野外ステージの演奏を車内からFMラジオで楽しむ「ドライブインコンサート」が6日夜、宇都宮市の宇都宮短期大学で開かれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、密集を避ける狙いがある。観客は車のハザードランプを点灯させて、拍手代わりにしていた。 同短大のグラウンドには約60台の車が集結。栃木県にゆかりのあるミュージシャンが奏でるポップスやクラシックなどの楽曲をFMラジオの指定の周波数に合わせ、カーラジオで鑑賞した。 県内の音楽関係者らが新型コロナの影響で演奏会を開けない音楽家のために企画した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
対コロナ、専門家会議主導の危うさ 法的根拠ないまま巨大な存在に(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染者が1月15日に国内で初めて確認されてから間もなく5カ月を迎える。この間、見解(分析・提言)を計10回示して政府の対策や国民への意識付けに多大な影響を与えたのが、専門家会議(座長・脇田隆字(たかじ)国立感染症研究所長)だ。ただ、この組織に法的根拠はなく、存在の大きさの割に位置付けが不明瞭という指摘はついて回った。 ■世の中に直接…慎重論押し切る 政府が専門家会議を設置したのは2月14日。医学的見地から助言などを行うことが目的で、設置は政府の「対策本部決定」という位置付けだ。未作成が問題となった会議の議事録がないのもこのためだ。 専門家会議は同月24日、厚生労働省で突如記者会見を開き、感染に関する初の見解を発表した。「1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」という内容だった。 このときの経緯について、メンバーで東大医科学研究所の武藤香織教授は4月23日、日本記者クラブ主催のオンライン記者会見で「厚労省の担当者から聞かれて答える会議の仕組みが続いたが、それでは(対策は)間に合わないと思った。世の中に直接言ったほうがいいと(政府側に)働きかけた」と語っている。 それは「大きな賭け」で、「専門家会議は組織が不安定なところにあり、世の中に信用してもらえるか分からず、記者会見に記者が来てくれるのかという不安もあった」という。政府への助言役を担う一組織が独自の見解を出すことに、政府内に慎重論もあったが、それを押し切った。 ■首相ら「利用」で重み増す その政府は専門家会議をうまく利用するようになる。安倍晋三首相は2月26日に大規模イベントの2週間自粛、27日には小中高などの臨時休校を要請。29日の記者会見で「感染拡大のスピードを抑制することは可能である。これが専門家の見解だ。専門家の意見を踏まえればあらゆる手を尽くすべきだ」と述べた。 首相が「専門家の見解」を後ろ盾にすればするほど、専門家会議の存在は重みを増し、見解が出る度にメディアは大きく扱った。 3月9日の3回目の見解では、感染が確認された場に共通する条件として(1)換気の悪い密閉空間(2)人が密集していた(3)近距離での会話や発声が行われた-の3つを挙げた。これが「3密」の原形だ。 同月19日の4回目の見解では「爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねない」と警鐘を鳴らした。オーバーシュート(爆発的患者急増)、ロックダウン(都市封鎖)という用語が出てきたのはこの時だ。その後、東京都の小池百合子知事はロックダウンという言葉を頻繁に使うようになる。 ■橋渡し役に…責任の所在に問題 大型連休前には「ビデオ通話でオンライン帰省」「飲み会はオンラインで」などと呼びかけ、5月に入ると「新しい生活様式」として「大皿は避けて、料理は個々に」「名刺交換はオンライン」などと細かく実践例を提示。「箸の上げ下げまで介入してくる」などの批判が出たほどだった。 専門家会議が対策を主導し、政府と国民との間のリスクコミュニケーションの橋渡し役となったのは間違いない。ただ、外出自粛などで社会が経済的ダメージを負ったのも事実だ。法的根拠がない組織が影響力を持つことに、責任の所在という点で問題がなかったとは言い切れず、危うさは残った。(坂井広志) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
国内感染、新たに46人 新型コロナ、2人死亡(共同通信)
6/6(土) 20:37配信 国内では6日、新たに46人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万7114人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万7826人。死者は東京で2人増え、全国計932人となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
西村大臣、小池都知事と「危機感を共有」 直近1週間の経路不明者59人のうち3割以上が夜の街関連(ABEMA TIMES)
西村経済再生担当大臣がさきほど会見を行い、東京都における直近1週間での新型コロナウイルス新規感染者126人のうち、59人が経路不明であること、さらにそのうち3割以上を夜の街関連が占めていることについて「小池都知事と危機感を共有している」と述べた。 【映像】3割以上が夜の街 東京都できょう、3日連続で新型コロナウイルスへの感染者数が20人を超えたことについて西村大臣は「本日26人という報告を受けている。そのうち、経路が判明しているのが16人で、していないのが10人と聞いている。昨日は20人の感染者で12人について感染経路が不明。直近1週間における新規感染者の数が126人だが、そのうち59人の感染経路が不明ということだ」と話すと、「感染経路が不明な方の3割以上を占めるのが、いわゆる夜の街の関係ということに危機感を持っている。小池都知事と何度か電話でやり取りをしているが、危機感を共有している」と続けた。 そのうえで、夜の街関連で感染者数が増えていることについては「都の保健所の方において接待を伴うクラブ等の従業員に対して、保健所が検査、受診の勧奨を行っていると聞いている。その結果、何人か陽性になっているというのが、いま数が増えている一因だろう」と話した。 なお西村大臣はあす、小池都知事や専門家と夜の街の感染防止策におけるガイドラインをどう定着させるのか、どのように実行性をあげていくかなどについて意見を交わす予定だという。(ANNニュース) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今夜も家からホタルの乱舞 雨の中、幻想的な光の世界へ
足立区生物園(東京都足立区)では4日から、ホタルの観賞会ライブ「おうちでホタル」を中継している。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、屋外観賞会は中止になった。一年かけて育ててきたゲンジボタルの命の光を多くの人に見てもらいたい。その思いを受け、同園と朝日新聞社が協力し、屋内展示場に設置した1辺2メートルのアクリルケースに約250匹のホタルを放ち、幻想的な光の世界へと誘う。撮影には高感度に強いカメラを使用しライブ配信をする。 「おうちでホタル」は6月7日までの午後7~9時。ライブ中継は同記事(http://t.asahi.com/wgaw)、もしくは朝日新聞社公式チャンネル「Channel ASAHI」(http://www.youtube.com/asahicom)で公開する。問い合わせは足立区生物園(03・3884・5577)へ。(竹谷俊之) 【動画】都会生まれのゲンジボタル 4~7日にライブ中継=竹谷俊之撮影※ご使用のブラウザや回線など、利用環境により再生できない場合があります。※現地の回線等の状況により、配信を一時中断または中止することがあります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
走った後にさっぱりお風呂 ランナーズ銭湯、全国に拡大
ランニング愛好家の皆さん、銭湯で着替えて走りに行きませんか――。街の銭湯が市民ランナーに利用を呼びかける、その名も「ランナーズ銭湯」。着替えや汗を流す場所が欲しいランナーと、廃業相次ぐ中で利用者を増やしたい銭湯。互いの利益がぴたりと合い、全国に広がっている。(松尾由紀) 銭湯初心者のランナーも歓迎 3月初めの午後6時過ぎ、大阪市阿倍野区の銭湯「いりふね温泉」に勤め帰りのランナーが続々とやって来た。近くの長居公園で毎週7時過ぎからあるランニング会に参加する人たちだ。 大人450円の入浴料を払って脱衣場へ。ランニングウェアに着替えると、フロントに戻り、ロッカーの鍵を預けて走りに行く。ランニング後は大きな湯船で疲れを癒やす。 大阪府豊中市の会社員男性(43)は数年前からの常連。「シャワーと違って大浴場で温まるし、くつろげます」。ランニングを始めて1年になる大阪市の会社員女性(34)は「同じようにここから走る仲間が増えた。入浴後のビールは最高の味」と話した。 自身もランニングが趣味の店主、前川優さん(66)が、銭湯の利用を呼びかけ始めたのは10年以上前。口コミで人気となり、秋から冬のマラソンシーズンになると多い日には30人ほどが利用する。 利用料は入浴料のみ。ただ、ロッカーを長時間使うため、ランナーは上段か下段を利用し、使いやすい中段は入浴客のために空けるルールだ。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響で、3月下旬からランナーだけでなく一般客も減り、時短営業や臨時休業を強いられる銭湯もあった。いりふね温泉では、玄関と脱衣場にアルコール消毒液を置き、クーラー稼働中でも窓を開けて換気に注意し、5月22日から1カ月半ぶりに通常営業に戻した。前川さんは「ランニングが縁で初めて銭湯に来た人や、普段から通うようになった人もいる。大変な状況だが、ぜひまた来て欲しい」と心待ちにする。 加盟する大阪府公衆浴場組合では2015年から「ランナーズ銭湯」を打ち出す。加盟346軒(5月1日現在)のうち約60軒が参加、組合ホームページでロッカー数やランニングコースなどを紹介している。 ■減る銭湯に、新… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
病ない埼玉のムーミン谷 コロナでも世界観壊さない工夫
人気キャラクター「ムーミン」の世界観を体感できる埼玉県飯能市のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」で色とりどりの傘でつくった回廊「アンブレラスカイ」が人気を集めている。 隣接する無料エリアと合わせて計2千本の傘を使った展示で、総延長は約300メートル。運営会社によると日本最大級という。 昨年3月に開園した同パークは、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの母国フィンランド以外では、世界初のテーマパーク。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて約2カ月間臨時休園し、今月4日に再オープンしたばかりだ。 新型コロナウイルスはムーミン谷の生活も一変させた。「ムーミンの世界には病がないので、キャラクターたちにはマスクを着ける習慣が無い」(広報担当者)。そのため、来場者と触れ合う人気のショーは、演出の変更を余儀なくされた。キャラクターが園内を出歩くのはやめ、写真スタジオでの来場者との記念撮影では、距離を保ちながらも近くで写っているかのように見えるよう、アングルを工夫している。 この他、来場者数の上限を通常の4分の1に減らした上で、園内各所に消毒液を置いたり、行列が出来そうな場所には2メートルおきにキャラクターの足跡の目印を設置したりするなど、さまざまな感染防止対策をしているという。(高橋雄大) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夜の街の感染増「危機感持っている」 西村担当相(産経新聞)
6/6(土) 19:35配信 西村康稔経済再生担当相は6日の記者会見で、東京都内で同日、新型コロナウイルスの感染者が新たに26人確認されたことに関し、「直近の1週間で、いわゆる『夜の街』の関係者で感染者が増えていることに危機感を持っている」と述べた。 【写真】東京アラートが発動された歌舞伎町の様子 西村氏は7日に小池百合子都知事と都内で会談し、ナイトクラブやバーといった飲食業の感染防止策について協議する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関東地方で激しい雨や雹 群馬県伊勢崎市では6月の観測史上1位を更新(ABEMA TIMES)
関東地方ではきょう大気が不安定になり激しい雨が降っている。今夜にかけて非常に激しい雨の恐れがある。 【映像】大雨、雷、雹…各地の様子 群馬県伊勢崎市では激しい雨とともに氷の粒・雹(ひょう)が降り、6月の観測史上1位となる激しい雨となっている。 また強い雨を降らせる雨雲が東京都の多摩地方にかかっており、さきほど東京には大雨警報と竜巻注意情報が出された。今夜11時まで雨雲がかかり続けそうだ。今夜は長時間の激しい雷雨に警戒が必要となる。 ただ、朝にかけて雨雲は抜け、あすの日中は天気が回復しそうだ。(ANNニュース) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ禍、注目集める「知事力」 国と地方のあるべき関係性とは?(THE PAGE)
新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」が横浜港沖に停泊(2月3日)してから4か月、政府が「緊急事態宣言」を発出(4月7日)してから2か月あまりが経った。この間、かつてないほどに各都道府県の知事の言動が注目を集めた。誰もが「正解」を持ち合わせていないウイルス対応で(1)意思決定(2)住民への情報発信(3)政府との折衝――などでリーダーシップや危機管理能力が大きく問われたからだ。 「コロナ禍」の知事たちの力量はどうだったのか。国と地方自治体の役割分担はどのようにあるべきなのだろうか。元都庁職員で行政学者の佐々木信夫・中央大名誉教授に考察してもらった。 知事は社長? 中間管理職? 「権限は社長かと思ったら、天の声がいろいろ聞こえて中間管理職になった感じ」 東京都の小池百合子知事は、緊急事態宣言下における都内の休業要請の対象業種を発表した4月10日の記者会見でこう述べた。国との調整が入ったことにより都側の意向に沿わない内容となったことを臭わせたのだ。 コロナへの対応で、知事らの行動がクローズアップされ、いいアイデアも出るようになった。ただ全体的に総括すると、知事を対策の現場責任者としながら、国が特措法のガイドラインとして「感染症対策の基本的対処方針」を示し、箸の上げ下げまで指示するような文書を出したことで、国と地方の役割分担が不明確になり、国が知事の案を修正する権限を留保したことで知事は動きにくくなった。結果、国からの指示待ちのような姿勢をとる知事が増えた点は残念だった。 現在、47都道府県知事の約6割は中央省庁の中堅官僚から転じた人たち。行政や法律に詳しく公的組織で働くノウハウに長けている反面、中間管理職しか経験していない彼らは、もともと国の指示待ちの姿勢で、かつその指示を受け入れやすい体質を持っている。もちろん仕事ぶりに卒はないが、国と知事の関係からすると、言葉を強く言えば、分権改革の始まる2000年以前の機関委任事務制度下の関係、大臣の部下として行動する知事になり下がった感じがする。 逆に目立つのが、大阪や東京など非官僚出身の知事らだ。彼らは、国と地方自治体は役割こそ異なれど、対等な関係にあるという認識のもとで行動している。国の顔色をうかがうのではなく、国民、住民の暮らしに責任を持つという視点から様々な方策を打ち出している。いまメディアが取り上げ、知事の優劣を付ける中で優を付けるとすれば大阪や東京、北海道など非官僚出身知事の名がまず挙がる。 次ページは:国と地方 役割分担は? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース