東京都国立市の「スターバックスコーヒーnonowa国立店」を初めて訪れた人は、ちょっと驚く。23人の店員(パートナー)のうち18人に聴覚障害があり、ここは音声よりも手話や筆談が優位な空間だからだ。国内初の試みだ。いつもと変わらないスタバで、異なるコミュニケーションの楽しさに出会ってきた。 店を訪れると、カウンター前には数人の客が並んでいた。店が入る商業施設全体にBGMが流れているが、店員の声は聞こえない。「今日のコーヒーはグアテマラです。ごゆっくりと!」。店員は注文の品を出すと、黒いボードにさらさらっと文字を書いて示した。客は黙ったまま指でOKサイン。店員は、手刀を切る動作で「ありがとう」と手話で伝え、ほほえんだ。 手話は、指・腕の動きや表情で情報を伝える言語だ。そのため店内は手話がよく見えるように、照明を明るくし、カウンターは低めで表情が映える白い人造大理石でつくられている。 声を出さぬまま口を大きく動かすと… 店員同士は手話でやりとりする… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
挑め260キロ JR宗谷線カード全制覇への道
北海道北部を走るJR宗谷線の利用を促進しようと、11月から沿線12駅のオリジナルカードを利用者に配る取り組みが始まった。とはいえ宗谷線は、旭川から稚内までの約260キロの長大で、全区間を走る特急は1日3往復だけというローカル線。全制覇への道はなかなか険しい。 カードは旭川市から稚内市までの沿線自治体などでつくる「宗谷本線活性化推進協議会」が作製した。カードの表面は駅舎やホームの写真で、裏面に駅周辺のお薦めスポットなどが紹介されている。対象の駅で宗谷線区間を含む切符を購入した人のうち希望者に、その駅で担当する分のカードを配布する。各駅250枚で無くなったら終了する。 昨年から始まった取り組みだが… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「中核派」活動家の豊岡市職員を不起訴 デモで暴行疑い(産経新聞)
東京・銀座でデモに参加中、右翼団体構成員にごみ袋を投げつけたとして、暴行容疑で逮捕された過激派「中核派」の活動家で兵庫県豊岡市職員の30代の男性について東京地検は不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。 男性職員は11月1日、東京都中央区で「改憲阻止」などを掲げたデモ行進に参加し、抗議していた右翼団体構成員の男性にごみ袋を投げつけたとして現行犯逮捕された。デモには中核派活動家や労働組合員ら約千人が参加し、右翼団体が抗議に集まっていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「釣魚島は固有の領土」日米電話会談に中国が反発(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 12日に菅総理がアメリカのバイデン氏と初めて電話会談を行いました。会談は中国が領有権を主張する尖閣諸島にも及び、バイデン氏は尖閣諸島は日米安保条約第5条の適用対象だと述べました。 菅総理は、バイデン氏と初めての電話会談について「バイデン次期大統領と共に、日米同盟の強化に向けた取り組みを進めていく上で、大変意義のある電話会談であった」と振り返りました。 トランプ大統領は敗北を認めていませんが、菅総理はバイデン氏に対して“次期大統領”と呼び掛けました。 当初、日本政府は電話会談はまだ早いと考えていたといいます。 テレビ朝日政治部・山本志門デスクは「日本政府は、敗北宣言を出していないトランプ政権との関係を考えて、バイデン氏に直接祝意を伝えるのは、もう少しアメリカの状況を見てからという考えが強かった」とみています。 しかし、西欧諸国の首脳が次々と電話会談したことで、遅れを取ってはならないという判断に至ったということです。 今回の電話会談では、バイデン氏から異例の発言がありました。 菅総理は「バイデン次期大統領からは、日米安保条約5条の尖閣諸島への適用についてコミットメントする旨の表明がありました」と述べました。 菅総理周辺からは「満額回答以上の内容だった」という声もありました。 テレビ朝日政治部・山本志門デスクは「(発言の)背景には、中国に融和的とみられる民主党政権が国内世論に押されて、中国にも厳しく臨まなければいけない状況があったと思う」といいます。 バイデン氏の発言に対し、尖閣諸島の領有権を主張する中国がすかさず反発しました。 中国外務省・汪文斌副報道局長は「釣魚島及びその付属諸島は中国固有の領土だ。『日米安保条約』は冷戦の産物であり、第三国の利益を損なってはいけない」と発言しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東北 週末はお出かけ日和 この先の雪の見通しは?(tenki.jp)
週末は、広い範囲で晴れて、お出かけ日和に。あさって(日)は小春日和になり、七五三のお参りにもオススメ。 この先、12月中旬にかけても気温の高い状態が続き、季節の歩みはスローペース。ただ、雪や寒さへの備えは万全に。 あす(土) 日中は青空が広がる 夜は朝より冷え込む あす(土)は、移動性の高気圧におおわれるでしょう。太平洋側は、おおむね晴れる見込みです。日本海側も、日中は晴れて日差しが届きそうです。空気もカラッとしますので、洗濯物もよく乾くでしょう。日差しを有効に活用して下さい。 朝の冷え込みは緩む所が多いものの、福島県や山形県(村山、置賜、最上)には霜注意報が出ています。朝は霜のおりる恐れがありますので、農作物の管理に注意して下さい。最高気温は、平年並みか平年よりやや高く、仙台や福島など15度に届く所もありそうです。また、夜は朝より冷えますので、暖かくしてお休み下さい。 あさって(日) 七五三 晴れ着も映える青空に あさって(日)も、穏やかに晴れて、小春日和になりそうです。七五三のお参りに行く方もいるかと思いますが、晴れ着が秋の澄んだ青空に映えそうです。 最高気温は、あす(土)に比べて高くなる所が多く、寒さはさらに和らぐでしょう。ただ、朝晩は放射冷却の影響で冷え込むため、昼間との気温差がかなり大きくなりそうです。引き続き、服装で上手く調節するなど、体調管理に注意して下さい。 向こう1か月の天候の見通し 冬への歩みはゆっくり きのう(木)、仙台管区気象台は、向こう1か月の天候の見通し(11月14日~12月13日)を発表しました。二十四節気の「立冬」が過ぎて、本格的な冬へ向かっていく時期ですが、季節の歩みはゆっくりになりそうです。 【主なポイント】 ①向こう1か月の気温は「平年より高い」 ②日本海側 向こう1か月の降水量は「平年並か少ない」、日照時間は「平年並か多い」 ③3~4週目(11/28~12/11) 平年と同様に、日本海側は「曇りや雨または雪の日が多い」、太平洋側は「晴れの日が多い」 上空の寒気の影響を受けにくいため、例年に比べて、雪の降る日は少なくなりそうです。ただ、3~4週目(11/28~12/11)は、平年と同様の天候が予想されるため、日本海側では雪や寒さへの備えをしっかりと進めて下さい。太平洋側では冬晴れになる日が多いため、「朝の冷え込み」「空気の乾燥」にお気をつけ下さい。 日本気象協会 東北支社 髙橋 衡平 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
案里議員初の被告人質問(1)現金渡した県議らに「感謝しています」 (産経新聞)
《昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側による案里被告の被告人質問が行われた。事件について自ら説明するのは、8月25日の初公判以来。案里被告は前回の公判に続いて黒いジャケットの左胸に議員バッジをつけ、ロングスカート姿で証言台に座った》 弁護人「参院選広島選挙区のことなどについて質問する。広島県政の状況なども。県議会の構成は」 《弁護人は案里被告が当選した昨年の参院選について、その前提となった広島県内の政治状況から確認していく。案里被告は弁護人の方に顔を向けながら質問を聞き、落ち着いたトーンで説明を始めた》 案里被告「平成15年に(県議選に)初当選した際、議長選をめぐって自民党が分裂しました。(案里被告が所属していた)自民会から抜けた先生が、民主会派・公明会派と一緒になって知事与党を形成しました」 弁護人「知事与党とは県議会では会派が分かれた」 案里被告「知事与党と、それ以外の自民会派、共産会派でした」 《弁護人は「これから案里さんと呼ばせていただきます」と断り、以降は案里被告に「案里さん」と呼びかけながら質問を進める。案里被告は答えに詰まることなく、自民党県連の分裂状況や、平成21年の県知事選に立候補した経緯について話していった》 弁護人「(所属していた自民会は)県連でも県議会でも少数派か」 案里被告「はい」 弁護人「案里さんが県知事選に立候補したのは、どういったいきさつか」 案里被告「自民党の分裂が尾を引いており、(候補を)一本化できてませんでした」 弁護人「県知事選の状況は」 案里被告「分裂のまま突入しました。本来、自民党を挙げて1人を推すべきところでしたができませんでした」 《話題は県知事選での敗北から、県議として復帰した際の苦労話へと向かう》 弁護人「現知事の湯崎(英彦)氏に敗れ、結果をどのように受け止めた」 案里被告「最終的には敗れましたが、9日の短い期間で20万票をいただいた」 弁護人「湯崎氏は」 案里被告「40万票です」 弁護人「ダブルスコアで大差だと思うが」 案里被告「一部の自民の先生の応援だけで20万票いただき、自信になりました」 弁護人「知事選に敗れた後、県議として復帰しているが、浪人期間があった」 案里被告「2年弱くらいです」 弁護人「多数派に逆らって県知事選に出て負けた。『何だあいつ』と苦労があったと推察するが」 案里被告「県議会では厳しい立場になり、議会の発言でも必ずヤジが飛んできました。委員会でも、与党の先生が否定する意見を覆いかぶさるように言われた。県職員からも、『あなたが言ったんじゃ何も通らないですよ』と。つまはじきの状態でした」 《浪人時代の苦労も感情を高ぶらせることなく淡々と答え、現金を渡した県議らへの感謝の言葉を語り始めた》 弁護人「会派としてはどうした」 案里被告「復帰するときに知事に反対する旗頭の色がついていた。応援してくれた先生に迷惑をかけたくなかったが、自民会が門戸を開いてくれた」 弁護人「どんな方?」 案里被告「このたび私が現金を供与した奥原(信也)先生、岡崎(哲夫)先生、下原(康充)先生、平本(徹)先生です」 弁護人「どういう思いだった」 案里被告「反知事の急先鋒(せんぽう)とみられていた私を入れるのは勇気がいること。温かく迎え入れてくれたことに感謝しています」 《弁護人は参院選への出馬の経緯と、県連と自民党本部の対立について尋ねる》 弁護人「広島県連と党本部の考え方には隔たりがあった。どのような違いか」 案里被告「党本部は党勢拡大を第一に考える。議席をより多く取ること。本部から見て、広島は公認候補1人だが得票数が野党の2~3倍あり、2人立てて2議席取れると判断したのでは。昨年の参院選だけでなく、前回と前々回でも2人立てたいと模索していたということでございます」 弁護人「県連の考え方は」 案里被告「県連を構成する県議は民主系と一緒に議会を運営しており、民主や連合と戦いたくない。今までのように、1議席ずつ自民・民主で分け合うことを望んでいたと思っています」 《案里被告は県議だった平成30年秋、自民党の二階俊博幹事長から参院選の出馬を打診された》 案里被告「県政が慣れ合いのようになっていると感じ、もうこれは引退しようと思っていました。だいぶ迷ったが、県議時代にやらなくてはならないと思っていたことを実現するために、国政に挑戦してみてもいいかと思いました」 《出馬の決意の背景には、夫の克行被告(57)の後押しもあった》 案里被告「主人は私の政治家としての素質が分かる。『あんたは政治の子、政治を続けなきゃだめ。国政のチャンスがあればぜひ出なさい』と言いました」 《案里被告は党本部の推薦を受けたものの、自民党県連の推薦は受けられなかった。地元の協力を得られず不利な状況ではあったが、本人は悲観的には捉えていなかったようだ》 案里被告「地方議員は、ハコモノの集会で動員をかけるなど、選挙を派手に見栄えをよくしてくれます。だが得票にはつながらない。(結局は)候補者の考え、人間性次第」 《案里被告は、参院選に臨むにあたり地元有力者の力を借りず、有権者に直接訴えていく姿勢だったと説明を続ける》 案里被告「徹底した草の根活動で戦おうと思いました。自民党の重鎮にも『とにかくのぼりを持って、人を増やせばいいんだよ』と言われました」 「参院選の公示前の1日のスケジュールは、5時に起床して、6時前には家を出て、交通量の多い広島市内で朝の街頭演説をしました。8時ごろまで車から手を振って、事務所に戻ってパンをパクパクと。大きなスピーカーに手持ちのマイクというスタイルで、人通りに多い交差点をつぶしていました。昼ご飯は車の中でおにぎり。19時ごろまで街頭演説をして夜は集会に出て政策を訴え、21時ごろに帰宅しました」 《案里被告ははっきりとした口調で、弁護人の質問にすらすらと答えていった》 Source : 国内 – […]
初詣でのコロナ感染に注意 さい銭はQRコード決済も(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 12日の新型コロナウイルスの新規感染者は、全国で1658人と過去最多を更新しました。 これだけ感染者が増えてくると、年末年始の行事にも影響が出てきそうです。 政府の新型コロナ対策分科会は、こういったイベントに向けての提言も行っています。 飯村真一アナウンサーが行事やイベントでの感染対策などを紹介します。 ■イベント制限は来年2月まで継続 新型コロナ対策分科会では、イベントの制限をどうするのかということも話されています。 スポーツイベントやロックコンサート、ライブハウスといった大声を出す場所の収容率は50%ということです。 一方、クラシックコンサートや芸能、演劇は収容率100%ということです。 そこで、尾身茂会長は「緊急事態宣言は出したくないと皆さん思っている。回避のため、今が非常に重要な時期だ」と話し、イベントの人数制限は来年2月末までは継続する方針を分科会は了承しました。 ■映画館、満席のポップコーンは容認 そんななか、映画館では一部制限が緩和になっています。現在、収容率を仮に100%にした場合、ポップコーンやホットドックなどの食べ物の提供は不可ということになっています。 一方、食べ物を提供するのであれば収容率は50%にと、業界団体がガイドラインを決めています。 これが来月1日から、館内で食べながら会話禁止という条件付きですが、収容率100%でも食べ物の提供を可とするそうです。 これはなぜなのかというと、実験を行っているのですが、ポップコーンを頬張って大声で笑っても、飛沫(ひまつ)の発生頻度が高まる傾向が見られなかったということなのです。 食べても食べなくても、そこで笑った場合にその飛沫は変わらなかったそうです。 ■新年、初詣での感染予防の注意点は? 初詣の対策はどうなるのでしょうか。 マスク着用を徹底した上で、混雑の防止や食べ歩きを控え、持ち帰ることを推奨するように求めています。 マスクを外して話さないというのは注意できそうですが、混雑の防止はなかなか難しく悩ましいところではあります。 また、神社によっては三が日にこだわらず、1月中の参拝を呼び掛けているところもあります。 ご利益は変わらないと考えて、なるべく分散しましょうということです。 また、(年末年始に限らず、今もそうしているところが多いですが、)柄杓(ひしゃく)と鈴緒(すずのお)の利用を一時的に取りやめている神社もあります。 12日に京都の東本願寺に話を聞きました。 東本願寺では、先月から電子決済によるさい銭を導入しているそうです。専用のQRコードがあり、コンビニやスーパーで払うような感じでスマホで読み込むと、さい銭を入れられるということです。 これで不特定多数が触る現金を避けて、感染リスクを減らすことができます。 また、さい銭箱の所に人が集中することもないため、東本願寺では年末年始にかかわらず、こういったコロナ対策を先月から始めているということです。 (「グッド!モーニング」11月13日放送分より) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週末天気 全国晴れの小春日和 日曜日の朝は冷え込み強まる(ウェザーマップ)
今週末は全国的に晴れる所が多くなる。 日中の気温はこの時季としては高い所がほとんどで、小春日和となりそうだ。 ただ、朝晩の気温は低く、特に15日(日)の朝は各地で強い冷え込みとなる見通し。 全国的に青空の週末 きょう13日(金)は前線の通過に伴い、北海道や東北北部の日本海側を中心に雨が降りやすくなる。 雷を伴って雨脚の強まる所もあり、夜には北陸でも新潟県を中心に天気が崩れる見込みだ。 ただ、あす14日(土)と15日(日)は全国的に晴れる所が多くなる。 帯状の高気圧に広く覆われるため、安定して晴れる所が多くなりそうだ。 北海道では14日(土)の朝や15日(日)の夜に一部で雨や雪が降るものの、そのほかは天気の大きな崩れはない見通し。 昼間はあたたか 朝は冷え込む 日中の気温はこの時季としては高い所が多くなる。 東日本や西日本では20℃前後まで上がって、小春日和となりそうだ。 東北南部でも15℃を超える見込み。 ただ、暖かいのは昼間だけで、朝晩は冷え込むことが予想される。 特に15日(日)の朝は各地で強い冷え込みとなるため、服装選びや体調管理に気を付けたい。 (気象予報士・多胡安那) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
すし屋なぜ緊張する?ビデオ撮影で徹底研究 京都府立大
カウンターだけの高級すし店がかもし出す緊張感はどのように生まれるのか。京都府立大和食文化学科の平本毅准教授(経営学・社会学)は、飲食店などの接客での会話やしぐさといった、物ではないサービスが生み出す価値について研究している。「人と人との間で生まれるふんわりしたもので、まだまだ研究が進んでいない分野です」 手法は徹底した現場の観察だ。一般的に研究は実験を繰り返したり、大勢にアンケートをとったりして得られた複数のデータを統計的な手法で解析する。平均的な結果が導き出されるが、個々の違いはぼやけてしまう。平本さんはこうした研究に実感が湧かず、対象をビデオ撮影し、詳細を徹底的に分析するという欧米で普及している研究手法を取り入れた。 すし店の研究では、客が入ってから帰るまでの店内の様子を撮影し、状況を書き起こす。会話だけでなく、話し方のトーンや言葉の間の秒数、動作、手指の動き、視線の向きなど、動きのあるもの全てを記述する。 「1分のやり取りの記述に1時間かかることもある」という細かな解析で、すし店の雰囲気のポイントも見えてきた。 慣れていない客は大将と向かい合って、どう振る舞って良いかわからない。「暑いから、ビール」などと注文に若干の前置きをしてしまうのは、自信がない行動に正当性を付けるためだ。一方で大将は、緊張を緩める工夫も自然にしている。注文を待つ間や会話の合間に、包丁を拭いたり、布巾を整えたりする。その時に絶対にしなければならない作業でもないが、あえて隙を与えている。大将は作業しながらでも時折、視線を客の方に向けており、話すきっかけをつくっている。「微妙なタイミングでのふるまい一つ一つが、雰囲気や価値を生み出している」。別の店でも同様の状況があり、一定の普遍性もみられるという。 研究はサービスや売り上げの向… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
行政手続きの認め印全廃へ 河野氏「個人確認にならず」
河野太郎行政改革相は13日の記者会見で、行政手続きの「認め印」を全廃すると発表した。民間から省庁に書類を出す行政手続きで押印が必要な1万4992種類のうち、99・4%にあたる1万4909種類で押印が廃止される見通し。来年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。 河野氏は9月、全府省庁に行政手続きの押印廃止を検討するよう要請。印鑑証明が必要な手続きなど83種類を除き、押印はなくなる見通しになったとした。 河野氏は、認め印について「個人の確認にはならないことを続けていた」と指摘したうえで、「そこの合理化はやれた」と強調。「書面の必要がないものはやめていきたい」として、今後は行政手続きのオンライン化を進める考えを示した。(坂本純也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル