将棋の藤井聡太七段(17)の史上最年少でのタイトル挑戦がかかる対局が19日、東京都渋谷区で始まった。相手はトップ棋士の広瀬章人竜王(32)。勝者が、渡辺明王将(35)への挑戦権を獲得する。 第69期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦の最終戦。先手番の藤井七段は得意とする角換わりではなく、公式戦では経験が少ない矢倉を採用した。持ち時間は各4時間で、夜までに決着する見込み。 王将戦のリーグ戦は予選を勝ち抜いた3人とシードの4人の計7人による総当たりで行われる。藤井七段は豊島将之名人(29)に敗れたものの、羽生善治九段(49)らに勝ち、広瀬竜王と共にトップの4勝1敗でこの日を迎えた。勝った方がリーグ優勝となる。藤井七段は公式戦7連勝中だ。 タイトル戦挑戦の最年少記録は、屋敷伸之九段(47)が1989年に作った17歳10カ月。王将戦七番勝負は来年1月に始まるため、藤井が挑戦者になれば17歳5カ月の新記録を樹立する。来春までに始まる他のタイトル戦では既に挑戦権争いから脱落しており、今回が記録更新のラストチャンスとなる見込み。(村瀬信也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トヨタ社員がパワハラ自殺 労災認定、遺族が賠償請求へ
トヨタ自動車の男性社員(当時28)が休職から職場復帰した後の2017年に自殺したのは、上司のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だったとして、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が9月11日付で労災認定していたことがわかった。遺族側は同社に損害賠償を求める方針という。 遺族側代理人の立野嘉英(たちのよしひで)弁護士によると、職場復帰後に通院しなかったり、自己申告しなかったりすると「治った」と判断され、その後の精神疾患や自殺とハラスメント行為との因果関係が否定されることが多いという。「今回の認定は実態を踏まえた適正な労災認定で、意義が大きい」としている。 立野弁護士によると、男性は東京大大学院を修了して、15年4月に入社。1年間の研修期間を経て、16年3月に同市の本社に配属された。上司から翌月以降、繰り返し「バカ、アホ」「こんな説明ができないなら死んだ方がいい」などと言われたほか、個室に呼び出されて「録音してないだろうな。携帯電話を出せ」などと詰め寄られたこともあったという。 男性は16年6月ごろ精神疾患を発症し、同7月から3カ月間休職。復帰後は別のグループの所属になったものの、斜め向かいがこの上司の席だった。男性は翌年7月、「死んで楽になりたい」「もう精神あかんわ」などと周囲に漏らすようになり、同10月、社員寮の自室で自殺した。 トヨタ側は当初、遺族に対し「死亡は上司の言動によるものとまでは認められず、会社として責任を負うものではない」と説明。だが、遺族の労災申請を受けた豊田労基署は、男性が休職前に適応障害を発症し、職場復帰後も治癒していなかったとして労災認定したという。 遺族は立野弁護士を通じ「息子はたくさんの希望をもってトヨタに入社した。それが上司からの苛烈(かれつ)な暴言で歯車が狂い、帰らぬ人になりました」「(会社の)パワハラを放置するような対応がさらに息子を苦しめたのではないか。今回の認定を契機に、パワハラ被害が生じないよう、職場環境の改善に努めていただくことを切に希望します」とコメントした。(遠藤隆史) トヨタ自動車広報は、元従業員が労災認定されたことは事実と認めた上で「労働基準監督署の決定を真摯(しんし)に受け止め、労働災害の防止と社員の健康管理に努めていきたい」とのコメントを出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沢尻エリカ容疑者「私も危ないのではと注意していた」
合成麻薬MDMAを所持したとする麻薬取締法違反容疑で緊急逮捕された俳優の沢尻エリカ容疑者(33)=東京都目黒区=が、警視庁の調べに「有名人が薬物事件で逮捕されるたび、私も危ないのではと注意していた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。MDMAは自宅のアクセサリーケースの中敷きの下に保管されていたことから、警視庁は発覚を警戒していたとみている。 捜査関係者によると、警視庁は16日朝、東京・渋谷のクラブから帰宅した沢尻容疑者に職務質問し、本人立ち会いのもと、母親と2人暮らしの自宅を捜索した。その最中、沢尻容疑者が「ここにある」と自ら申告。自室の棚の上に置かれた手のひらサイズのアクセサリーケースの中から、カプセルに入ったMDMAの粉末0・09グラムが見つかった。沢尻容疑者は調べに、コカインや大麻などの使用も認め、「10年以上前に始めた」と説明しているという。 著名人の薬物事件は後を絶たず、最近ではミュージシャンの男性がコカインの使用、アイドルグループ元メンバーの男性が大麻所持の罪でそれぞれ有罪判決を受けている。今月6日には、元タレントの田代まさし(本名・田代政)容疑者が覚醒剤所持容疑で逮捕された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
柏崎刈羽原発の廃炉明確化を要請 1基以上、地元市長(共同通信)
新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は19日、東京電力の小早川智明社長と市内で面会し、柏崎刈羽原発1~7号機のうち、1基以上の廃炉を明確に示すよう求めた。 桜井氏は、東電が8月にまとめた「6、7号機の再稼働後、5年以内に1基以上の廃炉も想定する」とする文書について「廃炉という言葉を使い、方向性を示したことは、御社が回答し得る『でき得る限り』だと評価する」と表明した。 一方、「(原発)集中立地リスクの軽減を図るため、1~7号機全ての稼働は認めない」として1基以上の廃炉の明確化を要請。市が導入を目指す、使用済み核燃料に対する新たな課税制度への理解なども求めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沢尻エリカ容疑者、違法薬物を「長年使っていた」 芸能人のメンタルヘルスを脅かす不安と孤独(AbemaTIMES)
俳優の沢尻エリカ容疑者(33)が16日、東京・目黒区の自宅マンションで合成麻薬「MDMA」約0.09グラムを所持していた疑いで逮捕された。 【映像】沢尻容疑者「長年使っていた」 捜査関係者によると、沢尻容疑者は違法薬物を「長年にわたって使っていた」という趣旨の供述をしていることがわかった。また、警視庁への取材で沢尻容疑者が「これまで大麻、MDMA、LSD、コカインを使用していた」と話していることがわかり、警視庁は日常的に違法薬物を使っていた可能性があるとみて調べを進めている。 MDMAは別名「エクスタシー」と呼ばれる、覚醒剤に似た化学構造を持つ合成麻薬。多幸感や高揚感、一体感などが強まり、男女関係やパーティーなどで悪用されることが多い。一方で、精神の錯乱や内臓の機能障害、不安・不眠、異常な高熱や低ナトリウム血症など死に至るケースもあるという。 MDMAは通常錠剤だが、沢尻容疑者の自宅からは粉末状でカプセルに入った状態で見つかったという。臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は「MDMAは“セックスドラッグ”や“クラブドラッグ”といわれ、サプリメント的に手軽に使われている部分がある。違法薬物の依存症の方に話を聞くと、錠剤1つで大体4000~5000円と高額だが、沢尻容疑者のように粉末状というのは手慣れた方法。MDMAは海外のあまり衛生状態がよくないところで製造されている場合もあって、錠剤にはコアな薬効成分と多数の混ぜもの(不純物)が入っていることが多く、純度が高いものを求める人は粉末のパターンがある」と指摘する。 また、MDMAの危険性について「『意欲』や『感情コントロール』、『幸福感』の元になるセロトニンやアドレナリン、ドーパミンといった脳内の神経伝達物質を意図的にコントロールする行為なので、数時間で薬の効果が切れると逆に落ち込んだり不安が強まったりすることが多い。未来の自分の幸せ感や元気を前借りしているようなもの」と説明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
川崎の通り魔、女性殺害認める 39歳男、横浜地裁で初公判(共同通信)
川崎市宮前区のトンネルで2006年9月、帰宅途中の黒沼由理さん=当時(27)=が刺殺された通り魔事件で、殺人罪に問われた無職鈴木洋一被告(39)は19日、横浜地裁(景山太郎裁判長)での裁判員裁判初公判で「殺意を持って胸を突き刺した」と述べ、起訴内容を大筋で認めた。 冒頭陳述で検察側は「ストレス発散のため、女性の死ぬ間際の苦しむ表情を見たいという理由で襲った」と指摘。女性を物色している時に黒沼さんが通り掛かったと説明し、「残虐極まりない無差別殺人で、計画的で強固な殺意に基づく犯行」と強調した。 弁護側は「最初に腹部を刺した時は殺意はなかった」と主張した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
暖かな朝 きのうの朝より5度以上高い所が多い(tenki.jp)
きょう19日は、朝の最低気温は北海道から近畿にかけてきのうよりも5度以上高くなった所が多くなりました。都心も今朝は10月下旬並みの気温に。ただ、夕方以降はグッと冷えてきそうです。 各地で暖かな朝に きょう19日は、きのう18日に低気圧や前線に向かって吹いた暖かい南風が残ったため、暖かな朝となった所が多くなりました。朝9時までの最低気温は、北海道から近畿にかけて、きのうの朝よりも5度以上も高くなった所が多くなっています。札幌ではきのうの朝は氷点下でしたが、今朝は3.2度と6度くらい高くなっています。また都心でもきのうは10度を下回りましたが、今朝は13.0度と10月下旬並みでした。また北海道や東北ではきのうの朝よりも10度以上も高くなった所もありました。 夕方以降はグッと冷える きょうは冬型の気圧配置になり、全国的に西よりや北よりの風が強まる見込みです。都心では日中は20度くらいまで上がりますが、日が傾き始める夕方以降はグッと気温が下がり、冷えてくるでしょう。あす20日の朝は今朝よりもさらに低く、札幌では再び氷点下、東北から九州も10度を下回る所が多くなりそうです。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
無免許だった…高速道路で渋滞の列に車で突っ込んだ40歳男逮捕 5台絡む玉突き事故 12人重軽傷(東海テレビ)
18日、愛知県一宮市の東海北陸道で男女12人が重軽傷を負った玉突き事故で、警察は最初に追突した乗用車を運転していた40歳の男を無免許過失運転致傷の疑いで逮捕しました。 東海北陸道上り一宮JCT付近では18日午後5時半前、渋滞の車の列に乗用車が追突したのをきっかけに、あわせて5台が絡む玉突き事故となり、男女12人が重軽傷を負いました。 その後の捜査で、最初に追突した乗用車の運転手が無免許だったことがわかり、警察は自称・名古屋市西区の人材派遣業・島原剛容疑者(40)を無免許過失運転致傷の疑いで逮捕しました。 調べに対し、島原容疑者は容疑を認めていて、過去に免許を持っていた趣旨の供述をしているということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
トヨタ社員が自殺…上司「死んだ方がいい」日常的パワハラで適応障害発症が原因と労災認定(東海テレビ)
トヨタ自動車の男性社員が2017年に自殺したのは上司のパワハラを受け適応障害を発症したのが原因として、豊田労働基準監督署が労災認定していたことがわかりました。 遺族側の代理人によりますと、男性社員はトヨタに入社した2年目の2016年上司から「こんな説明ができないなら死んだ方がいい」などと言われるなど日常的にパワハラを受けたということです。 その後、男性社員は適応障害を発症して休職。部署を異動し職場に復帰しましたが、同じ上司とすぐ近くの席になりました。 男性社員は2017年に社員寮で自殺し、豊田労基署は労災認定しました。 トヨタは「労基署の決定を真摯に受け止め社員の健康管理に一層努めていきたい」とコメントしています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
妊娠したら上司が「謝れ」 流産したら「バチ当たった」
妊娠や出産を理由として職場で不当な扱いや嫌がらせを受ける「マタニティーハラスメント(マタハラ)」をめぐり、市民団体が寄せられた相談の分析結果を発表した。マタハラは、男女雇用機会均等法などが企業に防止措置を義務づけているが、後を絶たないという。 NPO法人「マタニティハラスメント対策ネットワーク(マタハラNet)」が15日に発表した。相談や体験談は、団体を設立した2014年7月から今年10月までの約5年間の総計が530件にのぼり、今年だけでも74件あったという。 「不利益取り扱い」54% マタハラ問題に詳しい埼玉学園大学大学院の杉浦浩美准教授に17年12月までの相談238件の分析を依頼。その結果、被害の内容は、解雇や雇い止めといった「不利益取り扱い」が全体の54%を占め、次に「心理的ハラスメント」が37%で多かった。また、被害を受けた時期については、妊娠中が6割を超えたが、復帰後(16%)や産休・育休中(13%)もあった。 相談機関機能せず さらに杉浦准教授は、まず他の機関に相談しても解決されずに、マタハラNetに相談を寄せる事例が多いことに注目。「公的、所属組織内の相談機関がともに機能していない。支援体制のあり方が大きな課題だ」と指摘している。 マタハラNetの宮下浩子代表… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル