タクシーとハイヤー事業を展開するロイヤルリムジングループ(東京)が運転手約600人に解雇を言い渡した問題で、解雇通告された運転手数人が労働組合に加入し、11日、解雇の撤回などを求め会社側に団体交渉を申し込んだ。 労組に加入した斎藤泰弘さん(53)らは11日午後、東京・銀座にある営業所で、同グループの金子健作社長に申し入れ書を手渡した。金子社長は後日、団交に応じる意向を示したという。 斎藤さんによると、この日、解雇に同意していない十数人の運転手が営業所を訪れた。会社側は3月までの給与を約束したが、今後の対応などは説明しなかった。会社側は取材に応じなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
人が消えた関西の街、緊急事態宣言後初の週末(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7都府県に緊急事態宣言が発令されてから初の週末を迎えた11日、各地の繁華街では人通りが大幅に減少、自粛の動きはさらに加速した。 大阪の玄関口で、普段の週末なら多数の観光客で混雑するJR新大阪駅(大阪市淀川区)。しかし、この日、新幹線の改札を通過する人は数えるほどで、ずらりと並ぶ券売機の利用者もほとんどいなかった。 「乗車した車両にいた乗客はわずか3、4人。新大阪駅の人の少なさにも驚いた」と話すのは、仕事で滞在していた広島市から大阪市内の家に帰るという会社員の男性(53)。緊急事態宣言が出ていない広島と比べ、「大阪は緊迫感を覚える」という。 梅田では百貨店など商業施設の多くが営業を自粛。シャッターが下りた街を行き交う人は少なかった。土日は食品売り場を含め全館を休業する阪神梅田本店(北区)の前では、休業を知らせる張り紙を呆然(ぼうぜん)と眺める人の姿もみられた。 ただ一部では府が自粛を求めている「不要不急」の外出とおぼしき人も。「正直、休みの日ぐらい自由にしたい」とこぼした大阪市の会社員の男性(53)は友人らと食事した後に街をぶらぶらするという。 一方、日本一長い商店街としても知られる天神橋筋商店街(北区)では、飲食店を中心に営業を続ける店舗が目立った。 「今は耐えるしかない」と話すのは洋服店のマネジャー、岡淳一さん(41)。3月の売り上げは例年の約半分に落ち込んだ。「緊急事態宣言を受け、特に夕方以降の人出が減ったと感じる」と説明する。 宣言の対象外になっている京都府でも、府や京都市が政府に対象地域に含めるよう要請したことも影響したのか観光客は一段と減少、街は閑散としていた。 お茶屋や飲食店が多く立ち並び、歴史情緒あふれる街並みで知られる祇園の花見小路通(京都市東山区)は、行き交う人もほとんどいない状態に。祇園商店街振興組合の担当者は「臨時休業している店もかなりあり先が見通せない」と不安をのぞかせる一方、門川大作市長が観光自粛を訴えたことには、「感染者数も増えている状況では仕方ないのでは」と理解を示した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都で新たに197人の感染確認 4日連続で最多更新
東京都内で11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに197人確認されたことが関係者への取材でわかった。1日当たりの感染者数は4日連続で最多を更新した。 都内では、10日までに1705人の感染者が確認されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上方漫才大賞にシャンプーハット 劇場でなく収録発表
第55回上方漫才大賞(ラジオ大阪、関西テレビ主催)の大賞をシャンプーハット(吉本興業所属)が初めて受賞した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、恒例の劇場での発表会と生放送は中止となり、11日に放送した収録番組のなかで発表された。 シャンプーハットは、大阪府高槻市出身のこいで(44)と堺市出身のてつじ(44)が1994年に結成したコンビ。関西を拠点に活動し、こいでのボケに、てつじが突っ込まず応援する独特の漫才スタイルで知られる。こいでは「うれしい半面、お客さんの前で漫才がいつできるか分からないので、その日を楽しみにやっていくしかないです。何とか日本を盛り上げていきたい」、てつじは「皆さんの前で漫才が披露できるとき、この賞に恥じないような漫才をしたい」とそれぞれコメントした。 上方漫才大賞は年間を通しての活躍を評価する賞で、歴代受賞コンビには夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよし、オール阪神・巨人、ダウンタウン、中川家らがいる。例年は、発表会でのコンテストで奨励賞と新人賞の受賞者を決めるが、今年の選考はなかった。(篠塚健一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
介護で疲弊、夫婦生活拒んだら…普通の家族が壊れるまで
介護保険ができる前、家族介護を支えたのは「嫁」、つまり息子の配偶者だった。山形県の女性(74)も、「嫁介護」が当然視された時代を生きた一人だ。7年間に及ぶ義父母の介護の後に待っていたのは、ねぎらいではなく、激しい夫のDVだった。義父母をみとって20年以上の歳月が流れた今も、苦悩は続く。 同居の義父がALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたのは1991年のことだ。会社を休み、病院に毎日のように通った。 オムツの中に手をいれて便を口に運んでいたのを目にした日、ショックで涙がぽろぽろこぼれた。温かいタオルで義父の下半身を拭いていると、女性の手首をつかんで離さなくなることが幾度かあった。看護師に相談すると「男性にはたまにあること」「(体に)触らせてあげている人もいる」と言われた。ずっと家族にも言えなかった。発病から3年、義父は81歳で亡くなった。 その頃からパーキンソン病を患っていた義母の認知症が進み、介護負担が重くなった。初期は深夜の単独外出が続いた。出入り口にかぎをかけても窓から出てしまう。2、3日に一度の頻度で繰り返し、行方がわからなくなったこともあった。 義母のベッドの隣に布団をしき、義母と自分の手首を太い毛糸で結んで寝た。寝たきりになったとき「率直に言えば、ほっとしました」。 オムツ交換や15分おきのたんの吸引。満足に睡眠がとれない日々は続いた。腰を痛め、過労で何度か倒れた。 それでも、夫は介護に一切関わろうとしなかった。 「あなたの親でしょう、手を貸… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生活保護受給者におびえ…遺体運んだケースワーカーの恐怖と孤立(産経新聞)
ケースワーカーが支援すべき生活保護の受給者から脅され、受給者が死亡させた女性の遺体を遺棄した事件の判決が3月、京都地裁であった。死体遺棄罪で有罪判決を言い渡されたのは、京都府向日市の男性職員(30)。法廷では、担当していた受給者に日常的に脅され、従属関係に陥った恐怖の日々が明らかになった。 ■できあがる主従関係 平成27年からケースワーカーとして勤務していた職員は30年1月から受給者の男(56)=傷害致死罪などで起訴済み=を担当。被告人質問などによると、男は同年11月ごろから毎日、職員あての電話を市役所にかけ、「買い物の荷物を公用車で送り届けろ」などの不当要求を繰り返していた。電話は毎回数時間におよび、職員は電話が鳴るだけで動悸(どうき)が激しくなり、不眠が3日間続くほどの状態になった。異動も希望したが、かなわなかった。 職員が恐れたのは男の過去だ。女性を死なせた傷害致死罪の前科が2件あり、暴力団との関わりもほのめかす男に恐怖を覚え、現金100万円を脅し取られたことも。こうして次第に主従関係ができあがった。 不適切な関係性に拍車をかけたのが、市の不十分な対応だ。男からかかってきた電話に上司が代わって出ることもあったが、注意ではなく「(職員の)対応が至らずすみません」と謝罪。最終的には、「職員には俺から指導する」と男に言われ、職員に電話を戻すことが常態化し、職員は失望していったという。 ■犯行の発覚 令和元年6月1日、男に呼び出された職員は男の自宅アパートの一室に赴いた。そこで倒れていたのは、男と同居していた交際相手の女性=当時(43)。男から暴力を受け、亡くなっていた。 「協力しなかったら口封じのためにお前を殺す」。遺体を前に、男は職員を脅迫。職員は「言うことを聞かなければ恐ろしい目に遭う」と考え、男とともに遺体をシートにくるんで大型冷凍庫に入れた。 さらに男から「断ったらお前の家に遺体を持っていく」と脅された職員は、アパートの2階に死体を遺棄するための部屋を借り、業者にこの部屋へ冷凍庫を運ばせた。同月11日には異臭を知らせる通報で警察官が来たことから、アパート駐車場に死体を遺棄。これにより一連の犯行が発覚することになる。 ■検証委「市の責任重大」 公判で弁護側は「1人で抱え込まされ、精神的に疲弊していた。恐怖から強い従属関係にあり、正常な判断ができなかった」と主張。職員も「毅然(きぜん)と対応すべきだと考えていたが、上司に相談する気力もなくなり、自分を責めるようになった」と明かし、「なぜ正しいことをできなかったのかと、後悔と反省の気持ちでいっぱいです」とうなだれた。 半年間にわたり開かれた公判には、他の自治体のケースワーカーらも多く詰めかけた。「ひとごとではない」「明日はわが身」。受給者から粗暴な言動を受ける経験をした人もおり、地裁には寛大な判決を求める嘆願書が約1万筆も集まった。 迎えた3月26日の判決公判。京都地裁は「非難は免れない」と指摘した一方、周囲の協力も得られず孤立していた状況を考慮し、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。裁判官は「いろいろ苦しい面があったと思います。今後はこのようなことがないようにしてください」と語りかけた。 判決で職員への協力がなかったと指弾された向日市は同日、事件に関する検証委員会の検証結果を公表。委員長を務めた関西国際大の道中隆教授(社会保障論)は、上司らが組織として必要な配慮や指示、指導を行わなかったとした上で、「生活保護制度の根幹が揺らぎかねず、市の責任は重い」と厳しく非難。安田守市長は「市の対応が不十分で、職員を守りきれなかった」と謝罪した。職員は事件発覚直後に退職を願い出たが、市はこれを保留、現在、上司も含めた処分を検討している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“死亡後”新型コロナ感染が判明…愛知の80代男性 感染者との接触確認されず 県内死者23人に(東海テレビ)
10日死亡した愛知県豊橋市の80代男性が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。愛知県の死者は23人となりました。 豊橋市の80代の男性は10日、市内の医療機関に救急搬送されましたが、その後死亡が確認されました。 男性の死亡後に検体を採取しPCR検査をしたところ、新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。 男性は感染者との接触が今のところ確認されていません。 愛知県の感染者は315人で、死者は23人となりました。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
兵庫で1日最多の42人感染 1人死亡、計358人に(共同通信)
兵庫県などは11日午後、新たに29人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の1日当たりの感染者は計42人となり過去最多。また他の疾患で入院後に死亡した県内の70代男性が、死亡後の検査で陽性と判明した。感染確認は計358人、死者は計14人となった。 亡くなった男性は2月20日に入院し、3月下旬から発熱が続いていた。入院先の同県尼崎市の病院は既に外来診療や入院患者の受け入れを停止し、一部の職員を自宅待機としている。 11日に判明した感染者の中には、複数の警察官の感染が確認された神戸西署の40代の男性警部補もおり、8日から発熱などの症状があり受診した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
必要なのは発想の転換? 外出自粛、自宅で楽しく過ごすには(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大で、7都府県を対象に発令された緊急事態宣言。5月の大型連休明けまで不要不急の外出自粛が呼びかけられ、学校の休校措置も延長された。長引く外出自粛は多くの家庭で負担になっているが、普段の食事や家事、趣味の時間を楽しむ発想の転換で乗り切ろうという動きも出ている。(石川有紀、小泉一敏) 「親子で子供部屋を片付けるいい機会ととらえた」。こう話すのは、大阪市内で夫婦で美容室を営みながら小学6年と4年の娘を育てる女性(39)だ。 「人生がときめく片づけの魔法」のベストセラーで知られる近藤麻理恵さんのやり方を参考にしたところ、子供たちも積極的に参加したという。タンスなどから洋服やおもちゃをすべて出し、「ときめくかどうか」を基準に残すものを自分で選び、ポリ袋5袋分を処分した。女性は「子供にも片付けの習慣がついたら」と期待する。 外出しにくくなっているのをきっかけに、自宅の大掃除に取り組む人も多く、近藤さんは10日から、同書の改訂版をネット上で無料公開している。 一方、高齢者については、厚生労働省が適度に体を動かせる家事や庭いじり、農作業などを勧めている。こうした中、貸し農園にも注目が集まっている。 堺市などの耕作放棄地を貸し農園にしている「シード・タウンマネジメント」(大阪市中央区)は、4月、新たに4カ所を開園したところ、60~70代の申し込みが相次ぎ約150区画の多くが予約で埋まった。 同社の川東大志(ひろし)代表(46)は、「外出自粛を理由に一部キャンセルもあったが、外での農作業で気晴らしがしたいという人も多い。利用者の心身の健康に役立ってくれれば」と話している。 ■「なんちゃってイチゴ狩り」室内向けのアイデアも続々 新型コロの感染が拡大し始めた当初は屋外レジャーが人気を集めたが、相次ぐ外出自粛要請に様相は一変、自宅で過ごす家庭が増えている。 こうした中で人気を集めているのがDVDのレンタルやインターネットの動画配信サービス、屋内で使えるエクササイズグッズなど。玩具メーカーのタカラトミーでは、「人生ゲーム」「黒ひげ危機一発」といった家庭で楽しめる商品の売り切れが相次ぎ、追加生産する予定だ。 会員制交流サイト(SNS)上でもさまざまなアイデアが登場。洗濯挟みにつるしたイチゴをつまみとって食べる「なんちゃってイチゴ狩り」のほか、ベランダにキャンプ用のイスを出して昼食をとるなど、「自宅で行楽気分を味わえる」と話題を集めている。 料理レシピ検索サイトの「クックパッド」の運営会社によると、3月は「お昼ごはん」や「子供と作る」といったキーワード検索が前月に比べ倍増。親子で作って楽しめるピザ、たこ焼き、イチゴあめなどのレシピが人気だった。 総合情報サイトのオールアバウトグループが、小学生を持つ親227人に4月上旬、「家庭の困りごと」を調査したところ、「外遊びができずストレス」「遊びのレパートリー不足」が上位を占めた一方、「親子でやりたいこと」としては「手芸や工作」「料理」に関心が集まった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
米LA自宅待機命令5月15日まで延長 市民も賛成(日刊スポーツ)
先月19日に自宅待機命令が発令された米カリフォルニア州ロサンゼルス郡で10日、自宅待機命令が5月15日まで延長されることが発表された。 当初の予定では19日までだったが、3週間に及ぶ外出自粛によって想定よりも感染拡大を大幅に抑え込んでおり、現時点で懸念された医療崩壊も起きていないことなどから、今後、予想されるピークを抑えるための措置だという。 トランプ米大統領は同日の記者会見で米国内の死者数が当初の10万人以上との予想を大幅に下回る見通しであることから、早期の経済活動再開を示唆しばかりだが、ロサンゼルスは独自に今後も外出自粛の必要性を判断した形となった。米国の感染者数は10日現在、48万6900人で、ロサンゼルス郡は7955人となっている。地元メディアによると、世論調査では95%の市民が不要不急の外出を禁じる現在の自宅待機命令に賛成しているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース