保護者の休みにあわせて平日に学校を休んでも、欠席扱いしない制度の導入が各地で進んでいる。土日に休みづらい仕事をしている家庭で、親子が一緒に過ごす時間を増やしてもらうのがねらい。観光需要の分散や有休取得の推進といった効果も期待されるという。 沖縄県座間味(ざまみ)村は、新年度から「ざまやすみ」を導入する。保護者が目標を記し、事前申請すれば児童・生徒を「出席停止」扱いとする。年3日までで、家族が一緒に過ごすことが条件だ。 座間味村は、那覇市から高速船で約50分の位置にある人口約880人の離島で、観光や飲食などサービス業に携わる住民が9割を超える。教育委員会によると、大型連休や夏休みはダイビングなどに訪れる観光客が多く、保護者が仕事を休みづらい。 皆勤賞こだわり過ぎる雰囲気に… 親子で過ごす時間の確保を議… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le Japon de Pierre-Elie de Pibrac, un archipel des ténèbres
Sous le titre « Hakanai Sonzai », qui peut se traduire par « se sentir soi-même une créature éphémère », le photographe et plasticien Pierre-Elie de Pibrac a rassemblé les destins de Japonais en marge. Cette série constitue la deuxième étape de sa trilogie sur la résilience, commencée à Cuba chez les cultivateurs de […]
学長と副学長に辞任勧告へ 日大理事会で アメフト部の違法薬物問題
日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件をめぐり、日大は22日午後に理事会を開き、一連の対応の責任をとるため、沢田康広副学長(競技スポーツ担当)には即時の、酒井健夫学長には学年末での辞任を求めることが、関係者への取材で分かった。 先月公表された第三者委員会の報告書は、林真理子理事長らによるガバナンス(組織統治)が「全く機能しなかった」と指摘。大麻の可能性が高い植物片を見つけながら12日間、警察に報告しなかった沢田副学長のほか、その対応を会見で「適切だ」と強調した林理事長、酒井学長の対応などを問題視し、「経営層の処分」にも言及していた。 複数の関係者によると、10日にあった理事会では、沢田副学長と林理事長、酒井学長の3人に辞任を勧告するかの議論があった。3人を外して投票した結果、3人とも辞任すべきだとの意見が最も多かったという。 文部科学省は日大に対し、今月中に改善計画などを報告するよう求めている。(山本知佳、榊原一生、上野創) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
せき止め薬を若者に無許可販売容疑 オーバードーズ目的か 歌舞伎町
東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれるエリアに集まる若者に医薬品を無許可で売ったとして、警視庁は無職高橋光夢(ひろむ)容疑者(21)=千葉県成田市=ら16~22歳の男女4人を医薬品医療機器法違反(無許可販売)容疑で逮捕し、22日発表した。 他に逮捕されたのは無職の女(22)=住居不詳=、高校生の少年(17)=岐阜県垂井町=と、高校生の少女(16)=東京都三鷹市。4人は容疑を否認したり、一部否認したりしているという。 少年育成課によると高橋容疑者は7月26日、新宿区歌舞伎町の「シネシティ広場」周辺で、男子高校生(当時18)に医薬品の販売業の許可を受けずに医薬品のせき止め薬を販売した疑いがある。他の3人は共謀して9月21日に無職少女(当時16)に売った疑い。シネシティ広場周辺は「トー横」と呼ばれる。 同課は、市販されているかぜ薬やせき止め薬を頻繁に多量摂取する「オーバードーズ(OD)」が目的とみる。不安から逃れるためとして10~20代で目立ち、依存したり肝障害につながったりする恐れがある。トー横で横行していると問題になっていた。 警視庁が9~10月、周辺で10代の若者を補導した際にせき止め薬を持っているのを確認し、購入先を捜査していた。高橋容疑者は「パンダ」と名乗り、OD用の市販薬について「俺がここらへんで一番安く売っている」などと若者に話していたという。 捜査関係者は、SNSでトー横が有名になり、若者がODする様子も広く拡散したと指摘し、「ODは若者が一緒にやることで友だちになるツールになっている。違法薬物を含めてより強い薬を求める危険性がある」と話した。(御船紗子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【紙面ビューアー機能も使える】プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
天皇ご一家、やまと絵鑑賞 陛下が解説、愛子さまは源氏物語に関心
天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは21日、東京都台東区の東京国立博物館で開催中の特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」を鑑賞した。 平安時代や室町時代などのやまと絵など約140件を展示。天皇ご一家はいずれも国宝の「日月(じつげつ)四季山水図屛風(びょうぶ)」や「鳥獣戯画 丁巻」などを興味深そうに見て回った。国宝の「源氏物語絵巻 夕霧」を鑑賞した際、愛子さまは「すずり箱がずいぶん大きくて」と着目していたほか、物語の登場人物の関係性について「親近感がある」などと話していた。 大学で源氏物語や様々な古典を学んでいる愛子さまは、作品の場面と物語を丁寧に照らし合わせながら興味深く鑑賞していたという。また、天皇陛下が皇后さまや愛子さまに解説をしている場面もあったという。 鑑賞後、ご一家は関係者と約20分懇談した。陛下は「すごくたくさんこれだけの作品を集められて、苦労は多かったことでしょう」と関係者をねぎらっていたという。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「コロコロ」の人気キャラが特許技術で立体ケーキに 沼津市が返礼品
南島信也2023年11月22日 7時30分 静岡県沼津市のふるさと納税の返礼品として、漫画とユーチューブアニメ「ブラックチャンネル」の人気キャラクターを立体的に再現したデザインケーキが登場し、20日から募集を始めた。 「ブラックチャンネル」は魔界から来た悪魔系ユーチューバー「ブラック」が主人公で、少年漫画雑誌「コロコロコミック」で連載され、ユーチューブアニメでも配信されている。 同市松長の洋菓子店「くるくる」は、3Dプリンターで作った複数の型を使って立体のケーキをつくる製法で特許を取得した。クマやペンギンの愛らしい立体ケーキが人気商品だ。 もともと機械を製造する技術者だった宇佐美遵店長(52)が「おいしさだけではなく、人を笑顔にできるケーキをつくりたい」と開発に取り組んだ。「ブラック」のケーキは、表面がホワイトチョコ、キャラメル、イチゴ、チョコでコーティングされた4種類あり、中身はムースだ。 同誌の小林浩一副編集長は「最新の技術と職人の技で丁寧に再現し、ケーキの可能性を広げた」と絶賛する。沼津市とコロコロコミックはこれまで、球体型テント「ころころテント」宿泊券、鉄工所での溶接体験、サッカーJ3アスルクラロ沼津のエスコートキッズ体験を返礼品として展開し、今回で第4弾となる。 ふだんからユーチューブで「ブラックチャンネル」を見ているという長泉町の小学2年生、中村南月さん(8)はこの日、一足早くブラックのケーキを味わった。「ホワイトチョコがおいしかった」と笑顔で話した。 寄付額は1万円(2個入り)、1万5千円(3個入り)、2万円(4個入り)の3種類。「ふるさとチョイス」などのふるさと納税サイトで募集している。12月10日までに申し込むと、クリスマス前に届くという。(南島信也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【紙面ビューアー機能も使える】プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アトムからプルートゥへバトン 初のアニメ化、手塚記念館で企画展
「20世紀少年」などで知られる漫画家・浦沢直樹さんが、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」の1編を原作にして描いた漫画「PLUTO(プルートゥ)」が初めてアニメ化された。それを記念した企画展「アニメ化記念 PLUTO展~アトムとプルートゥからのバトン」が3日、宝塚市武庫川町の市立手塚治虫記念館で始まった。来年2月18日まで。 漫画プルートゥは、浦沢さんが5歳の時に読んだ鉄腕アトムの人気エピソード「地上最大のロボット」のリメイク。2003~09年に連載され、第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ国内外で数々の賞に輝いた。全8巻の単行本は世界18の国と地域で翻訳され、全世界の累計発行部数は1千万部を超える。今年、この作品をネットフリックスが初のアニメ化。10月26日に全世界配信が始まった。 世界で最も優秀なロボットが… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
気づいたらクマ、いつもの散歩道や自宅の庭で 制限される日々の生活
全国各地でツキノワグマによる人身被害が止まらない。「いつもの散歩道で」「自宅の庭に現れた」。突発的で予想できない状況で遭遇する事故が増えている。東北地方では、特に被害が深刻だ。有効な対策はあるのか。 栗を拾い、家に帰ろうとしたときだった。 10月上旬、岩手県八幡平市の松尾地区で暮らす男性(73)は20メートルほど離れた草むらで何かが動く気配を感じた。 草むらから突然、飛び出てきた 次の瞬間、黒い物体が猛スピードで飛び出てきた。防御する時間はなかった。気づいたときには、クマがうなり声を上げて左腕に牙を立てていた。 「うわーっ」 叫び声が近所に響いた。無我… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
祖母「後悔と申し訳なさでいっぱい」 2歳女児熱中症死の公判で
大阪府富田林市で2022年6月、2歳の女児が自宅のベビーサークル内で熱中症で死亡した事件で、女児の手足を粘着テープで縛ってサークルに閉じ込めたとして、保護責任者遺棄致死と逮捕監禁の罪に問われた桃田貴徳被告(52)の裁判員裁判の第3回公判が21日、大阪地裁堺支部であった。亡くなった小野優陽(ゆうは)ちゃんの祖母で、桃田被告と内縁関係だった小野真由美被告(47)=同罪で起訴=の証人尋問が行われた。 小野被告は冒頭、弁護人に優陽ちゃんへの思いを聞かれ、「後悔と申し訳なさの気持ちでいっぱい。責任が一番あるのは私です」と謝罪した。 小野被告によると、20年1月に優陽ちゃんを両親から引き取った後、実子と同じように子育てしようとしたが、機嫌が悪いと長時間泣き続けるなどしたことに悩んだという。相談した支援機関の指示で、目を離す時にはサークル内に入れるようになり、その後、優陽ちゃんがサークルを乗り越えたため、テープで手足を縛るようになったという。 桃田被告は初公判で、「養育者でなかった」などと無罪を主張している。桃田被告の育児への関わりについて、小野被告はサークルの改造を手伝ってもらったが、関与は薄かったと説明した。 両被告らが22年6月27~29日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くために外泊した際は、出かける前に弁当やパン、おむつなどを買い、同居する四男(17)に予定を伝えていたとした。 検察側が提出した四男の供述調書では、四男は両被告が外泊する際、優陽ちゃんを置いていくことは知らされず、28日夜に物音を聞いて初めてサークル内にいる優陽ちゃんに気付いたという。この点について小野被告は「知らないというのは不思議」と述べた。 この日は解剖医も出廷し、検察側の質問に対し、優陽ちゃんは亡くなる前、半日以上は水や食べ物を与えられていなかったと指摘。発育状況などから「育児放棄をうかがわせる」と述べた。 小野被告の裁判は1月から始まる。 検察側の冒頭陳述などによると、事件当時、優陽ちゃんは両被告、小野被告の四男、五男(7)と同居。両被告と五男は6月27~29日に外泊し、四男が29日午後4時ごろ、優陽ちゃんが倒れているのを見つけた。(前田智、井石栄司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
クルド人めぐる越谷市議のX投稿に埼玉県行政書士会が「ヘイト」指摘
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