All Nippon NewsNetwork(ANN) 自民党は、相手国が日本への攻撃に着手した場合などに相手の領域内で攻撃を阻止できるいわゆる「敵基地攻撃能力」の保有を検討するよう政府に求める提言案を了承しました。 提言案では、焦点となっていた敵基地攻撃能力の保有について「相手領域内でも弾道ミサイルなどを阻止する能力の保有を含め、抑止力を向上させるための新たな取り組みが必要」と強調しました。そのうえで、政府に対して「早急に検討し、結論を出す」よう求めています。一方で、「憲法の範囲内」と「専守防衛」の考え方に加え、自衛のための「必要最小限度に限る」としたこれまでの方針を維持していく点が強調されています。今回の議論は地上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」の計画撤回を踏まえ、北朝鮮などによるミサイル能力の向上に対抗するために検討が進められてきました。ただ、専守防衛の理念を逸脱するのではないかといった懸念や、相手国の領域内でミサイルの発射場所を本当に特定できるのかなど、情報収集能力についての課題も残されています。この提言案は来週、自民党として最終決定し、政府が年内にもまとめる新しい安全保障戦略に盛り込むよう申し入れる方針です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民)リニア中央新幹線巡り JR東海からヒアリング(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線を巡ってJR東海側は、環境に影響を与えるなどの問題が発生した場合には補償していく考えを自民党の会議で示しました。 自民党リニア特別委員会・古屋圭司委員長:「環境問題、水問題については徹底的に対応していくと。しかし、それでも何か仮に問題があった場合は補償についてもしっかり対応していきたいと。これで一つの不安は解消というか、納得のできる答えが一つ出てきたと」 リニア中央新幹線を巡っては、水資源の問題などから準備工事に向けた提案を拒否している静岡県との協議が難航していて、当初予定していた2027年の開業が難しい状況になっています。JR東海側は、問題が発生した場合は補償も含めて静岡県側と交渉していく考えを示したということです。また、JR東海側からは「今の工程では開業がギリギリ遅れる可能性がある」との指摘があったということです。自民党はリニア開業を「国家的プロジェクト」と位置付けていて、今後、沿線の視察を行ったうえで調整を進め、予定通りの開業を目指していく方針です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ALS患者の女性「生きる努力、惜しまない人」(産経新聞)
ALS患者の女性から依頼を受け、薬物を投与して女性を殺害したとして医師2人が京都府警に逮捕された事件で、ケアチームの一員として女性を7年間支援してきた男性が産経新聞の取材に応じ、女性について「生きることに前向きで、努力を惜しまない人だった」と振り返った。 ケアチームは主治医やヘルパー、看護師、理学療法士ら約30人で構成。24時間体制で食事や入浴、たんの吸引など、全面的な生活支援を担っていた。 芸術に造詣が深かった女性のために、自宅にビオラ奏者を呼んでコンサートを開くと、感動の涙を流したという。男性は「それ以外で、涙を流す姿は見たことがない」と振り返る。動物が大好きな女性に、別の支援員がイヌやネコを連れてきたこともあったという。 女性は治療に対して投げやりな態度などはなく、ALSの治療法を自ら調べて主治医に相談したこともあった。事件が起きたのは昨年11月30日だが、前日にも治療について話し合ったばかりだったという。 一方で女性は事件前、安楽死を望み主治医に相談したが、断られていた。男性も別の支援者から、女性がSNSで安楽死についての情報を集めていることは聞いていたといい、チームで女性の心理的ケアについて話し合おうとしていたところだったという。 女性の死について、「誰かにそそのかされたり、突発的な心の揺れだったりではないと思う。つらい」。「24時間体制でケアしているなか、あんな事件が起こるとは思わなかった」と悔やみ、こう話した。 「『難病患者はかわいそうな状況に置かれているから、安楽死を選ぶ』というのは偏見だ。女性が生きる選択をするために何が必要だったか、社会の認識も変わらなければならない」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
子どもの交通死亡事故が増加…コロナで車スピードか(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 今年に入って都内では子どもが死亡する交通事故が増えています。こうした事故を1件でも減らそうと、警視庁が交通安全の指導を行いました。 交通量の多い東京・大田区の環状7号線沿いの交差点では29日から31日までの3日間、近くの小学校などの登校時間に合わせて警視庁の警察官が児童の登校を見守る活動が行われます。都内では今年に入り、小学生の児童らが車にはねられて死亡する事故が5件起きていて、去年の同じ時期と比べて4件増えています。いずれも被害者が青信号の横断歩道を渡っている途中の事故で、新型コロナウイルスの感染拡大で交通量が減り、スピードを出す車が増えたことが影響しているとみられています。緊急事態宣言の解除以降、都内の交通量は元に戻りつつあり、警視庁は夏休みを前に子どもを持つ親などに「横断歩道で歩行者側が青信号でも車が進入してくる可能性があることを子どもに教えてほしい」としています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東須磨小教員いじめ問題、専門家委設置(産経新聞)
昨年秋に発覚した神戸市立東須磨小学校の教員間いじめ問題をめぐり、神戸市教育委員会は30日、教育学や心理学の専門家ら5人による「再発防止検討委員会」を立ち上げた。報告書を年内にまとめ、市教委に提出する予定。 検討委の委員長を務める兵庫教育大大学院の川上泰彦教授(教育行政学)は会見し、「個人の資質について焦点を当てるのではなく、いかなる組織づくりが再発防止につながり、機能するのかを検討していきたい」と述べた。 この問題をめぐっては、市教委が2月に加害教諭4人を処分し、うち2人を免職とした。兵庫県警は3月に強要などの疑いで4人を書類送検、神戸地検がいずれも起訴猶予処分とした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪市、8月5日からミナミの一部エリアに休業要請へ(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、大阪市の松井一郎市長は30日、ミナミの繁華街の一部のエリアを対象に、8月5日ごろから休業要請を実施する方向で大阪府と調整していることを明らかにした。酒類を提供する店舗が対象となる見込みで、休業要請の権限を持つ吉村洋文・府知事が7月31日にも詳細を発表する見通しだという。 松井氏は記者団に「陽性率が高いのがミナミのエリア。そのエリアで少しでも人の接触率を下げていきたい」と強調。「吉村知事と話し合い、エリアの設定をするが、ミナミの中でもぐっと絞り込む」と話した。 8月5日ごろから実施し、実際の休業期間は10日間程度を想定。混乱を避けるため、対象エリアを発表する際は詳細な住所を指定する。要請に応じた店舗には協力金として1日当たり1万円、10日で計10万円程度を支給する方針で、松井氏は「安心して楽しめる街を取り戻すために協力いただけると思っている」と述べた。 一方、政府の観光支援事業「Go To トラベル」については、全国で感染が再拡大しているとし、「経済を回すために、国は期限を設けずにキャンペーンを続けるべきだ」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京367人で最多更新 “時短営業”要請へ(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 新型コロナウイルスの感染の勢いが止まりません。30日は、全国で過去最多となる1301人の感染者が確認され、福岡県や兵庫県などで過去最多を更新しました。東京都でも367人となり、1日の感染者数として過去最多となりました。 東京都・小池知事:「重症化リスクが高い60代以上にも感染が拡大している。都内各地でクラスターも散見される」 感染経路については、接待を伴う飲食だけではなく、家族や職場間など多岐にわたっているといいます。 会食で感染した人の割合は、1週間で3倍ほどに急増していることを受けて、小池知事は、8月3日~31日の間、飲食店やカラオケ店に営業時間を朝5時~夜10時までとしてほしいと自粛を要請しました。さらに、感染防止に取り組んでいることを示す東京都独自のステッカーについて、都は、飲食店などに掲示を求める条例を制定。大相撲7月場所の31日から千秋楽まで、懸賞旗を模した旗を使って、告知を行うといいます。営業時間短縮に協力した店には、都が協力金20万円を支払うとしていますが、都独自のステッカーを貼っていないと受け取れません。 東京都医師会も危機感を募らせています。尾崎会長は会見を行い、何枚ものパネルを見せながら、検査の拡充や無症状者の隔離などを訴えました。 国には、法改正をして法的拘束力のある休業要請に加え、きちんと補償をつけることを要望しました。 東京都医師会・尾崎会長:「今すぐに国会を召集して法改正を行ってほしい。人口比でいえば、東京を上回る感染者が愛知・大阪・福岡・沖縄で出ている」 沖縄県では、5月6月とゼロだった感染者数は、7月に入って一気に急増。この4日間は、連続で最多を更新し続け、30日は49人となりました。 沖縄県・玉城知事:「非常に厳しい判断ではある、8月1日~15日までの約2週間について休業要請をする」 新たに休業要請が出されたのは、那覇市の繁華街、松山にある接待を伴う飲食店です。休業に応じると20万円の協力金が支払われるといいます。大阪府も8月5日から、ミナミの繁華街の一部エリアに絞り、休業要請をする方針です。補償は、一日につき1万円という案で検討されているといいます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
希望施設に配布へ“アベノマスク”介護現場の需要は(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 全国的に感染が広がるなか、国会では、『GoToキャンペーン』を続けるべきか、野党が専門家に見解をただしました。 新型コロナ感染症対策分科会の尾身会長:「新規の感染だけじゃなくて、発症日別、あるいは、PCRの陽性率、医療供給体制、検査の体制というのを総合的に見て、県を越えての移動は控えたらいいのか、あるいは大丈夫じゃないかということを我々は必要であれば申し上げたい。重要視しているのは、医療機関への圧迫。全体のパッケージの中で、人の動きということについても、我々は、近々しっかりとした考えを出す必要があると思っている」 尾身会長は、東京以外の感染状況をどう評価するか、様々なデータを見ていて、近く専門家の考えを示すと説明しました。 また、野党は、介護施設などに配る予定の布マスク8000万枚の発送を中止するよう求めています。 厚生労働省大臣官房付・中野孝浩氏:「配送時期は改めて検討させていただいている。いろんな可能性も含めて検討していくなかで、配送中止の可能性も選択肢としては検討の一つになりうる。最終的には大臣が判断する」 一日に複数の利用者と接する介護の現場では、マスクはその都度取り替えるのが理想的です。しかし、再利用を前提とした布マスクでは、それができません。 『暮らしネット・えん』の小島美里代表理事:「布マスクは人気ない。使い捨てのできるものがほしい。1日何回も捨てられるくらいの量はほしい。介護の現場で必要なのはお金。今後も続けていかなければならない仕事なので、ぜひ減収分の補填をしてほしい。ギリギリでやってるから介護職員の報酬・収入が少ない。そこにきて減収になったら、どういうことかわかるでしょ。つぶれるしかなくなるところがいっぱい出てくるはず」 政府は、希望する施設に布マスクを配布し、残りを備蓄する方向で検討しています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
朝日杯将棋、「東大対決」を天野倉アマが制して2連勝
第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)にアマチュア代表として出場した東京大2年の天野倉(あまのくら)優臣(ゆうと)さん(19)が30日、東京都渋谷区の将棋会館で1次予選に臨み、1、2回戦を勝ち抜いた。1回戦では、東京大大学院博士後期課程に在籍する谷合広紀四段(26)との「東大対決」を制した。3回戦進出について天野倉さんは「全く考えていなかったので望外。せっかくの機会なので精いっぱい指したい」と話した。 1回戦は、序盤で機敏な動きからリードを奪い、混戦に持ち込もうとする谷合四段を121手で振り切った。終局後、天野倉さんは「用意していた仕掛けの順になってうまく指せた。勝ててうれしい」、谷合四段は「初めてのアマチュアとの対戦なので勝ちたかった。ずっと押されていて逆転できなかった。強かった」と話した。 2回戦では上村(かみむら)亘五段(33)と対戦。中盤で苦しくなったが、粘って盛り返し、127手で終盤の激戦を制した。「苦しくなってもあきらめないでやろうと対局前から決めていた。最後まで頑張れてよかった」と話した。 3回戦では日浦市郎八段(54)―佐藤秀司七段(53)戦の勝者と対戦。勝てば1次予選決勝に進む。 ◇ 将棋会館ではこの日、第92期棋聖戦の1次予選も行われ、西山朋佳女流三冠(25)が片上大輔七段(38)、北島忠雄七段(54)に連勝し、女性では初めて1次予選を突破した。終局後、「1次予選突破は自分として一番いい成績なので意識はしていた。素直にうれしい」と話した。西山女流三冠は、棋士養成機関の奨励会三段リーグで女性初の四段昇段をめざして戦っている。「2次予選では、三段の立場では教われないような先生と当たるかもしれないので、対局までにちょっとでも棋力を上げて臨めたらと思います」と意気込んだ。(村上耕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ禍で残高119円 シングルマザー「もう限界」
スマートフォンに映し出された都銀口座の残高は「48円」だった。もう一つある、ゆうちょ銀口座の残高は数カ月前から「71円」のままだ。 神奈川県に住む30代の女性は、新型コロナウイルスの感染が広がる前は派遣型風俗店、いわゆるデリバリーヘルスの仕事をしていた。1月には7万円台の収入があったが、2月は3万円台、3月には9千円に減った。取材で会った7月中旬、女性の手元に残る現金は約2700円だった。 女性は10代の子どもを育てるシングルマザーだ。離婚した元夫から養育費は入ってこない。友達の店を手伝ったり、風俗の仕事をしたりしながら必死に子育てをしてきた。子どもの前では明るく振る舞うが、再び感染が広がる中、一向に先が見えない。「もう限界だし、いっぱいいっぱい。こんな毎日がいつまで続くの?」。考え出すと、夜眠れなくなる。一人になると、涙がこみあげてくる。 追い詰められた女性がすがったのは、社会福祉協議会(社協)の貸付制度でした。ところが、申請から1カ月半以上たっても入金がありません。記事の後半では、社協の「崩壊」について報告します。 緊急事態宣言後、無収入に 20代で離婚後、アパートで子… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル