海なら大丈夫――。新型コロナウイルス対策で外出自粛が求められるGWだが、茨城県内の海岸には、サーフィンや潮干狩りを楽しむ人が後を絶たない。住民や自治体が、ビラを配ったり、海辺の駐車場を閉鎖したりして自粛を呼びかけている。 「今は海に入ることを自粛して下さい。他のサーファーを誘発し、コロナの蔓延(まんえん)につながります」 4月25日早朝、大洗町でサーフショップを営む男性(54)が、海沿いの国道の路肩に止まっていた車のワイパーにこんなビラを挟んでいた。 首都圏からも近い同町の海岸は、県内有数の海のレジャースポット。国が最初に緊急事態宣言を出した7日以降もサーファーや潮干狩り客が目立つ。11日の大洗サンビーチ駐車場は、県内外から800台以上の車が利用した。 サーフィンでも、駐車場で着替える際に密集するリスクがある。男性は町内の同業者らと話し合い、12日から毎朝午前4時半頃に路上に立ち、ビラを配り始めた。素直に帰る人もいたが、「今日だけ」と海に入る人も。男性は「強制はできないので難しい。それでも県境移動を減らして1日でも早く平時に戻れるよう自粛を求めていく」と話す。 町は、駐車場の閉鎖も始めた。「首都圏ナンバーの車が多くて不安」との住民の声を受け、15日から県営、18日から町営の駐車場を閉鎖。民営駐車場も大半は閉めている。 それでも車での来訪は後を絶たない。町は25日から路上駐車が可能な場所にコーンを設置。29日から屋外放送や看板で自粛を呼びかけている。県警も29日から同町の海岸を中心にパトロールを強化している。 潮干狩り客も悩みの種だ。25日午前、同町のサンビーチは潮干狩りを楽しむ人であふれていた。「熊谷」「群馬」などの県外ナンバーも数多く、昼前には100台以上が砂浜に駐車していた。 桜川市から家族と訪れた40代… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2次補正で真水100兆円を 新型コロナ対策で自民若手が提言(産経新聞)
自民党の若手有志による議員連盟「日本の未来を考える勉強会」(会長・安藤裕衆院議員)は1日の記者会見で、新型コロナウイルス対策となる令和2年度第2次補正予算案の編成を求める提言を発表した。収入が半減した中小企業などに最大200万円を支給する「持続化給付金」を現状の2・3兆円から50兆円に拡充するなど、真水(国と地方の直接の歳出)での財政支出100兆円を求めた。 提言は全国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」の追加支給(26兆円)▽自治体向け臨時交付金の拡充(5兆円)▽医療・介護現場への財政措置(5兆円)などを盛り込んだ。 安藤氏は「目の前で企業がばたばたと倒れ、国民生活が困窮に瀕している。発生する可能性の極めて低い財政規律を重視するのは本末転倒だ。提言を実施しないと、日本の生産能力が失われる」と訴えた。 提言は4月30日に岸田文雄政調会長に提出した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
テレビ会議の閣議「大きなインパクトがある」 小泉環境相 (産経新聞)
小泉進次郎環境相は1日午前の記者会見で、会見に先立つ定例閣議が初めてテレビ会議方式で実施されたことについて「伝統と格式を重んじる閣議がテレビ会議で行ったことは大きなインパクトがある。今後も実際に会えない環境で閣議を開かないといけないことも想定される。この一歩を通じ、より危機管理がなされる形につながればいい」と語った。 また、「安倍晋三首相の感染リスクも下げるため、こういった在り方が望ましいと訴えてきた。先日、菅義偉官房長官に官邸で呼び止められ『1回やるぞ』と言ってもらった」と述べ、自身もテレビ会議式の開催を提案してきたことを明かした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
テレビ会議の閣議、菅氏「問題なかった」(産経新聞)
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は1日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止のために初めてテレビ会議方式で開催した閣議について「特に大きな問題はなかったように思う」と語った。本格的な導入の是非を判断するために「今回の試行における課題を精査していく」と述べた。 菅氏は「久しぶりに閣僚が顔を合わせて行う閣議の機会が持てたことは良かった」と感想を述べた。官邸から今回の閣議に参加した安倍晋三首相と菅氏以外の閣僚の署名は、他の持ち回り閣議案件の際に、あわせて行うという。 毎週火曜と金曜の定例閣議について、4月7日に緊急事態宣言を発令して以降は全閣僚が集まるのではなく、持ち回り形式で開いてきた。しかし、閣僚が顔を合わせての閣議を開催していない期間が続いたことから今回、試行的にテレビ会議方式で実施した。欠席はなく、5、6分で終了した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
厚生省の“新型コロナLINEアンケート”第1~3回の調査結果発表 テレワーク導入率最大は東京で52%、5%未満の県も(ねとらぼ)
厚生労働省が4月30日、LINEを利用したアンケート「新型コロナ対策のための全国調査」第1~3回の調査結果を発表しました。5月1日~2日に第4回の実施を予定しており、それに先駆けた発表となります。 【画像】各県のテレワークの導入率 この発表によると、オフィスワーク中心の労働者のテレワーク導入率には各県で大きく差があったとのこと。最大は東京の約52%であるのに対し、5%未満の県も複数あります。全国平均は、第1回調査が実施された3月31日の時点では約14%、第3回の4月12日時点で約27%となっています。 また、4月7日の緊急事態宣言後から、密閉・密接・密集の3密回避が全国的に広がりを見せているとのこと。第1回調査時点では実施割合が各県20~35%程度でしたが、第3回では40~60%程度まで上がっています。緊急事態宣言が最初に発令された7県では、第3回の時点で3密回避の実施率が全国平均よりも高くなっています。 3密回避をそれぞれの項目で見ると、密接(他の人と近い距離での会話や発声をしない)が最も実施割合が低く難しいことが分かりました。密閉(換気が悪い場所に行かない)の実施率は2番目で、密集(人がたくさん集まっている場所に行かない)が最も実施されています。 なお結果を見る際の注意事項として、回答者の属性や調査自体の偏りを考慮する必要があるとしています。LINEユーザーのみを対象としていることや、感染症予防の意識が高い人ほど回答する傾向にあるなどの可能性が考えられるためとのこと。 ねとらぼ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コーヒーを一緒に飲みたくて。あるバリスタが毎日、見知らぬ人を待つ理由(BuzzFeed Japan)
在宅勤務の合間のほっと一息、どうしていますか? 午後1時半から30分間、見知らぬ人たちが一緒にコーヒーを飲む。ただそれだけの目的でつながっている会が、毎日オンラインで開かれています。【BuzzFeed Japan/小林明子】 それは、クラウドカフェ「#BrewHome」。 ワールド・バリスタ・チャンピオンの井崎英典さんが、オンライン会議システム「Zoom」上でファシリテーターとなって開いているこのカフェ。 4月10日から毎日欠かさず開催し、毎回約50人~90人が参加しています。コーヒーに詳しいゲストらを招いて話を聞いたり、井崎さんがまったりトークを繰り広げたり。 参加者はそれぞれ事前にコーヒーを準備し、最初に「#BrewHome!」のかけ声で乾杯したら、カメラやマイクのオンオフは自由。 チャット機能でゲストに質問する人もいれば、ラジオのように聴き流しながら仕事をしている人もいます。 みんなでひとつのテーブルを囲むように、ともにコーヒーを飲みながら、同じ時間を過ごす。いわばただそれだけのプロジェクトは、なぜ生まれたのでしょうか。 「おうちコーヒー」と「世界平和」の関係性 2014年、第15代ワールド・バリスタ・チャンピオンに輝き、アジア人初の世界チャンピオンとなった井崎さん。 コーヒーに関するコンサルティングを手掛ける「QAHWA(カフア)」のCEOとして、年間200日以上を海外で過ごしながら、グローバルに活動しています。 4月15日に新しい事業をローンチしようと1年以上かけて準備していたところ、新型コロナウイルスの影響によって、中止せざるを得なくなってしまいました。 「いったんは途方に暮れてしまいました。しかし、仲間と話し合ううちに、こんなときだからこそコーヒーを通して社会の役に立てないか、という話になりました」 QAHWAはもともと「Brew Peace」(コーヒーの力で、平和な世界を、叶えよう。)というミッションを掲げていました。 「30カ国以上で仕事をしながら、たとえ国同士が対立していてもコーヒーを一緒に飲むことで、違いを乗り越えて人と人とをつなげることができると感じていました」 「コーヒーでほっとする感情をつくり続けていったら、世の中は平和になるんじゃないかと信じているんです」 井崎さんは、新型コロナウイルスの影響で、世界中で行動制限や経済不安が進み、多くの人が不安や孤独を感じている状況で、「コーヒーがこの瞬間、役に立てることがあるのではないか」と考えたといいます。 「『おうちコーヒー』と『世界平和』は大きなギャップを感じる言葉ですが、あえてこの2つの言葉を発信し、コーヒーがつくり出す時間がどれだけ平和であるかを伝えることができればと思っています」 運営やゲストは、有志によるボランティア。クリエイティブディレクターの川嵜鋼平さんが企画やクリエイティブディレクションを担当しました。企画をサポートする賛同企業も増えています。 次ページは:世界の人たちが“同じテーブル“に 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「オーバーシュート免れ新規感染者数が減少」も 緊急事態宣言延長で意見一致 専門家会議(AbemaTIMES)
5/1(金) 13:07配信 新型コロナウイルスの専門家会議は1日午前中に会合を開き、「外出自粛などといった行動変容の結果、オーバーシュートを免れ、新規感染者数が減少に転じた」とする現状分析をまとめた。 【映像】関東で一足早く“10万円給付”開始 その上で、医療態勢のひっ迫は依然として続いているとして、6日に期限を迎える緊急事態宣言については、延長することで全員の意見が一致した。(ANNニュース) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
半数が3密回避、テレワークは3割 厚労省LINE調査
厚生労働省は4月30日、LINEの公式アカウントで行った新型コロナウイルス対策についての全国調査の結果を発表した。感染拡大を防ぐ「3密(密閉・密集・密接)」を避けることは、広がりつつあるものの回答の約半数だった。テレワークの実施はオフィスワーク中心の人でも全国平均で約27%にとどまった。 調査は、全国のLINEユーザーが対象。3月31日~4月1日、4月5~6日、4月12日~13日の計3回あり、約2400万~2330万人が答えた。 3密を回避している人は、1回目の調査は全国平均で28・83%だったが、2回目は39・64%、3回目は50・88%まで高まった。回答者の都道府県別で見ると、東京都が最も高く59・57%(3回目の調査)。東京とともに緊急事態宣言が最初に出た埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の各府県は、全国平均をいずれも上回った。 3密のどの項目を回避しているかについては、全国平均で「密閉」(換気の悪い場所に行かない)が77・66%、「密集」(人が多く集まっている場所には行かない)が85・08%、「密接」(近い距離で会話をしない)が55・35%。「密接」を避けることの難しさが明らかになった。 政府が求める出勤者の「最低7割減」の達成の難しさも浮き彫りになった。オフィスワークが中心の人(約628万人)にテレワークの実施状況を尋ねると、3回目の調査の全国平均は26・83%。最も高いのは東京都で51・88%、次いで神奈川県43・95%、千葉県36・03%だった。最も進んでいなかったのは、緊急事態宣言が最初に出された7都府県で見ると福岡県20・22%だった。 厚労省は5月1日~2日にも調査を予定している。(富田洸平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
志村けんさん、朝ドラ「エール」初登場 字幕で哀悼
NHK連続テレビ小説「エール」で、新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎で3月29日に死去した、お笑いタレントの志村けんさんが、1日の放送で初登場した。主題歌が流れる出演者のテロップに志村さんの名前が表示されると「志村けんさんは3月にお亡くなりになりました 謹んで哀悼の意を表します」との字幕が流れた。 作品のなかで志村さんが演じるのは、西洋音楽の大物作曲家、小山田耕三。窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一の才能を認め、レコード会社に専属作曲家として推薦する一方で、古山の活躍が地位を脅かす存在になるのを恐れているという役どころだ。童謡「赤とんぼ」などで知られる山田耕筰がモデルだという。 志村さんは、昨年12月から撮影に参加し、3月6日の撮影が最後になった。同局によると、1日以降も、収録済みの出演シーンは、そのまま放送するという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ハチ公にマスク「善意でも控えて」 話題で「密」な空間
新型コロナウイルスの感染拡大で閑散とする東京・渋谷駅前(東京都渋谷区)で「忠犬ハチ公像」がたびたびマスク姿にされ、管理する区などが頭を痛めている。SNSなどで話題になると人が集まり、「密」な空間が生じることも。関係者は「マスク不足で困っている人に1枚でも行き渡るように、善意でも像に着けるのは控えて」と訴える。 拡大するマスクを着けた「ハチ公」像=2020年4月11日午後5時43分、東京都渋谷区、内田光撮影 4月8日。この日予定されていたハチ公の死を悼む没後85年の慰霊祭は感染拡大の影響で中止となり、関係者の献花のみが執り行われた。ただ、献花に先立ち、この日のハチ公像の口元には白いマスクが……。管理する区観光協会は「善意のマスクなのかもしれないが、ハチ公を使った私的な宣伝行為はできない」として取り外した。 拡大するハチ公像の脇の広場に落ちていた白いマスク=2020年4月19日午後6時20分、東京都渋谷区、池田良撮影 感染拡大が懸念された年明け以降、ハチ公像は数回にわたりマスク姿にされた。過去にはマフラーを巻かれていたこともあり、協会などの関係者が見つけるたびに外している。 区は無許可でハチ公像に展示物をつけることなどを禁じており、展示物を着けて宣伝に使用できるのは国政や地方選挙の投票の呼びかけや交通安全のPR、国際的なスポーツイベントといった公益性が高いケースに限定。商店街や百貨店などでつくる「忠犬ハチ公銅像維持会」への申請が認められれば、一定期間を宣伝活動に充てられる運用だ。 拡大する地元の商店街振興組合が主催してサンタの装いになったハチ公像。正式な手順を経てマフラーや装飾を着飾っている=2016年12月、東京都渋谷区、池田良撮影 長年、目立ったいたずらに遭っ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル