新型コロナウイルスをめぐり、神奈川県内では23日、5人の感染と2人の死亡が発表された。県内で発表された感染者は1327人、死者は75人(朝日新聞集計)となった。 新たな感染者5人の内訳は、横浜市4人、川崎市1人。 亡くなった2人は、横浜市泉区の湘南泉病院に入院していた60代と90代の男性。同病院では90代女性の入院患者の感染も新たに判明し、感染者集団は計10人(患者5人、職員5人)になった。これまで感染者が出た2病棟とは違う病棟に入院していたといい、市は感染経路を調べている。 同市では、ほかに50代会社員男性と、ともに70代無職の男女の感染も判明。川崎市で感染が判明した中原区に住む20代男性は、ほかの感染者との接触歴があったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
指導者の道へ、初舞台生は「わが子」 元宙組・珠洲春希
すみれForever:15 宝塚歌劇団の元宙(そら)組男役・珠洲春希(すずはるき)さんは、自身を「なんでも屋」と表現します。2011年の退団後、ダンスや芝居の指導をしながら自ら舞台にも立ち続け、シャンソンのライブも開いてきました。13年からは、宝塚歌劇団の振り付け助手として、現役のタカラジェンヌの指導もしています。 宝塚歌劇団OGのみなさんが、次の人を指名しながらリレー形式で登場するインタビュー企画。今回は、元雪組トップスターの水夏希さんから、珠洲さんへ ――現在の活動の中心は。 歌劇団の振り付けアシスタントだけではなく、宝塚以外の舞台の振り付け、それからもう7年くらいになりますが、タレント事務所で子役の子どもたちにもお芝居を教えています。「なんでも屋です」としか答えられないくらい色々な活動をしていますが、私にとっては全てがつながっていて、どれも大切なお仕事です。 宝塚で初めて振り付け助手のお話をいただいたのは、13年の99期生の初舞台です。その後、103期生の初舞台にも関わりました。卒業後に、また歌劇団のお仕事に携わらせていただけるのはありがたく、幸せだと思っています。 1カ月半もの間、毎日のように一緒にいましたので、その時の初舞台生はまるで「わが子」のように思っています。 ――ご自身は1997年に83期生として初舞台を踏みました。当時の思い出は。 振付家の故・喜多弘先生に初舞台の指導をしていただきました。まさに「太鼓のバチや灰皿が飛んでくる」というタイプの厳しい方。でも初舞台生の「父」のような存在でした。 先生は「信頼関係を築くことが大切」とよくおっしゃっていました。稽古の合間に、みんなで自分や家族のことを話し合う時間をよく作ってくださったのも、そのためだったと思います。練習は朝から晩までとても大変でしたが、稽古のすべてが、今もとても記憶に残っています。 ――在団中は「ダンスの人」として活躍していた珠洲さん。きっかけは。 入団時は成績があまりよくありませんでした。私の取りえはなんだろう、何が頑張れるだろうと思い、研1(入団1年目)のときに一生懸命ダンスのレッスンに通いました。すると成績が上がり、「ダンスってこんなに楽しいんだ」と。 退団後にはまったシャンソンの魅力や指導者としての思いなど、印象的な言葉が続きます。 5番目の組として「宙組」がで… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
閉ざされた玄関、一人ぼっちの家 ツバメたちごめんね
ふうっと春風が吹き抜けた。田んぼをぬうあぜ道ではタンポポが咲き始め、空のどこかで、今年も里帰りしてきたツバメたちが「チュピッ、チュピッ」と甲高い声を響かせていた。 3月の栃木県日光市。 縁側つづきの茶の間で、窓ごしにその声を聞きながら、カーディガンを羽織った女性(70)はじっと座っていた。玄関や茶の間などあちこちの天井近くに、空っぽになった古いツバメの巣がある。女性は外に目をやり、うつむいた。 ツバメたちと家族のような付き合いが始まったのは25年前。同居していた義母が亡くなり、夫婦2人の生活になった。茶の間でテレビを見ていると、たまたま開けていた、さほど広くもない引き戸の玄関から、なぜか2羽のツバメが舞い込んだ。わらや土をくわえてきては巣作りを始め、夫は「母さんの生まれ変わりだ」と笑顔を見せた。 2羽の出入りのため、昼間は玄関を開けっ放しにしてやった。毎朝、午前4時ごろの親鳥の鳴き声で目を覚まし、フンで汚れないように畳や床に敷いた新聞紙を取り換える。ヒナが生まれると、ツバメは夫婦に知らせるかのように、最初にかえった卵の殻をくわえて落とした。 翌年も、その翌年も、それから… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神戸連続児童殺傷から23年、犠牲者父「本当の理由聞くことが親の責任」(産経新聞)
平成9年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、土(は)師(せ)淳君=当時(11)=が殺害されてから24日で丸23年となる。父親で医師の守さん(64)が産経新聞のインタビューに応じ、「経済補償など、犯罪被害者にとって残された課題はまだある。できることを少しずつでも続けていきたい」と話した。 24日は、家族で静かに過ごす予定だという守さん。守さんらにあてて手紙を書き続けていた加害男性(37)からの動きが止まり、音信不通になってから3年あまり。悲しみや怒りが消えることはない。 「(加害男性が)どこで何をしているのか、知りたくもない」と話す守さんだが、扉は閉ざしていない。 「なぜ事件を起こしたのか。今まで報じられている理由では分からないし、納得できない。加害男性本人から、本当の理由を聞くことが親としての責任」 平成30年6月に解散した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の活動を引き継ぐ形で、関西の犯罪被害者や遺族が設立した「つなぐ会」の活動も2年目に入っている。 「不幸なことに、社会から事件がなくならないのであれば、新たに犯罪被害者や遺族が増える。支援を続けていかないといけないし、過去の犯罪被害者や遺族が権利を獲得してきたことを知れば助けになる」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「コロナ感染」とロッテ脅迫か 文書送付の41歳男逮捕
「新型コロナウイルスに感染している」と記した文書を大手菓子メーカー・ロッテ本社(東京都)に送りつけたとして、滋賀県警近江八幡署は23日、石川県加賀市山代温泉十一の無職宮下信明容疑者(41)を威力業務妨害容疑で、逃走を手助けしたとして同居する会社員山城千加子容疑者(62)を犯人隠避容疑で逮捕し発表した。宮下容疑者は「嫌がらせで送った」と容疑を認めているという。 署によると、宮下容疑者は3月30日午前11時半ごろ、同本社に「(近江八幡市の)滋賀工場で働いている。コロナウイルスに感染している」などと記した文書をファクスで送り、工場の業務を妨害した疑いがある。受信記録などから容疑者を割り出したという。署は感染や勤務の有無などは捜査中としている。(菱山出) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「状況に啞然」武蔵小杉のタワマン、浸水から得た教訓
巨大な台風19号が上陸した昨年10月12日。川崎市中原区の武蔵小杉駅近くに立つタワーマンション、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが、水害に襲われた。地上47階建てで643世帯、約1500人が住む。 豪雨で周囲の道路が冠水。浸水から1階の入り口を守ろうと、住民100人以上が土囊(どのう)を積み、なんとか防いだ時だった。 午後11時ごろ「地下3階で浸水している」と連絡があった。駆けつけた一人は「状況に啞然(あぜん)とした」と災害後に記している。 電気室・機械室のある地下3階… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で新たに31人感染 東京は最少人数を2日連続更新
新型コロナウイルスの国内の感染者数は23日午後8時現在で、新たに31人が確認され、累計で1万6608人となった。緊急事態宣言が続く東京は2人で、宣言が出された4月7日以降の最少人数を2日連続で更新。同じく宣言下の千葉は4日ぶりに感染者は0人となった。 新たな感染者は、宣言が続く神奈川県で5人、北海道で再陽性1人を含む9人が判明。福岡県では、別の疾患で県内の医療機関に入院した60代女性の感染を確認。院内感染予防で、手術を受ける患者らにPCR検査を実施して判明した。 一方、感染による全国の死者は11人増え、計825人となった。神奈川県では、横浜市泉区の湘南泉病院に入院していた60代と90代の男性が死亡。同病院では90代女性の入院患者の感染も新たに判明し、感染者集団は計10人(患者5人、職員5人)になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国の緊急事態宣言解除 大阪・兵庫・京都では休業要請と外出自粛の要請が大幅に緩和(読売テレビ)
読売テレビ 国の緊急事態宣言が解除された大阪・兵庫・京都では、23日から休業要請と外出自粛の要請が大幅に緩和された。 緊急事態宣言が解除されて初めての週末を迎えた大阪の道頓堀では、マスクをつけた買い物客や外食を楽しむ人たちの姿があった。 街の人「嬉しいですね。ずっと家にいたので」「きょうはパンケーキ食べに来た。(Qおいしかった?)まだ食べてない」 一方、神戸の中華街・南京町も、賑わいが徐々に戻り始めている。大阪・兵庫・京都では、23日からテーマパークや、大型パチンコ店などへの休業要請が解除されたほか、住民への外出自粛の要請も緩和されている。 中華料理店の店主「早く(感染拡大が)終息してほしい。第2波があったら怖いが、店では衛生管理をきっちりしているので(来て頂きたい)」 日本三景の一つ、京都府の天橋立を望む観光施設も営業を再開した。 京都府民「良い景色」「(最近で)こんなに遠くまで来たのは、初めてですね。気晴らしになっていいですね」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
神戸港で遊覧船が岸壁に衝突、乗客2人軽傷(産経新聞)
23日午後5時ごろ、神戸市中央区の神戸港中突堤で、神戸ベイクルーズの遊覧船「オーシャンプリンス」(全長29・8メートル、170トン、定員345人)が岸壁に衝突し、船首部分と岸壁の転落防止柵約5メートルが破損した。乗員乗客計19人のうち乗客2人が軽傷。神戸海上保安部が事故原因を詳しく調べている。 同保安部によると、船は午後4時15分ごろに中突堤の浮桟橋を出港し、神戸港内を遊覧した後、同桟橋に戻ってきた。着桟しようとしたところ、前方の岸壁に船首から衝突した。 神戸ベイクルーズによると、遊覧船は22日から運航を再開。オーシャンプリンスは23日は6回運航する予定だったが、5回目で事故が起き、運休した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪・ミナミ 通常営業再開もにぎわいほど遠く(産経新聞)
大阪、京都、兵庫の3府県で緊急事態宣言が解除されて初の週末となった23日、飲食店などへの休業要請も大幅に緩和され各地の繁華街では人通りが増えた。大阪・ミナミでも会社員や家族連れの姿が見られたが、訪日の観光客が通りにあふれた以前のにぎわいにはほど遠い。飲食店でも感染防止に向けた新たな営業方法への模索が続く。 【図】緊急宣言解除15日間で感染者数元通りに… 「久々に店でゆっくりと飲めてうれしい」。大阪・道頓堀で、たこ焼きや串カツといった大阪名物が楽しめる「くれおーる道頓堀店」を訪れた神奈川県厚木市の男性会社員(27)は笑顔を見せた。出張で来阪したといい、「首都圏と違って人の多さに驚いた」と語った。 同店は、大阪府などに宣言が発令された翌日の4月8日から休業。今月16日から再開したが、休業要請に従って営業時間を短縮していた。23日からは、午前11時~午前0時の通常営業に戻り、運営会社社長の加(か)西(さい)幸裕さん(39)は「ようやく心の底から『いらっしゃいませ』が言える。まずは国内旅行者を呼び込みたい」と意気込んだ。 同店では、入店時の検温や手の消毒のほか、2メートル間隔で席を離して1人でたこ焼き作りを楽しむ「ソーシャルディスタンスひとりタコパ」もスタート。大阪市住吉区の自営業、福井雄一郎さん(31)は「人との距離が求められる中で、安心して食べられます」と話した。 大阪市中央区の居酒屋「天秤棒 千日前本店」も23日、通常の午前3時閉店に戻したが、マネジャーの柴田宏樹さん(36)は「様子を見ながら、途中で営業を切り上げることも考えている」と明かす。 普段であれば満席になる午後7時ごろも、客の姿はまばら。「通常営業に戻れるのはありがたいが、団体客の予約は6月半ばまでなく、今月はまだ厳しい状況が続くだろう」と話した。 グリコの看板で知られる道頓堀周辺。川沿いのベンチで、夕涼みをする家族連れの姿も見られ、「日常」が戻りつつある。 一方で、道頓堀川から南へ延びる戎橋筋商店街などではシャッターが閉まったままの店も。同商店街振興組合の菊地正吾理事長(44)は「宣言の解除は一つの節目。街に活気が戻れば」としつつ「活気を押し上げた訪日客は当分見込めない」。自身が営む老舗婦人服店でも、感染拡大前は訪日客の売り上げが4割を占めていた。「こんなときだからこそ、訪日客以外にも満足してもらえる新たな商店街を目指したい」と語った。(小泉一敏、小川恵理子) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース