2021年10月13日 20時47分 13日午後5時40分ごろ、愛媛県新居浜市垣生2丁目の住宅で「前にも来た男が来て、もめている」と110番通報があった。県警新居浜署員が駆けつけたところ、この住宅に住む成人の男性2人と女性1人が刃物のようなもので刺され、血を流して倒れていた。3人はその後、死亡が確認された。署は現場にいた男を銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕した。 署によると、逮捕されたのは住所不定で無職の河野智容疑者(53)。逮捕容疑は、刃渡り13センチのナイフを所持していたというもので、ナイフは署が押収した。河野容疑者は「殺すつもりでナイフを持っていた」と供述しているという。 現場はJR新居浜駅から北東に約4キロの住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界体操の選手団、北九州に続々到着 ブラジルの1人がコロナ陽性
18日開幕の世界体操選手権に参加する各国の選手団が、続々と開催地の北九州市に到着している。13日はフィンランドなどの選手団と一緒の飛行機で、日本代表の内村航平選手らも北九州空港に到着。市関係者が歓迎の横断幕で出迎え、手を振ったりガッツポーズしたりする選手たちの陽気な姿が見られた。 14日までに58カ国、計991人の選手団が到着し、15日から公式練習を始める。27日開幕の新体操に参加する46カ国、計502人もこれから北九州入りする。 大会組織委員会は13日、入国時の羽田空港での検査で、ブラジルから来た大会関係者1人が新型コロナウイルス陽性と確認されたと発表した。40代男性で、選手ではないという。都内の施設で隔離療養した後、帰国する。(山本大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海外選手団関係者1人がコロナ陽性 世界体操選手権
山本大輔2021年10月13日 21時05分 北九州市で18日に開幕する世界体操・新体操選手権(主催・国際体操連盟)の組織委員会は13日、新型コロナウイルスの検査で、ブラジルから来た大会関係者1人が新型コロナウイルス陽性と確認されたと発表した。40代男性で、選手ではないという。 男性は、大会の参加条件の一つである出発前72時間内の陰性証明書を出した後、羽田空港でのPCR検査で陽性と判明した。都内の施設で隔離療養した後、帰国する。組織委は個人の特定につながるとして、国名は発表していない。 大会の開幕を前に、体操競技の選手団が12日から入国を始めており、14日までに58カ国計991人が入国する予定。13日は最も多くの選手団が羽田と成田空港を経由し、会場のある北九州市に到着した。(山本大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府 新型コロナ新たに125人感染 8人死亡も確認
大阪府は13日、府内で新たに125人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。また、9月22日から10月12日にかけ、50~80代の男女8人が死亡したことも新たに確認された。府内の感染者は延べ20万1495人、死者は計3015人となった。 府によると、入院中の重症患者は前日より8人少ない64人で、府が確保する重症病床605床の使用率は10・6%となった。入院中の軽症・中等症患者は前日から11人減の379人で、府が確保する軽症・中等症病床2818床の使用率は13・4%になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
札幌の時短要請、14日までで解除 宿泊割引事業も北海道全域で再開
北海道は13日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、札幌市で飲食店に求めている営業時間の短縮要請などの措置を14日までで解除することを正式決定した。札幌市の飲食店の時短要請が解除されるのは約5カ月半ぶり。また道は15日から、宿泊費割引事業「新しい旅のスタイル」を札幌市を含む全道で再開する。 北海道では緊急事態宣言が9月30日までで解除されたが、最大都市・札幌市では感染リスクが高いため、10月14日を期限に重点対策を続けてきた。不要不急の外出自粛のほか、飲食店には午後8時までの時短(酒類提供は午後7時半まで)、第三者認証を受けた飲食店には午後9時までの時短(酒類提供は午後8時まで)などを要請してきた。 道内では新規感染者数が10~20人前後の状況が続き、札幌市でも感染状況が落ち着いてきた。そのため、道は札幌市の重点対策を14日で終えることを決めた。飲食店での時短のほか、イベント営業時間の午後9時までの短縮や大規模集客施設での入場整理の要請も終了する。 今後全道では31日まで、基本的な感染対策に加え、飲食店の4人以下の利用やカラオケ設備の利用自粛、イベント参加人数の上限1万人などを求める。 「新しい旅のスタイル」の再開については、10月15日~11月15日の旅行が割引対象となる。14日から販売される旅行商品が対象。また、飲食割引の「Go To イート」については、現在は持ち帰りや宅配限定だが、15日からは4人以下、2時間以内の飲食を条件に店内でも利用できるようになる。 対策本部会議で鈴木直道知事は「感染が再拡大した場合は速やかに事業を停止するが、そうならないよう事業者、利用者双方に感染防止対策の徹底を図ってもらいたい」と述べた。 札幌市の秋元克広市長も13日の定例会見で「(15日から飲食店への)制限がとれるといっても気を緩めることなく、利用者とお店が一緒になって感染リスクの高い行動を避けてほしい」と述べた。秋元市長はまた、昨年も2度実施した、市内ホテルなどの宿泊料を一律に割り引く市の観光需要喚起策「サッポロ割」(仮称)を11月中旬以降に実施する考えを示した。(中野龍三、佐藤亜季) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Hey!Say!JUMPコンサート、ワクチン接種で定員増に 愛知
愛知県は13日、新型コロナウイルスに40人が感染したと発表した。うち名古屋市は15人だった。 12日時点の入院者数は124人(病床使用率7・1%)、重症者は12人(同6・6%)。 県は12月に実施されるワクチン接種証明や検査による陰性証明をイベント開催などに活用する制度「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験について、12月11、12日に名古屋市南区の日本ガイシホールでのコンサートで実施すると発表した。定員の50%までとしている収容率を100%に緩和する。アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のもので1回あたり定員8千人、計4回開催する。 入場者の連絡先リストの作成や会場での人の密集状況、マスク着用率の確認などをする。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Astros blow out White Sox to advance to ALCS
Jose Altuve slugged a three-run homer, Carlos Correa, Alex Bregman and Michael Brantley each drove in two runs, and the Houston Astros booked a spot in the American League Championship Series for the fifth straight season with a 10-1 trouncing of the host Chicago White Sox in Game 4 of […]
気象庁、緊急速報メール取りやめへ 大雨特別警報や噴火警報で
吉沢英将2021年10月13日 14時51分 気象庁は12日、大雨などの特別警報や噴石や火砕流についての情報を伝える噴火警報を携帯電話に通知する「緊急速報メール」の配信を、28日でやめると発表した。いずれも2015年11月から配信していた。大きな地震の発生を伝える緊急地震速報や大津波警報、津波警報の配信は続ける。 気象庁は12日の会見で廃止の理由について、避難についての緊急速報メールは全ての地方自治体で配信できる体制が整い、プッシュ通知で災害情報を伝える民間の防災アプリも普及が進んだと説明した。 配信をやめる情報で最も発表の頻度が高い大雨特別警報は5段階ある警戒レベルで最も高い「レベル5」にあたる。すでに災害が発生している可能性が高い時に出される情報で、「レベル5の情報だけを配信する意義は薄れた。レベル4までに避難を完了してもらいたい」と担当者は話した。 緊急速報メールは、NTTドコモ、au、ソフトバンクが無料で提供するサービス。登録は不要で、対象地域にある携帯電話に一斉メールで速報を届ける。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「私はあなたの親ですよ」 赤ちゃんペンギンを欺く飼育員の工夫
勝部真一2021年10月13日 15時00分 【動画】エンペラーペンギンの赤ちゃん誕生=勝部真一撮影 鳥類は、最初に見た「動くもの」を親とみなす習性がある。和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでは、ある程度成長させてから親鳥に返す「初期人工育雛(いくすう)」を採り入れている。「私はあなたの親ですよ」。飼育員はちょっとした工夫で、赤ちゃんペンギンを見事に欺いている。 世界最大のペンギン、エンペラーペンギン(コウテイペンギン)が今月1日、体重303グラムで生まれた。同園としては15例目のヒナ。「ペンギン王国1階」で一般公開が始まり、同園の公式YouTubeでも見ることができる。 23歳の母親が7月29日に産卵。体重が40キロ近い親鳥に潰されないよう孵卵(ふらん)器で温め、9月29日にひなが内側から殻をつつき割る「嘴(はし)打ち」を確認した。自力で卵を割って出てくることが困難だったため、スタッフが殻割りを補助した。 同園では2004年にエンペラーペンギンの国内初、世界でも2館目となる孵化(ふか)に成功した。11年まではスタッフが育てる「完全人工育雛」だったが、人の手で成長したペンギンはペアをつくらず、次世代の繁殖につながらない可能性があるため、12年からある程度成長したら親鳥に返す「初期人工育雛」に取り組んだ。 鳥類は生まれて最初に見た動くものを親と認識する。それまでは「人の姿」でエサを与えていたが、親鳥に戻してもエサがもらえないことがあるため、飼育スタッフはペンギン形の覆面をかぶり、くちばしに見立てた手袋をしてエサを与える方法を考案。いっさい声を出さず、親鳥の鳴き声を聞かせ、「コミュニケーション」をとる。一方、親鳥には石灰で作った偽物の卵を抱かせ、ひなを戻す際に偽卵と引き換えにひなを抱かせるという。 ひなは孵化後、いったん体重が減るが、5日時点の246グラムから11日には361グラムと順調に成長。毎日5回、ニシンやオキアミなどを流動食状にしたエサを食べていて、この日もペンギンに扮したスタッフが、優しくエサを与えていた。スタッフの長野真子さんは、「自分からは殻を割って出てこなかったが、誕生後はこれまでのひなと変わらず元気に育っている」と話していた。今月中には体力がつき始める約500グラムに成長するとみられ、親鳥の元へ返す予定。 エンペラーペンギンのひなが見られるのは国内では同園のみ。これまで誕生したひなは、すべて同じ両親から生まれていて、血統問題が深刻化しているという。このため、国内で同園のほかにエンペラーペンギンを飼育している名古屋港水族館(名古屋市)と、繁殖目的で動物を貸し借りする「ブリーディングローン」を行っていて、19年3月に1羽ずつ交換。昨年、今年と産卵を確認したが無精卵だったという。(勝部真一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
和紙の原料、育てる90代 記録映画「明日をへぐる」関西でも上映
編集委員・永井靖二2021年10月13日 15時00分 和紙の原料「楮(こうぞ)」を育てる高知県の山里の暮らしを描いた記録映画「明日をへぐる」(今井友樹監督、73分)が15日から、関西で上映される。日本文化を支える和紙に不可欠な素材とされながら、生産者の多くが90歳代という現実を1年半かけて取材した。 「へぐる」とは、蒸した楮の樹皮から外皮を刃物で削り取り、繊維質だけを残す作業。楮の産地、高知県いの町吾北地区で使われている言葉だ。今井監督は2019年10月から同地区に通い、楮の栽培や加工の様子とともに、生産に携わる人々の現状を記録した。 主要な取材先の農家、筒井良則さんは当時92歳。代々守ってきた楮の株は樹齢80年を超すものもあった。急斜面の株を手入れし、1年かけて伸ばした幹を収穫する様子や、集めた幹を家々が共同で蒸す作業などを描きながら、支え手が年ごとに欠けていく実態、それでも明るい日々のなりわいを作品はとらえている。 今井監督は「一人一人の手作業のたたずまいは、受け継がれてきた山里の歴史が凝縮されたかのように美しかった」と話す。和紙がなければ成り立たない、文化財の修復作業の様子も併せて記録した。 15~28日、京都市下京区の「京都シネマ」(075・353・4723)、16~29日、大阪市淀川区の「第七藝術劇場」(06・6302・2073)、いずれも一般1800円(当日)など。問い合わせはPalabra(03・5937・2231)。(編集委員・永井靖二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル