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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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samedi janvier 30, 2021

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すずちゃんはおぼえているよ 横断歩道で娘は手を振った

30 janvier 2021
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 「またねー、またねー」  娘のすずちゃん(11)が隣でそう言うのを聞いて、母の美奈子さん(53)は驚いた。横断歩道の先で、かつて保育園で仲良しだった友だちが笑って手を振る。それを見て、すずちゃんもブンブン手を振っていた。昨秋のことだ。  竹山鈴乃さん。すずちゃんは、静岡県沼津市の特別支援学校に通う小学5年の女の子。重度の知的障害がある自閉症で「お菓子」とか「ちょうだい」など、30語ほどしか話せない。娘が自分から「またね」と言うのを美奈子さんは初めて聞いた。「やっぱり――」。保育園に通っていたころを思い出した。 拡大する芝生で休んでいるママをのぞき込む小学5年生のすずちゃん=2020年  すずちゃんを産んでから、美奈… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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コロナ治った受験生たちも挑戦 共通テストの第2日程

30 janvier 2021
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 大学入学共通テストの第2日程が30日、始まった。コロナ禍に伴う休校で授業が遅れた高3生や、体調不良で第1日程(16、17日)を受けられなかった生徒らが受験した。31年続いた大学入試センター試験の後継である共通テストは今年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、16、17日と30、31日の2回、本試験を設けた。約53万人が出願した第1日程に対し、第2日程の受験予定者は約2500人だった。本試験が2回行われるのは共通1次試験、センター試験を含め、初めて。  受験生の中には自分や家族がコロナに感染し、急きょ第2日程に回った人もいた。  京都大を志望する都立高校3年の男子生徒(18)は第1日程の直前の10日に発熱し、嗅覚(きゅうかく)と味覚を失った。PCR検査で感染が判明した。自宅で療養し、数日後に回復してから勉強を再開した。第1日程で受験し、その後は個別試験の対策にあてる計画が崩れた。勉強に割ける時間が減り、絶望的な気持ちになったというが、「3年間、一生懸命頑張って勉強してきたので、気持ちを切り替えて頑張ります」と話した。  都内の私立高校に通う女子生徒(18)は年明けに発熱し、7日に新型コロナの感染がわかった。結果を聞いて「まさか」と思った。校内では違う学年の生徒が陽性になっていたが、接点はなかった。学校や塾に通っていたが、どこで感染したのか全く心当たりがないという。 「家族に申し訳ない」  39度の発熱が5日間続き、頭痛もあった。受験勉強をできる状態ではなかったという。「受験勉強で家族に負担をかけていたのに、さらにコロナになって申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と語る。  第2日程では、第1日程と比べて難易度が上がると聞いたが、体調を考えると第2日程の受験を選ぶしかなかった。体調が戻った後は勉強時間を1~2時間増やし、1日に13時間ほど机に向かった。第一志望の上智大学では英語を学びたいと願う。「将来は英語を使った仕事に就きたい。そのために頑張ります」と意気込んでいた。  都内の私立高校3年の女子生徒(18)は、母親が13日に新型コロナに感染したことが判明した。母親には自宅の一室で過ごしてもらい、女子生徒は勉強しながら、父親と交代で母親を看病した。母親が食事に使った食器は消毒し、家庭内感染を警戒していたという。数日後に濃厚接触者と認定され、第1日程での受験は諦めた。  女子生徒は「濃厚接触者になっても第2日程を用意してくれているのがわかっていたので、落ち込まなかった」。第1志望は、関西地方の私立大。「今までの勉強の成果を発揮したい」と意気込んだ。  福岡県内の高校3年の男子生徒(18)は今月中旬にコロナへの感染が判明したため、日本経済大福岡キャンパス(福岡県太宰府市)で受験した。無症状で、自宅で療養している間も勉強を続けたが、学校で先生の指導を受けられず、友人たちの様子もわからなかったので、不安だったという。「ほかの受験生から2週間分の遅れが出ていて心配だ」と話した。  大阪大(大阪府吹田市)の試験場に向かっていた府立高3年の女子生徒(17)は「確実に得点したい」と、第2日程を選んだ。第1志望は大阪市立大文学部。第1日程の問題を見て「大学入試センター試験と大きく変わらない印象。学校で勉強してきた対策が通用する」と感じた。同級生の大半は第1日程で受け終えていて、学校に行くと心細く、感染拡大も収まらないため、この1週間は休みがちだったが、共通テスト対策に十分取り組めたという。「全力で頑張ります」と話した。 第1日程が雪で中止の受験生も  暴風雪で第1日程の初日が中止になった北海道稚内市の稚内北星学園大学会場では、再試験があった。市内では29日も猛吹雪になり、大学は公共機関に30日早朝からの除雪を要請した。吹雪の中、入場開始時間の午前8時になると、受験生は保護者の車やタクシーなどで続々と会場に入った。  70キロほど離れた天塩(てしお)高校(北海道天塩町)の笹川流大さんは稚内市内のホテルに前泊した。当日の通行止めを心配し、29日に晴れ間をぬって親の車で稚内に向かった。「朝も吹雪で心配したけれど、試験ができることになってよかった。この2週間は力を伸ばすいい期間になった。全力を尽くしたい」と語った。  大学入試センターによると、交通機関の運休や遅延のため、秋田大と大阪大の試験会場で、いずれも1人が地理歴史・公民の開始時刻を20分と69分繰り下げた。(阿部朋美、花房吾早子、横川結香、奈良山雅俊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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篠原ともえ、水森かおりを衣装で支える ユーミンも嵐も

30 janvier 2021
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 その人は、全身黒い服にボブヘアと、モードな装いで現れた。かつてカラフルで個性的なファッションと元気なキャラクターで「シノラー」ブームを巻き起こした、篠原ともえ(41)だ。「小学生の頃、テレビで見ていました」と伝えると「知らなかったらどうしようかと。最近は、知らない世代の方とお仕事でご一緒することもあります」と笑う。 拡大する水森かおりが紅白歌合戦で着用した衣装と篠原ともえ  現在はデザイナー、アーティストとして幅広く活動する篠原は、昨年末のNHK紅白歌合戦で演歌歌手・水森かおりの衣装を手がけた。スポットライトを浴びていた立場から、ほかの人が舞台に立つための衣装をデザインする側の人になっている。  初めて無観客で開催された紅白で目を引いたのが、「瀬戸内 小豆島」を歌った水森かおりの巨大衣装だった。水色や青のグラデーションが波打ち、裾の幅が約20メートルに広がったドレスで瀬戸内海を表現した。 拡大する制作中の水森かおりの衣装=STUDEO提供 「歌の世界観伝える」  「巨大衣装を」、というリクエストだったが、それに加えて「歌の世界観を伝えるというところは、ぶれないつもりだった」と篠原は言う。悲しい恋を表現していると受け取れる歌詞だが、水森の歌い方に自立した女性像を感じ「力強いドレスにしたい。淡い色の中に、すごく濃い深い海の色を入れたい」と考えた。「私も以前、香川を旅したときに、美しい瀬戸内海を見ている。丁寧に紡ぎ出すように、思い出しました」。また、コロナ下で「ふるさとに帰れない人が多かったのでは。画面越しに、ふるさとの海や自然の美しさに気づいてもらえるような衣装にしたかった」とも言う。  ドレスに花びらを敷き詰めたよ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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犬猫の取引価格が高騰 コロナ禍で高まるペット需要

30 janvier 2021
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 コロナ禍が続くなか、意外なものが値上がりしている。犬や猫などペットの取引価格が高騰しているのだ。自宅で過ごす時間が長くなったことなどを受けて、ペットの需要が高まっている。  ペットショップが子犬・子猫を仕入れる、全国のオークション(競り市)では昨春、犬猫を合わせた平均落札価格が約20万円と、例年の2倍ほどまで一時上がった。秋以降は旅行の需要に押されて多少落ち着いたが、昨年12月時点でも子犬が例年の2倍弱の平均18万円前後、子猫が1・3倍弱の平均10万円前後に高止まりしている。  ペット人気は続いており、埼玉県内の競り市では1月に入っても、20万円を超える落札が相次いでいる。ペットショップなどでの小売価格も高騰したままだという。  全国のオークション業者でつくる一般社団法人「ペットパーク流通協会」の上原勝三会長によると、外出自粛が広まった昨年3月ごろから、相場が急上昇した。背景には在宅勤務が増え、ペットの面倒を以前より見られるようになったことがある。外出自粛のストレスから癒やしを求める傾向が強まり、そのことも需要を押し上げた。  ペットブームの影響でここ数年… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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大阪で新たに338人感染 10人死亡、死者915人に

30 janvier 2021
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 大阪府は30日、新たに新型コロナウイルスの感染者が338人確認されたと発表した。1日あたりの感染者が400人を下回るのは6日連続。また、コロナに感染していた10人の死亡も確認。府内の感染者は延べ4万3574人、死者は915人になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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姿勢一転、佐賀県警本部長が応答「丁寧に対応してきた」

30 janvier 2021
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 福岡県太宰府市の女性暴行死事件で、佐賀県警の一連の対応について、初めて報道陣の取材に応じた杉内由美子本部長。これまで答えることがなかった姿勢から一転し、自ら県警の対応状況や見解などを17分程度説明、報道陣の質問には約1時間にわたって応じた。ただ、内容は従来の範囲を超えることはなかった。  佐賀市の県警本部の会見場には、報道陣30人弱が集まった。  県警が昨年11月に開いた前回の定例記者会見では、①県警が発表したい内容②報道陣が聞きたい内容③本部長のコメント発表――という順番で進めた。②以降のカメラ撮影は許可せず、報道陣が一連の対応に関し、杉内本部長に回答を求めても、井手栄治刑事部長が回答。最後に杉内本部長が「総括」として、ペーパーを読み上げて終わった。  県警は今回、①と②の間に、県警が説明したいという「説明項目」を新たに設け、杉内本部長が説明し、撮影も認めた。  県警幹部によると、杉内本部長は「私が答える。質問が終わるまで会見をしていい」と話していたという。幹部は「警察庁から『取材に応じるように』との指示があったかもしれないが、我々には分からない。最終的に本部長が自分で決めた」と話す。  県警は最初の発表したい内容として、昨年の犯罪情勢と、交通事故の状況について計35分間、説明した。その後、杉内本部長からの説明、報道陣の質問となった。県警は会見を全体で1時間程度と見込んでいたが、2時間近く続いた。  杉内本部長は今回、取材に応じたことについて「ご遺族から音声データの提供を受け、内容を確認し、先日、結果をご遺族に説明した。県公安委員会にも包括的な説明をしたので、県警の代表として説明することになった」と話した。  また、前回ペーパーを読み上げたときの「総括」では、「本件を今後の教訓としていきたいと考えている」としていたが、今回は「本件を今後の教訓とし、申し出に対し、より丁寧な対応を心がけていきたいと考えている」と変えた。「県警の任務は、県民の安全と安心を確保することであり、期待と信頼に応える力強い警察活動となっていくべく、さらに取り組んでいきたい」とも語った。  報道陣からは「事件性を見抜けなかったのではないか」「積極的に介入すべきだったのではないか」といった質問が出たが、杉内本部長は「鳥栖署は遺族の申し出に応じた対応をしていた」と強調し続けた。(平塚学、大村久)      ◇  杉内由美子本部長と報道陣の主なやりとりは次の通り。  ――本部長が説明をするきっかけと、会見でなく定例会見になった理由は  これまでも説明してきたとおりだが、昨年12月と今年1月に遺族から録音データの提供を受けたことから、その内容を確認したうえで、確認結果を遺族に説明するとともに、遺族からの質問に文書で回答した。県公安委員会に録音データの確認結果も含め、包括的な報告を行ったので、改めて説明をすることにした。  ――遺族が県公安委に再調査を求めて申し入れをした。その結論は  答える立場にないので、コメン… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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コロナ禍の日々描く「ひげのおっさん」 インスタに投稿

30 janvier 2021
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 三重県四日市市で子ども向けの本の専門店「メリーゴーランド」を営む増田喜昭さん(70)が自身のインスタグラムなどで、4コマ漫画の連載を続けている。コロナ禍で不自由な生活を強いられるなか、日々感じたことや、目にしたことを形に残しておきたいと描き続け、29日で271回になった。      ◇  きっかけは、昨年4月にミュージシャンの友人が始めたギターによる弾き語りの動画配信だ。フェイスブックで毎朝発信される映像に、「やるなあ」と触発されたという。  小学生のころから絵を描くのが好きで、現在も自身の著作に挿絵を描く。「4コマ漫画はどうか」と思い立ち、その月の27日から、「ひげのおっさん」のタイトルで連載を始めた。  毎日、朝食前の5分ほどで、一気に描く。使うのは主に万年筆で、鉛筆や筆ペンも併用する。描き終えると、写真を撮り、自身のインスタグラムやフェイスブックにアップする。  テーマは様々だ。コロナ禍のなかで、ふと自由に友人たちと会えない歯がゆさを感じた昨年6月。東京の友人が演奏するチェロの音色を、四日市市、北海道旭川市、仙台市の友人が「糸電話」で聞く姿を描いた。  スイカを食べた昨夏のある日には、皮のしま模様からシマウマ、理髪店のサインポール、脱走する囚人へと自由に連想を広げた。  増田さんは温泉好きでもある。昨年10月には、露天風呂で雨に降られた日の記憶がよみがえり、湯船で一緒になったサルと相合い傘をしながら、入浴を続ける様を描いた。  これまで子どもの本の仕事を通じて、友人を増やしてきた。漫画には、詩人の谷川俊太郎さんや、作家の江國香織さんらも似顔絵で登場する。  連載を開始してからしばらくの間、漫画を見てくれるのは交友関係のある人に限られていた。しかし、店頭などで配布している冊子「メリーゴーランド新聞」で1月、「ちかごろ、ひげのおっさんは、絵(四コマ漫画)を描いています」と紹介すると、客から「どうやったら見られるの」といった問い合わせが増えた。  メリーゴーランドが開業したのは1976年で、今年7月で45周年を迎える。その記念にと、増田さんは書きためた漫画をまとめ、自費出版したいと考えている。「自分を励ますために描き始めた漫画だが、読んだ人にも喜んでもらえればうれしい」。増田さんのインスタグラムのアカウントは(@zengtianxizhao)。(黄澈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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母との会話は中国語 AKB48・鈴木優香さん

30 janvier 2021
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(AKB48グループ 世の中って…)鈴木優香さん〈AKB48〉  中国語を話せるところが私のアピールポイントです。お母さんが中国・北京出身で、お母さんとはいつも中国語で話しています。幼稚園に入るまでは北京に住んでいて、日本に来てからは1年に1回、夏休みに行くようになりました。  中国では料理がたくさん並べられて、好きな料理を取って食べますが、日本では給食などもそうですが、「これはあなたの分です」という感じで料理が出てきます。中国ではご飯を全部食べると「とてもおなかがすいていました」というアピールになってしまうので、そういう文化の違いが面白いなと思います。  これから中国語を生かしたお仕事もできたら良いなと思っています。SNSに中国語の動画を投稿したり、いつかお仕事で中国に行ってそこで中国語を話したりしたいです。 インタビュー後半では、アイドルを夢見たきっかけや、目指している「とがっているアイドル」についても語ってくれました。  私は幼稚園の頃からずっと芸能… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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現金渡し、女子中学生にわいせつ容疑 小学校教諭を逮捕

30 janvier 2021
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 女子中学生(14)に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、警視庁は、東京都杉並区立小学校の教諭、永井貴久容疑者(37)=同区高井戸西2丁目=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕し、30日に発表した。容疑を認めているという。  新宿署によると、永井容疑者は昨年9月6日、新宿区歌舞伎町のインターネットカフェで、女子生徒が18歳未満と知りながら現金2万円を渡してわいせつな行為をした疑いがある。生徒とはSNSで知り合ったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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大学入学共通テストの第2日程始まる 対象は2500人

30 janvier 2021
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 大学入学共通テストの第2日程が30日、始まった。コロナ下の休校で授業が遅れた現役生718人が出願したほか、第1日程(16、17日)の再試験や、病気などで第1を受けられなかった人の追試験として約1800人が対象となった。30日は地理歴史・公民、国語、外国語、31日は理科と数学の試験がある。  第1日程には約53万人が出願したが、第2日程は日程が各大学の個別試験と近接しており、出願者は少なかった。これまで追試験の会場は全国2カ所だったが、本試験の第2日程は47都道府県に設けられた。  大学入試センター試験に代わる共通テストは今回が初実施。本試験が二つの日程で行われるのも、センター試験とその前身の共通1次試験を含めて初めて。  東京都文京区の東京大で受験した都内の私立高校3年の男子生徒(18)は、先月中旬に新型コロナに感染したため第2日程で受験することを選んだ。同じ高校に通う友人が感染し、自身も体調を崩した。味が感じづらくなり、頭痛や聴覚障害もあった。PCR検査で陽性と判明し、2週間ほど自宅で療養中は体がだるく、その間は勉強に集中できなかったという。  志望する横浜国立大は昨夏、個別試験を行わずに共通テストの結果などで合否判定をすると表明していた。大きな合否のポイントとなる共通テストに万全の態勢で臨むため、第2日程の受験を決めた。「体調を崩してしまったが、個別試験のことを考えなくてよかったのが不幸中の幸いだった」という。  第1日程の問題を解いてみたところ、出題の方法はセンター試験と比べてだいぶ変わったと感じたが、手応えはあったという。「コロナに感染してしまったのは仕方ない。全力でやるのみです」と気を引き締めた。  大阪府吹田市の大阪大で受験する大阪市内の私立高3年の男子生徒は、今月上旬まで東京であった全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)に府代表として出場。「プラス2週間の勉強時間を確保したい」と第2日程を選んだ。受験予定者の少なさに「正直びっくりした」が、自分にとっては「有意義に準備ができて、必要な時間だった」。第1志望は筑波大体育専門学群。選手を支えるアナリストになりたいという。「コロナで練習も勉強も制限があって大変だったけど、受験の機会を例年より多くつくってもらえて助かった」と話した。(鎌田悠、阿部朋美、花房吾早子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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