東日本大震災の後、再稼働した関西電力の原発、大飯3、4号機(福井県おおい町)の安全性が問われた訴訟の判決が4日、大阪地裁であった。森鍵一裁判長は原告側の請求を認め、国が関電に与えた大飯3、4号機の安全対策の許可を取り消した。 判決が取り消しを命じた国の許可は、福島第一原発事故の後、厳しくなった新規制基準に基づき、関電が実施した安全対策に対する許可だ。裁判では、最大の地震の揺れの想定「基準地震動」が適切だったかどうかが主な争点となっており、判決はこの値が適切ではなかったと判断したとみられる。 原発の安全対策をめぐっては、国は2011年の福島第一原発事故の教訓から、13年に原発の安全対策を強化した新規制基準を作った。17年、原子力規制委員会はこの新基準を満たすとして、再稼働に向けた大飯3、4号機の安全対策を許可していた。 原告は近畿6府県や福井県などの住民約130人。 基準地震動は、各電力会社が設… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ドーン」 生きた心地しなかった JAL機緊急着陸
那覇発羽田行きの日本航空(JAL)904便が4日、エンジントラブルのため那覇空港に緊急着陸した。乗員11人、乗客178人。機内では酸素マスクがおり、一時騒然となった。 同便に乗っていた福島県会津若松市の会社経営の男性(67)は、那覇空港に引き返した後、朝日新聞などの取材に機内の様子を証言した。 男性によると、離陸から20分ほどで「ドーン」という音ともに機体が大きく揺れたという。一部の座席では酸素マスクもおりた。機内では「落ち着いてください」とのアナウンスがあったが、機体は着陸直前まで揺れ続け、男性は「生きた心地がしなかった」。遺言も用意しようと思ったという。「何事もなく戻って来られて本当によかった」。男性はそう言って、胸をなで下ろした。 搭乗していた20代の男性は、朝日新聞のSNSによる取材に「イヤホンで音楽を聴いていたが、それでもすごい爆発音が聞こえた。窓際の席だったので、一瞬、黒煙と火柱が上がるのが見えた。ジェットコースターのような強い振動が10分以上続き、機内は騒然としたが、パニックは起きていなかった」と当時の状況を振り返った。(藤原慎一、今井邦彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
松江の無人島に「水中特攻基地」を発見 完成見ずに敗戦
第2次大戦中に特攻兵器として開発された特殊潜航艇「蛟龍(こうりゅう)」の基地とみられる跡が、松江市の無人島で見つかった。基地の建設は旧海軍の資料などで一部関係者に知られていたが、市民団体が現地で確認した。 島は、隠岐航路の出る七類(しちるい)港フェリーターミナルの東北に位置する九島(くしま)(松江市美保関町七類)。最高地点が60メートル以上あり、平地はほとんどない。 昨年結成され、近現代史に関する講座や映画上映などに取り組む「戦後史会議・松江」のメンバー6人が10月、船をチャーターし、上陸。島の中央南側の浜付近で、高さ3~4メートル、幅3・5メートル、奥行き14メートルの隧道(ずいどう)を確認した。つるはしなどで手作業で掘ったものらしい。高さ1メートル、長さ4メートルの石垣や桟橋跡、掘りかけの壕(ごう)、井戸跡なども見つかったが、遺物はなかったという。 「舞鶴海軍施設部引渡目録」に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州 来週も小春日和多い 本格的な寒さの訪れは?(tenki.jp)
九州は来週にかけて小春日和が多く、気温は平年より高めで日中は過ごしやすい日が続く見込みです。12月中旬になると大陸から寒気が南下しやすくなり、本格的な寒さが訪れる可能性があります。12月は寒暖の変化がかなり大きくなりますので、体調管理にお気をつけ下さい。 来週にかけて小春日和続く 今週末は大陸から進んでくる高気圧に覆われて、おだやかに晴れるでしょう。朝晩は放射冷却現象で冷え込みが強く、内陸部を中心に3度以下になり霜が降りたり氷が張る所がある見込みです。日中は次第に日差しの暖かさが戻ってくるでしょう。 来週も帯状の高気圧に覆われて10日(木)にかけて大体晴れて、気温は平年より高いでしょう。朝晩は冷え込みますが、日中は暖かな日差しに恵まれて過ごしやすい日が多くなりそうです。 最新の1か月予報 12月中旬、本格的な寒さへ 最新の1か月予報によると、九州付近は12月中旬になると、小春日和から一転、大陸から強い寒気が南下しやすくなり、雪が降るような本格的な冬の寒さが訪れる見込みです。気温は、九州北部は平年並みか平年より低く、九州南部は平年並みの見込みです。12月下旬の気温は、九州北部・南部ともほぼ平年並みの見込みで、クリスマスや年末年始はこの時季らしい寒さになるでしょう。 九州は、12月中旬ごろから本格的な寒さが訪れますので、寒さや雪に対して備えておきましょう。 日本気象協会 九州支社 山口 久美子 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大飯原発の設置許可を取り消し 大阪地裁判決(産経新聞)
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の耐震設計をめぐり、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとして、周辺住民ら約130人が国に対し原子炉の設置変更許可の取り消しを求めた訴訟の判決が4日、大阪地裁であった。森(もり)鍵(かぎ)一裁判長は住民側の訴えを認め、3、4号機の設置許可を取り消した。規制委の新規制基準下で許可を受け、再稼働したほかの原発にも影響がありそうだ。 大飯3、4号機は、定期検査中で現在運転を停止しており、終了後に再稼働する予定。国側は控訴するとみられるが、住民側勝訴の判決が確定すれば、より厳格な基準での耐震工事が必要となり、審査を経て規制委が再び設置許可を出すまで稼働できない。 主な争点は、地震発生時に原発を襲う揺れの最大想定「基準地震動」を、856ガルとした関電の評価が適正かどうか。各電力会社では、この基準地震動をもとに必要な耐震工事を原発に施している。 原告側は、856ガルの値は過去の地震データの平均値から導き出した数値にすぎず、平均値を大きく上回ったり下回ったりしたデータの「ばらつき」を考慮していないとし、国側はリスクを過小評価していると主張。国側は、地震を引き起こす断層の面積など別の指標を考慮していれば、ばらつきを考慮する必要はないとする専門家の知見に基づいて審査したと説明し、原告側の主張に科学的合理性は認められないと反論していた。 大飯3、4号機は平成29年5月、東京電力福島第1原発事故後の25年に策定された新規制基準に基づく規制委の審査に合格した。 大飯原発3、4号機は関西電力が福井県おおい町に持つ加圧水型軽水炉。3号機は平成3年、4号機は5年に営業運転を始めた。出力は各118万キロワットで、関電の原発で最大。福島第1原発事故後に国内の全原発が停止する中、当時の民主党政権が決めた暫定基準に基づき唯一再稼働した。3号機は今年7月、4号機は同11月に定期検査のため停止した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北海道 昨晩から積雪増加 今夜にかけても断続的に強雪に注意(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 北海道の日本海側では今日も局地的に強い雪が降っています。今夜にかけても断続的に強い雪が降り、さらに積雪が増えるところがあります。 道央では1時間に3~4cmのペースで雪が積もったところがあり、昨晩から今朝にかけての12時間で夕張では28cm積雪が増加しました。 これから今夜にかけても、断続的に強い雪が降り、明日朝までに多いところで10cm近く、積雪が増える見込みです。 また、北陸や山陰も雷を伴った強い雨に注意をしてください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪地裁、大飯原発の設置許可取り消し(共同通信)
関西電力大飯原発3、4号機の耐震性を巡り、安全審査基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとして、福井など11府県の住民ら約130人が国に対し、原子炉設置変更許可の取り消しを求めた訴訟の判決で大阪地裁は4日、許可を取り消した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ 国内初の10代死亡者を確認(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 新型コロナウイルスに感染した10代の女性が死亡したことが分かりました。10代の死亡は国内で初めてです。厚生労働省が2日までに確認された国内の死亡者として4日に発表しました。女性の居住地や死亡した日、基礎疾患があったかどうかなど、詳しいことは分かっていません。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東海沖に雲のライン 静岡ではにわか雨に注意(ウェザーニュース)
今日4日(金)は東日本から西日本にかけての太平洋側では晴れています。 しかし、東海沖にはライン状に雲の帯ができています。これは地上付近で風がぶつかり合って発生した雲で、静岡県では沿岸部でにわか雨の可能性があります。 異なる向きの風が収束 北日本中心の冬型の気圧配置となっていて、太平洋側では晴れている所が多くなっているものの、東海沖では地上付近の風がぶつかりあって、この影響で雲が発生しています。 この風のぶつかり合いは北側と西側を山地で囲まれた関東の地形によるものです。東北方面から吹きおりてくる北東の風と、山岳地帯を迂回して東海方面から吹いてくる北西風が東海や関東の沖合いで収束することで形成されます。 この影響で、関東では冬型の気圧配置でも晴れない日がしばしば現れます。 静岡ではにわか雨に注意 今日発生している雨雲は海上に広がっていて、今後は徐々に南に下がって陸地から離れます。 ただし、今夜にかけて一時的に弱い雨が降る可能性があります。関東の南岸でも雲が広がりやすくなる予想ですが、天気の崩れはない見込みです。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
おかえり餃子、創業者の孫の決意「ひょうたんしかない」
みそだれで食べる、あの餃子(ぎょうざ)が帰ってくる――。神戸市で63年間愛されてきたが、今年6月に突然閉店した「餃子のひょうたん」。家族で守り続けてきた味を、創業者の孫が受け継ぐ。店には3日、「初春 営業再開」とのお知らせが貼り出された。 ジューシーな餡(あん)を包んだもっちりの皮に、甘辛いみそだれを付けて食べる。メニューはそれだけ。 ひょうたんは1957年、戦後に旧満州から引き揚げてきた創業者が開いた。カウンター8席だけの元町店、阪急高架下の三宮店。仕事を終えた会社員に地元の若者、近年では観光ガイド本片手の外国人客らでにぎわい、両店とも行列が絶えなかった。 元町店は6月21日、三宮店は同20日に店を閉じた、と公式インスタグラムで伝えた。高齢だった餃子製造の工場長が体調を崩したためだった。SNSでは「ショックすぎる」「もう食べられないのかと思うと本当に寂しい」という書き込みが相次いだ。 創業者の孫で三宮店のマスター長塚仁孝(よしたか)さん(41)は最終日、客がいなくなった店で涙を流した。高校生の頃から店に立ち始めて25年近く。「始まりがあれば終わりもある」。そう思うことにした。 でもしばらくすると、自然と店… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル