将棋の高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)が木村一基(かずき)王位(47)に挑戦している第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第3局が4日午前9時、神戸市北区で始まった。開幕から2連勝の藤井棋聖が二つ目のタイトル奪取にあと1勝と迫るか、木村王位がシリーズ1勝目を挙げて初防衛への足がかりを築くか。重要な第3局だ。 第3局は藤井棋聖が先手番。4日夕方に封じ手が行われ、5日午前9時に再開し、同日夜までに決着する見込みとなっている。 王位戦は将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。持ち時間各8時間の2日制。第1局の開始時に振り駒が行われ、今シリーズは基本的に奇数局は挑戦者の藤井棋聖の先手番、偶数局は木村王位と定まった。第7局までもつれ込んだ場合は、第7局開始時に改めて、振り駒が行われる。(佐藤圭司) 12:30 うな重vs神戸牛すき 王位戦第3局1日目の昼食は、木村王位が「うな重膳(ご飯少なめ)」、挑戦者の藤井棋聖が「神戸牛すき御膳」。夏真っ盛りの対局で、両者、スタミナをつけたい、ということだろうか。(佐藤圭司) 拡大する王位戦第3局1日目の木村王位の昼食は「うな重膳(ご飯少なめ)」=2020年8月4日、神戸市北区、日本将棋連盟提供 拡大する王位戦第3局1日目、挑戦者の藤井棋聖の昼食は「神戸牛すき御膳」=2020年8月4日、神戸市北区、日本将棋連盟提供 10:00 午前のおやつはコーヒーとわらび餅 1日目午前のおやつは、木村王位が「ブラックブレンドコーヒー」、挑戦者の藤井棋聖は「本生(ほんなま)わらび餅(抹茶)とアイスコーヒー」。(佐藤圭司) 拡大する木村王位の午前のおやつは「ブラックブレンドコーヒー」=2020年8月4日午前、神戸市北区、日本将棋連盟提供 拡大する挑戦者の藤井棋聖の、午前のおやつは「本生わらび餅(抹茶)とアイスコーヒー」=2020年8月4日午前、神戸市北区、日本将棋連盟提供 09:30 戦型は矢倉模様 注目の王位戦第3局が始まった。戦型は矢倉模様に進んでいる。 藤井棋聖にとって矢倉は、初タイトルを獲得した第91期棋聖戦五番勝負でも4局中3局で経験済みの戦型だ。 一方、木村王位にとって矢倉は、主力戦法と言ってもいいだろう。「木村の矢倉」という著作シリーズもあるくらいだ。 拡大する将棋の第61期王位戦第3局が始まった。手前は木村一基王位。挑戦者の藤井聡太棋聖は、将棋盤の向こう側で深く頭を下げた=2020年8月4日午前、神戸市北区、日本将棋連盟提供 本局の立会人は、淡路仁茂(ひとしげ)九段(70)。昨日あった第68期王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定戦で渡辺明二冠(36)=棋王、王将=に勝って、挑戦権を獲得した久保利明九段(44)は、淡路九段のまな弟子の一人だ。(佐藤圭司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生き残った猫、心配し戻った娘はもういない 豪雨1カ月
熊本県南部を中心とした豪雨災害から4日、1カ月を迎えた。65人が亡くなった熊本県ではこの日朝、氾濫(はんらん)した球磨(くま)川沿いのまちに追悼のサイレンが響いた。被災者は片付けの手を止め、あの時、あの人を思って手を合わせた。 熊本県芦北町伏木氏(ふしき)では4日午前6時ごろ、土砂崩れの犠牲になった矢野まさ子さん(67)の自宅跡に地域住民7人が集まり、遺体が見つかった場所に花を供えて手を合わせた。 拡大する九州各地を襲った豪雨から1カ月の朝、土砂崩れで亡くなった矢野まさ子さんの自宅跡に地域の住民が集まって手を合わせた。住宅を押しつぶした土砂はうずたかく積み上がったままで、傾いた電柱から電線が垂れ下がっていた=2020年8月4日午前6時15分、熊本県芦北町、加藤諒撮影 矢野さんの幼なじみで、区長を務める中山幹男さん(75)は「朗らかで、みんなをぱっと笑わせる人だった」と、その人柄をしのんだ。被災した日も、矢野さん夫婦と言葉を交わしていた。土砂崩れに巻き込まれたのはその直後。「笑って手ば振っていた姿を思い出す。ほんの一瞬でこんなことになってしまうなんて」と声を詰まらせた。 人吉市では午前9時にサイレンが鳴り、市民らが黙禱(もくとう)した。同市では球磨川が氾濫(はんらん)して20人が死亡し、県内最多の約4700棟が浸水した。この日の災害対策本部会議で、松岡隼人市長は「私たちそれぞれが大切なものを失った。一日も早くごみや土砂をなくし、被災者の住まいの確保を進める」と決意を述べた。 拡大する九州各地を襲った豪雨から1カ月の朝、土砂崩れで亡くなった矢野まさ子さんの自宅跡に地域の住民が集まって献花した。住宅を押しつぶした土砂はうずたかく積み上がったままで、傾いた電柱から電線が垂れ下がっていた=2020年8月4日午前6時31分、熊本県芦北町、加藤諒撮影 人吉市に隣接する球磨村でも午前9時にサイレンが鳴り響いた。村役場に近い一勝地地区では、被災した家を片付けていた住民らが作業の手を止め、両手を合わせて1分間黙禱した。 拡大する九州各地を襲った豪雨から1カ月の朝、土砂崩れで亡くなった矢野まさ子さんの自宅跡には地域の住民が集まって手を合わせた=2020年8月4日午前6時23分、熊本県芦北町、加藤諒撮影 佐々木信子さん(68)は、家ごと流されて亡くなった愛甲泰治(やすはる)さん(81)の家族3人に思いをはせた。一家は商店を営んでいた。「プロパンガスを運んでもらったりして、お世話になった。みな気さくないい人だった」としのんだ。 佐々木さん宅は1階が浸水。避難所から通って片付けを続けている。「元の暮らしに戻るのに何年かかるか。1カ月経ってもまだ先が見えません」と話した。(藤牧幸一、伊藤秀樹、山崎毅朗) 「親より先にいなくなるとは」 拡大する亡くなった湯本秀子さんが可愛がっていたネコたち。まだ水害の跡が残る家で暮らしている=2020年8月4日午前8時2分、熊本県人吉市、吉本美奈子撮影 4日午前9時、熊本県人吉市内に犠牲者を悼むサイレンが流れた。浸水の跡が屋根まで残る球磨(くま)川沿いの家屋では、数匹の猫が丸くなっていた。この家に住んでいた湯本秀子さん(61)が可愛がっていた猫だ。 「すぐに帰ってくるけん」。県内に大雨特別警報が発表されてまもない7月4日午前5時半ごろ、両親を避難所に送り届けた湯本さんは、そう言って自宅へ引き返した。家に残してきた猫を心配していた。母親の美代子さん(81)はそのとき、「すぐ帰ってくるだろう」と思った。 湯本さんは3姉妹の長女。大阪… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【ヒロシマの空白】「あまりにふびん」 生まれた当日に焼かれたわが子 名なき命(中国新聞デジタル)
1945年8月6日、米軍の爆撃機が人類史上初めて、都市に原爆を投下した。「約14万人」は、早い時期の広島原爆の犠牲者数とされるが推計値にすぎず、「±1万人の誤差がある」とも言われる。街全体が壊滅し、死者の把握もままならなかった。一人一人の犠牲者、焼け落ちた街並み、断ち切られた日常…。歴史に埋もれた「ヒロシマの空白」と、75年後の今、向き合いたい。 やり場のない悲しみを込めて、名前の分からない、あるいは名前のない犠牲者を墓石に刻んだ人たちがいる。親とはぐれた男児は、収容先でわが子のようにかわいがられたが、数日後に親の名を叫びながら息絶えた。生後数時間で被爆した女児は、名付けもされないまま弔われた。 ■親とはぐれ、泣きながら逝った「ススム」 広島市の北東の山間にある安芸高田市吉田町。三木チズエさん(91)が小さな墓を守っている。「戦災孤児 俗名 進」。義父の四平さんが生前、自宅そばの三木家の墓地に建てた。 「進」さんは、広島に原爆が投下された翌日、トラックで運ばれてきた。広島は医療体制も含めて都市機能が壊滅したため、市外の各所に臨時救護所が設けられ、負傷者がトラックや列車で押し寄せるように運び込まれていた。 男児は親とはぐれたようで、名前は分からない。額や胸に傷を負っていたものの、元気だった。負傷者の救護活動に当たっていた四平さんにすぐなつき、ついて歩いた。 幼子をふびんに思った四平さんは、許可を得て男児を家に連れ帰った。おいしそうにご飯を食べ、刀を提げた軍人が描かれた絵本を「お父ちゃん」と指さした。馬を見て「ススムもほしい!」と喜ぶ声を聞き、名前を仮に「進」とした。 四平さんに背負われ、毎日救護所で傷の手当てを受けた。しかし15日に容体が急変する。原爆放射線が小さな体をむしばんでいたのか。「お父ちゃん」「お母ちゃん」と泣き叫びながら、息を引き取った。 四平さんは墓に「進」の名を記し、数日間だけわが子のように慈しんだ幼子の遺骨を埋めた。幾度となく、男児の遺族を捜し出そうと広島市内に出向いた。70年に亡くなるまで、「かわいい子じゃったと、ことあるごとにこぼしとった」とチズエさんは振り返る。 「遺骨を里帰りさせてあげたい」(73年7月28日付中国新聞)―。チズエさんの思いが本紙などで報じられると、四平さんが亡くなって5年後の75年夏に神戸市の元軍人が名乗り出た。3歳で行方不明になったわが子、藤田奬(すすむ)さんだと。原爆で妻も失ったという。 遺骨を引き渡す際、「進」さんの墓に骨を一部残してもらった。チズエさんは今も毎朝、墓前に手を合わせている。胸にあるのは、戦争の犠牲になったすべての「家族の元に帰れん子どもたち」の無念である。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ドリフト走行で車輪外れ女性死亡、2人書類送検へ 栃木県警(産経新聞)
宇都宮市高松町のサーキット場「日光サーキット」で平成28年11月、走行中の車の右前輪が外れて近くにいた女性に直撃し、その後死亡した事故で、県警が近く車を運転していた40代の男性と車の整備を担当していた50代の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、運転していた男性は事故前日の走行で車の後輪の状態に違和感を覚え、整備担当の男性が別のタイヤに交換したが、事故原因となった前輪に対しては2人とも安全確認を怠ったとしている。前輪が外れた原因はタイヤを固定する部品が金属疲労により折れたためとみられている。 事故は平成28年11月20日に発生。車輪を滑らせながら走行する「ドリフト」の技を競う大会が行われており、練習走行中だった車の右前輪が外れ、コースから約20メートル離れた場所にいた埼玉県本庄市下野堂(しものどう)のピアノ講師、鈴木祥子さん=当時(35)=を直撃、その後死亡した。鈴木さんは事故車両とは別のチームのスタッフで、審査員のコメントを聞き、無線でドライバーへ伝える「スポッター」と呼ばれる役割だった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大坂なおみさん「女の子がどれだけパワフルになれるか知って」。女の子のスポーツ参加を支援するプログラムを発足(ハフポスト日本版)
テニス選手の大坂なおみさんが、より多くの女の子がスポーツに参加できるよう支援するプログラム「プレー・アカデミー WITH 大坂なおみ」を立ち上げる。東京から始める。8月3日、Twitterなどで報告した。女の子のスポーツ参加率が男の子に比べて低いことなどを背景に、スポーツを通じて女の子をエンパワーメントする狙いがあるという。 【ツイート】大坂さん「ワクワク」子どもたちとテニスをする動画も どんなプログラム? プログラムはナイキと、スポーツの力で社会を変えようと活動するローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団とパートナーシップを組んで進める。助成金の提供、イベントの実施、能力強化のトレーニングなどを行い、地域の団体をサポートするとしている。 プログラムを紹介するローレウスのサイトによると、日本では6~18歳のスポーツ参加率を男女別で見ると女の子の方が2割低く、スポーツへのアクセスの難しさやプログラムの不足を理由に、10代半ばでスポーツをやめる女の子は男の子の約2倍という。 プログラムでは「女の子とスポーツ」という潜在的な可能性を開化するための支援を行うといい、「スポーツには、性による固定観念を打ち破り、男女の平等を促進する力があります」と意義を説明する。 また、身近にロールモデルがいることや機会を得られることの大切さにも触れている。 大坂さんは「女の子がスポーツや遊びをすることで喜びを感じ、自分たちの潜在能力に気づくことを望んでいます。そうした女の子たちが、また次の世代が目指すようなロールモデルとなれるのではないでしょうか」と熱意を語っている。 「女の子がどれだけパワフルになれるかを知ってほしい」 大坂さんはプログラムを紹介するナイキのサイトで、「3歳で初めてテニスラケットを手にして、私の人生は変わった」「女の子がアクティブになろうとするときに直面する障壁について知るたび、何かしなくてはという思いを強くした」と明かす。 「プレイ・アカデミーを始めるのを待ちきれない。女の子たちに新しいスキルを学んで、好きなスポーツを見つけてほしい」などとした上で、「私は彼女たちに、楽しんで、自信を得て、女の子がどれだけパワフルになれるかを知ってほしいと願っていますーー誰であっても、どこの出身でも、どんな肌の色でも関係なくーー」と綴った。 Twitterでも「とてもワクワクしています」とし、子どもたちとテニスを楽しみ、アドバイスを送る動画を公開している。 ハフポスト日本版編集部 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
食事宅配ミニバイク、高速走行か 愛知県警が捜査(共同通信)
食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員が運転していたとみられるミニバイクが名古屋市内で、進入が禁止されている名古屋高速道路を走行した疑いがあることが4日、捜査関係者への取材で分かった。愛知県警高速隊が、道路法と道路整備特別措置法違反の疑いを視野に捜査している。 捜査関係者によると、7月25日、名古屋市中村区の名古屋高速道路をミニバイクとみられるスクータータイプの車両が走行している様子が、走行中の別の車両に搭載されたドライブレコーダーに写っていた。 ウーバーイーツとみられるロゴ入りかばんを背負っていたという。少なくとも数百メートル走行した可能性がある。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
茂木外相が5~7日に訪英 コロナ下の閣僚外遊は初(産経新聞)
茂木敏充外相は4日の記者会見で、5~7日の日程で英国を訪問すると発表した。トラス国際貿易相と日英間の新たな貿易協定の締結に向けた詰めの協議を行う。ラーブ外相とも会談し、新型コロナウイルス対策や香港情勢などについて意見を交わす。日本の閣僚による外国訪問は、新型コロナの感染拡大後、初めて。 英国の欧州連合(EU)離脱により、日英間の関税優遇は今年末で期限切れとなる。茂木氏は「日英間の円滑なビジネスの継続のため、日EU経済連携協定(EPA)に代わる新たな貿易・投資の枠組みを迅速につくることは必要不可欠だ」と強調した。 訪英に当たっては、PCR検査の実施や専用機の使用、随行人数の絞り込みなどの感染対策を講じる。日本が水際対策として講じている帰国後14日間の隔離措置は行わない。政府は茂木氏の訪英を機に、要人往来の本格的な再開につなげたい考えだ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
わさおに青森犬民栄誉賞 「天国でまた皆をハッピーに」
不細工でもかわいい「ブサかわ犬」として親しまれ、6月8日に天国に旅立った青森県鰺ケ沢町の秋田犬「わさお」について、県は3日、県のイメージアップや誘客に貢献したとして、「青森犬民栄誉賞」を贈った。 同町の「日本海拠点館あじがさわ」で行われた授与式には、町の関係者ら約30人が参加。三村申吾知事が「わさおは鰺ケ沢はいいところなんだというのを全国に伝えてくれた。天国でまた皆をハッピーにしてほしい」とあいさつ。わさおの飼い主の菊谷忠光さん(56)に表彰状を贈った。 菊谷さんは「これほど名誉ある賞をいただき、わさおもきっと『うれしいワン』と喜んでいると思う。さっそく墓前で報告したい」と笑顔で話した。 わさおありがとう実行委員会は、「わさおを偲(しの)ぶ写真展」を同館で5~30日に開くほか、9日には「わさおを偲ぶ会」を開催する。(仲川明里) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飼い犬2匹がコロナに ペットの陽性、国内で初めて確認
ペット保険大手の「アニコムホールディングス」(東京都新宿区)は3日、新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった2匹の犬がPCR検査の結果、陽性だったと発表した。環境省によると、国内でペットの陽性が確認されたのは初めて。 同社は4月から感染者のペットを預かる事業を始めた。今回、別々の飼い主から預かった2匹の犬ののどの粘膜を採取し、それぞれ2回のPCR検査を実施したところ、陽性が確認された。その後国立感染症研究所でも検査したところ、やはり陽性だったという。 他のペットとは隔離しており、すでに1匹は陰性になった。世話をする職員らもPCR検査の結果、陰性だった。他のペットへの感染拡大も起きていない。 同省動物愛護管理室は「ペットから人に感染した事例はこれまで確認されていない。まずは飼い主が感染しないことがペットの感染予防にもつながる」と話す。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
政府、ワクチン確保へ国際共同購入を検討 今月中に決定
新型コロナウイルス感染症の予防ワクチンの確保に向けて、政府は複数国で共同購入する国際的な仕組みへの参加を検討する。3日、公明党の会合で明らかにした。今月中に正式に決めて表明する。 「COVAXファシリティー」と呼ばれる仕組みで、ワクチンの普及に取り組む国際機関「Gaviワクチンアライアンス」や感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などが呼びかけている。途上国も含め、ワクチンの平等な配分を実現させるねらいがある。 資金を出して参加する国は一定額を前払い金として支払う。ワクチン開発に取り組む複数の製薬企業の研究開発などに使われ、開発に成功した場合、出資国は人口の20%分を上限にワクチンを確保できる。途上国はGaviを通じてワクチンの提供を受ける。 各国で開発が進むワクチンの候補は160種類以上あるとされる。開発に成功するか不透明な中、1カ国で投資するには限界があり、共同購入することで確実な確保をめざす。この仕組みを通して全世界で20億回分の供給をめざしており、開発が先行しているとされる英製薬大手アストラゼネカは成功すれば、3億回分をこの仕組みで提供することを明らかにしている。 現在、日本を含め、英国や韓国… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル