名古屋市科学館のカフェで「宇宙ラーメン」の提供が始まりました。夜空をイメージした濃い色のスープが特徴です。 食べることができる場所は、館内にある「ミュージアムカフェ」。運営業者がかわって1月29日にオープンしたばかりです。 従来のパスタやホットドッグといったメニューに加えて、きしめんやみそカツ定食などの「名古屋めし」もラインアップしています。 目玉商品の宇宙ラーメンは税込み800円で、東京の有名店「くじら食堂」に監修を依頼。 ベースはしょうゆですが、たまりしょうゆなどをブレンドすることで夜空をイメージした黒っぽいスープになっています。 カラフルなあられと、魚のすり身でできた星形の乾燥チップで星を表現し、半分にカットした煮卵を月に見立てています。 店長の吉川公介さんによると、プラネタリウムにちなんで思いついたそうで、宇宙食とは関係ないそうです。 「スープの見た目から濃い味を想像されると思いますが、そんなことはありません。しょうゆの甘みと深みが感じられて、お子様でも食べやすい仕上がりになっています」(若松真平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北・東日本で暴風雪予想 「数年に一度の猛吹雪」恐れも
急速に発達する低気圧の影響で、18日ごろにかけて北日本と東日本では暴風雪や大雪、暴風が予想されている。9道県で計23人が死亡した1月の大雪時と同程度の強さの寒気が、日本の広範囲に入る見込み。北海道の日本海側では16日に「数年に一度の猛吹雪」となる恐れもあるとして、気象庁は外出を控えるよう呼びかけている。 同庁によると、低気圧が発達しながら太平洋側沿岸を北上し、15日は各地で雨が降った。通過後、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、18日ごろまで続く見込み。北海道や東北では日本海側を中心に15日夕から17日にかけて見通しのきかない猛吹雪や高潮による浸水の恐れがあるという。 また、北海道から九州にかけての日本海側では16~18日ごろ、大雪に警戒が必要で、四国でも山沿いで積雪となる可能性もある。16日正午からの24時間降雪量の予想は山地や山沿いの多いところで、東北と北陸40~60センチ▽北海道30~50センチ▽関東甲信と東海、近畿、中国20~40センチなど。その後の24時間でもさらに積雪が増える予想。 13日夜の地震で震度6強を観測した福島県と宮城県では、16日以降は一時的な降雪の可能性はあるが、おおむね曇りか晴れの日が続く予想。風が強い状態は続くため、屋外での片付けなどには注意が必要となりそうだ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「今度こそ、家族を守る」10年前の教訓を備えにつなげ
13日夜に最大震度6強の地震が襲った福島県の沿岸部。多くの人に2011年の東日本大震災を思い出させたが、「3・11」は悲しみの記憶を刻んだだけでなく、今回の地震の「備え」につながっていた。 「前回は家族を守れなかった。今度こそは守らないと」。13日夜、大きな揺れを感じた相馬市の今田芳槙さん(55)は妻(42)と長男(12)、次女(3)と近くの避難所に避難する準備をした。10年前の東日本大震災では、当時自宅があった南相馬市で父(当時66)、母(同66)と妻(同46)、長男(同20)、次男(同16)、長女(同10)の6人を津波に奪われた。 「津波が来るなんて思ってもみなかった」。当時の自宅と海岸の距離は約1キロ。その間には家や木々があり、海は見えなかった。震災後、全て流され荒涼とした土地を見て思った。「こんなに海から近かったのか」 いまの自宅は海岸から約2キロ。それでも津波を心配して貴重品などバッグに詰め込みいつでも避難できるようにした。震災から10年。新しい家族と新たな生活を歩み始めた。ただ守れなかった家族の存在を忘れたことはない。14日には墓石が倒れていないか心配で、南相馬市の6人の墓に足を運んだ。「3月11日までもう少し、また来るね」。そう声をかけた。 エンジンかけていつでも出られる状態に 「あの時と同じだ、まずい」。相馬市の鎌田三男さん(68)は、強い揺れでベッドの上から転げ落ちそうになった。その瞬間、東日本大震災の記憶が一気によみがえったという。 10年前、津波が来ると言われてもすぐに動き出さず、亡くなった知人もいた。自身は高台に避難したため無事だったが、「あと少し判断が遅れてたらだめだった。心の準備の大切さを思い知った」。 以来、車のガソリンは半分を切る前に満タンにし、水や懐中電灯も積んでおくようにした。「津波が来たら1分、2分が命を分ける」。今回の地震でも津波の恐れがないと聞くまで、車のエンジンをかけていつでも出られる状態にしていたという。 津波で兄を亡くした女性 「絶対安心はない」 相馬市の北隣、新地町の女性(68)は、近くのアパートに住む高齢夫婦らと「いつでも逃げられるように着替えておいて」などと呼びかけあった。11年の震災時は、周りの住人に声かけをしないまま高台に逃げた。「あの時みんなで協力できたら、っていう心残りがあった」という。 10年前、海の状況を見に行った兄を津波で亡くした。 「『絶対安心』ってことはない… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アルペン元会長、処分保留で釈放 女性への暴行容疑
ホテルで女性に暴行したなどとして、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行容疑で愛知県警に逮捕されたスポーツ用品大手「アルペン」(名古屋市)の水野泰三元会長(72)について、名古屋地検は15日、処分保留で釈放した。 水野元会長は、昨年11月29日昼、名古屋市中区のホテルで背後から女性の首を絞め、体を触ってけがを負わせるなどした疑いで10日に逮捕されていた。 同社の創業者の水野元会長は2016年から会長を務めていたが、12日付で辞任した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知県選管が刑事告発 知事へのリコール署名に偽造疑い
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らによる愛知県の大村秀章知事へのリコール署名で8割に無効の疑いがある問題で、県選挙管理委員会は15日、地方自治法違反容疑で被疑者不詳で愛知県警に刑事告発し、発表した。 県選管は同日、臨時の会議を開き、「大量の署名偽造行為が行われていたとすれば民主主義の根幹を揺るがすことにつながりかねず、看過できない」と告発することを決めた。告発状は県警捜査2課が受理した。 大村氏は同日の記者会見で「誰かが指示し組織的にやったと疑わざるを得ない。捜査当局の手で徹底的な真相解明をお願いする」と述べた。高須氏と署名活動を支援した名古屋市の河村たかし市長らを名指しし、「説明責任を果たして頂きたい」とも述べた。 河村氏も同日、報道陣の取材に応じ「市長としても告発せざるをえない」と自らも刑事告発する考えを示した。また、県選管の依頼で署名を調査した同市選管に対し、8割を無効としたことについて「説明してもらわないといかん」と市監査委員に監査要求することも表明した。 名古屋市議会では2月定例会が開会する18日、全会派同意で署名問題の真相究明を求める決議案が出される予定。自民を中心に河村氏の責任を追及する構えだ。 署名は今月、43万5千筆のうち約83%が同一筆跡などの無効の疑いがあると県選管が公表。署名活動を主導した高須氏は記者会見し、「不正を指示したり黙認したりするわけがない」と関与を否定している。(小林圭、藤田大道、山下寛久) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
揺れの周期、東北新幹線の電柱に影響?再開までに時間
13日深夜に起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線は多くの電柱が損傷し、全線復旧に約10日間を要する見通しとなった。東北新幹線が長く不通となるのは、地震発生から全線復旧まで約1カ月半かかった東日本大震災以来。JR東日本は「短周期の揺れが影響した可能性がある」とみている。 JR東日本によると、今回の地震の震源に近い東北新幹線新白河―古川間で、折れたり傾いたりした電柱が少なくとも20本確認された。この影響で、那須塩原駅(栃木県那須塩原市)―盛岡(盛岡市)間の約400キロで運転できなくなった。復旧作業を進めており、16日は盛岡―一ノ関(岩手県一関市)間は運転する。 ほかにも、高架橋を支える柱やブロック、線路内の部材が破損したり、郡山駅構内で漏水が起きたりする被害もあった。 電柱が損傷した理由について、JR東は今回の地震は短い周期の揺れが多く、「電柱のように比較的小さな構造物が影響を受けやすかった」と分析。「盛り土の上にある在来線の電柱よりも、新幹線の高架橋の電柱の方が、高架橋と電柱の揺れが重なり増幅する『共振』を起こしやすかった可能性がある」(JR東の担当者)といい、JR東管内の在来線は新幹線よりは被害が軽く、15日に全路線で運転を再開した。 JR東は、東北新幹線の区間で… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「宣言解除は厳しい」愛知県知事 まだ入院500人超
愛知県は15日、県内で新たに42人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち名古屋市は15人。県内の感染者は延べ2万5273人になった。 県によると、14日時点の入院患者数は502人で、依然500人を超えている。県に発出されている緊急事態宣言の解除について、大村秀章知事は15日の記者会見で「医療現場に相当の負荷がかかっている状況に変わりはない。現段階では、なかなかまだ厳しい状況だと申し上げざるを得ない」と慎重な姿勢を示した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吉村知事、「まん延防止措置」要請せず 方針を撤回
大阪府の吉村洋文知事は15日、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の解除後、政府に対して、まん延防止等重点措置の適用を求める方針を撤回する考えを示した。西村康稔経済再生相が必ずしも適用しない考えを示しており、吉村知事は記者団に「僕から適用せよとはならない」と話した。吉村知事は重点措置の適用にならなくても、府内の営業時間の短縮要請については、一気に解除せず、段階的に緩和していく考えを改めて示した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地震の負傷者、10県で157人に 土砂災害へ注意促す
福島、宮城両県で最大震度6強を観測した13日夜の地震で、総務省消防庁は、15日午後2時までに10県で計157人の負傷者が確認されたと発表した。うち重傷は11人で、死者や行方不明者はいない。 両県によると、住宅被害は福島で1410棟、宮城で186棟が一部損壊。15日は強い雨が降り続き、震度6強を記録した福島県相馬市や新地町では、住民らが瓦の落ちた屋根をブルーシートで覆っていた。相馬市は午前9時からシートを無料配布したが、約1時間で200世帯分の在庫がなくなり、午後に急きょ500世帯分を国や隣接市から調達した。 宮城県南部では断水も広がり、山元町では15日夜も約300戸が断水している。学校施設の被害も相次ぎ、文部科学省によると、両県で小中高校など計82校が臨時休校した。 地震の影響で、東北新幹線では電柱が多数損傷し、那須塩原駅(栃木県那須塩原市)―盛岡駅(盛岡市)間で運転できなくなった。JR東日本によると、全線復旧には約10日間を要する見通し。 常磐自動車道では福島県相馬市内でのり面が崩落。幅70メートル、高さ15メートル、奥行き10メートルの土砂が道を塞いで、相馬インターチェンジ(IC)―新地IC間が通行止めとなった。NEXCO東日本によると、一般車両の通行再開は今週半ばになる見通し。 気象庁によると、福島県国見町、相馬市、新地町と宮城県蔵王町で震度6強、宮城県北部と中部で震度6弱を記録したほか、東北や関東の広い範囲で震度4以上を観測した。1週間程度は同規模の地震に警戒するよう呼びかけている。 15日の雨と、地震の揺れが合わさって土砂災害の危険性が高まっている恐れもあり、気象庁は土砂災害の警戒情報の発表基準を引き下げている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NHK職員、傷害の疑いで逮捕 通りがかりの運転手殴る
NHKは15日、タクシー運転手に暴行し、けがをさせたとして、傷害容疑で男性職員が逮捕されたと発表した。 逮捕されたのは、報道局映像センターの鞘本諒介容疑者(32)=東京都中野区。警視庁によると、鞘本容疑者は15日午前2時20分ごろ、東京都新宿区の路上を歩いていた際、通りかかったタクシーの運転手の顔を殴ったり足を蹴ったりし、けがをさせた疑いがある。調べに「酔っ払っていて覚えていない」とし、容疑を否認しているという。 NHKは「事実関係を確認し、厳正に対処するとともに捜査に協力してまいります」とのコメントを出した。鞘本容疑者はニュース映像の編集を担当しているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル