渡辺松雄2021年11月3日 19時40分 佐賀県唐津市で3日、国の重要無形民俗文化財「唐津くんち」の中心行事「御旅所神幸祭(おたびしょしんこうさい)」があり、2年ぶりに獅子や兜(かぶと)、鯛(たい)など14台の曳山(ひきやま)が中心部を巡行した。昨年はコロナ禍で中止されていた。 2番曳山の「青獅子」をひいた中町の河上彰範さん(44)は「祭りが復活してよかった。いろいろなことを考えながら、特別な気持ちでひきました」と話した。 例年なら3日間の日程を1日限りに短縮した。曳(ひ)き子たちの人数も制限され、全員がマスクを着用して出発前に検温した。巡行中の飲酒や、名物の一つの家庭での飲食接待は禁止された。(渡辺松雄) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
A la COP26, les promesses du Japon masquent mal les limites de sa politique environnementale
Le premier ministre japonais, Fumio Kishida, lors de la 26e conférence mondiale sur le climat (COP26) de Glasgow, 2 novembre 2021. ADRIAN DENNIS / AP Le Japon s’est engagé, mardi 2 novembre, lors la 26e conférence mondiale sur le climat (COP26) de Glasgow, à débloquer 10 milliards de dollars sur cinq ans […]
「コロナ感染で家から離れられた」暴力、虐待…居場所のない少女たち
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されても、家庭内での暴力や虐待を受ける児童の相談は後を絶たない。10代少女らの支援のため一般社団法人「Colabo」が東京・歌舞伎町で開催するカフェには、行き場を失った少女らが身を寄せる。深夜の活動に同行した。 午後11時、暗がりでも目を引くピンク色のバスが新宿区役所の敷地内に到着した。約10人のスタッフらが手際よく、テントや椅子などを設置した。日付が変わるころ、カフェ「Tsubomi Cafe」がオープンした。緊急事態宣言下にあった9月末でも、歌舞伎町周辺は営業中の飲食店も多く、人が行き交っていた。 早速、2人の少女がカフェを訪ねてきた。スマホを片手にカップラーメンを食べ始めた。約30分後、15人の少女が訪れ、椅子が7割ほど埋まった。カフェでは食事や衣類、宿泊先などを無料で提供する。PCR検査キットも準備してある。 「学費のための奨学金を親が彼氏に使い込んでいる」 家族の暴力から逃げてきたり… この記事は有料会員記事です。残り970文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府で新たに53人感染 死亡は確認されず
2021年11月3日 17時38分 大阪府は3日、府内で新たに53人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。新たな死者は確認されなかった。府内の感染者は延べ20万2628人になった。死者は計3047人。 府によると、大阪市の企業事業所で従業員9人の感染が確認された。府はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高知・室戸岬沖の船舶衝突 死者はサンゴ漁の漁船乗組員
2021年11月3日 17時38分 3日午前5時50分ごろ、高知県室戸市の室戸岬沖の南約10キロの海上で、三洋海運(東京)が管理する石炭灰の運搬貨物船「碧南丸(へきなんまる)」(1989トン、乗組員11人)から「漁船と衝突した。付近が暗く詳細がわからない」と118番通報があった。高知海上保安部によると、漁船は転覆し、乗組員の山下昭二さん(58)=室戸市=が死亡した。 同保安部によると、転覆したのは高知県漁協室戸岬総括支所所属で、海底のサンゴを取る漁船「神龍丸(しんりゅうまる)」(4・9トン、乗組員2人)。事故当時に近くにいた複数の漁船が2人の救助にあたった。山下さんは転覆した船内に取り残され、搬送先の病院で死亡が確認された。転覆した船底上にいた船長の男性(25)=同県奈半利町=も救出され、打撲などの軽傷。貨物船の乗組員にけがはないという。 同保安部は両船とも運航中の衝突とみており、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の疑いで捜査する見通し。同保安部などによると、漁船は漁場に向かっていた。貨物船は山口県徳山港で荷物を下ろして愛知県衣浦港に向かう途中で、海上の天候は晴れで視界は良好だったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「よく頑張ったね」見つめ合う警察犬と指導員、写真に秘めたある願い
兵庫県警内で今夏開かれた「警察広報用写真コンクール」で、警察犬と指導員を写した1枚が最優秀賞を受賞した。撮影したのは警察署に勤務する職員。単に「いい写真」では終わらない、ある願いが秘められている。 受賞作は「よく頑張ったね!警察犬グライフ号」。 公園の芝生にお座りするグライフ号に、鑑識課の担当指導員がほほえみかけている。互いの信頼関係が伝わってくるような、柔らかな雰囲気が印象的だ。 県警は広報用写真の撮影技術向上を目的に、職員対象のコンクールを1977年から開いている。今年は317点の応募があった。 最優秀賞の写真を撮影したのは、垂水署会計課の江越友範さん(49)。 県警職員として採用された江越さんは情報システムや会計の担当が長く、写真は業務と直接関係ない。 我が子の成長を撮影するうち、15年ほど前から趣味に。一眼カメラや30万円近くする望遠レンズを自腹でそろえ、撮影会などにも参加して腕を磨いている。 なぜ警察犬と指導員を撮影対象に選んだのか。 江越さんの狙いは三つあった。 まず警察犬との絆を表現して警察に親しみを感じてもらうこと。二つ目は、普段は地味な印象のある、鑑識という分野に光を当てること。 そして三つ目が「女性の活躍」だった。 「警察はまだまだ『男社会』と思われていると感じる」と江越さん。女性警察官が実際に活躍していることを知ってもらい、さらに活躍の場が広がっていくように――。そんな願いを静かに込めた。 写真としてのクオリティーにももちろんこだわった。 機材はすべて自前。警察犬と指導員の温かい表情をいきいきと伝えるため、両者の脇にそれぞれストロボを置いてシャッターを切った。撮影枚数は300枚に及んだ。 それだけではない。警察や兵庫をPRするという広報用写真の特性を考え、兵庫らしさを盛り込むことを意識した。背景に明石海峡大橋が入って「映(ば)える」、お気に入りの「アジュール舞子」(神戸市垂水区)の公園をロケ地に選び、自ら撮影許可を申請したという。 最近はスマホで気軽に動画も撮影できるが、江越さんは「1枚からその情景を思い出したり、想像させたりする力があるのが写真の魅力です」。 県民広報課によると、江越さんの作品は来年の県警カレンダーに採用される。(小野大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
土偶の表情がユーモラス 橿考研博物館が再オープン、古代史楽しんで
この冬、古都で古代史を学んでたっぷり楽しむのはいかが。奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)が3日、リニューアルオープンする。「卑弥呼の鏡」とも言われる黒塚古墳の出土鏡のすべてや、高松塚古墳の壁画「飛鳥美人」の複製陶板など約900点を新たに展示する。「日本最大」や「日本最古」と呼ばれる出土品も並ぶ。 リニューアル後は国宝や重要文化財など計約3600点超が展示される。常設展では展示品を定期的に入れ替え、繰り返し来館してもらえるよう工夫する。 リニューアルを記念する形で特別展示室では、天理市の黒塚古墳から出土した三角縁神獣鏡33面がそろい踏みする。卑弥呼が中国・魏からもらった鏡とも伝えられている。画文帯神獣鏡1面も見ることができる。 常設の展示室は「旧石器~弥生時代」「古墳時代」「飛鳥~室町時代」に分かれている。「旧石器~弥生時代」では、橿考研で発掘した土偶がほぼすべて展示される。中でもユーモラスな表情が大人気の観音寺本馬遺跡(橿原市・御所市)の土偶が目を引く。邪馬台国の有力候補地とされる纒向(まきむく)遺跡(桜井市)の出土品も並ぶ。 橿考研の過去20年の古墳調査成果を一堂に集めた「古墳時代」では、メスリ山古墳(同市)の日本最大の大型円筒埴輪(はにわ)が複数そびえる。藤ノ木古墳(斑鳩町)から出土の国宝遺物は、金色の輝きが見事だ。 「飛鳥~室町時代」には旬な展示品がそろう。高松塚古墳(明日香村)の飛鳥美人(西壁女子群像)の複製陶板は、発見当時の色彩や質感が忠実に再現されている。同古墳の極彩色壁画は2022年に発見50周年になり、注目の展示品となりそうだ。 県などが世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産の一つ、牽牛子塚(けんごしづか)古墳(同村)の出土品もある。奈良市の興福寺旧境内で見つかった日本最古とされる将棋駒など、中世の遺物もそろう。 入館料は一般400円、高校・大学生300円、小・中学生200円。原則月曜日が休館で、臨時休館日もある。博物館は空調設備や展示ケースの改修などのため、2018年12月末から休館していた。11月2日は、報道機関向けの内覧会があった。 ■レアなグッズも… この記事は会員記事です。残り467文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「絵は人生の救いの神」戦中に弾圧された男性、100歳の記念展
本田大次郎2021年11月3日 14時30分 海辺で朽ちる廃船、陽光浴びるヨーロッパの街並み――。今月100歳を迎える北海道旭川市の菱谷良一さんの作品展が2日、旭川市民文化会館で始まった。会場の一角で見る人に強く問いかけるのは「赤い帽子の自画像」。戦中の思想弾圧事件「生活図画事件」で投獄され、保釈後に描かれた作品だ。理不尽な逮捕から80年。「でも、絵は人生の救いの神だった」 菱谷さんは、1941(昭和16)年、旭川師範学校(現・北海道教育大旭川校)の学生だった時、身に覚えのない治安維持法違反容疑で逮捕された。所属する美術部は生活のありのままの姿を描く「生活図画」に取り組んでおり、それが共産主義思想と強引に結びつけられた。1年3カ月間、投獄され、42年の12月末に保釈。直後に描いたのが「赤い帽子の自画像」だった。 「不当な逮捕への怒りがあった。帽子は妹のもの。共産主義を意味する『アカ』の色の帽子をかぶり、精いっぱいの皮肉を込めた」 戦後は日々の生活に追われ、絵筆から遠ざかった。しかし定年後、妻に誘われ、公民館の絵画教室に通うようになると、「焼けぼっくいに火がついた」。自宅にアトリエをつくり、絵に没頭した。最初にひかれたのは、廃船や廃屋。「滅び行くものに、愛着があった」。旅行も好きで、海外へ出かけては、各地の風景も描くようになった。 絵を通して、人とのつながりも増えていった。「百歳記念作品展」は、そんなつながりのある人たちが実行委員会を作って、開催してくれた。会場にある約80点の多くは、自宅倉庫で長らく眠っていた作品。久々に囲まれ「『おやじ、まだもう少し頑張れ』って、絵に言われているような気がする」と笑う。 「絵を描いたことがきっかけで投獄されたが、絵を描くことは私の生きがい。人生の救いの神だった」。会場を訪れる知人たちに、とびっきりの笑顔をみせていた。 「百歳記念作品展」は7日まで。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Atlanta Braves rout Houston Astros to win first World Series since 1995
Max Fried hurled six shutout innings and Jorge Soler smashed a towering home run as the Atlanta Braves captured their first World Series since 1995 with a 7-0 rout of the Houston Astros on Tuesday. Starting pitcher Fried bounced back from a couple of subpar performances in his most recent […]
貨物船とさんご漁の漁船が衝突、乗組員1人が死亡 高知・室戸岬沖
2021年11月3日 10時56分 3日午前5時50分ごろ、高知県室戸市の室戸岬沖の南約10キロの海上で、セメントを運搬する貨物船「碧南丸(へきなんまる)」(1989トン、乗組員11人)から「漁船と衝突した。付近が暗く詳細がわからない」と118番通報があった。高知海上保安部によると、漁船は転覆し、1人が死亡した。 同保安部によると、衝突したのは地元のさんご漁の漁船「神龍丸(しんりゅうまる)」(4・9トン、乗組員2人)。近くの漁船などが神龍丸の2人を救助し、2人は病院に搬送された。船内に取り残されていた1人は死亡し、転覆した船底上にいたもう1人は意識はあるという。貨物船の乗組員にはけがはないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル