人気ヒーロー漫画「8マン」や「月光仮面」、「まぼろし探偵」などを手がけたことで知られる漫画家の桑田二郎さんが7月2日、老衰のため亡くなった。85歳だった。 1935年、大阪府出身。赤本漫画でデビューし、1950~60年代の少年漫画誌に掲載されたヒーロー漫画で人気を博し、代表作の「8マン」は「エイトマン」としてテレビアニメ化もされた。 65年に短銃と実弾を不法所持していた銃刀法違反の疑いで逮捕された。その後は、般若心経など仏教経典の漫画化も手がけていた。最近は、月刊誌チャンピオンREDで連載中の「8マンVSサイボーグ009」で原作者の1人となっていた。(加藤勇介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
管の腐食でガス漏れか、安全装置も作動せず 郡山爆発
福島県郡山(こおりやま)市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」が爆発し、1人が死亡、19人が負傷した事故で、店内のガス管の一部が腐食していたことが、関係者への取材で分かった。県警は腐食部分からガスが漏れ、爆発につながった可能性があるとみて、設備の管理状況などを詳しく調べている。 関係者によると、腐食が見つかったのは、店外にある6本のガスボンベから厨房(ちゅうぼう)内の床の上を通って、ガスコンロと炊飯器、給湯器につながる金属製のガス管。県によると、このガス管は同店が2006年に開店して以降、次の年から4年に一度の法定点検を受け、委託を受けた協同組合による直近の19年12月の点検でも異常はなかったという。 ただ、県警と消防による現場検証では、経年劣化による腐食が一部で見つかったという。店外のガスボンベは4月15日に満タンにされ、店は同24日から新型コロナウイルスの影響で休業。現場から回収したメーターの分析から、5、6月のガスの使用量はほぼゼロだったが、改装工事が始まった7月に大幅に増えていたという。 また、ガスボンベには1時間に一定の量のガスが漏れた場合、ガスを自動で止める安全装置がついているが、事故当時に作動していなかったことも判明。県警は装置が検知できない少量のガス漏れが長時間続いたか、装置自体が故障していた可能性があるとみて、専門家に依頼し、回収した装置の分析を進めている。 爆発は7月30日午前9時前に発生。改装工事のために店内に入った現場責任者の男性(50)が死亡し、近くの会社や住宅にいた19人が重軽傷を負った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
漫画家の桑田二郎さん死去 「8マン」(産経新聞)
桑田二郎さん(くわた・じろう=漫画家)7月2日、老衰のため死去、85歳。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は弟、栄一(えいいち)さん。 大阪府出身。昭和23年に13歳でデビュー。「桑田次郎」のペンネームで、32年に連載を始めた「まぼろし探偵」が高く評価され、33年からは川内康範さん原作の人気テレビドラマ「月光仮面」を漫画化した。 38年に連載を始めた平井和正さん原作の「8マン」は、テレビアニメになるなど大ヒットした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
最年少二冠へ第3局 先達も好んだ「勝負飯」は…(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 将棋の藤井聡太棋聖が新たなタイトルに挑む王位戦の第3局が始まっています。 はかま姿に薄手の羽織を着て会場に姿を見せた藤井棋聖。神戸市の有馬温泉にある老舗旅館で王位戦第3局に臨みました。藤井棋聖は着座するとポットのお茶を湯のみに注ぎます。すぐには飲まず、開始をじっと待ちます。3日に会場を訪れて盤や駒、座布団の座り心地などを確かめる検分を行った際、藤井棋聖は…。 藤井聡太棋聖:「お水の代わりに冷たいお茶頂けますか?ペットボトルで…冷たいお茶を」 藤井棋聖の要望で冷たいお茶を用意してもらいましたが、最初に飲んだのは注いでから5分後の温かいお茶でした。その直後、タイトルを持つ木村一基王位(47)が到着しました。7番勝負の王位戦は先に4勝した方がタイトルを獲得。ここまで2勝0敗で挑戦者の藤井棋聖がリードしています。先月、史上最年少でタイトルを獲得した藤井棋聖が史上最年少での2冠に王手をかけられるのでしょうか。藤井棋聖はいつものようにお茶を飲むと、心を落ち着かせて先手を指しました。 お昼の勝負飯にも注目が集まります。実は、会場となっている老舗旅館はこれまで数々のタイトル戦の舞台となっていて、伝説の勝負飯があるというのです。それが、地元・神戸牛の肩ロースを使った「肉うどん」です。神戸出身の谷川浩司九段や羽生善治九段が愛した勝負飯です。うどん好きの藤井棋聖は伝説の勝負飯を注文するのでしょうか。神戸牛を使ったメニューではありましたが、「神戸牛すき鍋膳」でした。ちなみに、藤井棋聖の午後のおやつはフルーツの盛り合わせでした。 持ち時間は、それぞれ8時間の2日制。1日目の4日は封じ手で終了し、5日に再開されます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
強まる日本のファイブアイズ参加論 情報保護が壁(産経新聞)
日本が英語圏5カ国の機密情報共有枠組み「ファイブアイズ」に参加するよう促す発言が相次いでいる。影響力が増す中国に対抗する上での新たな有志連合構築の動きの一環とみられ、日本政府が進めてきた法整備で環境も醸成されつつある。ただ、日本の参加には課題もあり、欧州の自由主義諸国も含めた結束への影響を懸念する声もある。 日本のファイブアイズ参加を後押しするのはブレア元英首相だけではない。7月21日に河野太郎防衛相と電話会談したトゥゲンハート英下院外交委員長はこう述べた。「日本を入れてシックスアイズにしたい」。関係者によると河野氏は提案に前向きだったという。 英紙ガーディアンはオーストラリア議会にも同様の動きがあると報じている。河野氏は今月4日の記者会見で「ファイブアイズの5カ国は日本と基本的な価値観を共有する国だ。これからも緊密に意思疎通を図っていく」と述べた。 日本は米国だけではなく英豪両国とも安全保障協力を強化し、情報保護協定も結んでいる。インド太平洋の安定を脅かし得る中国を牽制(けんせい)するためで、日本がファイブアイズに入れば連携はより円滑となる。平成26年に施行された特定秘密保護法により機密共有に必要な環境整備も進んでいる。 ただ、日本ではスパイ行為を取り締まるスパイ防止法が整備されておらず、情報保護に不安が残る。防衛省幹部は「ファイブアイズの5カ国は英語圏だから、機微なやりとりができないのではないか」とも語る。 さらに、日本政府内にはファイブアイズを軸とした有志国連合形成に対する警戒感もある。5月にはニュージーランドを除くファイブアイズの4カ国が香港国家安全維持法(国安法)を批判する共同声明に参加を呼び掛けたが、日本政府は辞退した。「ファイブアイズだけで突っ走ると、ドイツやフランスがついていけなくなる」(外務省関係者)と判断したからだ。 トランプ米政権には独仏などを「古い同盟国」と疑問視する見方もあり、ファイブアイズを国際社会に対して影響力を行使する新たな「道具」としたい思惑も透けてみえる。一方、国際的な中国包囲網を形成するためには独仏なども巻き込む必要があるとするのが日本の立場だ。国安法に関しても、「重大な懸念」を表明する先進7カ国(G7)外相声明の取りまとめに主導的な役割を果たした。(杉本康士、田中一世) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【独自】逮捕の女「やってません」隣家の鍵穴に接着剤…動物のフン投げ込み…防犯カメラに水鉄砲まで(FNNプライムオンライン)
隣家の鍵穴に接着剤を ご近所トラブルで女を逮捕 ご近所トラブルで逮捕された女。周辺を取材すると防犯カメラに異様な行動が記録されていた。 【画像】防犯カメラが捉えた容疑者らしき女の一部始終 うつむきながら警察車両に乗り込むショートカットの女。 建造物損壊などの疑いで逮捕・送検された自称パート従業員の中村真紀容疑者(48)だ。 「やってません」(中村真紀容疑者の供述) 事件が起きたのは神奈川県相模原市の閑静な住宅街。 8月1日午後4時過ぎ、中村容疑者は隣の住宅敷地内に侵入。玄関のドアを壊した疑いが持たれている。使ったのは接着剤のようなもので、鍵穴に流し込み鍵を入れても回らない状態に。 果たして動機は何だったのか? 被害者の男性に話を聞くことができた。 被害者の男性: とにかくしたい放題。えらいヤツですわ。 被害者の男性によると、3カ月ほど前、突然中村容疑者からこんなクレームがあったという。 「木の枝が庭に入っている」(中村容疑者からのクレーム) そこから男性の自宅には不可解なことが次々と起こり始める。 被害者の男性: ここら(玄関のドア)も油でいっぱい。ここ(玄関の柱)もベタベタの油で… ものすごく嫌な臭いがする。ここにも毎朝ネコのフン… そんな中、事件は起こった。 男性は玄関のドアに接着剤のようなものを入れている中村容疑者を見ていたという。 動物のフンなど投げ込まれる被害が相次ぐ この後、被害があったのはこの男性だけではない。トラブルは他にも… 近所の方によると、4年前にこちらに引っ越してきた中村容疑者は近隣住民とたびたびトラブルを起こしていたという。 近隣住民の女性: 引っ越してきて、1年たたないうちから始まりました。 これ全部(ネコの)オシッコです。ひどいときは猫の毛までついてます。オシッコとウンチ… 周辺では2、3年前から動物のフンなど投げ込まれる被害が相次いでいて、防犯カメラを設置し、警察も見回りを強化していたという。 防犯カメラに水鉄砲まで… これは中村容疑者の隣の家に設置された防犯カメラの映像だ。 映っていたのは、防犯カメラに水をかける中村容疑者らしき人物。 録画されるのを嫌ったのか、水鉄砲のようなものを使って、レンズに向けて妨害しようとしている。 さらに、これは別の日に撮られた映像。歩いているのは中村容疑者とみられる。 カメラから姿が消え、しばらくすると、カメラが突然下を向いた。 中村容疑者とみられる女が隣の家に侵入し、雨どいを登り防犯カメラの角度を変えていたのだ。 その後、女は何事もなかったかのように再び自宅へと戻っていった。 防犯カメラを気にしていた女。 近隣住民: (中村容疑者が)「うちが丸見えじゃないか」って。 それで腹を立てて(防犯カメラを)壊したんです。 そして事件の被害者が設置していた防犯カメラも。中村容疑者は自分の姿が映らないようにしながら防犯カメラの電源ケーブルを切っていたということだ。 「身に覚えがありません」 調べに対し、中村容疑者は容疑を否認している。 (Live News it!8月4日放送分より) Live News it! Source […]
お盆の帰省配慮、知事ら訴え 感染拡大に危機感、自粛要請も(共同通信)
新型コロナウイルス感染が拡大する中でのお盆の帰省を巡り、全国の知事らから4日、自粛や慎重な配慮を求める声が相次いだ。国内ではこの日、新たな感染者が2日ぶりに千人を超過。危機感を募らせた自治体が率先して注意を呼び掛けた格好だ。 福井県の杉本達治知事は「東京からの帰省は自粛してほしい」と話し、石川県の谷本正憲知事も「家族と十分相談して慎重に検討してほしい」と呼び掛けた。 青森県の三村申吾知事は「県民には帰省する人を温かい心で迎えてほしい」と話したが、むつ市の宮下宗一郎市長は、感染拡大地域からは帰省を控えるよう「ユーチューブ」で訴えている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「うがい薬を買いに走るような話ではない」吉村知事・松井市長の“効果期待”発表に辛坊治郎が疑問(ニッポン放送)
キャスターの辛坊治郎は8月4日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、この日午後に大阪府の吉村洋文知事と松井一郎大阪市長がポビドンヨードのうがい薬の新型コロナウイルスへの効果の可能性を発表したことについて、“まった”をかけた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
活況矢先の火災 若手が立て直す 尼崎の杭瀬中市場
兵庫県尼崎市の杭瀬中(くいせなか)市場で7月、飲食店など6軒が焼けるなどした火災があり、復興資金を募るクラウドファンディング(CF)が立ち上がった。呼びかけたのは市場内で店を始めて間もない若者たち。「再興に向けて、自分たちも力になりたい」と話す。 クラウドファンディングは8月23日まで。詳細は、https://camp-fire.jp/projects/view/305150 阪神電鉄杭瀬駅の北約300メートル、複数の商店街と市場が網の目のように広がる通称・杭瀬商店街。その一角に杭瀬中市場がある。戦後の闇市から発展し、庶民の暮らしを支えてきた。最盛期には南北40メートルほどの通りに約40店が営業したが、高齢化や後継者不足で精肉店や鮮魚店など15店ほどに減っていた。 しかし、昨年から今年にかけて空き店舗を改装したイベントスペースや飲食店などの新規出店が相次ぎ、若者がやってくるように。「中市場には来なかった客層が足を運んでくれるようになり、喜んでいた矢先の出来事だった」。杭瀬中市場協同組合副理事長の石原和明さん(55)は肩を落とす。 県警尼崎東署などによると、7月3日夜、春先にオープンしたカフェバーから出火し、隣接する豆腐店やスーパーなど5軒に延焼した。カフェバー隣の店舗兼住宅からは、2階で一人暮らしだったとみられる高齢男性の遺体が見つかった。 カフェバーは音楽やお笑いを志す若手に舞台を提供する「演芸ホール」があり、中市場で調達した食材や総菜を客にふるまっていた。同署は調理場付近から出火したとみている。 中市場のアーケードの一部が焼け落ち、電気設備も被害を受けた。照明もつかなくなったが、火災2日後には商店主らが営業を再開した。 昨夏から市場内でイベントスペースを運営する映像クリエーターの廣瀬有哉さん(23)は、その奮闘ぶりをユーチューブに投稿し続けた。火災当日もサイレンを聞いて現場に駆けつけ、消火活動の様子を撮影した動画を投稿した。 「大きな火災だったから、CFで復興資金を集めようと思いついた。現状や地元の頑張りを知ってもらえれば、より集まりやすいと考えた」。市場や商店街の若手店主らでつくる「杭瀬アクションクラブ」のメンバーでサラダ店を営む石黒裕介さん(43)らと、数日後からCFの準備を始め、7月18日に開設した。 目標額は200万円。照明や冷房設備、アーケードの修復に役立ててもらう。廣瀬さんは「杭瀬に暮らすようになってちょうど1年。自分を受け入れ、好きなことに挑戦させてくれた町のために、力を注いでいきたい」。(小若理恵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ハイシーズンだけど静かな山頂 コロナ禍の知床・羅臼岳
世界自然遺産の北海道・知床の最高峰、羅臼岳(1661メートル)で、夏山ハイシーズンに登山者が少ない。新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、グループ登山が減り、単独や家族で登る人が中心になっているという。 北西側の登山口にある木下小屋の管理人・四井弘さんによると、今年の小屋の利用者は例年の半分以下。「昨年までは仲間5~6人で利用される方が多かったのですが、今年は単独か夫婦の方が多いです。このため人数は週末でも少ないですよ」と四井さんは話す。 羅臼岳は日本百名山の一つ。本州の3千メートル級の山に匹敵する環境とされ、山頂からは雄大な知床連山の尾根を眺められる人気の山だ。例年ならこの時期の週末は山頂付近での「渋滞」が懸念されていたが、8月最初の日曜となった2日の登山道は、ごくまれに人とすれ違う程度だった。 家族と静かな山頂にたどり着いた北海道網走市の小学4年中島優月(ゆづき)君(9)は「きつかったが、最後の岩登りは楽しかった。やったぞ」と息を弾ませていた。(神村正史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル