2016年の熊本地震で崩落した旧阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の橋桁が、震災遺構として保存する方針は決まったものの、4年たっても崖に引っかかったままの状態になっている。専門家は、落下する危険性がないか早期の調査が必要だと指摘する。 南阿蘇村の山腹は、4年前の地震で高さ700メートル、幅200メートルにわたり崩れ、斜面を安定させるための工事が進む。深さ約80メートルの谷を隔てた崖には、折れた橋桁が宙に浮いたように岩盤の上に載っている。 地震直後、崩落した様子は全国に大きく報道された。地震当時の区長だった竹原満博さん(59)は「橋は熊本市からの大動脈で、阿蘇のシンボルだった。落ちたときは『まさか』と思った」と振り返る。今も、現場を見学に訪れる人は後を絶たない。 この後、崖に引っかかったままの橋桁の写真を紹介しています 旧阿蘇大橋は、黒川に架かる長… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ベリーダンス教室も閉鎖へ まちの文化をコロナが直撃
新型コロナウイルスの感染が広がり、地域社会で文化を支えてきた担い手にもじわじわと打撃が広がっている。生徒や講師が教室に足を運べなくなり、閉鎖に追い込まれるダンス教室も出てきた。小さな町の文化は生き残れるのか。担い手たちの模索が続いている。 東京・渋谷の雑居ビルで、ベリーダンスとエジプトの太鼓(タブラ)を教える「スタジオ エルサラーム」。約12年間主宰してきた上田奏(かなで)さん(47)は、教室を今月中に閉じることに決めた。「ベリーダンスの聖地を文化の発信地の渋谷につくろう」と運営を続けてきたが、感染拡大の影響で、レッスンが開けなくなってしまったからだ。 有名プロダンサーのレッスンと太鼓を習うこともできる貴重な場として知られ、生徒は最盛期に約120人にのぼり、首都圏のほか、北海道など全国から定期的に通う生徒もいた。上田さんによると、都内の感染者が徐々に増えた2月末ごろから、「渋谷に行くのが怖い」という生徒や講師が出始めた。3月に入り小・中学校が臨時休校すると、子どもを持つ生徒や講師が来られなくなり、3月末にはほぼすべてのレッスンが開けなくなった。 拡大する約12年間、渋谷でベリーダンスと太鼓(タブラ)の教室を運営してきた上田奏さん。「私の大好きな場所でした」=東京都渋谷区 外出自粛の呼びかけも強まり、… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道で1人死亡、7人感染(共同通信)
4/14(火) 15:19配信 北海道は14日、新型コロナウイルスに感染した80代男性が死亡したと発表した。新たに7人の感染も確認。道内の死者は計12人、感染者は計276人となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
那智の滝前で優雅な舞、和歌山 五穀豊穣祈る「桜花祭」(共同通信)
和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社で14日、自然の恵みに感謝し五穀豊穣を祈る「桜花祭」が開かれ、ご神体の那智の滝の前で桜の花のかんざしを挿したみこが優雅な舞を奉納した。例年は神職が笛と太鼓を演奏するが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で録音テープを使った。 桜花祭は平安時代に花山法皇が那智山で千日間の山ごもりをした際、桜の美しさに感銘を受けて和歌を詠んだ故事にちなみ毎年行われている。 男成洋三宮司は「コロナウイルスの一日も早い終息も祈った。希望はある。気持ちを落ち着けて過ごしてほしい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
運転免許証の更新など無期限で見合わせ 15日から 警視庁(AbemaTIMES)
4/14(火) 15:15配信 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、警視庁は15日から運転免許試験場や警察署などで行っていた運転免許証の更新や高齢者講習について、無期限で見合わせると発表した。(ANNニュース) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小泉環境相が39歳誕生日「30代は危機とともに」(日刊スポーツ)
小泉進次郎環境相は、39歳の誕生日を迎えた14日の記者会見で、新型コロナウイルス感染が拡大するさなかに1つ年を重ねたことについて「30代は、常に危機とともにあった。30代最後のこの日も、新型コロナウイルスとの戦いに直面している」と感想を述べた。 その上で「私の政治活動はほぼすべて、危機の中に置かれていると言っても過言ではない。これからも同じだ」と、気を引き締めた。30代最後となる誕生日を迎えた感想を問われて、答えた。 4月14日は、275人が犠牲になった熊本地震の「前震」から、4年の日でもある。進次郎氏は「30歳になる年は11年で、その年は東日本大震災が起きた。4月14日は熊本地震の日で、毎年、誕生日は熊本を思い浮かべるようになった」と述べ、政治家人生の節目に災害や今回の新型コロナウイルスの感染拡大などの事態が起きていることに言及した。 さらに「今、生活や日々の暮らしに苦しんでいる方々のために、私の持ち場でできることについて最大限、結果を出していきたい」と、39歳としての抱負を述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明日15日(水)から三日間連続で 早朝に月と惑星が接近(ウェザーニュース)
いつ・どこに見える? 4月は日の出前の南東の空に、右上から木星、土星、火星の3つの惑星が並び、15日(水)から17日(金)にかけては月が近くを通過します。 はじめに、15日(水)に下弦の月が木星に近づきます。木星はマイナス2.2等の明るさで、半月の側でも負けじと輝きます。 16日(木)には、より細くなった月が、土星を通り過ぎて火星に近づきます。木星に比べて0.6等と穏やかな輝きのため、双眼鏡での観測がおすすめです。 17日(金)には、月が3つの惑星の左下に移動して、4つの天体がバランスよく並びます。 気になる天気は? 15日(水)朝は、西日本や東日本は高気圧に覆われるため、晴れて天体観測にはいい条件です。ただ、北日本は雲に覆われると見ています。 16日日(木)朝は西、東日本の太平洋側で薄雲が広がりやすいものの、北日本では晴れて月と惑星の観測チャンスです。 17日(金)は西から前線や低気圧が近づいて来るため、西日本や東日本では雲が広がりやすくなる予想です。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号死者100人に 長野で関連死1人認定(共同通信)
長野県飯山市は14日までに、昨年10月の台風19号災害後に死亡した市内の70代男性を災害関連死と認定した。県内の関連死認定は初めて。共同通信の集計で、台風19号による災害関連死を含む死者は計100人となった。行方不明者は3人。 飯山市によると、男性は災害後、肺炎を発症して死亡。自宅の片付け中に粉じんを吸い込んだことが、肺炎の原因になったと判断した。 飯山市は、男性が死亡した時期や、関連死と認定した日付を明らかにしていない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
立皇嗣の礼、延期を正式決定 コロナ考慮、関連行事も
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となったことを国内外に宣言する「立皇嗣(りっこうし)の礼」の延期が14日、正式に決まった。政府が同日午前、閣議決定した。新型コロナウイルスの感染拡大で、東京など7都府県に緊急事態宣言が出ていることなどを考慮した。宮内庁は閣議決定を受け、立皇嗣の礼の関連行事もすべて延期する方針。 19日の開催を予定していた立皇嗣の礼をめぐっては、これまでに中核行事の「立皇嗣宣明の儀」の招待者数を約50人に縮小。祝宴の「宮中饗宴(きょうえん)の儀」を取りやめていた。関連行事のうち、秋篠宮ご夫妻による伊勢神宮(三重県)などへの参拝延期も決まっていた。 その上で、国事行為とした二つの儀式が開かれる予定だったが、緊急事態宣言の発動に至ったことなどから、政府が改めて儀式の延期や規模の縮小を検討していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「史料を大切にする社会へ」 広がる文化財レスキュー
文化財のレスキュー活動が本格化するきっかけとなった阪神・淡路大震災から四半世紀。神戸に芽ばえた歴史資料を守る運動は各地に広がっている。一方で、さまざまな課題もみえてきた。活動をさらに深く広く進めるための模索が続いている。 地震、火災、水害、台風――。相次ぐ自然災害のたびに多くの文化財や歴史遺産が傷つき、失われてきた。古文書などには未指定の文化財もあり、被害の実態把握さえままならない。そんな状況に危機感を抱く歴史系の研究者らが乗り出したのが、歴史資料保全への取り組みだ。 全国の有志が神戸市に集った「第6回全国史料ネット研究交流集会」(2月)で、まず挙げられたのが、神戸の歴史資料ネットワーク(史料ネット)。25年前の阪神・淡路大震災を契機にできた。賛同する動きは全国に広がり、東日本大震災をへて各都道府県を中心に二十数件の団体があるという。東海地方など行政区域の枠組みを超えたネットワークも現れはじめている。 昨年大きな被害をもたらした台風19号への対応などについて、各地域で活動を続ける代表の報告も。宮城歴史資料保全ネットワークの蝦名裕一さんは、文化財の位置情報を落とした地図づくりを紹介し、「ハザードマップに災害情報を重ねれば、どの地域で被害が出ているか現場に行かずにわかるし、シミュレーションもできて効果的に対応できる。建造物や美術品などの分野ともつながることができる」と語った。 一方で、広域的な連携のあり方… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル