首都圏1都3県と政令指定都市の首長でつくる9都県市首脳会議は15日、東日本大震災と原発事故に見舞われた福島県の継続的な支援を政府に要望した。約4万人が今なお全国で避難生活を送るなど課題が山積しているとして、2020年度末で終わる震災の復興・創生期間後も十分な財源や人材の確保に取り組むよう求めた。 9首長を代表して横浜市の林文子市長が田中和徳復興相(衆院神奈川10区)や菅義偉官房長官(同2区)らを訪ね、要望書を手渡した。田中氏は「政府としてしっかり取り組む」と応じた。 林市長は「電力や農産物など、福島県によって9都県市は生活が豊かになっている。一日も早く県民の皆さんが安らかに過ごせるよう支援していく」と強調。同席した福島県の内堀雅雄知事は「風化が進む中、9都県市の支援は大きな力になる」と謝意を示した。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「全会一致で成立を」 差別禁止条例案提出向け川崎市長(カナロコ by 神奈川新聞)
川崎市の福田紀彦市長は15日の定例会見で、25日開会の市議会第5回定例会に提出する「市差別のない人権尊重のまちづくり条例案」について、「全会一致での成立を目指したい」と強調した。「全ての市民が不当な差別を受けることなく、個人として尊重され、暮らすことができる街づくりを推進していく」とも述べ、改めて成立に強い意欲を示した。 定例会見での一問一答は次の通り。 -議会ではどのような議論を期待するか。 「人権全般にわたって不当な差別を根絶する大切な条例。市民の関心も高い。提案する側としてしっかりと丁寧に説明していきたい。懸念は審議を通じて解消していきたい」 -表現の自由について懸念する意見もあった。 「表現の自由は最も大切なことの一つ。ただ、表現が何でも許されるということではなく、人権を著しく侵害することはあってはならない。確信的に3度も繰り返す行為が対象。しっかりと表現の自由に配慮した形になっている」 -全会一致での成立の考えに変わりはないか。 「全会一致で、市民の総意という形で成立を目指していく。市の考えを丁寧に説明していく」 -全国で初めて、ヘイトスピーチに対して刑事罰を科す条例。最終的に罰則を科すことを決断した一番の思いは。 「ヘイトスピーチ解消法の立法事実になった事案が発生したのが川崎市だったということもある。差別解消法にあるように地域の実情に応じた対策を打つ必要がある。実効性をしっかりと担保する上で、刑事罰を導入することにした」 -ヘイトスピーチに苦しんでいた人の声も届いていたと思う。その声が条文にはどのように反映されているか。 「国籍や人種、障害など全てのことに対して不当な差別がない街にしたい。いろいろな方の思いがある。その思いを条文に乗せた」 -庁内での議論で、差別を許さないという思いは強まっていったか。 「川崎市は多様性のある街で、そのことを誇りに発展してきた。法律や条例は本来ならなくてもいいものだ。しかし、そうした(差別の)実態がある中で、地域の実情に合わせて条例案を作った。庁内でも差別をなくしていこうという思いは強まったのではないかと思う」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
児童手当の使い道「3割が大人の遊興費」はミス 国修正
厚生労働省は、児童手当の使い道に関する調査結果に誤りがあったと発表した。年収1千万円以上の世帯の32・0%が「大人のおこづかいや遊興費」に児童手当を使っているとしていたが、正しくは0・9%だった。財務省は10月の財政制度等審議会の分科会で、この誤ったデータをもとに、高収入の世帯への支給額を見直すべきだと提案していた。 誤りがあったのは、2013年に公表した「児童手当の使途等に係る調査報告書」。世帯収入別の児童手当の使い道をまとめた表で、本来は年収1千万円以上の世帯の32・0%が「子どもの将来のための貯蓄・保険料」に使っていると記載するべきなのに、誤って「大人のおこづかいや遊興費」に使っているとした。 13日に外部からの指摘で発覚し、厚労、財務両省は調査結果を修正した。(浜田知宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
泉佐野市長「総務相の判断は感情的」 ふるさと納税訴訟
ふるさと納税制度の対象自治体から外されたのは違法で無効だとして、大阪府泉佐野市が総務相を相手取って除外取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、大阪高裁(佐村浩之裁判長)であった。同市の千代松大耕(ちよまつひろやす)市長が「総務相の判断は非論理的で感情的」と意見陳述し、国側は請求棄却を求めた。次回は12月11日。 総務省は今年6月、返礼率などを定めた過去の通知に従わなかったことなどを理由に、同市を対象自治体から除外した。千代松市長はこの日の意見陳述で、通知に法的拘束力はなかったとし、「(除外の)判断には法的正当性がない」と主張。国の助言に従わないことを理由とした自治体への不利益な取り扱いを禁じる地方自治法に反し、「権力の乱用が公然となされようとしている」と訴えた。 国側は答弁書で、同市が高額な返礼品や金券類を提供するなどして多額の寄付金を集めたことを「制度の根幹を揺るがしかねない」と反論。適正な寄付金募集をしてきた他の自治体と同列に扱えば自治体や国民の理解が得られないことに加え、過去の実績を判断の基準とすることは許容されているなどとして、除外の判断は適法だったとした。 国は今年6月、「返礼品は寄付の3割以下の地場産品に限る」とした昨年4月の通知の内容を義務化し、対象自治体を事前審査する仕組みにした。同省は、通知後も高い返礼率で多額の寄付を集めた泉佐野市を新制度の対象から除外。9月に国地方係争処理委員会から見直し勧告を受けたが、除外の判断を維持した。 泉佐野市が昨年度集めた寄付額… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
木村王位2勝目、終局は午前1時21分 将棋A級順位戦
豊島(とよしま)将之名人(29)への挑戦権をトップ棋士10人が争う第78期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の5回戦のうち、稲葉陽(あきら)八段(31)―木村一基(かずき)王位(46)戦が11月15日、大阪市福島区の関西将棋会館で指され、後手番の木村王位が200手で勝ち、今期A級での成績を2勝3敗とした。敗れた稲葉八段も2勝3敗となった。終局は、翌16日午前1時21分だった。(佐藤圭司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長手数といえば木村一基王位 200手で熱戦制す 終局深夜で記録係に「明日、奨励会?」と気遣い/将棋・順位戦A級(AbemaTIMES)
将棋の順位戦A級5回戦が11月15日に行われ、木村一基王位(46)が稲葉陽八段(31)を200手の長手数で下した。対局の終了時間は、翌16日の午前1時21分だった。 【中継映像】木村一基王位 対 稲葉陽八段 今期、ここまで1勝3敗と、A級残留に向けてこれ以上は負けられない木村王位は、終盤では劣勢だったものの、そこから混戦に持ち込んだ。最終盤は、優勢・劣勢が大きく揺れ動く将棋となったが、最後は死力を尽くして、粘る稲葉八段を振り切った。 これで木村王位は2勝3敗で、五分の星まであと1つに。敗れた稲葉八段も、2勝3敗となった。 対局直後、木村王位は記録係に「明日、奨励会か何か?」と問うと、少しでも早く帰れるようにと、稲葉八段と2人で別室に移動する気遣いを見せた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
商業ビル内の通路を自転車暴走、ツイッターに動画 大阪
【動画】ツイッター上に投稿された大阪・難波の商業ビル内を暴走する自転車の集団 人々が行き交う大阪・難波の商業ビル内を、複数の自転車が走り抜ける動画が短文投稿サイト「ツイッター」に投稿され、「人にぶつかれば大けがする」「危険だ」などとインターネット上で批判が広がっている。大阪府警も動画について把握しており、事実関係を確認する方針だ。 暴走があったのは、12日午後11時ごろ、大阪市中央区の南海電鉄難波駅に直結する商業ビル「なんばCITY」1階の歩行者用通路とみられる。 施設を所有する南海電鉄が同時刻、約2分間にわたって、前輪を上げながら走行する複数の自転車が防犯カメラの映像に映っているのを確認した。15日に府警に相談したという。同日午後現在、このツイッターのアカウントは見られなくなっている。 同社の広報担当者は「非常に危… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
囲碁棋士の小川誠子さん死去 女流本因坊など
小川誠子さん(おがわ・ともこ=囲碁棋士六段)が15日、病気で死去した。68歳だった。日本棋院によると、通夜、葬儀の日程は未定。 66年に木谷実九段に入門し、70年にプロ入り。女流本因坊、女流鶴聖などのタイトルを獲得して第一線で活躍する一方、長年にわたりNHK杯テレビ囲碁トーナメントの解説者の聞き手を務めた。夫は俳優の山本圭さん。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
20代女性刺されて死亡、男が逃走中 新潟駅近くのビル
15日午後9時ごろ、新潟市中央区東大通1丁目で、「女性が刺された」と110番通報があった。新潟県警や市消防局によると、20代女性が刃物のようなもので刺され、市内の病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。刺したとみられる男が逃走中という。 現場はJR新潟駅万代口から徒歩数分の繁華街にある商業ビルとみられる。このビルの4階で営業する飲食店主の男性は朝日新聞の取材に、「救急車の近づく音で何かが起きたと知った」と話した。ビルに入居する飲食店の女性従業員が刺された、という情報もあるという。 事件後、現場付近には複数のパトカーが集まり、県警の規制線も張られ、騒然とした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ローマ法王、ミサに袴田さん招待 訪日中短時間接触、言葉交わすか(共同通信)
【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)の報道官は15日、今月下旬に訪日する法王フランシスコが25日に執り行う東京ドームでのミサに、静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌さん(83)=再審請求中=が招待されていると記者会見で明らかにした。面会の予定はないが、言葉を交わすなど短時間接触する可能性がある。 法王をトップとするローマ・カトリック教会は昨年、死刑を一切認めないとする立場を打ち出しており、25日の安倍晋三首相との会談で日本政府に死刑制度廃止を働き掛けるかどうかが注目されている。袴田さんは東京拘置所で1984年にキリスト教の洗礼を受けた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース