豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=に渡辺明二冠(36)が挑戦する第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第6局は14日午前9時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まる。第5局で勝って3勝2敗とした渡辺二冠が名人位奪取を決めるか、豊島名人が追いついて最終局に持ち込むか、大詰めの一番となる。 第6局は渡辺二冠の先手番。持ち時間は各9時間の2日制で、14日夕方に封じ手、15日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。立会人は谷川浩司九段(58)が務める。 対局を前に13日、豊島名人は… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
厚木の小学校で児童9人感染 横浜や川崎でもクラスター
神奈川県内では13日、新型コロナウイルスの感染者が123人、死者が1人発表された。1日に発表された感染者数としては過去最多の今月8日(128人)に次ぐ多さ。県内で発表された感染者数は延べ3521人、死者は計105人になった。 居住地別の内訳は横浜市45人、川崎市28人、厚木市12人、藤沢市10人、横須賀市5人、相模原市4人、綾瀬市3人、鎌倉市と南足柄市が各2人、茅ケ崎市、平塚市、伊勢原市、大和市、二宮町が各1人、居住地非公表7人。 厚木市では市立小学校で児童9人の感染が新たに確認された。これまで教員と児童計5人が感染しており、同校の感染者は計14人になった。市教育委員会は「学校内で感染が広がった可能性が高い」としている。 横浜市のデイサービス施設では利用者5人、職員6人の計11人の感染を確認。市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。横須賀市では市立うわまち病院を7日退院した70代女性が感染。関連感染者は8人となった。 県警高速隊本部(川崎市)では12日、40代の男性警部補の感染が確認され、感染者は計5人に。川崎市はクラスターと認定した。 死者は同市川崎区の80代男性。7月4日に感染が判明し、今月12日に死亡した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
認知症男性が熱中症で死亡、東京 妻気付かず、エアコン故障(共同通信)
東京都文京区のマンション一室に住む、認知症の症状がある80代男性が6日に熱中症で死亡していたことが13日、警視庁と東京都監察医務院への取材で分かった。通っていたヘルパーの話では、一緒に暮らす80代の妻も認知症で、異変に気付いていなかったという。妻は「夫は寝ていると思っていた」と話している。 部屋にはエアコンが設置されていたが、1週間ほど前から故障し、使用していなかった。 ヘルパーが毎日、飲み物などを持って様子を見に来ており、6日夜に訪問した際、男性が倒れているのを発見した。男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「京都アニメーション大賞」の開催中止を発表 京アニ(産経新聞)
京都アニメーション(京アニ、京都府宇治市)は13日、同社が主催する「京都アニメーション大賞」の開催を当面休止するとホームページ(HP)で発表した。昨年7月の第1スタジオ放火殺人事件後の11月、第11回となる同賞の中止を発表していた。 京アニはHPで「総合的に勘案した」と説明。原稿やアイデアを送っても提案は一切受けず、社内で検討、評価、採用する義務を負わないと明記し、送られた企画資料などは「原則として開封せずに廃棄」するとしている。 同賞は、プロ・アマ問わず応募でき、大賞に選ばれた小説はアニメ化、文庫化される。大賞受賞作の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、テレビアニメが放送されたほか、劇場版の新作の公開が9月18日に控えている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
溺れた女児を小学生3人で救助 静岡・焼津の藁科川で(共同通信)
13日午後0時15分ごろ、静岡市葵区鍵穴の藁科川で、静岡県焼津市の小学1年杉山結音さん(6)が遊んでいて溺れた。直後に近くにいた小学3~4年の計3人が岸に引き上げて救助、ドクターヘリで救急搬送された。静岡中央署によると、一時意識不明になったが回復し、命に別条はないという。 同署によると、杉山さんは父と小学6年の兄とともに川で遊んでいたところ、姿が見当たらなくなった。小学生3人は、水面に浮いている杉山さんを見つけて救助。父が人工呼吸し、意識が戻ったという。 救助した3人は現場近くにある静岡市立清沢小学校の児童で、杉山さんの家族とは別に遊びに来ていたという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
入管内での感染クラスター化も懸念。入管に対策を聞いた。「収容者の仮放免を」と抗議の声も(BuzzFeed Japan)
東京出入国在留管理局の職員や収容者が新型コロナウイルスに感染し、出入国在留管理庁に対し、感染防止の対策強化や収容者の仮放免を求める声が強まっている。収容施設では、一つの部屋に複数人が収容されていることから、クラスター(集団)感染へと繋がることも懸念されている。同管理局前では8月11日、収容者の支援者や友人らが抗議の声をあげた。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】 出入国在留管理庁の警備課担当者によると、これまでに感染が判明したのは、職員5人と収容者1人。職員は収容施設の担当ではなく、羽田空港勤務の職員や、在留資格の書類確認などを担当している職員という。 収容者で感染が判明したのは、東京出入国在留管理局に収容されている50代の男性で、発熱などの症状があり病院へ行ったところ、医師の判断でPCR検査を受け、陽性だった。 男性は、収容施設内の個室に隔離され、療養しているという。 「感染対策が万全にできないなら仮放免を」 この日の抗議を実施したのは、入管施設内に収容されている人々を支援している「収容者友人有志一同(SYI)」。 抗議をしていた織田朝日さんは「入管職員など感染してしまった人を責める気は全くない」とした上で、「収容者も再三(感染予防に)気をつけてと当局に言っていたけど、感染者が出た。収容施設で万全な感染対策ができないなら、収容者を解放すべき」と話した。 収容施設内では「密」な状況なために、新型コロナウイルスが日本で感染拡大し始めたころから、施設内でのクラスター化への不安が収容者にあった。 収容者との面会も頻繁にしている抗議参加者の一人は、情報や予防方法が限られた施設の中で、収容者は大きな不安を抱えていると話す。「発熱者がでた」「コロナ感染者がでた」と噂がまわり、パニックになったこともあったという。 女性は、収容者のコロナ感染に対する不安や懸念についてこう語る。 「コロナの感染対策については、法務省がガイドラインを出していました。ガイドラインに沿った対策をしているのだと思いますが、そもそも収容していなかったら施設内での感染リスクもありません。仮放免を出すべきです」 「収容者は(収容施設の)外で得られるような情報も得られない状況下で、自分が収容施設内で感染する恐怖だけでなく、外にいる家族が感染したら…という不安とも闘っています」 最近面会した中国人女性収容者には、労働ビザを得て働く配偶者がおり、「もし(配偶者が)コロナに罹ったら、もう二度と会えない」と不安を語っていたという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「まさか自分が被災するなんて」そんな一言から始まった、防災グッズを贈るカタログギフト。込められた思い(BuzzFeed Japan)
いつ起こるか分からない災害。大きな台風や豪雨は毎年発生し、巨大地震も近く発生すると言われているけど、備えは万全ではないーー。そのような人も多いのではないでしょうか。災害が起こってからでは遅いけど、何かきっかけがないと一歩を踏み出しにくい「防災対策」。そのような状況を打開しようと、大切な人への人生の節目に、防災グッズを贈り物としてプレゼントできるよう、防災グッズ専門の「カタログギフト」を作成している若者たちがいます。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】 なぜ防災グッズをプレゼントとして、贈るのでしょうか。代表の泉勇作さんは、災害時に命を守る防災グッズを贈ることは、「あなたのことを思っている、と伝えること」とし、こう語ります。 「防災はとっつきにくく、大半の人が災害が起こることに不安を抱いていても、その多くが対策をできていないというのが現状です。いつ起こるか分からない災害に、すぐにお金をかけて準備しようと、なかなかなりません」 きっかけがないと揃える機会がない防災グッズ。だからこそ、ギフトとして大切な人に「贈る」という発想です。 防災グッズのカタログギフトは、引っ越し祝いや、進学、転勤など新生活を始める人たちに、または誕生日などに贈られることを想定しています。 カタログギフトの実現のために「READYFOR」で7月23日からクラウドファンディングを開始。 目標金額に達成したため、現在は9月3日を締め切りに、新しく設定した次の目標金額まで、クラウドファンディングを継続しています。 カタログギフトに掲載されている防災グッズは、ギフトとしても喜ばれるような、オシャレな見た目のものばかり。 インテリアの一部として部屋に置いたり、おしゃれの一部として身につけたりできるグッズが多いのが特徴です。 カタログギフトのプロジェクトを進めているのは、2019年4月に立ち上がった「KOKUA」。メンバー5人は、大学時代に災害救援活動などに取り組むNPOで出会い、災害が起きるたびに、各地の被災地で共にボランティアに取り組んできました。 大学を卒業してからも、災害ボランティアを共に続け、同時にKOKUAとしても、防災を広めることをテーマに、世界防災フォーラムに参加するなど活動を続けてきました。 その中で今年、社会起業してKOKUAを法人化し、カタログギフトのプロジェクトを本格化することになったといいます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都の「虹のステッカー」有効性に疑問相次ぐ 掲示店で集団感染、ガイドライン遵守を確認へ(J-CASTニュース)
新型コロナウイルスのクラスターが発生した東京都江戸川区内のフィリピンパブでは、感染対策をしたと店が宣言する都の「虹のステッカー」が貼られていたと報じられ、その有効性についてネット上で疑問の声が相次いでいる。 ステッカーを貼るのに必要なガイドラインが守られていたかは、まだ不明だ。都は、「守られたか確認する」として、店の了解を得て一時ステッカーを撤去した。 ■自己申告だけで掲示できる制度に、「ザルすぎる」の声も 「ザルすぎる…」「安心を優先し安全がおざなりに」「こんなステッカー制度、設けること自体が無駄」… 店に貼られていた感染防止徹底宣言ステッカーは、都の防災サイトで対策項目にチェックを入れただけの自己申告で自ら印刷して掲示できる――こんな内容が、クラスター発生の発表があった2020年8月12日にメディアで報じられると、上のような辛らつな声がツイッターなどで相次いだ。 この店では、60代の男性客が感染したことが7月30日に分かり、店の従業員12人全員がPCR検査を受けたところ、20~40代の女性7人の感染が分かった。濃厚接触があったからで、客にかなり近づいて接客していたわけだ。店は、4日から休業している。 ステッカーの掲示店でクラスターが発生したことについて、小池百合子都知事は13日、ガイドラインを守っていない店もある可能性を認め、「中には実践もせずに、ただ貼ってつけておけばいいやみたいな事業者がいないとは限らない」と述べた。一方で、「お店の体制とともに、そういった場を利用するという利用者の認識も必要だ」と客側の問題も指摘した。 都のステッカーについて、ツイッター上などでは、様々な意見が寄せられている。 ガイドライン守られてなくても、お願いするしかできず ガイドラインを守らないでステッカーを貼る店が出ることについて、ステッカー掲示が20万円の感染拡大防止協力金を受ける条件の1つに挙げられていることがあるのでは、との声が出た。 もしガイドラインを守っていなかったとすれば、景品表示法違反(優良誤認)に当たる可能性もあるのではないか、との見方も示された。店に守ってもらうためには、都が店の感染対策をチェックしたり、条例を改正して罰則を設けたりするべきとの意見も出ている。 もっとも、「お客様がコロナ持って入られるのだから、お店ばかり責めるのはおかしい」といった指摘はあった。 クラスター発生の店がガイドラインを守っていたかについて、都の防災管理課長は8月13日、「まだ確認できておらず、店と時期を調整して、どういう対策をしたか確認します」とJ-CASTニュースの取材に答えた。 そして、確認できるまでステッカーを預かるとして、同日12時ごろ、都の職員が店の了解を得たうえで店のあるビルの1階フロアに掲示してあったステッカーをはがして撤去したことを明らかにした。 もしガイドラインが守られてなかったとしても、ステッカー制度は法に基づくものではないため、指導などはできず、足りない部分の対策をやってもらうよう依頼するしかないという。 「今後については、何かしらのチェック体制ができるか、都の職員を含めて現地確認ができるか、などを検討しています。実効性がある必要はありますが、ステッカー制度は、引き続きやる予定でいます」 景品表示法の適用は考えておらず、条例改正も予定していないという。 都のコールセンターには、「ステッカーが貼ってあるけど、店に消毒液がない」「席の間隔が狭い」などの声が1日数件寄せられているとした。これに対し、それぞれの店にアプローチはしていないものの、一定数になった段階でそれも検討したいとしている。 (J-CASTニュース編集部 野口博之) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
7カ月の娘も、夫も母も一夜で失った 絵本が伝える惨禍
75年前、空襲で火の海となった東京を幼い娘を背負って逃げ惑い、その娘と夫、実の母を一夜にして失った女性がいる。戦後は戦争孤児たちの施設で働き、「お母さん」と呼ばれた。その生涯が絵本になった。描いたのは、同じ空襲で父母を奪われた戦争孤児だ。 絵本のタイトルは「娘と眺めた月」。主人公は鎌田十六(とむ)さん(107)。東京都内の特別養護老人ホームで暮らしている。 拡大する亡き娘の形見の着物を見つめる鎌田十六さん=東京大空襲・戦災資料センター提供 1945(昭和20)年3月10日未明に始まった東京大空襲。当時32歳、現在の東京都台東区に一家で住んでいた。体験記などによれば、7カ月の娘・早苗ちゃんを鎌田さんが背負い、夫の茂さんが鎌田さんの母うめさんの手を引き、4人で隅田川沿いへ逃げた。 猛火に追われ、鎌田さんは川に落ちた。刃物のような冷たさ。早苗ちゃんの泣き声も次第にかぼそくなっていった。夜が明けようとする頃、誰かがおろしてくれたはしごで川からはいあがった。 たどり着いた避難先の学校で「… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上方歌舞伎の女形、上村吉弥 能楽堂で素踊りの会
上方歌舞伎の女形、上村吉弥が、素踊りの会「みよしや一門会」を9月20日、大阪市中央区の大槻能楽堂で開く。同じ「美吉屋」の屋号を持つ上村吉太朗、上村折乃助との舞台だ。 吉弥にとって、吉太朗は師匠である片岡我當の部屋子。折乃助は弟子にあたる。3月以降、コロナ禍で舞台は中止。それでも2人が踊りの稽古に励む姿を見て「役者の一番の活力は、お客様に見て頂く場があること」と企画したという。 歌舞伎舞踊とは異なり、衣装やかつらをつけない素踊りは「踊り手から、にじみ出てくるものがないと伝えられない部分が多いですから、大切だと感じていました。能楽堂にはぴったりだと思います」と吉弥。 吉太朗の「松の三番叟(さんばそう)」はコロナ禍の収束を祈り、選んだ。折乃助は長唄舞踊の大曲「鏡獅子」から前半部分の小姓弥生を踊る。約1年前から稽古しており「いずれ踊れたら……と話はしていましたが、こんな時だからこその『挑戦』という感じです」。 続く「道行(みちゆき)初音旅(はつねのたび)」は、静御前を吉弥、佐藤忠信実ハ源九郎狐を吉太朗が勤める。この道行は、歌舞伎では清元と義太夫の掛け合いで上演されることが多い。今回は、曲や歌詞も異なる義太夫節を用いる。「忠信は憧れだった」という吉太朗は「大好きな歌舞伎に触れられない時間が長く、つらかった。本当に力を入れてやりたい」と話す。 歌舞伎の舞台が休演中、松本幸四郎が企画した配信向け作品「図夢(ずうむ)歌舞伎『忠臣蔵』」の「六段目」に出演した吉弥。「カメラ割りなどに長い時間がかかり、大変でした。でも、距離を取りつつ、近くにいるように見せる撮影の工夫もあって。こういうやり方もあるのだと、大変勉強になりましたし、これからの新しい歌舞伎の見せ方だと思いました」と振り返る。 感染者が再び増加し、不安な状況が続く。吉弥は「気をつけて来て下さるお客様を、万全の準備でお迎えしたいと思います」。 午後1時と5時の2回公演。5千円。みよしや一門会(080・2225・7834)。(増田愛子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル