地球環境に関する国際条約「生物多様性条約」の新たな行動目標のたたき台を、同条約事務局が公表した。生物多様性を保護するため、日本など加盟する196の国や地域に対し、「2030年までに陸域と海域の30%を保全」することなどを求めている。 行動目標案は、10年に名古屋で開かれた同条約締約国会議(COP10)の「愛知目標」(11~20年)に続く、30年までの目標を、今年10月のCOP15で決定するため、作業部会の議長がとりまとめた。 愛知目標は生物多様性がもたらす遺伝資源の損失をなくすために定めた20の個別ルールからなる。「陸域の17%、海域の10%が保護地域などにより保全される」、「絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される」などの目標で構成される。しかし、18年にエジプトで開かれたCOP14で「ほとんどの目標は20年までの達成の軌道に乗っていない」と指摘された。 新たな行動目標案は、愛知目標… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型肺炎 帰国者の一時滞在先に客船を検討 防衛省
新型コロナウイルスの問題を受け、河野太郎防衛相は31日の閣議後の記者会見で、防衛省がチャーターしている民間貨客船「はくおう」を帰国者の一時滞在先として使えないか検討していることを明らかにした。防衛省によると、はくおうは兵庫県の港に停泊中。第4便以降のチャーター機運航を念頭に移動させる方向という。このほか河野氏は、一時滞在先での帰国者の支援をするため自衛官を派遣する検討を始めたことも明らかにした。(伊藤嘉孝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ボクシング亀田兄弟訴訟、JBCに賠償命令 東京地裁
プロボクシング元世界王者の亀田興毅氏ら3兄弟と所属先の個人事務所が、不当な処分で試合ができなくなり損害を受けたとして、日本ボクシングコミッション(JBC)とその理事らに約6億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。谷口安史裁判長はJBCの処分が違法だったと認め、計4550万円を亀田氏側に支払うように命じた。 訴訟の発端は2014年。国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王者だった亀田大毅氏が、13年の2団体王座統一戦に負けてもIBF王座を失わなかったことで混乱を招いたとして、JBCは3兄弟が所属するジムの会長らのライセンスを更新しない処分を下した。 亀田氏側が「王座維持」のIBFのルールを把握していながら報告しなかったことなどを問題視したとみられている。 亀田氏側は、ルールの説明の場にJBC関係者が同席していたため報告は不要で、「処分は結論ありきの違法なものだ」と主張。国内で試合ができなくなり、ファイトマネーや興行収入を得られなくなる損害を被ったとして提訴していた。 関係者によると、東京地裁はJBC側が亀田氏側に4千万円を支払う和解案を提示したが、亀田氏側がJBC幹部らの辞任を条件としたため折り合わなかった。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
衛星画像で久々に冬の雲見られる 北陸は市街地も雪に(ウェザーニュース)
1月最終日の今日31日(金)の日本列島は冬型の気圧配置になっています。平地で雪が降る目安となる上空1500m付近で-6℃以下の寒気は、西日本まで南下。ここまで寒気が降りてくるのは、正月以来です。 ひまわり8号による衛星画像では、冬特有の日本海の筋状の雲がはっきりと表れています。 午前中は京都や岡山、松山で記録的に遅い初雪を観測。今月はほとんど雪が降っていない、富山など北陸地方の市街地でも雪に変わりました。 2月はじめは寒気が南下しやすい予想 今回の寒気は明日2月1日(土)午後には北上する見込みです。来週4日(火)立春の頃からは再び寒気の南下が予想され、暦の上で春を迎えるタイミングで、少し冬らしさが増してきます。 ただ、冬型はあまり長くは続かず、スキー場の雪不足を一気に解消するまでには至りません。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪「都構想」、工程表示す 法定協、移行は3段階(共同通信)
大阪市を廃止し、特別区を設置する「大阪都構想」の制度案(協定書)を作る市と大阪府の法定協議会が31日、市役所で開かれた。2025年元日の制度移行に向け、21年春の住所表記案提示を含め、準備スケジュールを3段階に分けた「工程表」や府と特別区の具体的な業務分担などを整理した協定書案を提示した。 都構想の是非を問う住民投票は11月にも実施される見通し。工程表は制度移行までの約4年間を業務ごとに、準備組織が始動する「初動期間」と新たな組織運営を試行する「調整期間」、新旧の体制を併用する「直前準備期間」に分類。 住所表記は21年春に素案を公表し、翌22年春に決定。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
1日10時間のゲームが救ってくれた、ある起業家の人生。香川県のゲーム規制条例に思うこと。(ハフポスト日本版)
ゲームによって日常生活に障害をもたらしている状態を指す「ゲーム依存症」の対策として、香川県議会が子どものゲーム時間を制限する条例案を検討している。 1月10日にこの条例案が示されると、全国的なニュースとなって議論が巻き起こった。20日に決定した素案では、罰則は無いものの18歳以下の子どもはゲームの利用時間を平日60分、休日90分以内などとする内容が提示された。県議会は4月の施行を目指している。 条例案が時間制限に言及したことで、ゲームのプレイ時間が依存症の要因であるかのような誤解も広がっている。 一方、eスポーツの隆盛で、急激に活気だっているゲーム業界。海外であれば、大会の優勝賞金が億単位になることも珍しくない。 そんななか、若手起業家の小幡和輝さんが始めた「オンラインでゲームの家庭教師をする」という画期的な取り組みが注目を集めている。 不登校経験があり、自身もゲームによって救われたという小幡さんは、この条例案に驚きを隠さない。 「世代間の価値観ギャップを改めて感じる機会でした。 海外では学校教育にもゲームが使われ始めていますが、時代の流れと逆行する動きでとても悲しく思っています」 今回の条例案によって沸き起こった議論では、世間に「ゲーム=悪」といった偏見が強く残っていることが露呈したが、むしろゲームと正しく向き合うことで、生活習慣の見直しや、依存症からの脱却にも期待できるという。 「ゲームのプレイ時間というのは本質的には関係なく、ゲームでどう遊んでいるのかが重要なので、プレイ時間に制限をかけるルールではなく、ゲーム依存症がなぜ起きるかの原因の解決が重要だと考えます」という小幡さん。 2019年秋に始まったゲームの家庭教師「ゲムトレ」では、ゲーマーとして技術を上達させるだけでなく、不登校に悩む子どもたちの世界をゲームによって広げ、コミュニケーションの取り方や早寝早起きの習慣をつけることも目的となっている。 次ページは:野球はよくて、ゲームはダメ?同じゲームでも囲碁や将棋はよくてテレビゲームはダメ、という理論はそもそも差別的 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
正午の気温 大幅ダウン 東京で17.6メートルの風(tenki.jp)
今日(31日)の関東の正午の気温は、昨日(30日)より大幅にダウン。東京都心は11.5度と昨日より4.4度低くなっています。東京都心で17.6メートルの最大瞬間風速を観測するなど、冷たい北よりの風が吹き付けています。 正午の気温は大幅ダウン 北風が強く 今日は冬型の気圧配置になっています。季節外れの暖かさが続いた関東も今日は寒くなっています。正午の気温は東京都心は11.5度と昨日より4.4度低くなりました。横浜市は昨日より5.7度低い10.4度、熊谷市では昨日より5.1度低い11.2度と、空気が冷たく感じられます。 また、北よりの風も強まっており、最大瞬間風速は東京都心で17.6メートル(11時14分)、千葉市で16.7メートル(11時7分)、熊谷市で15.5メートル(11時42分)を観測しました。 このあとも北風のやや強い状態が続くでしょう。関東地方は強風注意報のでている地域が多くなっています。車の運転は横風に流されないよういつも以上に慎重になさって下さい。冷たい北風が身に沁みて、いっそう寒く感じられそうです。しっかりと寒さ対策をしてお過ごし下さい。 空気冷たく この先、2月5日(水)頃までは東京都心の最高気温は12度前後で経過するでしょう。昨日(30日)のような季節外れの暖かさはなさそうです。6日(木)からは最高気温が10度に届かず、一桁の気温に。日中も震えるような寒さになりそうです。最低気温も3度くらいまで下がる日が多く、冷えるでしょう。体調を崩さないよう暖かくしてお過ごし下さい。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
組織犯罪組員のために「貯金」 元組員証言 工藤会トップ裁判(西日本新聞)
特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が関与したとされる市民襲撃4事件で、殺人などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(63)の第21回公判が福岡地裁(足立勉裁判長)であった。検察側証人として出廷した上納金の集計担当だった元組員が、組織のために罪を犯した組員のために「貯金」をして名簿で管理していたと証言し、元漁協組合長射殺事件(1998年)の実行犯ら2人の名前もあったと明らかにした。 元組員は2007年末から4年間、組員から集めた上納金の集計を担当。証言によると、上納金は毎月2千万円ほどで(1)野村被告宅の維持費(2)「貯金」(3)同会運営費-に分けた。 「貯金」は「総務委員長から渡された名簿に載っている組員のために毎月10~20万円を積み立てていた」と説明。名簿には組名、名前、積立額が書かれ、対象組員は「組織のために事件を起こして服役している人」とした。元漁協組合長射殺事件の実行犯と見届け役の2人は、20万円ずつ積み立てられていたという。 弁護側が「貯金の対象者から組織のために事件を起こしたと聞いたり、会合などで正式な説明があったりしたか」と質問したのに対し、元組員は「ない」と答えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
防衛2企業にサイバー攻撃 NEC、三菱電機とは別(共同通信)
河野太郎防衛相は31日の閣議後記者会見で、2016、18年度に1件ずつ、防衛関連企業に対するサイバー攻撃があったと明らかにした。既にサイバー攻撃を受けたことが発覚したNEC、三菱電機とは別の2企業とした上で社名は公表しなかった。「いずれも防衛省が指定した秘密は流出していない」としている。 河野氏は「しっかり公表すべきだと思うので、当該企業と調整している。世の中に知ってもらい、防御のことを考えてもらうことが必要だ」と話した。一連のサイバー攻撃については「相互に関係しているかどうかは把握していない」とした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ウイルス正体は依然不明 「抗体」発見なるか、世界動く
中国・武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている。これまでに200人以上が亡くなっているが、どれだけ危険なウイルスなのか、感染力はどうなのか、実はまだはっきりしていない。その「正体」を知るには、患者の体からウイルスを入手するのが不可欠。各国がウイルスの分離を急いでいる。 中国の31日の発表によると、中国の感染者は9692人で、感染による死者は213人に達した。単純に計算すると、このウイルスによる致死率は約2%だが、医療機関を受診していない軽症の患者がどのくらいいるか分かっていない。発表される患者数と死者数は毎日のように増え続けており、感染の広がりの全体像は依然として不明だ。 必須の動物実験、1匹から何匹に ウイルスの危険性を評価する上で重要なのが、患者の広がりに関係する「感染力」と発症の程度に関係する「病原性」だ。だが、それらについて、第三者の国や機関による評価も十分になされていないのが現状だ。 ウイルスの危険性を正確に知る… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル