栃木県日光市の足尾銅山でも戦時中、朝鮮人や中国人が働かされ、死んだ。その二つの慰霊碑のたたずまいが対照的だと聞き、10月、現地を訪ねた。 銅山の小滝坑にほど近い、道路脇の林の中に「足尾朝鮮人強制連行犠牲者慰霊碑」があった。 拡大する足尾朝鮮人強制連行犠牲者慰霊碑に手を合わせる山本幸治(手前)ら=2020年10月28日午後0時2分、栃木県日光市足尾町、阿久沢悦子撮影 「この地につらい歴史 我々は忘れない」などとハングルで書かれた木製の塔婆が3本。その脇に、木の板に墨で書かれた犠牲者の銘板が立っている。風雨でかすれ判読できないものもある。 案内してくれた朝鮮総連県本部委員長の金鏡浩(キムギョンホ)(63)は3年前に東京から来た。碑のうらぶれたたたずまいに胸を打たれ、「なんとかしなくては」と思ったという。慰霊祭の報道も少なく、あっても碑名は書かれない。「なんともさみしいことです」とつぶやく。 1946年の厚生省名簿による… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自分の車にこっそり…農協の給油所で職員の不正発覚
大分県農協(JAおおいた)は4日、保険契約やガソリンの給油をめぐる職員の不正があったと発表した。県農協では昨年から、横領や窃盗といった不祥事が相次ぎ、10月に県が業務改善命令を出し、それに基づく改善計画を策定している最中。県は「さらなる不祥事を重く見ている」としている。 県農協によると、2017年2月、当時日田支店の保険契約に関する部署に勤務していた50代男性職員は、契約者の義母に契約者名を代筆させたり契約者の居住地とは異なる住所を書かせたりしたうえで、生命共済・医療共済・がん共済の計3件の契約を結んだ。今年10月、義母が支店に解約を申し出た際に不正が発覚した。 また、豊後大野農機センターの20代男性職員は今年10月30日、農協が運営する緒方給油所で、業務用車両に給油する際に使う給油番号を給油所職員に伝え、ガソリン30リットルを自家用車に給油させた。別の職員が、男性職員が自家用車に給油させているのを見て発覚した。その後の調査で、昨年4月~今年10月、ガソリン計180リットル(被害額2万4138円)を不正給油していたことが分かった。 県団体指導・金融課の安藤善之課長は「業務改善計画とは別に、今回の案件についても個別に具体的な対策計画を作ってもらう」と話した。(中沢絢乃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナで苦境に立つ鬼怒川の温泉旅館 再建を託された演劇人たちが作り上げた“わんことインスタ映え”の宿(ABEMA TIMES)
鬼怒川。その名の由来は諸説あるが、信ぴょう性が高いとされているのは、読んで字の如く「鬼が怒るように荒々しい流れ」というものだ。この地で温泉が掘り当てられたのは江戸時代の1691年。5代将軍・徳川綱吉により「生類憐みの令」が出された時代のことだ。 【映像】突然、ニューノーマル~温泉旅館再建を演劇人に託してみたら~ 鬼怒川は日光東照宮や輪王寺など、日光の歴史をめぐる拠点としても最適で、日本三大名瀑のひとつ「華厳の滝」や、絶景を楽しめる吊り橋など、全身で大自然を感じることができるのも魅力だ。バブル崩壊後の長い低迷期を経て、近年ではSLの復活運転や増加する訪日外国人の受け入れなどで、再び明るさを取り戻しかけていた。 経営破綻から新たな経営者が引き継がれ、再建に向けた準備をしていた旅館「鬼怒川 絆」。しかし今年、新型コロナウイルスの暗い影が忍び寄った。グランドオープンは10月まで延期を余儀なくされ、失意に沈む社長。そこでひらめいたのが、同じコロナショックで仕事を失った演劇世界のクリエイターたちの手を借りて再建を目指す、というアイデアだった。 ところがこの「異色のコラボ」、案の定というべきか、次々と衝突を繰り返してしまう。さらには予期せぬトラブルも襲った。温泉旅館は彼らの手で再建できるのか?演劇人たちに託された温泉旅館再建の日々を追った。 ■「わんことインスタ映え」を共通テーマに アイデアを持ち寄り集まった“職人”たち。舞台・映画・音楽・テレビなど、マルチな分野で活躍する演出家の佐藤徹也監督(50)、舞台美術の竹邊奈津子さん(33)、舞台装飾をデザインする立川小春さん(28)、そして舞台照明の廣田恵理さん(31)だ。 2700坪の広大な敷地と風光明媚な日本庭園を持つ純和風旅館が倒産したのは、今年1月のこと。新たにやってきた下津弘享社長は従業員の雇用を守ることを約束。すぐにでも再出発を図るはず、だった。 「コロナがどのように終息するのか先が見えない中、仮に再開させたとしても思い通りに予約が取れない可能性がある。自粛という形で、実質的に休業せざるを得ない」。 早々のグランドオープンを諦め、10月までの休業を決めた。そして盛んに言われ始めた、「新しい日常」とは何か?不安は募る。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画 8日(火) 日本海側は雪や雨。強まるところも(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 上空に強い寒気が流れ込む北海道は、日本海側を中心に断続的に雪が降ります。内陸部では積雪が100cm近くになっているところもあり、更なる増加に注意が必要です。 東北の日本海側から北陸にかけても雨が降りやすく、発達した雨雲が通過して、雷を伴った強い雨の降ることがあります。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
はやぶさ2のカプセル、日本到着 6年の成果、試料の詳細分析へ(共同通信)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2が投下した回収カプセルが8日午前、羽田空港に到着した。この後、JAXAの相模原キャンパス(相模原市)に搬送する。カプセルには小惑星りゅうぐうから採取した試料が入っているとみられ、6年間に及ぶ探査の成果について本格的な分析が始まる。 カプセルは落下地点のオーストラリアから空路で日本に輸送。JAXAは到着を受けて同キャンパスで記者会見し、現状について説明する。 はやぶさ2から放出されたカプセルは6日未明、オーストラリア南部の砂漠に着地した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島で朝日に照らされた大きな虹 二重の虹「ダブルレインボー」も出現(ウェザーニュース)
今日8日(火)朝は、日本海から雨雲が山を越えて流れ込み、福島など東北の一部では虹が見られました。 二重の大きな虹が見られているところもあり、朝の空を鮮やかに演出しています。 東北南部は「雨」で虹が見えた 東北の日本海側には日本海から雲が流れ込んで、雨や雪が降っています。その雲の一部が山を越えて太平洋側に流れ込み、東側から朝日が差し込んでいるため、雨粒のスクリーンで太陽光が反射・屈折することで、西側に虹が見えました。 東北北部でも同じように日本海から雲が流れ込んでいて、太平洋側では日差しが届いていたのですが、降っているものが雨ではなく雪となっているので、太陽光が反射・屈折されず、虹が見えたという報告が届きませんでした。 雨雪は止むが寒い一日に 今日は東北地方に日本海側から流れ込む雨雲雪雲は、だんだんと弱まり縮小していく見込みです。日本海側では雨や雪はだんだんと止み、太平洋側では日差しが届くところが多くなります。 ただ、上空に寒気が流れ込んでいるため、昼間でも10℃に届かないところがほとんどです。冬の装いでお過ごしください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「はやぶさ2」のカプセル チャーター機で日本到着(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) オーストラリアで回収された日本の探査機「はやぶさ2」のカプセルがチャーター機で羽田空港に到着しました。 小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルは6日未明、オーストラリアで回収されました。7日夜遅く、カプセルを乗せて現地を飛び立ったチャーター機は羽田空港に着陸しました。この後、神奈川県相模原市にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の施設に運び込まれます。カプセルの中には小惑星「リュウグウ」の砂などが入っているとみられていて、JAXAはこの施設で詳しい分析を行います。8日午前11時にはJAXAの会見が予定されています。回収直後の簡易検査では、内部から「リュウグウ」由来の可能性のあるガスが検出されています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】8日の天気 – 関東から西は日差しあたたか 日本海側や北日本は北風冷たく(8日7時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ きょう(火)は、日本海側はしぐれて、北よりの風が冷たく感じられそうです。太平洋側は晴れる所が多く、関東から西は日差しが暖かいでしょう。 日本付近は冬型の気圧配置となっています。山陰から北の日本海側は雲が広がりやすく、北陸や北日本では、午前中は雨や雪の所が多く、雷を伴う所もあるでしょう。また、北陸や北日本を中心に大陸からの風が強く吹いて、北海道ではふぶく所もありそうです。 一方、太平洋側は晴れて、洗濯日和が続くでしょう。ただ、関東は夜遅くなると雲が多くなり、沿岸部では一部で弱い雨が降りそうです。 沖縄は午後になると雨雲がかかりやすくなるでしょう。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中国系資本、太陽光発電で30億円所得隠し 国税指摘
日本国内で太陽光発電事業を手がける中国の貿易会社とグループ会社の計5社が、福岡、東京の両国税局の税務調査を受け、2018年までの4年間で計約30億円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。計上されていなかった経費が約11億円あり、その分を差し引いた約19億円が課税対象となった。法人税などの追徴課税は重加算税を含めて計約6億円で、5社はいずれも修正申告などに応じた。 グループ全体で、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度(FIT)」に基づき、高額な売電収入などを得ていた。国税当局は、グループが中国で集めた資金をもとに利益を上げる一方、日本に納めるべき多額の税金を逃れていたと判断した模様だ。 5社は、中国・上海の貿易会社「上海猛禽科技(シャンハイマーチャントテク)」のほか、「宗像総合開発」、「朝日国際」、「MERCHANT ENERGY第五」(いずれも福岡市)、「MERCHANT ENERGY第二」(静岡市)。中国人男性1人が5社を実質的に経営していた。 関係者によると、上海にある上海猛禽科技が中国国内で資金や太陽光パネルを調達し、横浜市にある日本支店を通じてほかの4社に送っていた。4社は、西日本を中心に太陽光発電所を建設。売電収入を得たほか、その収入を得る権利「売電権」を売るなどして利益を得ていたという。 こうした状況を踏まえ、国税当局は、上海猛禽科技について日本国内で事業を行っている実態があり、その日本支店は課税対象になる「恒久的施設」に当たると認定したとみられる。 4社のうち、朝日国際は、上海猛禽科技への借入金の返済を、同社からの太陽光パネルの仕入れと偽って経費を水増しして所得を圧縮。宗像総合開発も、発電所を別会社に売ったにもかかわらず、売り上げを除外していた。残る2社も、収入を除外したり、経費を過大に計上したりしていたと指摘されたという。 中国人男性は取材に対し、代理人を通じて「修正申告は済ませ、全額を納付した」とコメントした。(中野浩至) 耕作放棄地 一変させた「チャイナマネー」 多額の「チャイナマネー」が日本国内の太陽光発電につぎ込まれ、利益を生み出していた実態が国税の税務調査で明らかになった。「いつも動く金は億単位だった」。取引を間近で見てきた関係者は驚きを隠さない。 福岡県中南部の朝倉市を縦断す… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
眼下の黒煙、真珠湾の朝 102歳元搭乗員がいま語る
「どこか遠くにいくのだろうか」。1941年11月18日、大分・佐伯湾を出港した日本海軍の空母「蒼龍(そうりゅう)」。艦載機の搭乗員だった吉岡政光さん(102)=東京都足立区=はそんな思いを巡らせていた。 集結した空母・赤城(あかぎ)や飛龍(ひりゅう)なども出港した。ただ、いつもは事前に伝えられる行き先がわからない。 甲板に出る通路に、ずらりと並んだ重油入りのドラム缶。凍結を防ぐためか、甲板のパイプ類には石綿が巻き付けられていた。一方で、半ズボンを積み込んだという話も聞いた。 寒いところへ向かうのか、暑い南方か。三重の伊勢湾近くにさしかかると、号令が響いた。皇室の祖神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる伊勢神宮の方向に、敬礼しろという号令だった。 「総員、敬… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル