大分市明野北の市営住宅の一室で5日午後8時半ごろ、住人の三浦賢子(よしこ)さん(66)が倒れて死亡しているのが見つかった。娘の40代女性から「弟から『母を刺した』と電話があった」と110番通報があったといい、大分中央署が現場にいた30代の息子から事情を聴いている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani pitches, homers in Angels’ victory over White Sox
Anaheim, California – Los Angeles Angels two-way player Shohei Ohtani made his season debut as a pitcher Sunday night in a 7-4 victory over the Chicago White Sox, pitching two-hit ball into the fifth inning in a no-decision and homering in his first at-bat. Ohtani both hit and pitched in […]
日本郵便の待遇差、長崎地裁で初の和解 解決金支払いへ
長崎市に住む日本郵便(東京)の契約社員4人が、待遇に正社員との格差があるとして同社に差額分の支払いを求めた訴訟が長崎地裁で和解した。3月30日付。同社が扶養手当などにあたる解決金として4人に計約131万円を支払う。契約社員ら計154人が昨年2月に全国7地裁に起こした集団訴訟の一つで、和解は初めて。 日本郵便の待遇格差を巡っては、最高裁が昨年10月、扶養手当や有給の病気休暇などを契約社員に認めないのは「不合理な格差」との判断を示している。 原告側によると、長崎地裁でもこの判断に沿って和解協議が進められていたといい、和解条項には解決金のほか、日本郵便が「期間雇用社員の待遇改善に真摯(しんし)に努めることを表明する」との文言も盛り込まれた。 4人を支援した郵政ユニオン長崎中郵支部は朝日新聞の取材に「原告の思いが受け入れられた和解と思う。日本郵便に限らず、他企業で働く非正規社員たちの待遇改善につながれば」と述べた。日本郵便は「最高裁判決を踏まえて対応した結果、和解に至った」とコメントした。(三沢敦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
消防士ら8人で会食、泥酔者を消防車両で迎えに 岸和田
大阪府岸和田市消防本部の20代の男性消防士が3月、職場の同僚7人との懇親会で泥酔して警察署に保護され、別の職員が消防車両で迎えに行っていたことが、同本部への取材でわかった。車両の使用は適正だったとした上で、新型コロナウイルスの感染防止対策で自粛を呼びかけていた大人数での会食を開いたことから、同本部は8人の処分を検討している。 同本部によると、3月23日夜、消防士は、20~30代の同僚7人と市内の居酒屋で会食。2次会の終わった午後10時半ごろに解散したが、泥酔して路上で寝ていたところを、岸和田署に保護された。24日未明に連絡を受けた同本部では、当直の職員らが、指揮車と警備活動車の2台で迎えに行き、自宅に送り届けたという。 消防車両で迎えに行ったことについて、同本部は「家族に連絡できず、送迎中に災害で出動の可能性もあったため、やむを得ない判断だった」と説明。田中貞行・岸和田市消防署長は、「感染防止のため会食は4人以下で、と通知しており軽率だった。警察にも迷惑をかけた」と陳謝した。(西江拓矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
市井の日常、すくい取ったホームドラマ 橋田寿賀子さん
時代にほんろうされる市井の人々の日常に寄り添い、心の声をすくい取る。たとえホームドラマであっても、戦争や旧弊を否定する思いを込める。それが終生変わることなく貫かれた視点だった。 昨年秋に文化勲章を受章した際、橋田寿賀子さんは表向きには喜びの気持ちを語っていた。だが実は、それほどうれしそうではなかったという。戦争を正面から問うた作品も多い橋田さんには「お国からの表彰」を受けることへのためらいがあったのではないか。近しい人はそう推測する。 言わずと知れた「おしん」で光を当てたのは明治時代に山形の寒村に生まれた女性。封建的な男社会の底辺で生きる姿に、世界じゅうの人が共感した。 「渡る世間は鬼ばかり」では、ままならない家族関係や日々の暮らしにひそむ、なにげない人々のため息や愚痴を活写した。「なんでウチのことを知っているの?と手紙が来るのよ」と語る姿はいたずらっ子のようだった。 役者泣かせの長ぜりふは、言葉… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フジHD、外資規制違反の疑い 社長認める「甘かった」
フジテレビなどを傘下にする持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス(FMH)」が2014年9月までの約2年間、放送法の外資規制に違反していた疑いがあることがわかった。FMHは当時、違反の可能性を把握したが、公表していなかった。 金光修社長が5日、朝日新聞の取材に、過去の株主名簿上の議決権の取り扱いで誤りがあり、違反の疑いがあったと認めた。「当時公表しておけば良かった。甘かった」と話した。14年9月末からは適法状態になったという。 FMHは放送法の「認定放送持ち株会社」として認定を受け、複数の放送局を子会社として持つ。同法は、議決権の外資比率が20%以上の事業者は認定を受けられないと規定。違反すれば総務相は認定を取り消さなければいけない。認定がなければ、複数の地上波放送局を子会社として傘下に持つことができない。 放送法の外資規制は、外国人株… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
在留資格更新「会社側が怠った」 実習生、賠償求め提訴
米田優人2021年4月5日 19時35分 大阪府寝屋川市の鉄筋加工会社で働いていたベトナム人技能実習生(23)が5日、受け入れた監理団体と実習先の会社が在留資格の更新を怠ったために実習を続けられなくなったとして、同社などに約670万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。 訴状によると、実習生は2018年6月に来日。1年後の更新時、監理団体や会社から更新手続きが間に合わないため、帰国を促されたという。実習生側は、会社側が更新に必要なパスポートと在留カードを預かっていながら、更新手続きを怠ったと主張。実習を続けていれば得られた収入などの支払いを求めている。 一方、会社側は、実習生側との話し合いで「給料を支払うので一時帰国してほしいと伝え、航空券を手配したのに、実習生が失踪した」と説明したという。 この実習生は、支援団体の支援を受けて在留資格を取り、府内の別の建築会社で実習を続けている。5日に記者会見し「日本でもっと勉強と仕事がしたい」と話した。(米田優人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ばんえい競馬」の馬券発売額 巣ごもり需要で過去最高
北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬」の2020年度の馬券発売金額が、前年度比約1・5倍の483億5278万円となり、2007年度の市単独開催以降の最高額を更新し、過去最高を記録した。インターネット投票による販売が9割に達し、市は新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」が背景にあると分析している。 最大1トンのソリを馬が引くばんえい競馬は、戦後、北海道各地で開かれていたが、バブル崩壊後に膨大な赤字を抱えた。2006年度を最後に旭川、岩見沢、北見の各市が撤退して以来、帯広市が単独開催している。 近年はネット販売の普及などで2012年度から売り上げが右肩上がり。単独開催になってからの最高額更新は7年連続となった。旭川、岩見沢、北見との4市主催時の最高額の約322億円(1991年度)も初めて超えた。 市ばんえい振興室によると、3… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
被災した熊本城は「あなた」 写真家が撮り続けた表情
武将加藤清正の築城以来約400年、人々の暮らしを見守ってきた熊本城は、2016年4月の熊本地震で天守の瓦や石垣が崩れ落ちるなどの被害を受けた。あれから5年。写真家の馬場道浩(みちはる)さん(61)=東京都=が桜の咲き誇る城を訪れた。「復興のシンボル」として修復が進む姿を撮り続けている。 「あぁ、きれいだ」 3月下旬。満開を少し過ぎ、花吹雪が舞う桜並木に馬場さんはカメラを向けた。マスク姿の花見客や、卒業式を終えて記念撮影に来たはかま姿の学生たちが行き交う。復旧が進む城の様々な表情を切り取る。地震による被災以来、22回目の撮影だった。 馬場さんが熊本城を撮り始めたのは14年。熊本市の観光PRパンフレットの制作などで毎年訪れた。「撮り続けるうちに、気がつけば魅了されていました」 16年4月。東京の自宅にいた馬場さんは、熊本地震を伝えるニュースで熊本城も大きな被害を受けたことを知る。復旧に向けた動きが始まった時、「いまの熊本城を記録しよう」と思い立った。城を管理する熊本市にかけあい、立ち入り規制がかかる復旧現場に足を運んだ。 瓦が崩落した天守。崩れ落ちそうな櫓(やぐら)を支えた「奇跡の一本石垣」が注目された「飯田丸五階櫓石垣」は、地震に打ちのめされた被災者を励ましているように思えた。 いまも城内は被災の傷痕が生々しい。崩れた石垣に埋もれた桜の木は地震から1年後の春にも花を咲かせたが、今年は枯れてしまったのか、花をつけなかった。そんな光景にも、馬場さんはカメラを向ける。 地震から3年余りで撮った写真は約3千枚。その中から70枚を選んで19年に写真集「K.J.2016▼2019 KUMAMOTO-JO」(玄光社)を刊行した。写真に添えたコピーライターの短文で、熊本城を「あなた」と呼び、手紙をつづるように仕上げた。 熊本城はこれまでも被災し、そ… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
重症病床の使用率、「垂直に近い」上昇 大阪・吉村知事
大阪府の吉村洋文知事は、重症病床が急速に埋まっているとして、大阪府の独自基準「大阪モデル」の赤信号について「もう数日で発出することになる」との見通しを示した。 大阪モデルで非常事態を呼びかける赤信号は、府が確保する重症病床の使用率が70%を超えた際に点灯される。4日時点で府は224床を確保しており、重症患者の135人に対する使用率は60・3%。3月28日の31・7%から、1週間で倍近く増えた。吉村知事は記者団に「病床は右肩上がり、垂直に近い状態になっている。非常に厳しい状況だ」と危機感を示した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル