防衛省が米軍に物資輸送を要請した。  林芳正官房長官は17日午前の記者会見で「米国の支援に心より感謝申し上げるとともに、日米同盟の緊密な連携のもとで引き続き政府一体となって震災対応に全力で対応したい」と述べた。(田嶋慶彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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金沢市長「過度な消費自粛しないで」 地震で観光や飲食業に打撃

17 janvier 2024
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 金沢市の村山卓市長は17日の記者会見で、市内の観光や飲食業が能登半島地震の影響で打撃を受けているとして、「引き続き被災者に心を寄せていただきながらも、過度な自粛をすることなく、消費活動を行っていただきたい」と市民に訴えた。  能登半島地震以降、金沢市中心部は人が減り、閑散としている。村山市長は「被災地などへの配慮によって、新年会やイベントなどが中止、延期されており、地域経済への影響を憂慮している」と発言。配慮があることに「心情は察する」としながらも、「地域における活発な経済活動が、石川県の元気を回復することにもつながる」と普段通りの消費を求めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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【速報中】金沢市長「過度な消費活動、自粛しないで」 市民に訴え

17 janvier 2024
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【動画】雪の珠洲市内を道路から見た 能登半島地震発生から2週間=波絵理子撮影  1月1日夕に起きた能登半島地震。深刻な被害の状況が少しずつ明らかになるとともに、多くの人が避難生活を続けています。タイムライン形式でお伝えします。 ■■■1月17日■■■ 14:00 物資輸送の米軍ヘリ、能登空港に到着  食料品などの物資を積み、航空自衛隊小松基地を出発した在日米軍のヘリコプター「UH60」が能登空港に到着した。今回の地震で他国軍による支援活動は初めて。防衛省によると、米軍は18日も同様の活動を行うという。  米国を含め各国から支援の申し出があったが、日本政府は受け入れ態勢が整わないことなどから、一律に支援を受け入れてこなかった。ただ、米軍はヘリを日本国内に保有し、他国軍に比べ受け入れ態勢を整備する負担が少ない。自衛隊による2次避難を希望する被災者の輸送が増えていることなどを踏まえ、防衛省が米軍に物資輸送を要請した。 11:00 金沢市長「過度な自粛しないで」 市民に訴え  金沢市の村山卓市長は記者会見で、市内の観光や飲食業が能登半島地震の影響で打撃を受けているとして、「引き続き被災者に心を寄せていただきながらも、過度な自粛をすることなく、消費活動を行っていただきたい」と市民に訴えた。  能登半島地震以降、金沢市中心部は人が減り、閑散としている。村山市長は「被災地などへの配慮によって、新年会やイベントなどが中止、延期されており、地域経済への影響を憂慮している」と発言。配慮があることに「心情は察する」としながらも、「地域における活発な経済活動が、石川県の元気を回復することにもつながる」と普段通りの消費を求めた。 11:00 林官房長官「米国の支援に感謝」  林芳正官房長官は記者会見で、自衛隊による2次避難者の輸送が大幅に増えているとして、「自衛隊が実施してきた物資輸送を滞りなく継続するため、在日米軍に対して支援を要請した」と述べた。要請を受けて在日米軍は17日以降、航空自衛隊小松基地を拠点に、被災者への支援物資をヘリで能登空港まで輸送するという。  林氏によると、すでに小松基地に在日米陸軍のヘリ2機が移動している。林氏は「今般の米国の支援に心より感謝申し上げるとともに、日米同盟の緊密な連携のもと、引き続き政府一体となって、震災対応に全力で対応していきたい」と述べた。 10:00 輪島の朝市通り一帯を捜索、10人の遺体発見  石川県輪島市は17日、能登半島地震に伴う火災で焼失した市中心部の観光名所「朝市通り」一帯の捜索で、10人の遺体が見つかったと発表した。この日、これまでの捜索の報告を警察から受けたという。性別や年代は分かっていない。倒壊したり焼失したりした家屋の中から発見されたという。  火災は1日の地震直後に発生。国土交通省によると、約5万800平方メートルが焼け、約300棟が焼損したと推定される。安否不明者がいるとの情報があり、県警が捜索していた。 9:00 輪島の中学生250人、バスで避難開始  能登半島地震で大きな被害を受け、学校再開のめどが立っていない石川県輪島市の中学生が17日、約100キロ南にある同県白山市の体験学習施設への集団避難を始めた。施設で教員と集団生活をしながら、授業を受けられるようにするという。市内の中学生401人のうち、保護者が同意した約250人が集団避難する。市は期間は最長2カ月と見込む。  避難所になっている輪島市の鳳至(ふげし)公民館では、子どもを送り出す保護者の姿があった。その後、道の駅でバスに乗り込み、白山市に向けて出発した。すでに金沢市周辺に避難している中学生は金沢駅からのバスで体験学習施設に向かう。 5:46 輪島の火災「29年前を思い出した」 神戸市長田区で追悼行事  阪神・淡路大震災直後に周辺で大きな火災が起こり、近くの病院の入院患者らの避難所にもなった大国(だいこく)公園(神戸市長田区)。この日は早朝から住民ら約100人が集まり、午前5時46分に黙禱(もくとう)を捧げたり、ろうそくに火をともしたりした。  近くに住む福本春光さん(73)はニュースで能登半島地震の石川県輪島市の火災を見て「29年前の長田区の大火災を思い出し、心が苦しくなった」。  木造2階建ての自宅は全壊。当日は家屋の下敷きになった住民の救助や、火災の消火活動に奔走したという。  その後、近くの鷹取中学校(神戸市須磨区)の体育館で約1カ月間にわたり避難生活を送ったが、避難所のトイレが使えず苦労したという。  ただ近所の住民同士で普段から付き合いがあり、避難所生活もぎすぎすせずに一緒に過ごせたといい、「石川県の人たちも被災者で助け合いながら、頑張って乗り越えてほしい」と願った。 5:46 阪神・淡路大震災29年 能登へ思い寄せ  6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から29年を迎えた17日、各地で追悼行事が開かれた。被災地から被災地へ、正月に地震が発生した能登半島にも思いを寄せた。  神戸市中央区の東遊園地では追悼行事「1・17のつどい」が開かれた。  約7千本の灯籠(とうろう)で描かれた「1995 ともに 1・17」の文字は、能登に寄り添う思いも込められた。訪れた人は発生時刻の午前5時46分に黙禱(もくとう)した。 5:30 29年越しで追悼に 能登半島地震が起きたから  東遊園地へ追悼に訪れた兵庫県宝塚市の会社員須賀克彦さん(60)はあの日、神戸市灘区で被災した。幸い自宅や周囲の人に大きな被害はなかったが、震災後に道路に棺おけが山積みになっていたのが忘れられない。  追悼に初めて来ることができた。背中を押したのは、元日に起きた能登半島地震だ。  同じ職場に石川県輪島市出身の人がいた。20年近く前に退職したが、「とても人のいい人」で今も年賀状をやりとりする仲。だが地震後、連絡がつかない。住所を確認すると朝市の近くだった。無事だろうか……。怖くて、安否不明者の名簿は今も見ることができない。  29年前の神戸と今の能登に思いをはせながら、竹灯籠(とうろう)に火をともす。それは29年間追悼に来ることができなかった自分と「折り合いをつけるため」の作業でもあると考えている。 5:20 能登半島地震きっかけ 娘から誘われ訪れた  神戸市東灘区の松田尊幸さん(48)と心美さん(15)は、阪神・淡路大震災の追悼式典が開かれた東遊園地(神戸市中央区)に、親子で訪れた。心美さんが行きたいと声をかけた。きっかけは能登半島地震。「いろんなところで震災があり、いろんな方が被災したことを知った。もっと知りたいと思った」  尊幸さんも東遊園地に来るのは今回が初めて。娘から誘われ「自分のことだけじゃなく、人のことを考えられるようになったことがうれしかった」。  震災で同級生を数人亡くしたが、当時は死を悼む余裕もなかった。「亡くなった友人たちの分まで生きよう。人のために力になれることをしよう」と思った。  看護師の妻は来週、能登に支援に行く。  心美さんは母の能登入りに「被災した人を助けてほしいけど、心配」と胸のうちを明かした。今回追悼に来て、神戸でも多くの人が亡くなったことを実感し、震災を怖いと思ったが、それでも母には「がんばって」と伝えるつもりだ。 5:00 輪島から10時間かけ追悼式へ「エネルギーを感じる」 […]

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