新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、インターネットのデータ通信量が増加している。平日の日中の増加率が夜間よりも大きく、増えた状態が長期間続いているのが特徴。在宅勤務や外出自粛でテレビ会議などの利用が増えた影響という。住宅などの通信環境によっては、すでに遅延が生じているとみられる。 拡大する在宅勤務が増え、閑散とした人材派遣会社=2020年3月、東京都千代田区 通信大手NTTコミュニケーションズによると、同社のインターネット接続サービス「OCN」利用者の通信総量を2月末と4月2週目の平日で比べると、午後1~3時の時間帯で最大約3割増えた。在宅勤務や外出自粛の影響で、日中にテレビ会議や動画配信サービスの利用が増えているためという。 一方、1日で通信量が最も多いピークタイムは、もともと自宅で過ごす人が多い午後10時ごろで変わらず、約5%増にとどまるという。平日昼間の通信量は、増加後でもピークタイムの7割程度だった。 広報担当者は「災害時などに一時的に増えることはあるが、継続的にこれほど増加したのは例がない。回線網などの設備は平時のピークタイムの2倍に耐えられるよう設計されており、ネット利用に支障はない」と話す。 ただ、SNSなどでは「家では… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネトフリ会員急増 世界の「巣ごもり」影響、予想の2倍
米ネットフリックスは21日、全世界の有料会員数が今年3月末の時点で昨年末と比べて1577万人多い1億8286万人に達したと発表した。 1600万人近い会員増は当初予測の2倍以上だ。新型コロナウイルスに伴う米欧での外出禁止令などで、自宅で動画配信サービスを見る人が増えた。 ネットフリックスは、この日発表した1~3月期決算の発表文で「(人々が)自宅にとどまっていることで、会員数の増加が一時的に加速した」と説明した。 米国などでは、外出禁止令の発出が3月に本格化した。ネットフリックスはもともと1~3月期に世界で700万人の会員増を見込んでいたが、「巣ごもり」によって利用が増え、増加数は予想の2・3倍に達した。 地域別の増加数は、このところ減少や微増にとどまっていた米国・カナダで231万人増、日本を含むアジア太平洋地域では360万人増、欧州などでは696万人増に上った。 1~3月期決算は増収増益だった。売上高が前年同期比28%増の57億6800万ドル(約6200億円)、純利益は前年同期の約2倍の7億900万ドル(約760億円)だった。(サンフランシスコ=尾形聡彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染者の家に投石や落書き 首長ら「差別許されない」
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、三重県内で感染が確認された市民の家に石が投げ込まれてガラスが割られたり、壁に落書きされたりする被害が出ている。県内の首長からは「差別は許されない」などの呼びかけが相次いでいる。 緊急事態宣言に基づく「緊急事態措置」を20日に発表した鈴木英敬知事は、同日の対策本部の本部員会議で、こうした嫌がらせ事例があったことを明らかにした。鈴木知事は「明日は我が身。誰がいつどこでかかるかわからない状況の中で傷つけ合っても意味がない。みんなが誹謗(ひぼう)中傷、差別や偏見をしないようにしなければならない」と話した。 四日市市の森智広市長は21日の定例会見で記者の質問に答え、「正直言って驚いた」と述べた。その上で、森市長は「感染した人も、そうでない人も、一丸となって新型ウイルスに立ち向かわなければならない時期だけに、決してあってはならない行為だ。市内で起こらないよう、啓発していかなければならない」と語気を強めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宅配の荷物を渡そうとしたら…いきなりプシュッ 新型コロナを恐れる住民(西日本新聞)
【一面掲載コラム】 「お届け物です」。玄関の扉が開き、宅配の荷物を渡そうとしたら、いきなりプシュッ。吹き掛けられたのは除菌スプレー。新型コロナを恐れ、こんなことが起きているそうだ 【動画】手作りガーゼマスク10分で完成 ▼受け取りの署名のために差し出したボールペンを使うのを拒まれたり、渡した荷物をまるでウイルスが付いているかのように扱われたり。宅配会社も非対面の受け取りを希望する届け先には、玄関前などに置いていくサービスを始めたとか ▼可能な限り人との接触を避ける-。やっかいなウイルスを封じ込めるには、それしかない。外出自粛と休業で街は動きを止めたようだ ▼それでも社会を維持するためには止められないものがある。医療や介護、電気、ガス、水道、交通。食料や必需品の生産や販売。そして必要なものを運ぶ仕事も。感染のリスクを覚悟で働いている人たちへの感謝と敬意を忘れてはなるまい ▼感染患者を受け入れた病院の医師や看護師の子供が保育園への通園を拒まれる。感染した女子高校生を「私ら高齢者にとっては殺人鬼に見えます」と発信した市議も。情けなく、腹立たしいが、特効薬のない病におびえる心の弱さの裏返しか ▼感染症と闘う医師たちを描いたカミュの小説「ペスト」にこんな一文が。「誰でもめいめい自分のうちにペストをもっているんだ」。外から忍び寄るウイルスだけでなく、内なる恐れが生む偏見や差別との闘いにも負けたくない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相言及の「スペイン風邪」教訓に緊急事態の延長も検討? 5月6日まで2週間 政府の感染収束シナリオは…(FNN.jpプライムオンライン)
発令2週間 ピークアウトは可能か 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う7都府県への緊急事態宣言が4月7日に発令されてから21日で2週間を迎えた。潜伏期間などを踏まえると、今後いよいよ緊急事態宣言下での政府・自治体の対策や、国民一人一人の行動の変化が、感染抑止という結果に結びついたかどうかが数字となって表れてくることになる。 【画像】スペイン風邪の当時の予防啓発ポスター 安倍首相は7日の会見で、「2週間後」について次のように語っていた。 「東京都では感染者の累計が1000人を超えました。足元では5日で2倍になるペースで感染者が増加を続けており、このペースで感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1ヶ月後には8万人を超えることとなります。しかし、専門家の試算では私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます。そうすれば、爆発的な感染者の増加を回避できるだけでなく、クラスター対策による封じ込めの可能性も出てくると考えます。その効果を見極める期間も含め、ゴールデンウィークが終わる5月6日までの1カ月に限定して、7割から8割削減を目指し外出自粛をお願い致します」 この会見が行われた7日時点の感染確認者の累計は全国で4431人、東京都内では1195人だったが、19日時点では全国で1万779人、東京では3082人となった。全国でも都内でも2週間で感染確認者数は2倍を大きく超えた一方、安倍首相が例示した「2週間後に東京で1万人」とうような感染爆発には至っていない。(感染確認者数はFNNまとめ) そしてこの間、安倍首相は「人と人との接触の最低7割、極力8割削減」に加え、11日に「接客を伴う飲食店の利用自粛要請の全国拡大」と「7都府県の全事業者に対する出勤者の最低7割減要請」、さらに16日に「緊急事態宣言の発令地域の全国拡大」を行ってきた。これらの取り組みが、「感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせる」という狙い通りの効果となって出てくるかが注目される。 次ページは:長期戦覚悟のシナリオ検討!? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
平日の人出減少幅、福岡以外は1-3割台 在宅勤務進まぬ九州(西日本新聞)
携帯電話の位置情報から人出を割り出すNTTドコモ(東京)のデータ分析で、政府の緊急事態宣言が全国に拡大されて以降、週末を挟んで初の平日となった20日の状況がまとまった。九州7県都の中心部では、福岡市で感染拡大前と比べた減少幅が5割を超えたものの、他の6市は1~3割台にとどまった。平日の外出自粛は地方ほど進んでおらず、在宅勤務が浸透しきれていない現状をうかがわせる。 【写真】タオル生地でマスク、注文20万枚超「驚いた」 政府は出勤者の7割削減を求めているが、減少幅は九州7県の全地点で7割に届いていない。7日から緊急事態宣言の対象になった福岡市の西鉄福岡(天神)駅周辺でも56・2%減で、東京・新宿駅周辺の69・2%減など首都圏の主要駅とは大きな開きがある。 16日から新たに緊急事態宣言の対象になった6県の減り方はさらに鈍い。JR長崎駅周辺は39・8%減、JR大分駅は35・8%減、熊本市電通町筋駅は32・6%減。宮崎市の橘通りは26・7%減、鹿児島市電天文館通駅は24・2%減で、JR佐賀駅は16・8%減だった。 在宅勤務の浸透度の違いが背景にあるとみられる。日本テレワーク協会(東京)の富樫美加主席研究員は「現場に行かないといけない1次産業や製造業などが多い地方では、在宅勤務の拡大が難しい」と指摘。在宅勤務の導入を検討する企業に対し、行政の相談窓口や助成金を活用するよう呼びかけている。 (中野雄策) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
橋下徹氏「収入が減らない人たちには不要」生活保護受給者への一律10万円給付に私見(ENCOUNT)
「この10万円は生活保障」 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が22日にかけて、ツイッターを更新。国民への一律10万円支給にルールを設けるべきと訴え、波紋が広がっている。 【画像】「絶対欲しいです!!」とファン絶賛…YOSHIKIが開発中のマスク 一律10万円支給は政府の新型コロナウイルス経済対策の一環で、公明党などの強い要請により実現した。 これについて橋下氏は「この10万円は生活保障。給料、ボーナスがびた一文減らないことが確実な人には給付する必要はありません。生活保護受給権者も」と指摘。 「スピード実務のために全世帯に申請用紙を配布するにしても、受給禁止とルール設定するのが政治の役割」と強調した。 橋下氏は「給料が減らない人たち、高所得者に対しては事後的に累進課税で回収すればいい」との代案も提示。また、感染リスクの中で業務をこなす一部公務員などには別途、手当を支給し、フォローすべきと主張している。 この橋下氏のツイートに対し、ネット上では賛否両論が上がっている。高須クリニックの高須克弥院長は給付に条件をつけるべきとの橋下氏の考えに「大賛成です。すくにやってほしいです」と同意した。 ENCOUNT編集部 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
なにわ淀川花火大会・京都非公開文化財公開が中止(ABCテレビ)
ABCテレビ 大阪の夏の風物詩、「なにわ淀川花火大会」が新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止になることが決まりました。 「なにわ淀川花火大会」は、今年は8月22日に予定されていましたが、運営委員会は21日、中止を決定しました。1989年に始まった大会が中止になるのは2回目で、悪天候以外の理由では初めてです。去年は約60万人の人出があり、運営委員会は「来場者らの健康と安全を第一に考え、決断した。来年は、今年の分も合わせて例年以上の花火を見てもらえるように準備する」とコメントしています。また、当初は今月下旬からの予定で、6月に開催が延期されていた、「京都非公開文化財」の春の特別公開も、中止が決まりました。今回は京都市内の寺や神社など16ヵ所で国宝などが公開されることになっていました。 ABCテレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ、福岡県で新たに21人感染(西日本新聞)
福岡県内では21日、新たに計21人の新型コロナウイルス感染が確認された。 福岡市は15人の感染を発表。80代の男女3人は2日にクラスター(感染者集団)が発生した介護老人保健施設「楽陽園」(同市博多区)の入所者で、同施設の感染者は計30人となった。 【写真】「かわいい」ヘアゴムで作る“ハンカチマスク” 久留米市で感染が分かった20代外国人女性は、ダンスショーがあるクラブに勤務。同居する同僚の外国人8人を含む17人を濃厚接触者としてPCR検査する。 柳川市では市外の医療機関に勤める20代男性が感染。11日にせきや倦怠(けんたい)感の症状が現れ、13~17日まで勤務していた。古賀市の30代自営業女性と、女性が営む店を訪れた粕屋郡の30代男性会社員の感染も判明し、この店での感染は計3人となった。 県内では、粕屋郡の10歳未満の女児、遠賀郡の60代男性の陽性が判明。北九州市は3日連続で感染者がいなかった。 長崎県などは、乗員1人の陽性が確認された長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊するイタリアのクルーズ客船について、長崎大が濃厚接触するなどした乗員ら57人を検査していると発表。別の乗員3人は20日に陰性と確認されている。九州ではこのほか、大分県で5人、熊本県で1人の感染が判明した。 (新型コロナ取材班) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
子どもが拾った1万円、巡査が横領容疑「生活費足しに」
子どもが拾って届けた1万円札を着服したとして、大阪府警は22日、城東署地域課巡査の野沢拓海容疑者(21)を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「生活費の足しにしようと思った。届けてくれた子どもに申し訳ない」と話しているという。 監察室によると、野沢容疑者は16日午前11時25分ごろ、大阪市城東区今福東1丁目を1人で巡回中、14歳と11歳の兄弟から落とし物として手渡された1万円札1枚を横領した疑いがある。1万円札を預かった際、兄弟の名前と住所を聞き取っただけで、「拾得(しゅうとく)物件預り書」を交付するなど受理に必要な手続きをしていなかった。 兄弟が連絡先を誤って伝えたのではないかと考えた母親が、20日に署に問い合わせて発覚した。監察室の宮崎亘室長は「今後の捜査で明らかになった事実関係に即して厳正に対処する」とのコメントを発表した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル