年末を迎えた東京・上野のアメ横商店街。29日は正月用の食材を買い求めるマスク姿の客が多く訪れたものの、コロナの影響で人出は例年の5割程度に。コロナ禍前の昨年までは、歩けないほどの客でごった返すのが歳末恒例の光景だった。「ズワイは2千円でいいよ」「マグロは千円」などと鮮魚店員のかけ声が響き、客の足を止めていた。 アメ横商店街連合会によると昨年末は5日間で約160万人が訪れたが、今年は半分以下の見込みだという。同会の千葉速人副会長(66)は「多くの人が対策をして来てくれて、ありがたい。本来のアメ横の活気が出てきた」と話した。(長島一浩) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死刑9年ぶり執行ゼロ 109人収容、病死・自殺者も
2020年の死刑執行が11年以来9年ぶりにゼロとなる見通しとなった。法務省によると、施設に収容中の確定死刑囚は27日現在で109人。平均収容期間が12年超と高止まりが続くなか、今年に入り高齢の3人が病気により死亡した。 最後の死刑執行は森雅子前法相だった昨年12月26日。今年9月、18年のオウム真理教元幹部13人らの執行を命じた上川陽子法相が3度目の就任をすると、省内では執行が進むとの観測も広がった。事務方で検討が進められたものの、年内の見送りが決まったという。 今年は相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者19人が殺害されるなどした事件などで男2人の死刑判決が新たに確定した。一方で61、70、88歳の確定死刑囚の男3人が収容中に病死し、ほかに71歳の男が自殺を図ったとみられ、死亡した。 死刑は判決確定から6カ月以内の執行が刑事訴訟法で定められている。法務省によると、昨年までの10年間に執行された48人の確定から執行までの平均期間は約7年4カ月。27日現在で収容されている109人の収容期間は平均約12年9カ月に及び、平均年齢は約58・6歳だった。 このうち73人が再審請求をしている。再審請求中の執行は17年まで17年半ほど途絶えていたが、以降は相次ぐようになった。上川氏は今月の記者会見で、「棄却を予想せざるを得ない場合は執行を命ずるのもやむを得ない」と語った。(伊藤和也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネット購入の中古品がリコール品だったら メルカリ動く
フリーマーケットアプリなどインターネットサービスの普及により、誰でも中古品を手軽に売り買いできるようになりました。一方で、ネット経由で入手した中古品による事故も増えています。リコールのように、使用者に伝わるべき情報が伝わらないことに伴うトラブルも生じています。こうした状況に、フリマアプリ大手「メルカリ」はあるサービスを始めました。 中古品事故の2割がネット入手 2019年1月、神奈川県で乳幼児用のいすを使っていた女の子が亡くなった。腰ベルトで輪ができる状態になっており、そこに頭を通して窒息したのが原因とみられている。 このいすは、知人から譲り受けた中古品だった。腰ベルトは取り外しができるもので、譲り受けた時点で誤った状態で取り付けられており、女の子の家でもそのまま使われていた。 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、こうした中古品の事故は、19年度までの5年間で325件発生。うち11件は死亡事故で、計12人が亡くなった。重傷事故も14件起きている。 拡大するNITEの実験で、非純正バッテリーが発熱して出火した中古パソコン=NITE提供 こうした事故の中古品の入手先として、初めて「インターネット」が登場したのは11年度。この年はまだ、68件の事故のうちの1件だった。 以降、割合は増加傾向をたどり、19年度は70件中13件に。全体の約2割を占めた。 ネット経由で買った中古品による事故では▽ノートパソコンを充電中にバッテリーパックから出火した▽オークションサイトで購入した掃除機を充電中に付近から出火した――などの報告がある。いずれも製品本体とは異なるメーカーがつくった「非純正バッテリー」が原因とみられ、両製品とも購入段階ですでに非純正バッテリーが着けられていた。 NITEの担当者は「中古品は購入してから数年経って事故になる場合もある。インターネット上で中古品のやりとりが活発化した影響が少しずつ出ているのでは」とみる。 拡大するNITEの実験で、非純正バッテリーが発熱して出火した中古パソコン=NITE提供 中古品の事故の中には、リコール(回収や無償修理、注意喚起など)対象製品による事故もある。19年度までの5年間で25件。うち、リコール情報を知らずに入手し事故が発生したものは11件だった。 「動作確認済み」実はリコール品 リコール品の中古品取引は、事故には至らなくても、トラブルになることもある。 30代の男性は、フリマアプリに出品されていた携帯音楽機器を買った。出品者が記した説明に「動作確認済み」とあるのを見て3台購入した。 だが品が届いてみると、12年前の製品で、充電時に発火のおそれがあるとしてリコールになった製品だった。 売り主に連絡したが、返金は拒… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で新たに3609人感染 重症者は過去最多675人
新型コロナウイルスの国内の感染者は29日午後11時半現在、新たに3609人が確認された。1日当たりの新規感染者数が3千人を超えたのは3日ぶり。亡くなった人は59人増えた。 厚生労働省によると、新型コロナウイルスの28日時点の重症者は全国で675人となり、前日より14人増えて過去最多を更新した。 東京都では856人が新たに確認された。これまで火曜の最多は22日の563人だった。曜日ごとの最多を更新するのは15日連続。 また、1日当たりの感染者数が過去最多になったのは、埼玉県(300人)、栃木県(83人)、岐阜県(74人)、山口県(24人)、鳥取県(10人)だった。 大阪府では新たに302人の感染を確認。感染者が300人を上回るのは、312人だった23日以来という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Padres reportedly acquire Cubs’ Yu Darvish in seven-player deal
The San Diego Padres’ whirlwind offseason continued Monday night as they reportedly acquired right-hander Yu Darvish from the Chicago Cubs as part of a seven-player deal. The trade, which was first reported by MLB.com, comes one day after San Diego landed left-hander Blake Snell from the Tampa Bay Rays. The […]
天皇陛下、ビデオメッセージは元日に 「新年の感想」も
宮内庁は29日、新年にあたり、天皇陛下が1月1日に国民に向けたビデオメッセージを出す、と発表した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、例年1月2日に行ってきた新年一般参賀を取りやめたことに代わる措置。ビデオメッセージは、例年文書で発表してきた新年の感想も兼ね備えるという。 陛下のビデオメッセージは初めて。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
埼玉で新たに300人感染、過去最多を更新 死者も6人
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全国で新たに3605人感染 重症者は過去最多675人
新型コロナウイルスの国内の感染者は29日午後10時半現在、新たに3605人が確認された。1日当たりの新規感染者数が3千人を超えたのは3日ぶり。亡くなった人は59人増えた。 厚生労働省によると、新型コロナウイルスの28日時点の重症者は全国で675人となり、前日より14人増えて過去最多を更新した。 東京都では856人が新たに確認された。これまで火曜の最多は22日の563人だった。曜日ごとの最多を更新するのは15日連続。 また、1日当たりの感染者数が過去最多になったのは、埼玉県(300人)、栃木県(83人)、岐阜県(74人)、山口県(24人)だった。 大阪府では新たに302人の感染を確認。感染者が300人を上回るのは、312人だった23日以来という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Hanshin to launch women’s baseball team in 2021
The Hanshin Tigers, one of Japan’s longest-established pro baseball franchises, is expanding its reach into the community by forming a women’s baseball team this offseason. Former Tiger Yuya Nohara will serve as manager of the “Hanshin Tigers Women” in the team’s inaugural 2021 season, which starts with preseason training in […]
「もうヤミ営業するしか…」 時短応じぬ店主の言い分
新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、大阪市内で酒類を提供する飲食店への営業時間の短縮要請が、1月11日まで延長された。だが営業終了を求められる午後9時を過ぎても、深夜まで明かりがともる店も。年の瀬に苦境にあえぐ店主らの思いは――。(矢島大輔) 大阪の繁華街・ミナミ、午後10時。まだあちこちの店でネオンサインはともったまま。行き交う酔客の姿も見られた。 とある居酒屋の男性店長(34)は、午後9時以降も営業することにしたと取材に明かす。「もう耐えられない。従業員や家族の暮らしがかかっている」。こう訴えた。 4月に「緊急事態宣言」が出た時は休業し、約20人いたアルバイトを全員解雇せざるをえなかった。大阪府が8月に時短を要請した際は「デリバリー」に活路を求めたが、配達業者も需要が高まって余裕がなく、断られた。やむを得ず昼営業に絞ったが赤字に。大阪市内にあった系列の2店舗は閉店に追い込まれた。 そして今回。大阪府は11月末に再び時短を要請した。かき入れ時のはずの12月の客は昨年比で8割減に。店の賃料や光熱費は、1日あたり4万円(16日以降)と、要請に応じた期間ごとに支給される上乗せ分20万円の協力金ではまかなえない。「頭がパンパンになるまで打開策を考えたが、ほかに打つ手がない」と、要請に応じないことにした。 すると、「医療現場が大変なのに心が痛まないのか」と苦情の匿名電話が何度もかかってきた。「おびえながら、ビクビクしながらやっている」。そう胸の内を明かした。 別の居酒屋はシャッターを半分… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル