老犬の世話をする会社を営む父親の遺体を、高松市の会社兼自宅の敷地で焼いて捨てたとして、香川県警は14日、次男で同社役員の林田崇容疑者(29)=同市香南町西庄=を死体損壊と死体遺棄の容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「仕事上で意見の食い違いがあった」と話しているといい、県警は殺人容疑も視野に捜査する方針。 県警によると、林田容疑者は10月30日から11月13日の間、会社兼自宅の敷地内で父昭さん(70)の遺体を焼き、遺棄した疑いがある。遺体は見つかっていないが、敷地内の焼却炉から大量の灰が見つかったといい、関連を調べている。 昭さんは老犬の預かりサービスのほか、香川県内の大型商業施設でペットホテルなどを経営。県警は11月1日、知人から捜索願が出されたのを受け、林田容疑者からも事情を聴いていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福井で発見の鳥類化石は新種 始祖鳥に次ぐ原始的な鳥類
福井県勝山市の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層で見つかった化石が、新属新種の鳥類だと分かった。鳥類の系統の中で、最古の鳥とされる始祖鳥(ジュラ紀後期)に次いで古いグループとみられる。福井県立大などが15日付の科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに論文を発表する。 同大恐竜学研究所の今井拓哉助教や東(あずま)洋一特任教授らの研究チームは、2013年8月に同市北谷町の河川性堆積(たいせき)物の地層で見つかった鳥類の化石45点を調べた。尾端骨や上腕骨などに他の鳥類には見られない固有の特徴があったため、新属新種と判断した。「原始的な福井の翼」を意味する「フクイプテリクス・プリマ」と学名を付けた。 翼を広げた大きさは約50センチと推定され、骨組織の研究から1歳未満の若い個体とみられる。他の鳥類の化石も検討した結果、始祖鳥に次いで古く、白亜紀前期としては最も原始的なグループだと分かった。川だった場所から見つかっており、鳥類がすでに森以外の幅広い環境に適応できていたとみられる。 研究チームによると、鳥類はジュラ紀後期(約1億5千万年前)に始祖鳥が出現した後に多様化し、白亜紀前期のものは60以上が知られている。その9割以上の化石が中国東北部で発見されており、地球全体の鳥類進化の理解は進んでいない。今回の研究で、中国東北部以外にも非常に原始的な鳥類が存在していたことが分かった。今井助教は「鳥類の進化を解き明かす上で極めて重要な発見だ」と話している。(平野尚紀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇居で即位の中核行事「大嘗宮の儀」 510人が参列
天皇陛下の即位に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中核儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日午後6時半過ぎから、皇居・東御苑に建てられた祭場「大嘗宮」で執り行われた。即位に伴う一連の行事のクライマックスと言える行事で、前半の「悠紀殿(ゆきでん)供饌(きょうせん)の儀」には安倍晋三首相ら三権の長や各地の知事ら510人が参列した。 新たに即位した天皇が、皇祖神とされる天照大神と全ての神々に新穀を供え、自らも食して国家の安寧と五穀豊穣(ほうじょう)を祈る一世一代の儀式だ。大嘗宮は大小30余りの建物からなる祭場で、天皇陛下は東の神殿「悠紀殿」で「悠紀殿供饌の儀」を、西の神殿「主基殿(すきでん)」で「主基殿供饌の儀」を行う。両儀式は同じ内容だ。 午後6時半すぎ、大嘗宮北側の廻立殿(かいりゅうでん)を出発した天皇陛下の行列が、悠紀殿に到着した。薄明かりの中をゆっくりと進む陛下は、最も清浄で神聖とされる白絹の「祭服(さいふく)」姿だった。悠紀殿内部の陛下の様子は外からは見えないが、天皇陛下が神々に新穀などを供えて拝礼。五穀豊穣や国家安寧を祈る内容の御告文を読み上げ、自らもお供え物を食す。後半の「主基殿供饌の儀」は15日午前0時半過ぎに始まった。 宮内庁によると、今回の儀式にかかる費用は総額で約24億4千万円にのぼる見通し。政府は、宗教儀式としての性格があるため国の儀式としなかった一方で、「皇位が世襲であることに伴う極めて重要な皇位継承儀式」であり、憲法で皇位の世襲制をとる以上、国が「挙行を可能にする手立てを講ずることは当然」として公費支出に踏み切った平成の方針を踏襲した。 だが、公費支出をめぐっては、今も「憲法の政教分離原則に反する」との批判が根強くある。皇嗣の秋篠宮さまは、昨年の記者会見で「公費を支出するべきでない」との考えを表明。以前から宮内庁長官に伝えてきたことも明かしたが、宮内庁を含む政府内でこの方針について改めて議論された形跡はなかった。 一方で宮内庁は経費節減のため、大嘗宮の建設にあたっては、屋根を萱葺(かやぶ)きから板葺(ぶ)きに変更したり、一部の建物を組み立て式にしたりするなど一部の仕様や工法を変更。大嘗宮の儀に招く人数の規模を前回の1千人から約670人に縮小した。大嘗宮は21日~12月8日に一般公開され、その後取り壊される。(中田絢子、長谷文) 【悠紀殿(ゆきでん)供饌(きょうせん)の儀の主な内容】 (『平成大禮要話』などによる) ・神饌(しんせん)(お供え物)を調理する膳屋(かしわや)で、采女(うねめ)と呼ばれる女性らが臼と杵(きね)で、稲をつく所作をする「稲舂(いなつき)の儀」を行う ・東日本各地から届いた農林水産物が神々に示す供え物「庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)」として並べられる ・楽師が古くから大嘗祭(だいじょうさい)で歌われてきた「国栖(くず)の古風(いにしえぶり)」、今回「悠紀地方」とされた栃木にちなんだ「風俗歌(ふぞくうた)」を歌う ・皇后雅子さまが帳殿(ちょうでん)で拝礼する ・膳屋から神饌を持った采女らの行列が悠紀殿に着く ・天皇陛下が悠紀殿の奥の間、内陣(ないじん)に進み、采女と呼ばれる女性らも悠紀殿内に入る ・内陣で天皇陛下が、新穀の米やアワのご飯、海産物や干し柿などを、竹製の箸を使い、カシワの葉の器に乗せて神々に供える。この所作に約1時間20分はかかるとされる ・天皇陛下が拝礼し、五穀豊穣(ほうじょう)や国家安寧を祈る御告文(おつげぶみ)を読み上げる ・天皇陛下が米とアワのご飯、これら新穀を用いた酒を口にする ・天皇陛下が悠紀殿を退出する Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
インドネシアでM7.1の地震 日本では津波被害の心配なし(ウェザーニュース)
日本時間の11月15日(金)1時18分頃、インドネシア付近で規模の大きな地震がありました。詳しい震源の位置はモルッカ海で、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されます。(2時25分に地震の規模がM7.4からM7.1へ修正されました。) 震源の近傍で津波発生の可能性があります。日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。 ※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。 太平洋沿岸では若干の海面変動の可能性 海中作業は控えて 気象庁は1時46分に、津波予報(若干の海面変動)を発表しました。若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。 若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。 宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新種の原始鳥類と確認、福井 6年前発見の化石(共同通信)
福井県立大恐竜学研究所は14日、勝山市にある約1億2千万年前(白亜紀前期)の地層で2013年にほぼ全身の骨格化石が見つかった原始的な鳥類が、新属新種と確認され、「フクイプテリクス・プリマ(原始的な福井の翼)」と命名したと発表した。 国内で化石が見つかり、学名が付けられた鳥類では最も古いという。当時の鳥類の生態や進化の過程を解明する手掛かりになると期待される。 同研究所によると、化石は岩石の中に入っている状態。ほとんどの骨が数センチと小さく、取り出すのが困難なため、CTスキャンを使って3D画像化し、首や腕の骨など計45点を確認した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔東北道〕岩手県内で火災 一部通行止め続く(15日2時半現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO東日本などによると、岩手県の東北自動車道で火災が発生し、15日00:50から、上り線(東京方面)の花巻南IC→北上江釣子IC間で通行止めとなっています。なお、同区間の下り線(青森方面)の通行止めは、02:20に解除されました。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
横田めぐみさん拉致から42年 親友の眞保恵美子さんのあまりに長い歳月 「部活を休まなければ運命変わっていたかも…」(産経新聞)
横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=が北朝鮮に拉致されて15日で42年となった。小中学校の親友、眞保(しんぼ)恵美子さんは事件当日の自身の行動が、めぐみさんの運命を変えてしまったのではないかという「罪悪感」を抱きながら救出活動に取り組んできた。産経新聞の取材に「13歳で止まってしまっためぐみさんとの時間を取り戻したい」と胸中を明かした。 新潟市立新潟小の6年だった昭和51年9月、転入初日のめぐみさんから「合唱部に入りたいので、よろしくね」と声をかけられた。 「透き通った声で歌ったり、同級生にせがまれて卒業文集の寄せ書きに『ベルサイユのばら』の登場人物を描いてくれたり。明るく元気な女の子でした」 翌年、中学に進学した2人はバドミントン部に入部、めぐみさんの近所に住む同級生と3人で帰宅することも多かった。 事件当日、眞保さんは体育の授業で突き指をして部活を休むことになった。それを聞いたもう1人の同級生も休むことになった。めぐみさんは、眞保さんたちと同じ下校路を1人で帰宅中、事件に遭う。 「私が練習に出ていれば、めぐみさんが1人で帰宅することはなかったのではないか。突き指をして部活を休まなければ、めぐみさんの運命は変わっていたのだろうか」 眞保さんは何度もそのことを思っては「罪悪感を感じないではいられなかった」と振り返る。 拉致の翌日、朝礼で担任から「横田めぐみさんが昨夜、家に戻っていません」と伝えられた。わっと泣き出す女子生徒もいたが、眞保さんは泣けない。あまりにも身近な人に起きた重大事は現実感がなく涙も流れないのだと知った。 政府に救出を求める署名活動では街頭の呼びかけを無視されることもあったが、苦ではなかった。いまも会社勤めをしながら集会を手伝う。眞保さんはそうした活動を「闘い」とは思わない。止まってしまった親友との時間を取り返し埋め戻す営みなのだ。 「人生の後悔は忘れていくのに、時間が止まった親友に対する後悔は一生消えない。めぐみさんが帰ってくるか自分がこの世を去る日まで、終わりません」 42年-。拉致さえなければ平凡に流れた歳月だった。北朝鮮の国家犯罪で友情の続きを断ち切られ、帰国を待ち続ける親友にとって、それはあまりに長い。(加藤達也) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自宅で父親の遺体焼却疑い、高松 ペット会社役員の男(共同通信)
香川県警は14日、父親(70)の遺体を自宅で焼いて遺棄したとして、死体損壊と死体遺棄の疑いで、高松市香南町、ペット関連会社役員林田崇容疑者(29)を逮捕した。 逮捕容疑は10月30日から今月13日までの間、自宅敷地で父昭さんの遺体を焼却し、遺棄した疑い。 捜査1課によると、昭さんの所在が分からないとの連絡を受けて捜査していた。容疑を認めているという。 民間信用調査会社などによると、林田容疑者が役員を務めていた会社は昭さんが社長を務め、犬の販売やトリミング、繁殖事業を展開。高松市など複数のショッピングモール内に店舗を構えていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪・ミナミを逆走しひき逃げ 2人軽傷 容疑で男を逮捕(産経新聞)
大阪の繁華街・ミナミで車で女性2人をはねて、そのまま逃げたとして、大阪府警南署は14日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪市生野区巽中の自営業、佐々木伸行容疑者(33)を逮捕した。「事故を起こしたと思っていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は13日午前1時55分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町の市道で、乗用車を運転中、歩いていた20代と70代の女性2人をはねて軽傷を負わせ、そのまま逃げたとしている。現場は飲食店などが入るビルが立ち並ぶ繁華街の中心部で、車は一方通行を逆走しながら2人をはねた。 同署によると、事件直後、佐々木容疑者は同市生野区で、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された。乗っていた車がひき逃げの目撃情報と一致したため関与が浮上したという。同署は飲酒運転でひき逃げした可能性があるとみて調べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
消防・警察・自衛隊、テロ現場で解毒剤の注射可能に
化学テロが起きる事態に備え、厚生労働省は14日、テロ現場で消防隊員らが傷病者に自動注射器で解毒剤を注射できるようにすることを決めた。医師でなくても注射が打てる条件や手順、研修方法について、同省の検討会が報告書をまとめた。2020年東京五輪・パラリンピックに備え、年明け以降、消防隊員らに対して研修する。 解毒剤の注射は医療行為にあたり、原則医師や看護師にしか認められていない。化学物質による急性中毒はできるだけ早く解毒剤で治療する必要があるが、テロ現場で医師の素早い活動が難しい場合があり、対応を検討していた。 注射器の使用を想定しているのは、消防や警察、自衛隊などの専門部隊。報告書では、医師や看護師の対応が難しく、対象者に命の危険がある状況などであれば、自動注射器を使っても医師法違反にはあたらないとの考えを示した。使用者は必要な研修を受けていることが望ましいとした。 対象は自動注射器が使用できな… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル