国民民主党は20日夜、立憲民主党との政党合流をめぐり、衆参所属議員による両院議員総会を党本部で開いた。総会では早期合流派を代表し、津村啓介副代表が「立民と合流について基本合意を行う」ことなどを求める決議案を提出したが、反対多数で議題として取り扱うことが否決された。対等な合流を目指す玉木雄一郎代表の交渉方針が信任された形だ。 玉木氏は総会後、「(立民が示す)現在の条件で、現時点において合流を決定するということが、党の意思として否定された」と説明。そのうえで「引き続き粘り強く交渉を行い、できるだけ多くが納得して参加できるプラットフォームづくりに努めたい」と語り、交渉は継続する考えを示した。立民には平野博文幹事長が21日に総会の結果を伝達する予定だ。 決議案は「国民民主党は(中略)立憲民主党と合流する。そのため、速やかに党首会談を開き、合流について基本合意を行う」との内容。提出を受け、議題として取り扱うべきかが挙手採決に付され、賛成19、反対28、棄権6で反対多数となった。このため決議案自体は採決に至らなかった。総会は約4時間にわたり開かれた。 総会は、合流推進派の21人の要求で開催が決まったが、今回の賛成者はその数を下回った。総会後、津村氏は「合流について何か新しい方針が決まったわけでも、否定されたものでもない。党内コミュニケーションが進んだと前向きに捉えている」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
母親「泣きやまずパニックに」大阪・平野女児転落死、殺意は否認(産経新聞)
大阪市平野区の市営住宅で19日、9階付近から生後7カ月の乳児が転落死した事件で、大阪府警に殺人容疑で逮捕された乳児の母親で、同区長吉出戸の無職、民谷(たみたに)瞳容疑者(36)が「9階付近の階段の踊り場であやしていたら泣きやまずパニックになり、片手を離してしまった」と供述していることが20日、府警への取材で分かった。 司法解剖の結果、死亡した三女の柚希(ゆずき)ちゃんの死因は脳挫滅と判明。府警によると、瞳容疑者は「泣きやませるため景色を見せようとした」「手すりに座らせた」とも供述しているという。また、「階段で手を離したことで死んでしまったことに間違いないが、突き落としたりはしていない」として殺意を否認しており、府警は詳しい状況を調べている。 逮捕容疑は、19日午前10時ごろ、自宅から数百メートルの場所にある同区長吉六反の市営住宅で、何らかの方法で柚希ちゃんを殺害したとしている。柚希ちゃんは、高さ約1・2メートルの手すりがある9階付近の階段部分から落ちたとみられる。 瞳容疑者宅近くに住む70代の男性は「(瞳容疑者は)精神的に不安定な部分はあったが、トラブルなどは聞いたことがない」と驚いた様子で話していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
マンション火災で男性の遺体 大阪・松島新地の一角(産経新聞)
20日午後5時25分ごろ、大阪市西区九条の7階建てマンションの6階一室から出火。約8平方メートルが焼け、浴室内にいた男性が病院に搬送されたが死亡が確認された。煙に気づいて119番した隣室の無職男性(68)も喉に軽いやけどを負った。大阪府警西署によると、部屋の住人の会社員男性(38)と連絡が取れておらず、同署は死亡した男性の身元確認を進めるとともに出火原因を詳しく調べている。 現場は大阪メトロ九条駅から北東に約300メートルの位置にあり、繁華街・松島新地の一角。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
カッター突きつけた教諭を停職6カ月 生徒「怖かった」
危険な道具は間違った使い方をしてはいけないと教えるためだった――。千葉市花見川区の市立中学校の男性教諭(29)が刃の出たカッターナイフを男子生徒2人に突きつけた問題で、20日に停職6カ月の懲戒処分となった教諭は、行為の理由をこう説明した。磯野和美(かずよし)・市教育長は「精神的に恐怖を与える行為は絶対にあってはならない」などとコメントし、謝罪した。 市教育委員会によると、8日の2時間目の授業中、問題が起きた。教諭は1年生の教室の窓枠に鋭利なもので傷つけたとみられる「令和 元年度」という落書きを指導するにあたり、ラジオカセットレコーダーの修理に使っていたカッターナイフを手に取ると、刃を6~7センチ出した状態で最前列にいた生徒の首近くに向けた。その後、手で回しながら別の生徒に近づき、刃を向けて話を続けた。 同じく修理に使っていたドライバーを持ち出し、教卓をたたく場面もあった。「指導」は2時間目の授業内にとどまらず、休み時間、3時間目の途中まで続いた。生徒2人にけがはなかった。落書きをした人物はいまだ特定されていないという。 教室内では泣き出す生徒がおり、学校の聞きとりに多くの生徒が「怖かった」「不安だった」と回答。「怖くて学校に行けない」と1日休んだ生徒もいた。 教諭は今春着任し、生徒指導を… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
白人モデルにコーンロウは差別?コムデギャルソンに批判
19日まで開催されたパリ・メンズコレクションのショーで、日本のコムデギャルソンが黒人が多用している髪形「コーンロウ」のかつらを白人モデルに着用させたことに、ネット上などで「差別的だ」などの声があがった。コムデギャルソンは「誰かを傷つけることを意図したものではない」などと釈明し、謝罪した。 17日にパリ市内であったコムデギャルソンのショーには黒人モデルも参加。ランウェーを歩いた白人モデルも含めて髪形は全てドレッドやコーンロウで、白人モデルたちはかつらを着用していた。 これに対してファッション業界を批評するインスタグラムアカウント「ダイエット・プラダ」は「日本のアバンギャルドブランドは後退したようだ」などと投稿。ツイッターなどでも批判と擁護のコメントがそれぞれ投稿され議論になっている。 騒動を受け、コムデギャルソンインターナショナルのエイドリアン・ジョフィーCEOは「今回のショーの髪形はエジプトの王子からインスピレーションを得たものであり、誰かを傷つける意図などは全くなかった。不快に感じた人に対しては深くおわびする」とコメントした。(パリ=後藤洋平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
永瀬二冠が準決勝に進出 将棋朝日杯、4強が出そろう
第13回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が20日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、永瀬拓矢二冠(27)が1、2回戦を勝って準決勝に進み、ベスト4が出そろった。準決勝と決勝は2月11日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、準決勝で永瀬は阿久津主税八段(37)と、3連覇を狙う藤井聡太七段(17)は千田翔太七段(25)と対戦する。 本戦は予選を勝ち抜いた8人とシード8人の計16人がトーナメントで戦う。この日の1回戦で、永瀬は糸谷哲郎八段(31)に、山崎隆之八段(38)は現在最も多いタイトルを保持する渡辺明三冠(35)に勝った。その後の2回戦で永瀬が山崎を破った。 棋譜は朝日新聞デジタル(https://www.asahi.com/shougi/)から見られる(有料会員が対象)。(村上耕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
和歌山市の断水騒ぎ、なぜ起きた? 水道管老朽化、対応遅れる自治体(産経新聞)
漏水していた水道管の修繕工事に伴い、市全体の5分の1を対象とする大規模断水を予定していた和歌山市が20日、断水しなくても修繕が可能なことが判明したとして、急遽断水を中止した。なぜこんな騒ぎが発生したのか。背景にあるのは、水道管の老朽化と、それに対応しきれない自治体の厳しい財政状況。同様の課題は全国各地で抱えている。 「市民に多大な迷惑をかけ、申し訳ありませんでした」。20日午前、市役所で会見した尾花正啓市長は深々と頭を下げた。 市によると、8日にJR和歌山駅東側の国道24号の交差点地下にある水道管で漏水が判明。昭和37年に埋設された大量の水を供給する基幹水道管(直径約80センチ)からの漏水が想定され、断水せずに修繕すれば1カ月以上かかる可能性もあるとして、市は16日、市全体の5分の1にあたる約3万5千世帯(約8万人)を対象に19日午後10時から22日午後10時にかけ断水すると発表した。 実施わずか3日前の発表を受け、市民らは飲料水を買い求めスーパーなどに殺到。飲食店や宿泊施設も相次ぎ休業を決めるなど混乱が広がった。 ただ、具体的な漏水場所は工事当日まで不明のまま。「掘り起こしてみないと分からない」(担当者)状態で現場の掘削を始めたところ、基幹水道管ではなく、枝分かれした細い管(直径約15センチ)での漏水が判明した。市は断水せずに細い管の修繕を進め、翌20日未明に完了した。 市によると、市内の水道管の総延長は約1500キロで、大半が昭和30~40年代に施工を終えている。一方、水道管の法定耐用年数は約40年。これを超えた水道管は全体の約17%にあたる約250キロに及んでいるという。 ただ、市では水道管に水を供給する浄水・配水施設も老朽化しており、予算などの制約上、施設建て替え事業を優先。今年度から当面4カ年の計画で、年約10億円の事業費で水道管の更新を始めたばかりだった。 混乱を受け、市民からは批判の声が上がった。 「告知が遅すぎて高齢者に十分な準備ができないことは明白」と憤ったのは断水が予定された連合自治会長の男性(86)。小学4年と3歳の子供がいる主婦(40)も「古い水道管が危ないことは昔から分かっていたはずだ。計画的に更新しなかったのは市の怠慢」と話した。 市によると、断水の苦情や問い合わせなどの件数は19日現在で約2100件。市は今後、断水する場合の広報のあり方などを検証するとしている。 ■「どこでも起きうる問題」耐用年数超え水道管は全国で15%超 水道管の老朽化が引き起こす問題は、和歌山市のみならず各地で浮上している。全国で法定耐用年数の40年を超えた水道管は15%以上を占めており、専門家は「どこでも起きうる問題だ」と警鐘を鳴らしている。 厚生労働省によると、全国に張り巡らされた水道管約71万キロの多くは昭和50年前後の高度経済成長期までに敷設。当時から更新されていないものも多く、平成29年度時点で16・3%が法定耐用年数を超えている。 一方で老朽化した水道管の事故は近年相次いでいる。 水道に詳しいジャーナリストの橋本淳司さんは、水道管が更新されない背景に、自治体の厳しい財政状況があると分析。人口減少で税収が減る上、一人一人の節水に対する意識の高まりから、料金収入も減少傾向にあるという。 橋本さんは「耐用年数を超えた水道管全てをただちに更新することは難しい。人口減少社会をふまえ、需要の多い水道管を選別した更新計画が必要だ」と指摘する。 和歌山市では、断水を告知した当初、住民から「断水をやめてほしい」という声が上がる一方、「水道管の老朽化の対策が必要ではないか」と工事を望む意見も出ていた。橋本さんは「それぞれの自治体ごとに水道管に関する情報を開示し、住民らの合意形成を図っていく必要もある」と話している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
伊方3号機、検査で燃料落下信号 トラブル続き、四国電力が謝罪(共同通信)
四国電力は20日、定期検査中の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で、使用済み核燃料プール内の燃料をクレーンで移動させていた際、燃料の落下を示す信号が発信されたと発表した。実際に落下はなく、点検装置に正しく挿入されなかったためとみられる。外部への放射能漏れはないとしている。 四国電によると、手動でクレーンを操作し、燃料をつり上げて点検装置に挿入しようとしたが、装置の枠に乗り上げた。クレーンに伝わる荷重が急に減少したため、20日午後2時20分ごろに落下信号が発信されたとみられる。四国電は「トラブルが続き申し訳ない。気を引き締めたい」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
国民、合流協議継続の方針 推進派は立民との早期合意要求(共同通信)
国民民主党は20日、立憲民主党との合流構想を巡り、両院議員総会を党本部で開き、協議を継続する方針で一致した。玉木雄一郎代表は冒頭「政策、理念の擦り合わせは不可欠だ。協議を打ち切るつもりはない」と述べた。立民はこれ以上、国民との協議には応じない方針だ。国民の合流推進派は総会で、立民と早期に基本合意するとの議決を要求。参院などの慎重派との間で議論が紛糾した。 衆院の中堅・若手を中心とした合流推進派は「速やかに党首会談を開き、合流について基本合意を行う」との内容の決議案を提出したが、議題として扱われなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
国民民主、合流合意の決議は過半数得られず(共同通信)
1/20(月) 22:09配信 国民民主党両院議員総会で、一部議員が立憲民主党と合流について基本合意するとの決議を求めたが、過半数の賛同を得られず採決に至らなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース