2021年10月3日 18時00分 【動画】紀の川にかかる水道管が破損 和歌山市によると、3日午後4時前、市内を流れる紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」の水道管が破損した。川の南部にある加納浄水場(和歌山市松島)で異常を検知し、確認したという。水管橋は、この浄水場と川の北部を結ぶもので、市内北部で断水のおそれがあるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大分・日田で35・7度、九州で10月初の猛暑日
3日は全国的に秋晴れが広がり、各地で気温が上昇した。気象庁によると、九州を中心に150地点で真夏日を観測。大分県日田市では35・7度を記録し、九州で10月としては初めてとなる猛暑日を記録した。 福岡管区気象台によると、発達した高気圧が西日本を覆って晴天が広がり、南からの暖かい空気で、10月ではまれなほど気温が上がったという。 日田市のほか熊本県菊池市が34・2度、福岡県太宰府市が33・3度と、いずれも10月の1位を更新した。福岡市と佐賀市は32・8度だった。今後1週間ほど、最高気温が30度を超える日が続くという。 福岡県太宰府市ではこの日、「令和」ゆかりの坂本八幡宮近くで、「梅花の宴」のモニュメントの除幕式があった。 つくし青年会議所が創立50周年を記念して企画したアート事業の一環で、長袖スーツを着た関係者たちが参加。10月とは思えぬ強烈な日差しが照りつけるなか、直前まで日陰に身を寄せたり、ハンカチでしきりに顔を拭いたり、アイスを食べて暑さをしのいだりしていた。(高木智子、渡辺純子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
車6台絡む事故で10人負傷、酒気帯び容疑の男を逮捕 兵庫・加古川
2021年10月3日 19時00分 【動画】加古川多重衝突事故=朝日放送テレビ撮影 3日午前11時半ごろ、兵庫県加古川市平岡町で、車6台が絡む事故があった。県警によると、2歳~60代の男女10人が負傷して病院に搬送され、市内在住の女性(31)が足を骨折するなどの重傷。10人とも意識はあるという。 加古川署は同日、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとして、同市尾上町長田のとび職、上田陸容疑者(21)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。容疑を認めているという。 署によると、上田容疑者は一方通行の市道を車で逆走していたため、パトカーが追跡。約800メートルにわたって逃走し、2カ所で計5台がからむ事故を起こした後、道路脇の電柱に衝突して止まったという。 現場はJR東加古川駅の南西にある住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
遊び場は昔、軍需工場だった 小6がつくったジオラマ、歴史館が展示
中島飛行機武蔵製作所のジオラマと鈴木杏香さん=東京都武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館 遊び場の公園は太平洋戦争中、米軍のたびたびの空襲で標的となり、住民を含め多くの犠牲者が出た軍需工場だった。東京都武蔵野市に住む小学6年生が、夏の自由研究で「中島飛行機武蔵製作所」のジオラマを完成させた。「悲しい歴史を忘れないように」との思いを込めた。 作ったのは、市立千川小の鈴木杏香(あこ)さん(11)。縦36センチ、横57センチのボード上に、スチレンボードを切り出した大小の工場約30棟が並んでいる。 主な資料の提供元である市立武蔵野ふるさと歴史館で2日、展示が始まった。同館公文書専門員の高野弘之さん(45)は「記録と記憶の継承には、資料の活用が大事。彼女はきちんと資料を参照して作り上げた。作成過程とともに紹介したい」と話す。17日まで。 中島飛行機武蔵製作所 戦前の国内有数の軍事企業で、武蔵製作所は敷地56万平方㍍の大規模工場だった。戦闘機「零戦」「隼」などのエンジンを生産し、周辺に関連企業も多く、米軍の標的となった。戦争末期の1944年11月~45年8月、9回にわたる爆撃を受け、工場はほぼ機能を失った。跡地は現在、武蔵野中央公園のほか、武蔵野市役所や住宅地となっている。 同館は米国立公文書館などか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
テクニック本より、読むなら受験小説 親として到達したい感情を知る
中学受験をテーマにした人気漫画『二月の勝者』がテレビドラマ化され、10月中旬から放映されます。9月には『翼の翼』が、8月には『天現寺ウォーズ』が発刊されました。いずれも中学受験をテーマにした小説です。 これらの作品を読みながら私は、「あー、これこれ! 親としてこの感情に到達できれば笑利は確定なんだよ!」と、何度もひざを打ちました。その瞬間がいつやってくるのかが、これらの物語を読むと理屈抜きでわかります。そこへ向かって中学受験の日々をすごすことができるようになります。目の前の模試の結果に一喜一憂しながらも、そんな自分たちの状況を一歩引いた視点から客観的にとらえられるようになります。 やっぱり物語の力ってすごいですね。私がこの連載をはじめとするいろいろなところでさんざん理屈をこねて伝えようとしているメッセージが、理屈抜きでスッと読者の心に届けられるのです。 今回の提案は「受験テクニック本よりも受験小説や漫画を読もう」です。 中学受験とは、親子で挑む大… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米兵2人、酒気帯び運転容疑で相次いで逮捕 沖縄
国吉美香2021年10月3日 16時26分 沖縄県警は2日から3日にかけて、在沖海兵隊の米兵2人を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 沖縄署によると、上等兵エリージャ・デイビス容疑者(22)は2日午前3時45分ごろ、沖縄市内で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがある。一方通行の道路を逆走しているのを警察官が確認。容疑を認めているという。 また、浦添署によるとスラバナ・ラマヤナプ容疑者(23)は3日午前2時10分ごろ、浦添市内で酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがある。基準値の2倍以上のアルコールが検出されたが、「こんなに数値が上がるのはおかしい」と述べ、容疑を否認しているという。(国吉美香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yu Darvish laments up-and-down first season with Padres
Right-hander Yu Darvish said Saturday his first season with the San Diego Padres was one of missed opportunities. After an outstanding first half of the season in which he made his second career Opening Day start and earned his fifth career All-Star selection in the majors, things went downhill. A […]
母のおなかで水俣病に 憎しみが「生まれてよかった」に変わるまで
【動画】坂本しのぶさん。中学時代のバス旅行で自分の「病」の正体を知り、母を憎んだ。しかし年月を重ね、ある決心をした。 米国人写真家ユージン・スミスが水俣でカメラを向けた子どもたちは、ユージンの帰国後も自らの人生を懸命に生きてきた。歩けなくても夢を追い、公害の現実を伝える。命とは何か、生きるとは何か、身をもって次の世代に示し続けてきた。 「あっ、ユージン……とても懐かしい」 9月11日、胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(65)は、熊本県水俣市の隣町にあるつなぎ美術館(同県津奈木町)で始まったユージン・スミスらの作品展を訪れた。 写真の中に10代だった自分がいる。ユージンらが写った作品もあった。車いすから見上げた。車いすを押すのは、ユージンと水俣に住み、患者を撮ったアイリーン・美緒子・スミスさん(71)。しのぶさんとの付き合いは、水俣で撮影を始めた1971年から50年になる。 当時、原因企業チッソの「企業城下町」にあって、孤立した患者家族が初めて同社を訴えた水俣病第1次訴訟(73年に患者側が勝訴)のただ中にあった。しのぶさんの母フジエさんは原告の中心的存在だった。 しのぶさんは15歳。ユージンとアイリーンさんによる写真集「MINAMATA」では、自分の「病」の正体を、中学時代のバス旅行で知ったことがつづられている。先生が「母親が汚染された魚を食べて、生まれつき病気になった」と話すのを聞いてしまい、ある感情がわき起こった。 お母さんが憎らしかったと。私を病気にした。恐ろしか。恐ろしか。恐ろしか、私が考えたこつは。出刃ぼうちょうで殺そうて決めたよ――グサッ――そっで、自分も死のうて…… 自ら戦慄(せんりつ)するほどの感情を、必死にこらえた。周囲に年下の自分を可愛がってくれた兄や姉のような患者仲間がいたから。「みんながおったから、ここまで生きてきた」 ぎこちない足どり 会場は静まり返った 別の写真には「水俣病患者」… この記事は有料会員記事です。残り1061文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら MINAMATA 水俣病と水俣に生きる人々を撮り、世界に伝えた米国の写真家ユージン・スミス。彼の写真とまなざしは、現代もなお終わらない受難を照らしている。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保護者の目も気になる? 大学の授業のオンライン化、教員の刺激に
コロナ禍のもとで一気に広がったオンライン授業は、大学教育に大きなインパクトを与えた。朝日新聞と河合塾の共同調査への学長からの回答には、オンライン授業に様々な課題を感じながらも、授業内容の改善や大学間連携の強化につながると期待する声も多かった。 共同調査「ひらく 日本の大学」は2011年から続いている。今年は6~8月、国公私立の775大学を対象に実施。85%に当たる655大学が回答した。 大学教育の今後について各学長に尋ねたところ、6項目の選択肢の中で、「そう思う」「ある程度そう思う」が最多の計97%に達したのは、「教育のDX(デジタル化による変革)・ICT活用が進む」だった。「教員が授業でのICT活用の有効性を感じた」「学生の理解度を把握しやすい」との声が多かった。そんな中、鳥取大は「確保できる非常勤講師など教育人材の地域格差が少なくなる」との期待を示した。 「授業改善が進む」も計92%に達した。尚絅(しょうけい)学院大は「ICT活用、授業外学習の具体的な指示を含めて、授業内容・方法を全面的に見直す良い機会になっている」とした。また、福岡県のある私立大は「保護者などに授業を公開せざるを得なくなったことは、教員の大いなる刺激になる」とした。 「遠隔システムを利用した他大学(海外の大学も含む)との連携が進む」は計75%。摂南大は「オンラインでは時間的にも経済的にも少ない負担で海外と交流できるため、コロナ終息後も一定数は続くのでは」とした。 「学生の授業外学修時間がコ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広がるオンライン授業 大学から「60単位以下」ルール撤廃求める声
全国の国公私立大を対象にした今年度の朝日新聞と河合塾の共同調査では、92%の学長が、オンライン授業の普及で授業改善が進むと考えていた。各大学ではどのような授業改善が進んでいるのか。共同調査への回答をみると、様々な取り組みが進められている。 「多くの教員が学習支援システムを利用するようになり、蓄積されるデータで教員が学生の理解度を把握しやすくなった」と書いたのは九州大だ。その結果、「学生の学びの進度に合わせて授業方法を工夫する、といった改善につながっている」とした。 甲南大は、対面授業を重視するものの、学生の状況に応じて視聴できる「オンデマンド授業」についても「予習・復習がしやすく、授業の理解が促進される等の利点もある」とした。 地方の大学を中心に、遠距離でもつながることができる特徴に期待する声も目立った。関西国際大は「前橋市から沖縄県までの国内の6大学1短大で、コロナ禍をテーマとした教育プログラムを実施した」。さらに「連携協定を結ぶ海外の大学ともコロナ禍を題材に学生が参加するシンポジウムを開いた」という。 上智、早稲田は…… 上智大は、オンラインで海外… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル