第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は30日、米ハワイの北西沖で消息不明となっていた日本籍のヨット「COCO HAZ3」(8.5トン)をカウアイ島の西南西千キロ付近で発見したと発表した。船長ら米国人2人と、神戸市在住の炭山純さん(57)は無事だった。 1管によると、付近を通り掛かったコンテナ船がヨットを見つけ、3人を救助した。ホノルルに向かっている。 ヨットは11月25日に姫路港(兵庫県)を出港してハワイを目指したが、今月20日(現地時間)に「マストが折れた」と関係者に連絡があり、21日から消息を絶っていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
難病の潰瘍性大腸炎、臨床研究へ 患者の幹細胞で粘膜再生(共同通信)
東京医科歯科大のチーム(代表・渡辺守教授)は30日、大腸に炎症が起きる難病「潰瘍性大腸炎」の治療のため、患者自身の幹細胞を使って腸の粘膜を再生させる臨床研究を2019年度内に開始することを明らかにした。 潰瘍性大腸炎の患者数は国内に20万人以上とされ、国が指定する難病の中でも最も患者数が多い。チームの岡本隆一教授は「治療薬と併用して腸の修復を促すことで、再発を長期にわたり防ぎたい」と話している。 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が起き、下痢や腹痛、発熱などの症状が出る病気。免疫機能が過剰に働くことと関連しているとみられているが、詳しい原因は不明。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ネズミフグで「福迎え」 えとにちなみ展示 福岡・マリンワールド(西日本新聞)
福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」で、来年のえとにちなんだ特別展示が行われている。中国で「老鼠斑」と呼ばれるサラサハタなど3種の“ネズミ”が迎春ムードを演出中で、1月10日まで。 ひときわ注目を集めるのが、顔が似ていることからその名が付いたというネズミフグ。口元から前歯がのぞき、体をボールのように膨らませると、来館者から「かわいか~」と黄色い声が上がった。 実はこのネズミフグは新入りの魚。担当スタッフは「えとの始めの子(ね)年に、初心に帰ってお客さまを喜ばせたいと、ふく(福、フグ)を迎え入れました」。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
政界工作資金、中国企業元顧問の贈賄被告が差配 IR汚職(産経新聞)
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄容疑で逮捕された中国企業「500ドットコム」元顧問、紺野昌彦容疑者(48)に、同社の政界工作資金の差配が一任されていたことが30日、関係者への取材で分かった。紺野容疑者を含む贈賄側3人が、いずれも容疑を認めていることも判明。東京地検特捜部は3人の供述に基づき、資金の流れについて実態解明を進める。 【図でみる】北へ南へ暗躍した「IRブローカー」 容疑を認めているのは、紺野容疑者のほか、日本法人元役員の鄭希容疑者(37)、元顧問の仲里勝憲容疑者(47)。平成29年9月、IR担当の内閣府副大臣だった衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=に、IR事業で便宜を受けたいとの趣旨で、現金300万円を渡したなどとして逮捕された。 関係者によると、紺野容疑者が29年8~9月ごろ、「秋元容疑者へ渡す300万円が必要」などと政界工作資金を求め、鄭容疑者が中国広東省深●(=土へんに川)(しんせん)の本社へ「工作資金が必要」との趣旨が書かれたメールを送信していた。紺野容疑者は政財界へのロビー活動を行うコンサルタント契約を「500」社との間で締結。本社が準備した資金を紺野容疑者が差配していたという。 特捜部は鄭容疑者が本社に送信したメールのやり取りや、「500」社側に残っていた「秋元容疑者に300万円渡した」などとする電子データ上のメモを押収。秋元容疑者への資金提供を裏付ける証拠とみて調べている。 一方、秋元容疑者は「お金はもらっていない。紺野容疑者らとは、それほど何度も会ったという記憶もない」などと容疑を否認している。 同社は29年8月に那覇市でIRに関するシンポジウムを開き、日本国内でのIR参入を表明し、秋元容疑者が基調講演をした。翌9月28日の衆院解散日、紺野容疑者と仲里容疑者が衆院議員会館内の秋元容疑者の事務所を訪問し、現金300万円入りの紙袋を「陣中見舞い」名目で手渡したとされる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都はまだ?同性パートナーシップをめぐる自治体の動き(TOKYO MX)
TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。12月9日(月)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、manma代表で慶應義塾大学院生の新居日南恵さんが“同性パートナーシップ”について見解を述べました。 ◆同性パートナーシップが認められていない東京都 横浜市は、LGBTなど性的少数者や事実婚のカップルを人生のパートナーとして公的に認める「市パートナーシップ宣誓制度」を12月2日から開始。この制度を導入している自治体は全国でも30足らずで、国内最多の人口を誇る横浜市が導入することで他の自治体への波及が期待されます。 現在、都内で同性パートナーシップが認められているのは、全国に先駆け制度化した渋谷区と世田谷区をはじめ、中野区、江戸川区、府中市。都道府県単位では、茨城県が認めています。この状況に対し新居さんは「なぜ東京都で認めていないのか」と問題提起します。 東京都は、3つの“シティ”の実現に向けた政策を掲げています。それは、「セーフシティ」、「スマートシティ」、そして「ダイバーシティ」で、「誰もがいきいきと生活できる、活躍できる都市・東京を強く訴えている」と新居さん。 また、2018年10月には「LGBT差別禁止条例」が成立し、2020年の東京オリンピックを控え、今後いかに多様性を担保していくか大きな議論になっているそう。それだけに、「なぜ茨城県に遅れをとっているのか……」と新居さんは不思議でならない様子。 渋谷区の男女平等・ダイバーシティセンター「アイリス」の運営委員長でもあるMCの堀潤は、新居さんの主張に大きく頷きつつ、「全体的に旗振りが必要だと感じていた」と言います。 次に新居さんは、2019年5月にアジアで初めて同性婚を認めた台湾の現状を紹介。そのきっかけになったのは、台湾初の女性総統となった蔡英文さん。彼女が2020年1月に再び総統選に出馬するにあたって、いかに若いリベラル層を獲得するか、その施策のなかに同性婚があったそうです。 新居さんは「若い世代はこうしたLGBTなどの多様性について意識が高い」と指摘し、2020年には東京でも都知事選、オリンピックが開催されるだけに、「ダイバーシティ東京としてLGBTの問題を考える大きなきっかけになるんじゃないか」と期待します。 今年、東京都は多様なパートナーのエピソードを募集する企画「TOKYOふたり100 Stories」を実施しました。そこには素敵なエピソードが多数集まったそうですが、「セクシャリティの部分で課題があった」と新居さんは言います。 というのも、東京都として同性パートナーシップや同性婚、事実婚などの多様な結婚の形を認めることができていないため、都の施策がどうしても男女のパートナーに縛られてしまうから。これを改善するには、「まずは都が認めないと、市区町村も追随できない」と新居さんは言い、改めて「2020年、選挙、オリンピックのタイミングでちゃんと考えてほしい」と訴えていました。 「東洋経済オンライン」編集長の武政秀明さんも「多様性を包み込む社会に」と新居さんに賛同。「日本は個性を同質に染めてしまうところがある。それをいかに認めるかというところに世の中もう少し向かってもいいと思う」と話していました。 2人の話を聞き、堀は大きなジレンマを感じたそう。「違いを知るというのはだいぶわかってきたが、違いを知ったからこそ関わりたくない“多様性のジレンマ”。これをどう乗り越えるか……」と締めくくりました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Rakuten set to land former Dodgers right-hander JT Chargois
The Tohoku Rakuten Golden Eagles have reached a deal in principle to sign former Los Angeles Dodgers pitcher JT Chargois, sources said Monday. With 2019 NPB saves leader Yuki Matsui potentially moving back into the starting rotation, the Pacific League club envisions 29-year-old right-hander Chargois joining the bullpen. Chargois pitched […]
しらせから昭和基地にヘリ第1便 「久しぶりに新しい人間を見た」(共同通信)
【昭和基地=南極観測隊同行記者】第61次南極観測隊を乗せた観測船「しらせ」から昭和基地へ向かったヘリコプター第1便が30日午前8時20分(日本時間同日午後2時20分)すぎ、到着した。基地で待っていた第60次越冬隊の堤雅基隊長(52)が、第61次隊の青木茂隊長(53)としらせの竹内周作艦長(49)を出迎え、握手した。 約1年滞在している堤さんは「久しぶりに新しい人間を見た。ようこそ昭和へ」と歓迎。青木さんは「ようやくお迎えに上がることができた。20年ぶりに来たが、あんまり変わっていないなあ」と感慨を語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
トンネル工事で激しい対立 タイムリミットまで7年の「リニア中央新幹線」は本当に間に合うのか?(FNN.jpプライムオンライン)
時速500km 東京~名古屋が40分で移動可能に 日本を、もっと強くする。東海道新幹線開業から50年余り。JR東海が社運をかけて取り組んでいるのが「リニア中央新幹線」だ。新幹線のおよそ2倍の速度である時速500kmで東京、名古屋、大阪を結ぶ。2027年には東京~名古屋が40分で、2037年には東京~大阪が67分で移動できるよう開業を目指している。総工費は9兆円超。 【画像】リニア中央新幹線の座席はこうなる! 従来の鉄道は車輪とレールの摩擦により走行するが、高速だと車輪が空転して、安定した走行には限界があると指摘されていた。リニアでは「超電導磁石」を利用することで、車体をおよそ10cm浮上させ、この問題点を克服。「時速500kmの浮上走行」が実現可能になった。車体や仕組みの実験は山梨県にある実験線で1997年4月から開始。有人走行で既に時速603kmを記録している。国交省実用技術評価委員会が営業線に必要な技術開発の完了を確認していて、技術面では順調に進んでいる「リニア中央新幹線」。しかし、あるトンネル工事を巡って、静岡県とJR東海の激しい対立が続き、2027年開業に向けて暗雲が立ちこめ始めている。 難工事「南アルプストンネル」 激しい対立で静岡工区だけ着工できず JR東海は、まず“難工事”とされる箇所から工事に着手している。都市部の地下に建設中の品川、名古屋駅。そして、山梨、静岡、長野にまたがる南アルプスを貫く「南アルプストンネル」だ。現地を視察したことのある国土交通省の幹部は「天に挑むような工事だ。本当に実現できるのか」との印象を漏らしていた。このうち、長野工区、山梨工区は着工しているものの、静岡工区は未着工だ。 その原因は静岡県とJR東海の対立にある。静岡県の川勝知事は、静岡県を流れる大井川について、工事で地下水など、トンネル内に湧き出る水が県外に流出することで、大井川水系の流量が減ると懸念している。 一方、JR東海と静岡の間の経緯は以下の通り。 2017年10月 工事 着手に向けて利水者との基本協定について大筋で合意2017年10月 静岡・川勝知事が協定締結に反対2018年 8月 大井川利水関係協議会(利水者・8市2町・県で構成)を設立2018年10月 JR東海 トンネルの湧水を全量戻すことを表明 そもそも、静岡県としては、2017年の協定について「大筋で合意」との認識は持っていないという。 関係者によると、川勝知事が「トンネル湧水を全量戻すこと」を約束事として協定に入れるよう求めたところ、JR東海が応じず、知事のJRに対する不信感が募り、突然の反対表明に至ったとのこと。 その後、様々な質問、やり取りが繰り返される中、静岡県は、トンネル湧水の戻し方や、周辺の井戸が枯れた場合の補償内容など、地元住民や利水者が、「安心感を感じられる答え」を求めているが、JR東海の回答について静岡県の幹部は「答えのレベルになっていない」と怒りを隠さない。 業を煮やした、国土交通省は事務次官や鉄道局長が静岡県に出向き川勝知事と会談。国交省、JR東海、静岡県の3者による協議会を作り、仲裁しようと試みたが、川勝知事から環境省や農水省も協議に入れるべきだなどの意見が出され、年末になっても協議会の開催は決まっていない。静岡工区を早期に着工できないと、2027年に開業できない事態が現実味を帯びてくる。 次ページは:開業まであと7年 本当に間に合うのか? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
鳥取・水木ロード、迎春準備整う 妖怪影絵5点を試験点灯(共同通信)
妖怪のブロンズ像177体が並ぶ鳥取県境港市の観光スポット「水木しげるロード」で30日夕、正月向けの妖怪影絵5点を試験点灯し、迎春準備が整った。本点灯は元日から1月31日の夜間に楽しめる。市によると、昨年7月の改装を機に始まった夜間演出が好調で、今月29日に今年の訪問客が8年ぶりに300万人を突破した。 日没後のロードには通年投影の約30点に加え、羽織はかま姿の鬼太郎や、鏡餅の上にダイダイの代わりに鎮座する目玉おやじなど、ユーモラスに新春を祝う妖怪の姿が。帰省客らが「正月や」などと口にしながら、写真に収めていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
最終便のフェリーに乗った人は… 109年の歴史にピリオドを打った宇高航路(産経新聞)
高松港(高松市)と宇野港(岡山県玉野市)を結ぶ宇高航路で運航していたフェリーが休止となった。昭和63年の瀬戸大橋の開通以降、利用客の減少に歯止めがかからず運航会社が相次ぎ撤退。唯一、運航を続けていた四国急行フェリー(高松市)も「収支改善が見込めない」と休止を決めた。運航最終日の港には多くの人が集まり、長年にわたって物流と人の往来を支えたフェリーとの別れを惜しんだ。 【写真】高松港からの最終便に乗り込んだ乗客ら ■ドラの音で見送り 令和元年12月15日。午後7時15分ごろ、宇野港からの最終便が高松港に到着すると、ヘッドライトをつけた車両や乗客が続々と降りてきた。 すでにフェリー乗り場には、大勢の乗客が列をなしていた。この日は混雑が予想されたため、同社は予約は受け付けず当日券のみの販売とした。車両と乗客がフェリーに乗り込んでいく。デッキに集まった乗客は、港に向けて盛んにシャッターを切っていた。 同7時50分ごろ、同社営業部長の堀本隆文さんがドラを鳴らした。感謝の気持ちを込めた長い汽笛とともに、ゆっくりと岸を離れていくフェリー。港に集まった人たちは「ありがとう」とねぎらい、手を振って見送った。 手にした帽子を振って、遠ざかるフェリーを見つめた堀本さん。「歴史ある宇高航路は本日をもって運休となりました。瀬戸内海の船旅の思い出とともに、みなさんの心の中にずっと大事にしてもらえたら」と感極まった様子で語った。 ■「最後を見届けたい」 船内の席は、窓側から埋まった。足を伸ばしてくつろげるじゅうたん敷きのスペースも人気。乗客は思い思いに船旅を満喫した。 高松市の公務員、結城晴年さん(46)は転勤の多い仕事柄、本州から四国への帰省の際にフェリーをよく利用したという。「休止は残念だが、時代の流れに沿った形でしようがない」と受け止めた。 結城さんが通った中学校では、昭和30年の紫雲丸事故で修学旅行中の生徒が亡くなった。高松市沖で、国鉄宇高連絡船「紫雲丸」が別の船と衝突し、沈没。168人が犠牲となったこの事故を契機に、本州と四国を結ぶ橋の建設を求める機運が高まり、63年に瀬戸大橋が開通した。母校では修学旅行の前に、事故で亡くなった先輩に黙祷(もくとう)をささげるのが恒例だったといい「そんな縁もあり、フェリーの最後を見届けたかった」と語った。 ■売店スタッフも奮闘 船内の売店の前にある10席の「うどんコーナー」はこの日もすぐに満席になった。きつねうどんなどを手にした乗客が、入れ代わり立ち代わり席に着き、うどんをほおばった。 普段、この便ではうどんの販売はしていない。休止の方針を公表して以降、同社に「最後にうどんを食べたい」という要望が寄せられたため、特別に販売。売店スタッフの女性は「せっかく乗ってもらったからには、名物のうどんを味わってほしいので」と話した。最終日は計10便で千食以上を用意したという。 「ごちそうさま」と食べ終わった後のどんぶりを売店に返す客。注文に対応し、うどんを盛りつけるスタッフの後ろでは、別のスタッフが大量のどんぶりを手際よく洗っていた。 ■109年の歴史に幕 風が吹き付けるデッキに上がると、船旅の終わりを告げるように街の明かりが近づいてきた。フェリーは午後8時40分ごろ、宇野港に接岸。フェリーの現在地を示すモニターに写る船の絵も、動きを止めた。 車両と乗客が降りると、港に集まった人たちは長年にわたって人々の生活を支えたフェリーに拍手を送った。しばらくすると操舵室の明かりが消えた。国の「宇高連絡船」として明治43(1910)年に始まった宇高航路は、109年の歴史にピリオドを打った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース