新型コロナウイルスの水際対策として、日本に住む外国人の再入国を原則禁止とする日本政府の措置に、見直しを求める声が上がっている。日本に生活基盤があり、家族がいたり仕事があったりする外国人でも、いったん出国すると戻ってこられなくなるためだ。「外国人であることを理由に再入国を拒むのは差別的だ」との指摘が出ている。(笠原真) 九州に住むドイツ人の女性(44)は6月3日、母国で暮らす父を76歳で亡くした。持病が5月末から悪化し、急な訃報(ふほう)だった。 「せめて父と直接お別れがしたい」。葬儀への参列を望み、在日ドイツ大使館に何度も問い合わせたが、「出国すると日本に帰れなくなるかもしれない。日本側のルールなのでどうしようもない」との説明だった。家族とも相談し、帰国は諦めた。 葬儀にはテレビ電話を通じて「参列」。大学教員として働く夫(48)、小学生と大学生の息子2人と肩を寄せ合いながら画面を見つめたが、父の顔は見られなかった。日本で暮らして2年。「普段なら、すぐに帰国できるのに。父との別れがこんな形になるなんて想像もしなかった」 一人残された母は糖尿病を患う… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
49歳男性と77歳母親死亡…堤防の壁に軽乗用車で直進して衝突したか ブレーキ痕なし 未明に通行人が発見(東海テレビ)
東海テレビ 愛知県常滑市で21日未明、海沿いの堤防の壁に軽乗用車が衝突しているのがみつかり、49歳と77歳の親子が死亡しました。 常滑市保示町で21日午前1時ごろ、海沿いの堤防の壁に軽乗用車が衝突しているのを通りかかった男性が見つけ、警察に通報しました。 駆け付けた警察官が確認したところ、運転席には市内に住む49歳の男性が、助手席には77歳の母親が乗っていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察によりますと、軽乗用車はほぼ直角に曲がる道路を直進して壁に衝突したとみられ、現場にブレーキ痕はありませんでした。 車内からは、男性の名前や親族らの連絡先などが書かれた手書きのメモも見つかっていて、警察が事故の原因を調べています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「緊急事態宣言を発出する状況ではない」総理が説明(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 安倍総理大臣は新型コロナウイルスの感染者数の増加に対し、緊急事態宣言を出す考えはないことを明らかにしました。 自民党の役員会に出席した安倍総理は、「依然として東京都で陽性者が増加している」と指摘する一方、重症者数が極めて低く抑えられていることや病床数などの医療体制も逼迫(ひっぱく)していないことを理由として「緊急事態宣言を発出する状況ではない」と説明したということです。一方、二階幹事長は22日から始まるGoToキャンペーンについて、今回、制度の対象から除外された東京都民に対して「第2弾を考えていくのは当然のことだ」と述べ、追加の対策を求めていく考えを示しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
病院・施設でクラスター発生、「機能維持が困難」 – 国立感染症研究所が接触者追跡チーム活動報告公表(医療介護CBニュース)
国立感染症研究所はこのほど、クラスター対策班接触者追跡チームに関する活動報告をホームページで公表した。厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部にクラスター対策班が発足した2月25日から5月20日までの現地派遣チームの活動概要を報告しており、30都道府県から58件の派遣要請を受け、計74のクラスター事例に対し、現地で対策支援を実施した。病院や施設でクラスターが発生した場合、多くの職員が感染者や濃厚接触者となり、勤務できなくなることにより「病院・施設の機能維持が困難となった」としている。【新井哉】 活動報告によると、接触者追跡チームは、同研究所感染症疫学センターの職員、実地疫学専門家養成コース(FETP)の研修生、FETPの修了生を主体に構成。計74のクラスター事例に対し、同研究所の職員17人、FETP研修生13人、外部組織所属の15人の計45人が現地で対策支援を行った。 要請1件当たりの派遣日数は1-54日(中央値5日)で、厚労省クラスター対策班が自治体の報道発表などを基に集計した結果に触れ、「5月20日時点で計262事例(うち医療機関93事例、高齢者福祉施設41事例、障害者福祉施設9事例)のクラスターが国内で認められており、現地派遣チームは発生したクラスターの約3割に関与していたことになる」としている。 支援の内容も明らかにしている。派遣先では各自治体の要望に応じて、▽データのまとめ▽クラスターの発生要因や感染ルートの究明▽市中感染の共通感染源推定などの疫学調査支援▽医療機関や福祉施設などにおける感染管理対策へのアドバイス▽他自治体や関係機関との連絡調整-などを行った。 現地派遣チームが関与した医療機関の事例は36事例(病床200床未満の医療機関14事例、200-399床11事例、400床以上11事例)で、事例対応終了時の1施設当たりの感染者数の中央値は25例(範囲3-214)だった。 医療機関事例の感染拡大要因に関しては、▽基本的な手指衛生の不徹底、不十分▽不適切な個人防護具(PPE)の使用▽新型コロナウイルス感染症が疑われていない場合の不十分な標準予防策▽不適切なゾーニング-が考えられたと説明。また、「Infection Control Team, Infection Control Nurseおよび病院全体として、データ管理体制が備わっていない、指示系統が未確立、関係者間の情報共有が不十分であったことが全体像把握と初期対応の遅れ、感染拡大助長の要因となったと考えられた事例も認めた」としている。 感染拡大経路も取り上げており、患者から職員への感染は「看護、介護等の業務に伴う飛沫、身体接触の多いケアを中心とする接触感染」、職員間の感染は「食堂、休憩室、更衣室などの換気しにくく、狭く密になりやすい環境での飛沫、接触感染」などを挙げている。病院や施設でクラスターが発生した場合、病院・施設の機能維持が困難となったことに加え、「当該病院や施設の多くで、職員本人や家族に対しての差別、偏見で苦しむ職員が多く見受けられた」としている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ホッキョクグマに氷のプレゼント リンゴなどの好物入り、和歌山(共同通信)
暑さが最も厳しいとされる大暑前日の21日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、暑さが苦手なホッキョクグマに、好物を入れた氷の塊がプレゼントされた。 リンゴ、馬肉、ホッケ、白菜を入れ、展示場のプールに浮かべた。ホッキョクグマは、しばらく場内をうろついた後、プールに飛び込んで氷をくわえ、岩場に上がっておいしそうに食べていた。 プレゼントをもらったのは同施設にいる2頭のホッキョクグマのうち6歳の雄。繁殖年齢に差しかかっており、飼育スタッフの榎本真史さん(28)は「好奇心が旺盛。他のクマに会ったとき仲良くしてほしい」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民党のHPVワクチン議連が加藤厚労相に積極的勧奨再開などを求める要望書を提出(BuzzFeed Japan)
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐHPVワクチン。公費でうてる定期接種となっているが、国が2013年6月に対象者に個別にお知らせを送る「積極的勧奨」を差し控えるように自治体に通知してから7年が過ぎた。接種率は70%から1%未満に落ち込んでいる。自民党の「HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟」(会長=細田博之衆議院議員)は7月21日、加藤勝信厚労相に、積極的勧奨の早期再開などを求める要望書を提出した。【BuzzFeed Japan Medical/岩永直子】 要望書では「新型コロナウイルスの犠牲者と比較しても、子宮頸がんによって毎年約3倍にあたる約3000人もの尊い命が奪われ続けており、罹患者、死者共に減少傾向にある諸外国とは逆に、みすみすHPVから命を守る権利を手放していると酷評されても仕方ありません」と訴え、8項目の実現を求めている。 8項目を要望 積極的勧奨の再開、接種を逸した対象者へのキャッチアップ 要望書で求めたのは以下の8項目。 1. 積極的勧奨の早期再開 2. 新型コロナの影響により接種を逸した対象者へのキャッチアップ(追いつき接種) 3. 情報提供パンフレットの早急な改定と対象者への個別送付の徹底 4. 接種を逃した年代への接種機会の提供 5. 9価HPVワクチンの定期接種化の実現 6. 男性への接種と定期接種化への検討 7. 接種後の事象に対する迅速かつ丁寧な対応の強化 8. 国際機関からの情報や世界の国々での接種の状況を広く国民と共有し、対象者が納得して接種できるための情報発信と周知徹底 要望書を手渡す時に、BuzzFeed Japan Medicalは加藤厚労相に「積極的勧奨再開を検討しないのですか?」と問いかけたが、厚労相はうっすらと笑みを浮かべるだけで何も答えなかった。 提出後、記者団のぶら下がり取材に応じた三原議員は、「私が議員になった十数年前から加藤大臣もこのワクチンのことに関してはずっと見続けていた経緯があり、私たちの言いたいことは120%お分かりだと思う。大事さはわかっている中で、大臣として当然色々なご意見があることは現実としてあるわけです」と語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
空き巣グループ指示役のコロンビア人女逮捕 関東で50件被害(産経新聞)
留守宅に侵入して現金や指輪などを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗と住居侵入容疑で、コロンビア国籍の無職、アマンダ・ルシア容疑者(41)=東京都豊島区巣鴨=を逮捕した。調べに対し、「現場には行っていない。車を貸したり、宝石を処分したりしただけ」と容疑を否認している。 捜査3課によると、アマンダ容疑者は空き巣グループの指示役とみられ、これまでにグループの10~60代の男女9人を逮捕。昨年8月以降、関東近県で約50件(被害総額約4300万円)の空き巣被害が相次いでおり、アマンダ容疑者のグループが関与したとみて調べている。 逮捕容疑は1月25日午後、埼玉県川越市の無職男性(72)宅に窓を割って侵入し、現金約31万円と指輪など34点(時価計約84万円相当)を盗んだとしている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
体長2センチ、国内最小のトンボ 「今年は多く発生」
国内最小のトンボといわれるハッチョウトンボの観察会が8月2日午前10時~午後3時、宮崎県都城市関之尾町の生息地で開かれる。市民グループ「都城ハッチョウトンボ保全の会」(福永廣文会長、会員24人)が、管理している生息地の湿地を一般に開放する。 保全の会によると、ハッチョウトンボは県の絶滅危惧種に指定されており、体長約2センチ。オスは成熟すると鮮やかな赤色になり、メスは黄色と黒のしま模様になる。 当地では2015年に生息が確認された。昨年は6~8月の土日を中心に十数日、一般開放したが、今年は新型コロナウイルスの影響で一日だけに限定した。 会事務局の時任茂樹さん(77)は「雨が多かったので湿地の状態が良く、昨年より発生数が多いようだ」と話す。生息地は、県道31号「関之尾入口」交差点から1キロほど西方向の同県道沿いで、太陽光発電施設の隣にある。問い合わせは時任さん(090・1178・1046)へ。(神谷裕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ファンに申し訳ない」 槇原敬之被告、初公判で謝罪
東京地裁で21日に開かれたシンガー・ソングライターの槇原敬之(本名・範之)被告(51)の初公判。覚醒剤取締法違反など罪に問われた槇原被告は起訴内容を認めた上で、「音楽活動に関わる方々やファンの皆様に対し、本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。 検察側は論告で「以前に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた後も、違法薬物を使っていた」などと常習性を指摘。弁護側は「覚醒剤などは捨てるつもりで持っていただけで、すでに薬物と縁を切っている。もう一度だけ社会の中でチャンスを与えるべきだ」と執行猶予付きの判決を求めた。 起訴状などによると、槇原被告は2018年3~4月、仕事などで使っていた東京都港区のマンションの一室で、危険ドラッグ「ラッシュ」約64・2ミリリットルと覚醒剤約0・083グラムを所持。今年2月13日にも渋谷区の自宅でラッシュ約3・5ミリリットルを所持したとされる。(根津弥) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「そんなことで」 責められた性被害、泣きながら話した
性被害を「ささいなこと」と軽視しないで。被害者の声に耳を傾けて――。幼い頃のつらい経験を今年初めて人前で話した新潟県長岡市の女性が今月、自らデモを主催し、再び語った。「沈黙は未来への加害だ」。強い思いが女性を動かした。 「今まさに、誰かが被害者になっているかもしれない。『そんなことで』と、言葉を封じ込めないでください」 日曜だった12日の午後、新潟駅前で、あずささん(28)が拡声機で訴えた。周りに座った20人ほどの参加者が、色とりどりの花を手に聴き入った。性暴力根絶をめざして全国で広がる「フラワーデモ」を新潟でも続けようと、あずささんが呼びかけた。 小学生の頃、あずささんは同い年のいとこから性的いやがらせを受けた。決まって大人が見ていない時、スカートをめくられて下着を触られたり、足をなめられたりした。抵抗すると、上にのしかかってまで全身を触られた。 周りの大人に助けを求めても、… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル