2021年10月22日 10時44分 大阪府警は22日、窃盗事件で押収した乗用車をレッカー車で警察署へ移送していた際、大阪市阿倍野区の府道で車3台に分乗したグループの襲撃を受け、乗用車内の荷物を奪われた、と発表した。強盗事件として捜査している。 府警によると、21日午後、大阪市東成区内で車上荒らし事件が発生。防犯カメラの捜査などから逃走に使われたとみられる乗用車を割り出し、阿倍野区内の駐車場で見つけて押収した。 襲撃事件はこの車両を東成署へ移送していた同日午後10時半ごろ、阿倍野区松崎町2丁目の府道(天王寺バイパス)で起きた。レッカー車をパトカーと捜査車両で挟んで移動していたところ、白い車が車列に割り込もうとし、その後、レッカー車が減速。さらに後ろから近づいた別の白い車がレッカー車に並走し、助手席から降りた人物が押収車両のドアを開け、車内の荷物を奪って逃げたという。 同じグループとみられる赤い車も現場から走り去った。レッカー車や近くにいた一般車が、グループの車にぶつかったが、けが人はなかった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Carp stay alive in playoff race as CL-leading Swallows pay price for error
A three-run error triggered a seven-run inning and sparked the fourth-place Hiroshima Carp to an 11-7 win over the Central League-leading Tokyo Yakult Swallows that threw the pennant race into confusion on Thursday. Hiroshima’s win at Jingu Stadium kept its slim playoff hopes alive and threw a lifeline to the […]
漁師たちが手際良く張る網60万枚 有明海にカラフルなライン
長沢幹城2021年10月22日 7時30分 福岡、佐賀、熊本3県沖の有明海で21日、一斉にノリの種付け作業が解禁された。このうち佐賀県沖では、ノリ網を沖合まで運ぶ親船と、ノリ網を張るために漁師たちが乗る小舟の1500隻以上が作業にあたった。 県有明海漁協によると、種付け作業では、有明海に1枚あたり縦18メートル、横1・5メートルのノリ網を約60万枚広げるという。 ロール状にされて親船で運ばれたノリ網は、漁師それぞれに割り当てられた海域で小舟に移され、漁師たちによって手際よく張られていった。 今回張られたノリ網のうち、半数は11月中旬までに一度引きあげて冷凍し、12月末ごろに海にもどされ、3月末までの間に摘まれるという。 佐賀市では10月中旬まで最高気温が30度を超える日が続き、ノリの種付け作業に適した海水温に下がるかどうか、関係者の間で不安もあった。ここ数日の冷え込みで海水温が21・4度まで下がり、種付け作業が出来るようになったという。 同漁協の西久保敏組合長は「10月は今までにないような暑さだったが、なんとか適水温に下がった。おいしいノリが取れると思う。自信を持って消費者のみなさんに出せるノリを、がんばって取っていきたい」と話した。(長沢幹城) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広がる訪問接種、接種率高止まり「ピンポイントの支援」へ
新型コロナウイルスのワクチン接種に出かけられない人向けに、自治体が医師や看護師を派遣する訪問接種が広がっている。夏場からの感染爆発が収まり、自治体の集団接種の利用も一段落している中で、「ピンポイント」の対策の重要さが増している。 「はい、打ちますね」。10月中旬、東京都江東区のマンションを、区が派遣した医師や看護師が訪ねた。男の子(12)がベッドに座って待っている。注射を怖がって少し抵抗したが、父親(43)らが付き添い、ワクチン接種はあっという間に終わった。 男の子は自閉症で、区内の特別支援学校中等部に通う。父親によると、病院などの慣れない場所ではパニックになることがあり、ワクチンの集団接種に行くのもためらわれた。区が実施する家庭訪問型の巡回接種の話を学校から聞き、申し込んだという。 この日は、医師が両親に男の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吹奏楽コン、課題曲の聴きどころは 参考演奏したコンマスに聞く
第69回全日本吹奏楽コンクールの課題曲5曲の聴きどころを、参考演奏を担当したオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラのコンサートマスター古賀喜比古さんに聞いた。 ♪ Ⅰトイズ・パレード 平山雄一(第30回朝日作曲賞) 第一印象はシンプルですが、楽譜を読めば読むほど発見がある、楽しいおもちゃ箱のような作品です。 スーザやシューベルトなどの行進曲の一節がちりばめてあったり、おもちゃたちのパレードを数々の「びっくり箱」が待ち受けていたり。楽譜に書かれた「仕掛け」を読み解き、どうお客さんに届けるか。突き詰める面白さがあります。 注目は、クライマックス。非常にゆっくり始まり、元のテンポに戻ってフィナーレを迎えますが、実はこれが難しい。おもちゃたちは、無事格好よく「着地」できるでしょうか。 ♪ Ⅱ龍潭譚 佐藤信人 泉鏡花の小説「龍潭譚(りゅうたんだん)」をモチーフにした、和の雰囲気をたたえた曲です。特に前半は木管楽器中心で、金管楽器が大活躍する他の4曲とは対照的です。 ひとりひとりの表現力が問われる上、ソロが多く、少子化などで増えている少人数バンドでも、演奏効果が十分出せる曲でしょう。 前半では、木管の音色や、その組み合わせで生まれる色彩の変化を楽しんでほしい。そして、金管が活躍する中盤を抜け、静けさが戻った時に響く神秘的な響き、バスクラリネットとピッコロによる非常に難しいソロにもご注目下さい。 ♪ Ⅲ僕らのインベンション 宮川彬良(全日本吹奏楽連盟委嘱作品) 例年、課題曲の中で最も難しいのはⅤですが、今年はこの曲でしょう。例年ならⅤを選ぶような団体の挑戦が多くなりそうですね。 聴き比べると、同じ曲でも全く違う印象を受けるかもしれません。数々のアイデアがちりばめられた楽譜を、どう読み解くかで大きく変わるからです。数字による速度指定がないため、ある程度の幅をもつ言葉による速度表示の、どのあたりを選ぶかでも印象が変わります。 名曲「展覧会の絵」のように親しみやすいテーマに導かれて次々と現れる個性的な風景をお楽しみ下さい。 ♪ Ⅳ吹奏楽のための「エール・マーチ」 宮下秀樹 今年は、このシンプルなマーチを選ぶ団体が多いようですが、バンドの実力を裸にする、隠れた難曲だと僕は思います。 作曲の宮下さんは中学校の先生。吹きやすい中音域を中心に、複数のパートを重ねてメロディーがよく響くようにするなど、教育的配慮が行き届いています。 ただ、音域が限られている分、どこも似た響きになりやすい。工夫して多彩な響きを演出したいですね。 注目はスネアドラム。華やかなリズムで、ゆったりテンポのマーチを導く「主役」は、意外な場所にいるかも。探してみて下さい。 ♪ Ⅴ吹奏楽のための「幻想曲」―アルノルト・シェーンベルク讃 尾方凜斗(第12回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位) 聴いたことがないような響きが楽しめる曲です。 冒頭、メロディーの音ひとつひとつに、いろいろな楽器がパズルのように音を重ね、ふわふわした響きを演出。さらに同じ動きをするグループがそれぞれの楽器の響きをブレンドして新しい音をつくり出します。 「ため息」をついたりマウスピースを逆にして息を入れたりと、金管楽器の特殊奏法も。この音は何の楽器だろうと聴く人が気にし始めたら大成功です。 後半は一転、たたみかけるようなリズムでトランス状態に入るので高揚感をどう出すかがポイントです。(聞き手・魚住ゆかり) ◇ 《第69回全日本吹奏楽コンクール》 10月23日(土)中学校 前半の部9:00~/後半の部14:40~ 10月24日(日)高校 前半の部9:00~/後半の部14:40~ 10月30日(土)大学の部 14:30~ 10月31日(日)職場・一般 前半の部9:40~/後半の部14:40~ 中学校と高校は30団体ずつ、大学13、職場・一般26の計99団体が、全国11の支部の代表として出場する。 主催 全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社 《朝日新聞社と全日本吹奏楽コンクール》 朝日新聞社は、全日本吹奏楽連盟の前身である大日本吹奏楽連盟の創設(1939年)にかかわり、1940年に第1回大会が開かれた全日本吹奏楽コンクールを連盟とともに主催してきた。1990年には公募の作曲コンクール「朝日作曲賞」が設けられ、最優秀作品がコンクールの課題曲となっている。 ◇ 10月24日に予定される第69回全日本吹奏楽コンクール高等学校の部をはじめ、コンクールのすべての演奏を、全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社はオンラインでライブ配信します。会場への入場は出演関係者に限られ、入場券の一般販売はありません。配信の詳細は専用サイト(https://www.asahi.com/brasschorus2021/wbandcompetition.html?ref=article)をご覧ください。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「初歩的操作をしないことは予見できない」 スキーバス事故で会社側
高億翔、滝沢隆史2021年10月21日 19時04分 長野県軽井沢町で2016年、大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故で、業務上過失致死傷罪に問われた運行会社長ら2被告の初公判が21日、長野地裁(大野洋裁判長)であり、被告側は、死亡した運転手の初歩的な運転ミスが事故原因とし、「予想できなかった」と述べて無罪を主張した。 起訴されたのは、バス運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)社長の高橋美作被告(60)と、運行管理者だった元社員の荒井強被告(53)。事故は16年1月15日午前1時50分ごろ、軽井沢町内の国道18号で起き、スキー客らを乗せたバスが下り坂で時速96キロまで加速し、カーブを曲がりきれず崖下に転落。15人が死亡、26人が負傷した。 起訴状によると、荒井被告は、運転手(当時65)から雇用前に「大型バスの運転に不安がある」と聞きながら技量を把握せず、安全管理の義務を怠ったとされる。高橋被告は、運転手に関する必要な指導監督を怠ったとされる。運転手は事故で死亡し、地検は被疑者死亡で不起訴処分とした。 検察側は冒頭陳述で、死亡した運転手が、同社勤務前の別の会社では主に中・小型バスの運転に従事していたと指摘。荒井被告が、この運転手が大型バスの運転を4年半以上していないことを知りつつ雇用を決め、雇用後も適切な運転訓練を怠ったとした。高橋被告は、運転手の技量を把握しなかったと主張した。 同社の別の運転手の供述も明らかにし、死亡した運転手の技量不足のため、事故があった峠道は「(別の)ベテラン運転手が(運転して)越えるのが普通だと考えていた」と話していたとした。 一方、高橋被告は罪状認否の冒頭で事故について謝罪した後、死亡した運転手について「技量が未熟とは認識していなかった」と述べ、事故を起こすような運転を「予想できなかった」と起訴内容を否認。弁護側は、運転手が事故時にブレーキ操作をしていなかったとの見方を示した上で「初歩的な操作をしないことは予見できない」と主張し、荒井被告も「フットブレーキを踏まずに事故を起こすとは思わなかった」と訴えた。 閉廷後、事故の遺族らが記者会見した。遺族会の田原義則代表(56)は「憤りを感じ、受け入れがたい。『知らなかった』では済まされない。なぜ、組織として事故を防げなかったのかを直接、被告らに聞いてみたい」と述べ、被告側の主張を非難した。(高億翔、滝沢隆史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「心から反省を」「なぜ今?」 河井元法相の実刑確定に地元・広島は
「なぜ今なのか」。買収事件で一審有罪となった元法相の河井克行被告(58)が21日、控訴を取り下げ、懲役3年の実刑判決が確定した。買収事件をめぐる政治不信が根強い地元・広島の関係者からは河井被告を突き放し、タイミングを疑問視する声が相次いだ。 「もう何も関係ない。実刑確定はしょうがない」。河井被告の元後援会長の男性は取材に淡々と応じた。衆院議員を辞職する時は事前に連絡があったが、今回は報道で知ったという。 河井被告の元秘書の男性は「保釈も認められず、実刑確定は間違いないと思っていたので驚きはない」と語った。後援会の支部長だった70代の男性は、衆院選の公示2日後の発表に「多少なりとも与党にプラスになればという思いがあったのかもしれない」と思いを巡らせる。「これまで地元の有権者に直接の謝罪はなかった。心の底から反省してほしい」と話した。 河井被告から現金計約2900万円を受け取った地元議員ら100人全員について、検察は不起訴としたが、東京検察審査会に審査が申し立てられている。受領した議員への有権者の風当たりは今も強い。200万円を受け取った奥原信也広島県議(79)は「けじめがついたのは本人だけ。私たちはこれからも続くのだから、(控訴を)やめてもやめなくても関係ない」と語り、検察審査会の判断の行方に気をもむ。 活動自粛を続けるある広島市議は、実刑確定により検審の議決が早く出ると推測し、「『犯罪者』扱いされ、生殺し状態が続いている。どういう結果になろうと、早く私も区切りをつけたい」と胸中を吐露した。 自民党本部が河井夫妻側に提供した1億5千万円をめぐる疑惑も残ったままだ。広島市の市民団体「『河井疑惑』をただす会」の黒川冨秋事務局長(68)は言う。「刑が確定しても、買収資金の原資が解明されない限り、事件は終わらない」 河井被告の地盤だった衆院広島3区では、「政治とカネ」が選挙戦の争点の一つとなっている。各陣営からは説明責任を問う声が相次いだ。 公明党は前職の斉藤鉄夫国土交通相(69)を擁立している。田川寿一県本部代表は「当然の判断だが、謝罪だけでなく、県民にしっかりとした説明をするべきだ」と語った。 立憲新顔のライアン真由美氏(58)は「衆院選での自民党の印象を良くするためなのかと感じる。(党総裁でもある)岸田首相が、国民が納得できる説明をすべきだ」と話した。 維新新顔の瀬木寛親氏(57)は「潔い決断だが幕引きにしてはいけない」。受領した議員への刑事処分の必要性を主張し「それなくして金権政治との決別にはならない」と訴えた。 広島3区には無所属新顔の大山宏氏(73)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新顔の矢島秀平氏(29)、無所属新顔の玉田憲勲氏(64)も立候補している。(候補者の年齢は投開票日現在) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
DV受けた母の死から3年、娘に給付金支給へ 家族間の犯罪、高い壁
大阪府公安委員会は、同居中の男性に暴行されて死亡した女性の娘2人が申請した犯罪被害者給付金について、不支給とした昨年の裁定を取り消し、支払うことを決めた。夫婦など親族間の犯罪は原則不支給だったが、DV(家庭内暴力)被害者救済の観点から近年、「関係の破綻(はたん)」を条件に支給されるようになった。裁判で継続的なDVが認められていたことなどを理由に決定が覆った形だ。 2人の母親木下恵さん(当時40)は2018年6月、兵庫県姫路市内で同居していた男(43)=傷害致死罪で服役中=から暴行を受け、死亡した。 大阪府在住の娘2人は翌年、府公安委に給付金を申請したが、被害者と加害者が内縁関係にあるとして、「不支給」の裁定が昨年7月に出た。2人は「母は継続的なDVを受け、別れを決意して転居先を探していた。関係は既に破綻していた」として、国家公安委員会に審査を請求。府公安委側は「事件の直前3カ月間は暴力を確認できない。関係が破綻していたとは認められない」と反論していた。 2人の代理人を務める養父(… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ対策に「ワクチン接種証明」 京都の日本料理店で実証実験開始
新型コロナウイルス対策の行動制限緩和に向けた飲食店での実証実験が21日、京都府内で始まった。ワクチン接種証明や陰性証明を使った「ワクチン・検査パッケージ」を試行する。 嵐山・渡月橋に近い料亭旅館「嵐山辨慶(べんけい)」(京都市右京区)には昼過ぎ、予約客6人が来店。従業員が2回目のワクチン接種から2週間過ぎていることなどを確認し、個室へ案内した。左京区の会社経営、岡野真之さん(47)は「食事に誘われることも誘うことも減っていたので、うきうきして来た。負担はなく、安心できる」と歓迎した。 磯橋輝彦社長(50)は「京都の料亭には400年以上の歴史がある店もあり、生き残りをかけた取り組み。元の経済活動になんとか戻ってほしい」と期待した。 実験は11月3日までで、京都市と宇治市の日本料理店23店が対象。店内に二酸化炭素濃度の測定器を設置し、濃度が基準値を上回った場合の換気対策などを記録するほか、来店から2週間後には客の健康状態も確認する。府の時短要請は21日で終わるが、感染拡大時に備えて運用を検証する。 大阪府も21日、大阪市の繁華街ミナミで25日から29日までの5日間、実証実験を行うと発表した。府の独自認証「ゴールドステッカー」を取得した飲食店12店が参加する。吉村洋文知事は「感染拡大防止と社会経済活動の両立を実現させるため」と狙いを説明した。 店舗を利用するには、ワクチンの接種証明書やPCR検査結果の通知を示す必要がある。持っていない人には店舗近くの会場で抗原検査を受けてもらう。利用した施設や日時が記録される「大阪コロナ追跡システム」への登録を促すことで、感染者の動向を一定程度把握できるという。(高井里佳子、浅沼愛) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日常的に虐待、「おかしい」と言えぬ雰囲気か バス死亡事故の保育園
会員記事 神野勇人、西田慎介2021年10月21日 20時36分 男児が送迎バスに閉じ込められて死亡した保育園で、複数の職員による複数の園児への虐待行為が明らかになった。バスの事故をきっかけにした特別監査を通じて判明したが、なぜこれまで見過ごされてきたのか。保育園ならではの事情を理由に挙げる声もある。 福岡県と中間市は21日、中間市の双葉保育園で、職員らが複数の園児らの頭をたたくなど日常的な虐待があったと認定し、改善勧告を出した。職員らが2019年以降、園児らに対し、日常的にげんこつでたたいていたほか、「好かん」「ばか」などの暴言もあった。園児の全身をバスタオルで巻いた状態にしてトイレに長時間放置したり、バス事故後も園児の足をつかんで逆さに持ち上げたりしていたという。 バス事故に関する特別監査で実施した保護者へのアンケートで、園児への不適切な指導を指摘する回答があり、職員らへの聞き取り調査で認定した。 県によると、保育園に対しては年1回、県や市が監査に入っていた。しかし、虐待事案の相談は、特別監査が実施されるまで寄せられておらず、通常の監査では把握されていなかった。 県の担当者は「年1回の監査は日誌など書類の確認や園長への聞き取りで、不適切な保育については上がってきづらいのが現状」と説明する。 虐待が見過ごされてきた理由について、県の担当者は「保護者は、子どもがお世話になっている面もあり、非常に言いにくい。職員間にも声を上げにくい雰囲気があったのが要因だと思う」と話した。 県は今後、市町村と連携して、保護者らが匿名で行政に通報できる仕組み作りを進めるという。 双葉保育園がある中間市にも… この記事は会員記事です。残り324文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル