上空に強い寒気を伴った低気圧や前線の影響で19日(日)にかけて、東日本や東北の太平洋側を中心に大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要となる。また、西日本や東日本では竜巻などの激しい突風や降ひょうにも注意したい。 上空に強い寒気を伴った低気圧が17日(金)夜から18日(土)にかけて、日本海を東へ進む見通し。また、前線を伴った別の低気圧が18日朝までに西日本太平洋側で発生し、夜にかけて発達しながら東日本太平洋側を東北東へ進む見込み。 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では18日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる。 <大雨・雷・突風> 西日本から東日本では18日にかけて、東北では18日から19日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、東日本では局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に、警戒・注意が必要となる。 また、18日にかけて、西日本から東日本では竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあり、農作物や農業施設の管理に注意が必要だ。 <暴風・高波> 低気圧の発達に伴い、西日本では18日にかけて、東日本から北日本では18日から19日にかけて強い風が吹き、東日本太平洋側では18日、東北太平洋側では18日午後から19日にかけて、非常に強い風が吹いてしけとなり、19日は大しけとなる所がある。暴風や高波に警戒して欲しい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
犯行前に妻へ「やっぱり帰れない…」住宅に殺害された女性の遺体 逮捕の男は管理する合鍵で侵入か(東海テレビ)
16日、名古屋市西区の集合住宅で、住人の78歳の女性が殺害されているのが見つかった事件。殺人未遂の疑いで逮捕された訪問介護会社の男が、合鍵を使って室内に入り犯行に及んだとみられることがわかりました。 愛知県岩倉市に住む、訪問介護会社の社員・前田矩孝容疑者(36)は16日、名古屋市西区天塚町1丁目の集合住宅で、無職・加藤芳子さん(78)の首をネクタイで絞めて殺害しようとした疑いで17日朝送検され、容疑を認めています。 加藤さんは搬送先の病院で死亡しました。 訪問介護会社に勤務していた前田容疑者は加藤さんの担当で、管理していた合鍵を使って室内に侵入し犯行に及んだとみられることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。 また16日夜、前田容疑者の妻が東海テレビの取材に応じ、前田容疑者は犯行のおよそ3時間前、「やっぱり帰れない」という内容のメールを妻に送っていたということです。 前田容疑者はこの後、犯行に及んだとみられ、警察は動機などを詳しく調べています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「感染者増では東京持たない」 東京都医師会会長「マスコミも自粛訴えて」(THE PAGE)
東京都医師会の尾崎治夫は17日、記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況について「感染のスピードがこれ収まらないと、いくら病床を用意して、宿泊施設を用意して、我々がいくら軽症者を自宅で診るような事態になって頑張っても追いついていけない」と主張した。 さらに、「もっとも大事なことは、(都の休業要請が始まった)11日から厳しい自粛要請をして2週間後の25日まで私たちが頑張っていくが、その後、感染者の流れが横ばいになる、減っていくということでないとこれ以上東京は持ちません。マスコミからもさらなる自粛をお願いしたい。記事の最後には絶対に書いていただきたい。そういうふうに考えておりますのでよろしくお願いします」と声を荒げながら強く訴えた。 感染者の陽性・陰性を調べるPCRセンターを都内各地に設置していくことになった背景については「コロナ(感染者)と思う患者がいても、相談センターに連絡しても電話がつながらないし、新型コロナ外来の病院にお願いしても病床が満杯で、PCRもできないことになっている」「感染している疑いのある人を拾い上げてきちっと交通整理しないと感染の予防もできない。私ども、地域医療を担うかかりつけ医が協力して、PCRセンターを作ろうという思いに達した」と説明した。 実際、尾崎会長のクリニックでも「毎日発熱の患者、風邪とみられる患者を診るが、中には詳しい問診をするとコロナが疑わしい例、たとえば嗅覚・味覚がなくなっている、熱が下がらないとかそういうケースがある」と吐露。「新型コロナ外来の先生も精一杯やっている状態。(PCR検査なども)やむを得ず断っている。かかりつけ医ができることは何か。ここは我々が立ち上がってPCRセンターをつくって、混とんとした状態を良くしていきたいという強い思いで47の地区の医師会にお願いして、体制を作っている」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
風邪をひくと喉の奥が赤くなるのはなぜ? 医師が回答(ニッポン放送)
ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月16日放送)で、「喉の腫れ」に関して医師が回答した。 番組に寄せられた健康の疑問『風邪をひくと、喉の奥が赤くなるのはどうして?』に対して、医師が回答した。 「風邪をひくと喉の奥が赤くなるのは、細菌やウイルスが喉に付着して炎症を起こすからです。 実はこの炎症は、細菌やウイルスから体を守るための「防御反応」です。ウイルスなどが体内に入ると、体はウイルスを攻撃してくれる白血球を増やす方向に働きます。 白血球を増やすためには、白血球を運んでくれる血液を増やすことが必要ですから、ウイルスが付着した付近の血管が広がり、血流が増加します。これによって、喉が赤く腫れるのです」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【速報中】コロナウイルス最新ニュースまとめ4月17日
新型コロナウイルスに関する、4月17日の最新ニュースをタイムライン形式でまとめています。 13:13 麻生氏「手あげたら10万円」 給付は自己申告との見方 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策として、安倍晋三首相が所得制限を設けず国民に一律10万円を給付する考えを示したことについて、麻生太郎財務相は17日の記者会見で「手を上げた方に1人10万円ということになる」と述べた。申請に基づいて給付する自己申告制になるとの見方を示したものだ。 麻生財務相は、リーマン・ショック後の2009年に実施した「定額給付金」に触れ、「あのときはこちらから決めて一方的に1人1万2千円を支給した。今回は、それを要望される方々ということになるので、前回と違う」と述べた。「富裕層の方々、こういった非常時に受け取らない人もいるんじゃないか」とも語った。 12:54 中国、武漢の死者数を修正 1290人増の計3869人 新型コロナウイルスの感染が世界で最初に確認された中国・湖北省武漢市の当局は17日、新型肺炎による死者数を修正し、これまで公表していた人数より1290人多いと発表した。これにより、17日午前0時時点での武漢市の累計死者数は3869人となった。 武漢市当局は修正の理由について、「病院に収容できず自宅で死亡したケースや、医療現場が混乱する中での報告漏れなどがあったため」と説明している。同様の理由で、感染者数もこれまでより325人多かったとし、累計感染者数を5万333人に修正した。 11:57 「コロナには勝てなかった」大震災乗り越えた名物店に幕 東京五輪にわく1964年、神戸の中心地で創業した衣料品店が、4月末で56年の歴史を閉じる。バブル崩壊も阪神・淡路大震災も乗り越えてきた老舗だが、新型コロナウイルスの感染拡大で客足が激減。「コロナには勝てなかったよ」。店じまいを決断した2代目社長の言葉に、一人残ったベテラン店員も涙ぐんだ。 拡大する新型コロナウイルスの影響などにより、4月末で店を閉める「コーベガロー」=2020年4月16日午後4時43分、神戸市中央区、森下友貴撮影 11:28 国道にマスク散乱 土囊3袋分「もったいないが廃棄に」 名古屋市緑区の国道23号有松インターチェンジ付近から愛知県大府市に至る路上で16日午後5時10分ごろ、「マスクが散乱している」と国土交通省名古屋国道事務所に通報があった。 同事務所によると、マスクは国道に約1キロにわたって散乱。落下物として回収したところ、およそ土囊(どのう)袋三つ分になった。枚数は「多すぎて数え切れない」。 拡大する路上に散乱していたマスク=国土交通省名古屋国道事務所提供 多数の車両に踏まれているといい、「もったいないが廃棄になるだろう」としている。 11:20 トランプ氏、経済再開の指針公表 3段階で外出自粛緩和 トランプ米大統領は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために制限している経済活動の再開に向けたガイドラインを公表した。感染状況に応じて3段階にわけて制限を徐々に緩和する内容で、各州知事の判断で実施する。 「米国を再び開く」と名付けられたガイドラインでは、制限緩和の前提として新型コロナウイルスの症状を訴える人や感染者数が2週間にわたって減少し、病院が緊急対応なしにすべての患者を治療できる、などの条件を提示。この条件を満たした地域は「第1段階」、感染拡大の再発の兆しがなく、2週間の条件を2回満たした地域は「第2段階」、3回にわたって満たした地域は「第3段階」に該当するとして、段階ごとに外出自粛を緩和し、学校や職場、店舗を再開させることを提案している。 11:16 中国GDP6.8%減、四半期初のマイナス コロナ影響 中国の国家統計局が17日に発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価上昇を除く実質成長率が前年同期比マイナス6・8%だった。新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響した。四半期ごとの成長率がマイナスになるのは、統計を出し始めた1992年以降初めて。 10:52 首相肝いりの布マスク2枚、配達スタート まず都内から 安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染防止策として打ち出した布マスクの配布が17日午前、東京都内の一部で始まった。世田谷郵便局(世田谷区)では、マスクをのせた赤いバイクが続々と出発。郵便局員が区内に届け始めた。 マスクは2枚入り1組が各戸に配られる。約466億円を投じた首相肝いりの対策で、「アベノマスク」とも呼ばれる。 10:16 英議会がZoom導入 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、英国の議会下院(定数650)は16日、テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を審議の一部に導入すると発表した。700年の歴史を持つ下院で、初の試みという。 英議会によると、一度に最大120人の議員が、ズームで審議に参加できる。また、約50人の議員は、他の議員と距離をとりながら実際の議場に入り、「ハイブリッド型議会」になるという。議場には複数のスクリーンが設けられ、ズームで参加している議員の顔が見えるようにする。ただ、120人と50人を足しても170人にしかならず、残りの議員の参加をどう確保するかは明らかではない。 10:00 米政権内で「中国の研究施設で最初の感染」 米報道 新型コロナウイルスは、中国・武漢にある政府系のウイルス研究所で最初に人間に感染した可能性がある――。米トランプ政権の中でこのような見方が広がっていると、複数の米メディアが報じている。 拡大する最初に新型コロナウイルスの集団感染が発生したとされ、入り口が封鎖された中国・武漢の華南海鮮卸売市場=ロイター 注目を受けているのは、中国科学院武漢ウイルス研究所。ワシントン・ポストのコラムニストは14日、米政府当局者が2018年に訪問し、「コウモリのコロナウイルスの研究をしているが、安全対策などが不十分だ」との懸念を示し、米国が安全管理などを支援すべきだと訴える公電を送ったと報じた。また、この公電によって、研究所が感染源ではないかという議論が米政府内で広がったとも伝えた。 5:00 「全国拡大は不要」のはずが 見え隠れする「10万円」 東京や大阪など7都府県の指定からわずか9日。緊急事態宣言の対象区域が全都道府県に拡大された。政府は大型連休中の人の移動を抑えると説明するが、もともと対象区域の知事は域外への移動自粛を促すことができるため、「全国拡大は不要」との見方が強かった。決断の背景に何があったのか。 5:00 緊急事態宣言対象、安堵と困惑「拡散止まる」「金ない」 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言の対象区域が、一気に全国に広がることが決まった。首都圏など感染者の多い地域からの人の流入を危ぶむ自治体からは歓迎の声が上がる一方、すでに客足が遠のき始めている店の経営者らは、休業要請や補償の問題を不安視する。 Source : 社会 – […]
和歌山市が県外ナンバーを監視 パチンコなど30店舗
パチンコといった遊技施設や大規模商業施設の駐車場の「監視」を和歌山市が始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためとして、県外ナンバーの流入状況を、法律に基づかずに「自主的」に調べるという。尾花正啓市長が16日の記者会見で明らかにした。 担当の市産業交流局によると、1チーム5人の「監視チーム」を14日に2チーム編成した。市内にあるパチンコ・ゲームセンター・ボウリング場・スポーツクラブ・カラオケ・大規模商業施設など約30店舗を対象に、駐車場にある県外ナンバーを記録する。個人情報は集めていないという。14日に1回目の調査をした。これから週末を中心に随時調べていく。 尾花市長は会見で「市民にはそういったところに行っていただきたくない」と話し、特に遊技施設へ行くのを自粛するよう呼びかけた。 緊急事態宣言の対象区域の大阪… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱中症の危険度がわかる「暑さ指数」公開 環境省
環境省は17日、熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/)で、熱中症のなりやすさを示す「暑さ指数」の公表を始めた。今年は10月30日まで情報提供する。 暑さ指数は、気温や湿度、日射量などから算出する指標で、熱中症が発生する危険度を表す。サイトでは、全国約840地点の実況値や、2日後までの3時間ごとの予測値を表示する。 同省は7月以降に、関東甲信地方の1都8県の自治体などを対象に、熱中症のリスクが極めて高い気象条件が予想される時にアラートを出す取り組みも新たに始める。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネットカフェ追われた人々…ビジネスホテルに入れず、劣悪な「三密施設」に移る可能性も(弁護士ドットコム)
新型コロナに関する緊急事態宣言を受けて、東京都は4月11日、インターネットカフェに休業要請をおこなった。これによって、都内に約4000人いるとされるネットカフェで寝泊まりしている人たちが居場所を追われることになった。 これに先立って、都は4月6日、補正予算223億円のうち12億円を、住まいを失った人への一時住宅にあてると表明した。また、ネットカフェを追われた人への一時宿泊施設として、ビジネスホテルを無料提供するとしていた。 SNS上では「行政がんばった」といった評価も見受けられたが、ネットカフェで寝泊まりする人全員がビジネスホテルに入れるわけではない。実は、ネットカフェよりもさらに劣悪な環境に追いやられることが少なくないのだ。(ライター・碓氷連太郎) ●生活保護申請者には「無料低額宿泊所」をあっせん 「東京都は半分はいいことをしたと思います。しかし半分はふざけるなと思います」 こう語るのは足立区議の小椋修平さんだ。 4月11日、小椋さんのもとに、足立区のネットカフェで生活していた20代の青年から連絡があった。彼は、都が確保したビジネスホテルに身を寄せていた。 小椋さんは13日、彼と一緒に足立区役所の福祉事務所を訪れて、生活保護の申請を手伝った。すると、職員から「生活保護受給者は無料低額宿泊所に入所してもらう」と言われたという。 そのとき、緊急事態宣言の期限である5月6日(4月17日現在)までビジネスホテルに滞在できるのは、貯蓄があるなど、生活保護を受給していない人に絞られていたことがわかった。 ●劣悪な無料低額宿泊所も少なくない 無料低額宿泊所とは、無料もしくは低額で住まいと食事を与える施設のことで、NPO法人などの団体が運営している。 入居者を適正にあつかっている宿泊所も多いが、中には「生活保護者の自立支援」をうたいながら、生活保護費のほとんどを食費や滞在費と称して巻き上げるところも存在している。 複数人を相部屋に押し込めているのに、仕切りはカーテン1枚しかなかったり、個室でも壁が薄く、プライバシーが守られていないなど、劣悪な環境のところもある。 小椋さんが以前、視察に訪れた無料低額宿泊所では、6畳間に2段ベッドが2台も置かれ、そこで4人が生活していた。風呂も3日に1度しか入れない「典型的な貧困ビジネス」だったそうだ。 まさに究極の「三密空間」だが、パーテーションで仕切られている分、まだネットカフェのほうがマシと言えるかもしれない。 「生活保護者であっても、5月6日までは、東京都が確保したビジネスホテルに滞在しながら、仕事や部屋探しができるものだと思っていました。 しかし、生活保護者は、無料低額宿泊所や保護施設に収容するのが原則で、そこが定員オーバーになってようやくビジネスホテルに宿泊できることがわかったんです。 ネットカフェを追われた人のために、ビジネスホテルを借り上げたことは評価します。しかし、こんなカラクリになっていたとは・・・。『ふざけるな!』と言いたいです」(小椋さん) 「ネットカフェで生活していた20代青年の相談対応していて、週末は東京都が確保した緊急一時宿泊施設(ビジネスホテル)で宿泊。週明けに、足立区の福祉事務所に生活保護申請に同行すると、『(無料低額宿泊所)施設に入所してもらうことになります』という対応」 4月14日に小椋さんがツイッターでつぶやくと、「ネカフェのほうが安全」「これ酷い、人間扱いしてないよね」などの声があがった。 ●声をあげて抗議したことで、状況が改善 そんな中で「怒りに体が震えている」という感情をあらわにしていたのは、貧困問題に取り組む稲葉剛さん(『つくろい東京ファンド』代表)だ。 「感染リスクを下げるためにネットカフェを休業したのに、これでは命のリスクがあがってしまうと危惧しました。緊急事態が起きているのに、東京都はあまりにも官僚的な対応ではないかと言いたいです」(稲葉さん) 4月14日、稲葉さんが都の福祉保健局に問い合わせたところ、「(生活保護受給者には無料低額宿泊所をあっせんするという)既存の制度・運用を変更するつもりはない」と言われたそうだ。 生活保護者を救護施設や更生施設、日常生活支援住居施設などに入所させることを記した生活保護法30条は、その2項で「被保護者の意に反して、入所又は養護を強制することができるものと解釈してはならない」と触れているにもかかわらずだ。 同団体をはじめ支援者たちが都に抗議すると、「一義的には保護施設や無料低額宿泊所を活用すること」自体は撤回されなかったものの、「本人の心身の状況を見て無料低額宿泊所に入ることが困難と認められれば、ビジネスホテルの活用を認める」ということが、4月15日夕方になって各区市町村に通達された。 また、無料低額宿泊所に入居させる場合でも「可能な限り個室で」といった感染予防対策を取ることも併せて連絡しているという。 「中途半端ではありますが、声をあげて抗議したことで状況が改善されました」(稲葉さん) ●「もっと大変な人がいる」と追い返される ただ、稲葉さんによると、生活保護を受給していなかったとしても、都内在住歴が6カ月以上ないと、都が借り上げたビジネスホテルに入れないことがあるという。 都は、ネットカフェなどで寝泊まりしながら、不安定な就労をしている人をサポートする『TOKYOチャレンジネット』を設置している。 都内在住6カ月以上の人がビジネスホテルに入居するには、この『TOKYOチャレンジネット』や都内各自治体の福祉事務所を介して申し込む必要がある。しかし、申し込んだところで、入居できる保証はないという。 「都内に6カ月滞在していた場合でも『その証明としてネットカフェの領収書や、Suicaなど、電子マネーの履歴を見せてください』と聞いているそうです。しかし、レシートを捨ててしまったり、電子マネーを使っていないことから証明できない人もいます。そして都内に6カ月滞在していない人たちが相談に行くと、『ネットカフェがある自治体で、生活困窮者自立支援窓口に相談してください』と追い返されることがあります」(稲葉さん) また、別の区の窓口に相談すると「もといた区の役所に行ってください」と言われ、対応されないこともあると稲葉さんは言う。 「『つくろい東京ファンド』のシェルターで一時的に保護した人が、もともと滞在していたのとは別の区に相談に行ったら対応してもらえなかっただけではなく、『もっと大変な人はいるし、民間団体が支援してるのだから』と追い返されてしまいました」(稲葉さん) ●正確な部屋数はわからない 小池百合子知事は4月10日の会見で「先日、約12億円で東京都は、そのネットカフェ難民と言われる方々をまず収容する施設、そしてその後、アパートを借りていただくような環境整備ということで、すでに予算をつけております。大体500人ということを想定してつくった予算でございます」と言っていた。 しかし、ネットカフェ生活者は約4000人とされていて、それでは8人に1人しか滞在できない。 その後、都は2000室を確保したとも言われているが、稲葉さんによると、「部屋数について東京都は正式に発表していない。順次増やすと言っているものの、4月17日時点では正確な数字はわからない」そうだ。 また、これまでも生活保護受給者や生活困窮者へ福祉事務所の対応が、自治体によっても違ったことから、今回の都の通達が守られるかは、未知数だという。 窓口の対応次第で劣悪な無料低額宿泊所に押し込められたら、新型コロナに感染するおそれもある。逃げ出して結果的に、路上生活者となってしまう人があらわれる可能性もある。 新型コロナウィルスに感染するリスクは、誰にでもある。また長期間の自宅待機により収入が尽き住まいを失うリスクも、決して他人事ではない。ネットカフェを追われた人たちが直面している今日は、私たちの明日なのかもしれないのだ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
第2局は西山女王が制し1勝1敗に 第13期マイナビ女子オープン五番勝負第2局(マイナビニュース)
西山女王が先手中飛車で加藤女流三段を破る。この勝利で番勝負はタイとなり、改めて三番勝負で女王の座を争うこととなった。 将棋の女流タイトル戦、第13期マイナビ女子オープン五番勝負第2局(主催:マイナビ)が4月16日に行われました。2期前に西山朋佳奨励会三段が加藤桃子女王から3勝1敗で奪取したタイトルであり、今期は逆に加藤女流三段がタイトル奪還を目指しています。 第1局は加藤女流三段が振り駒で先手となり、序盤から徐々に優勢となってそのまま勝ちきりました。第2局、西山女王が先手番で巻き返しイーブンとするか、それとも加藤女流三段が女王獲得へリーチをかけるのか注目の一局となりました。 西山女王は先手中飛車を採用し、美濃囲いを選択。対する加藤女流三段は居飛車で持久戦調の駒組み。第1局と同様に対抗形の将棋となりました。 西山女王は三間飛車に振り直して角を引いて7筋に狙いをつけますが、ここで加藤女流三段が5筋の歩を突いて開戦。加藤女流三段は銀を強気にぶつけ、銀交換が成立しました。さらに西山女王が再び5筋に飛車を転換し5筋突破を狙って来たのに対し、なんとこれを受けずに銀を角取りに打ち込みました。 加藤女流三段が5筋に飛車を回り、飛車交換と飛車成りの両狙いとしたところ、西山女王は飛車交換に応じました。西山女王が囲いの金に銀を引っ掛けて勝負は終盤。手番を握った西山女王は後手玉を上部に引きずり出します。玉頭は金2枚で押さえて、下からは竜の挟撃態勢。対して加藤女流三段も飛車、馬、と金の3枚で先手玉に迫って行きます。 最終盤、どちらも玉が危ない形となりましたが即詰みはなく、最後に抜け出したのは西山女王でした。西山女王は詰めろ詰めろで迫り、加藤玉を受けなしに追い込みます。加藤女流三段は33分考え、何とか逆転の手段を探りましたが、手は残されていませんでした。それから数手後の101手目を見て、加藤女流三段の投了となりました。 この勝利で西山女王が1勝1敗のタイとし、番勝負は改めて三番勝負となりました。 第3局は5月12日に東京・将棋会館で行われます。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“侍マスク”保育園に寄贈 「少しでも力になれれば」(西日本新聞)
久留米織製品の製造販売「ロォーリング」(福岡県大刀洗町三川)が、3月に発売した布製の「侍マスク」を「子どもたちを見守る人に使ってほしい」と14日、町と町内保育園に計100枚寄贈した。同日、久留米市にも200枚を贈った。 【写真】「侍マスク」口コミで広がり…静かな反響 同社の實藤(さねふじ)俊彦代表(60)によると、久留米市の「地場産くるめ」(休館中)などで販売していたが反響が大きく、当面は新規予約を休止し受注分の生産に専念している。ただ「福祉分野などでは休みたくても休めない人が一生懸命仕事している。少しでも力になれれば」と寄贈を決めた。 町は「侍マスク」を、町内保育園や役場の窓口業務の職員に配布する。受け取った大堰(おおぜき)保育園の長野美子(よしこ)園長は「仕事を休めない多くの家庭のお子さんを預かっている。必需品のマスクをかき集め、足りない職員は手作りしていた。本当に助かる」と感謝していた。 (大矢和世) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース