アフリカ豚コレラ(ASF)対策として、感染していない豚を含めた「予防的殺処分」を可能にする家畜伝染病予防法(家伝法)改正案が21日、野党の共同会派で承認され、月内にも成立する公算が高まった。議員立法での成立を目指し、自民、公明両党は党内手続きを終えており、野党の共同会派も今週中に完了する予定。来週に衆参の農林水産委員会を開いて成立を急ぎ、国内への侵入に備える。 予防的殺処分は、感染力や致死率の高い家畜伝染病のまん延防止へ、感染していない家畜も含め一定の地域で殺処分する措置。現行法では口蹄(こうてい)疫だけが対象だ。 議員立法では、対象にアフリカ豚コレラを加える。野生イノシシが感染した場合に飼養豚を殺処分できるようにする。法律上の名称について、豚コレラ(CSF)を「豚熱」、アフリカ豚コレラを「アフリカ豚熱」に変更することも盛り込んだ。 アフリカ豚コレラの侵入に早急に備えるため、農水省の家伝法改正案提出に先行して議員立法での早期成立を目指し、与野党で法案の調整を進めていた。与党側の手続きが完了する中、立憲、国民など野党4党派は21日、共同会派の豚コレラ対策本部と農林水産部会の合同会議を開催。同法案を了承した。 各党の手続きは週内に終わる予定だ。与野党は、2019年度補正予算案を採決する衆参の本会議に合わせ、同法案を採決する段取りを描く。与野党の合意を前提に、通常より手続きを早められる「委員長提案」の調整を進めている。農水委員会で野党による質疑も検討している。 日本農業新聞 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
漫画村の「発信者開示」は請求棄却 「すでに星野ロミが逮捕されているから」(弁護士ドットコム)
海賊版サイト「漫画村」に著作権を侵害されたとして、漫画家のたまきちひろさんが、漫画村に「コンテンツ配信ネットワーク」を提供していた米クラウドフレアを相手取り、発信者情報開示をもとめた訴訟で、東京地裁(佐藤達文裁判長)は1月22日、請求を棄却する判決を下した。 クラウドフレアは、大量のアクセスを効率良くさばくための配信サービスを運営しているアメリカの企業。元のファイルではなく、全世界にあるサーバに「キャッシュファイル」を保存して、ユーザーが閲覧しやすくしている。 出版社をはじめとして、漫画界に大きな打撃を与えた「漫画村」も利用していた。たまきさんは、漫画『人生リセット留学。』を無断アップロードされていたことから、漫画村の運営者を特定するために、発信者情報開示をもとめる訴訟を起こしていた。 東京地裁の佐藤裁判長は判決で、裁判の管轄は「日本の裁判所にある」としたうえで、漫画村の運営者らがすでに逮捕・起訴されており、その氏名(星野ロミ被告人ら)が判明していることなどから、「発信者は特定されており、損害賠償請求をすることができる状態にある」と判断した。 たまきさんの代理人の中島博之弁護士は「裁判所が、星野被告人らが発信者だという『お墨付き』を与えたとも評価できる。一方で、被告人らが『たまきさんの作品をアップロードした人物とは別人だ』と主張する可能性もあり、控訴するかどうかは検討したい」と述べた。 漫画村の運営者、星野被告人は、人気漫画『ワンピース』『キングダム』の画像を違法にアップロードして、誰にでも閲覧できるようにしたとして、逮捕・起訴されている。 弁護士ドットコムニュース編集部 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画解説】大暖冬にも負けず… 冬の使者”流氷”接近中(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 記録的な暖冬になりそうなこの冬ですが、最北の地には冬の使者”流氷”が着々と近づいています。 東京では1月4日に初雪を観測しましたが、東海や西日本ではまだ多くのところで初雪が降っていません。 本来であれば、西日本でも12月中には初雪を迎えるところがほとんどです。 この冬は初雪が平年より大幅に遅れています。 中でも名古屋では、最も遅い初雪の記録を119年ぶりに更新し、そのほか広島、岡山、京都、奈良、岐阜の5地点で遅い記録を更新中となっています。 日本列島への寒気の南下が弱く、各地で冬らしくない状況が続いていますが、冬の使者”流氷”の南下は順調です。 気象衛星の氷や雪を強調した画像でその様子を確認できます。 北海道の北に広がる青い塊が流氷で、特にこの10日間は足早に南下し、現在、最南端は知床岬の北西およそ20キロメートルのところにあります。 日本列島にはなかなか寒気が南下しませんが、流氷の生まれ故郷のアムール川流域やオホーツク海北部はたびたび強い寒気が通過していて、海氷の大きさも平年並みに成長しています。 今年の流氷は、暖冬の影響にも負けず、着々と南下・拡大していて、今後さらに南下を続ける予想。今月中には例年同様、オホーツク海沿岸の地域に姿を現しそうです。(気象予報士・吉野元子) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 太平洋側 今月は晴れなし…(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今シーズンは気温が高い日が多く、雪不足が深刻になるなど、冬らしくない天気が続いています。 例年のこの時期は太平洋側で冬晴れが続き、日本海側では雪という天気分布となりますが、この先来週にかけて、西日本から東日本にかけては太平洋側を中心に曇りや雨のスッキリしない空模様が続き、まるで梅雨のような天気となります。 向こう一週間、本州の南岸には前線が停滞します。 明後日24日(金)頃にかけては、西日本の日本海側から東日本を進む低気圧や前線に向かって南から暖かな空気が入り、気温は高めとなります。 一方、週末以降は、前線が少し南に下がって、本州付近に冷たい空気が流れ込みやすくなります。 日差しがないため、気温があまり上がらない予想になっています。関東でも山沿いは雪の降る可能性もありますので、最新の情報をこまめにご確認ください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
招待者名簿の再調査は指示しないと首相(共同通信)
1/22(水) 14:40配信 安倍首相は、桜を見る会の招待者名簿の存否に関する再調査に関し「文書と電子ファイルの双方で必要な調査を行った結果、既に廃棄されたと確認している。改めて調査を指示することは考えていない」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
車内に中学生3人と母親の遺体 男性「刺した」 福島
22日午前1時半ごろ、福島県いわき市三和町合戸の水石山公園にいた男性から「人を刺した」と110番通報があった。警察官が駆け付けたところ、公園の駐車場に止めてあった乗用車の助手席から40代女性、後部座席からいずれも10代の女性2人と男性1人の計4人が首を刃物で刺され、死亡しているのが見つかった。 県警によると、運転席で通報した50代の男性が首や腹の刺し傷から血を流し、意識がもうろうとした状態で見つかり、病院に運ばれた。車内に大量の血があり、複数の刃物が見つかったが、争った形跡はないという。県警は男性が無理心中を図ったとみて、回復後に殺人容疑で事情を聴く方針。 県警によると、死亡した10代の3人は中学生で、女性は母親とみられ、男性は「女性と交際している。自分も死のうと思った」と話しているという。 現場はJRいわき駅から北西へ約10キロの水石山(標高735メートル)の山頂付近にある公園で、周囲に民家はない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「メタルの帝王」オズボーンさん、パーキンソン病を公表
「メタルの帝王」と呼ばれる伝説的ロックスター、オジー・オズボーンさん(71)が21日、米テレビで、パーキンソン病を患っていることを公表した。昨年2月に自宅で転倒したあとで診断されたという。 米ABCテレビの朝の番組のインタビューに応じたオズボーンさんは「(2018年の)大みそかに最後のショーに出演したあと、ひどく転倒し、首の手術を受けた」と、パーキンソン病の診断を受けた経緯について語った。 オズボーンさんは番組でファンに向け「みんなに待っていて欲しい。私にはみんなが必要だから」と復帰に向けた意欲を語った。 オズボーンさんが率いるブラック・サバスは1970年代に人気を博した。黒魔術を思わせるサウンドで、後のヘビーメタルに大きな影響を与えたといわれる。「暗黒の王子」といわれたボーカルのオズボーンさんは、脱退と復帰を繰り返す一方、ソロとしても大成功した。(サンフランシスコ=尾形聡彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
書店水槽に「ぴろぴろの何か」 絶滅危惧ドジョウだった
福岡市の繁華街の真ん中にある書店で、絶滅危惧種のドジョウ「オンガスジシマドジョウ」の稚魚が生まれた。「ドジョウ博士」の著書の発売を記念して飼われていたものが自然に繁殖した。スジシマドジョウ類は水族館などでも飼われているが、自然に繁殖させるのが難しく、よもやの書店での誕生に専門家も驚いている。 オンガスジシマドジョウは福岡県の遠賀(おんが)川流域だけに生息する絶滅危惧種で、体長約8センチ。オスは繁殖期になると体の側面の斑点が線状につながるのが特徴だ。「ドジョウ博士」として知られる福岡県保健環境研究所の中島淳研究員(42)が2012年、スジシマドジョウ類の新亜種として命名した。 稚魚が生まれたのはジュンク堂書店福岡店(福岡市中央区天神1丁目)。中島さんの著書の発売を記念した講演会を開いたのが縁で、16年1月に飼い始めた。現在、成魚は4匹いる。水槽は本が並ぶ店内の片隅に置かれ、水辺の生き物を採集し研究しているNPO法人「北九州・魚部(ぎょぶ)」の協力を得て、理工書担当の書店員が世話を続けてきた。 ドジョウの赤ちゃん誕生 記事後半では、書店の水槽で泳ぐドジョウの赤ちゃんの動画を掲載しています。 昨年末、書店員が異変に気づい… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
永瀬拓矢二冠が準決勝進出 朝日杯ベスト4が出そろう(マイナビニュース)
渡辺明三冠は山崎隆之八段に敗れる 1月20日に東京・将棋会館で第13回朝日杯将棋オープン戦(主催:朝日新聞社)の本戦1・2回戦が行われました。準決勝最後の1枠を獲得したのは、糸谷哲郎八段と山崎隆之八段を破った永瀬拓矢二冠でした。 10時から行われた1回戦の永瀬二冠-糸谷八段戦は、後手の糸谷八段得意の一手損角換わり戦法に永瀬二冠が早繰り銀で対抗。右玉に構えた糸谷八段は2~3筋方面からの攻めをいなす方針を採りましたが、永瀬二冠の攻めが強烈でした。持駒の角金を打ち付けて後手の2筋の守りを突破すると、あっという間に糸谷玉を寄せ切ってしまいました。97手の決着でした。 14時からのもう1局の1回戦、渡辺明三冠-山崎隆之八段戦は先手の山崎八段が相掛かりを採用。左右ににらみを利かす角を盤上の要所に据えて、積極的に動く山崎八段。角の利きを生かして左端から突破を果たすと、成駒を量産して優位を拡大しました。最後は差が詰まったものの、際どく逃げ切って113手で勝利を収めました。 勝った方が準決勝進出となる2回戦は19時から行われました。角換わり腰掛け銀に構えた先手の永瀬二冠に対し、後手の山崎八段は飛車を4筋に転回してカウンターの構えをとりました。駒がぶつかった中盤に、永瀬二冠が打った角が大活躍。敵陣をかき乱したのち、銀との交換で役目を終えましたが、成果は十分。修復不能状態の後手陣を、さすがの山崎八段もまとめ切ることができずに、99手で永瀬二冠の勝ちとなりました。 これで永瀬二冠が準決勝進出を決め、ベスト4が出そろいました。準決勝の対戦カードは永瀬二冠-阿久津八段戦と、千田七段-藤井七段戦です。前者は永瀬二冠の5勝0敗、後者は藤井七段の2勝0敗となっています。阿久津八段、千田七段は一度も勝ったことのない相手との対戦です。 また、阿久津八段は第2回の、藤井七段は第11・12回の朝日杯優勝者なのに対し、永瀬二冠と千田七段は全棋士参加の一般棋戦優勝がありません。 藤井七段の3連覇達成なるかが大注目の朝日杯。永瀬二冠ら3棋士ももちろん、そうはさせまいと気合を高めているでしょう。準決勝・決勝は2月11日に千代田区「有楽町朝日ホール」で行われます。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 今朝は冷え込み強まる 近畿では太陽柱が出現(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今朝は各地で冷え込みが強まり、アメダス観測点のうち、全体の約3分の2にあたる607地点で、最低気温が0℃に届かない「冬日」となりました。 近畿地方では、日の出間際にこんな珍しい現象が撮影されました。空に光の柱が見える「太陽柱(サンピラー)」と呼ばれる現象です。今日のように冷え込みが強まると見られることがあります。 太陽柱は空気中を漂う六角形をした薄い板状の氷の結晶に、太陽の光が反射することで見られます。風が弱い時は、この氷の結晶の向きが揃いやすく、太陽柱が見られやすくなります。 風が弱い日は、日の出や日の入りの際に、太陽のある方向に注目してみると見られるかもしれませんね。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース