れいわ新選組の舩後靖彦参院議員は12日、東京都新宿区の新国立競技場と日本オリンピックミュージアムを、参院文教科学委員会の一員として視察した。新競技場の整備状況に加え、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)当事者として、段差の有無などバリアフリー対策も確認する目的。 視察は舩後氏を含め委員15人が参加。ミュージアムでは五輪に関係する映像や展示を見学した。舩後氏には施設担当者が同行し、タブレット端末を使って説明した。新競技場内の視察は報道関係者に非公開で行われた。 新競技場は完成を今月末に控える。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
支流氾濫・同時に決壊 次へつなぐ台風19号の教訓
河川からあふれ出した水が、町を、人を、のみ込んだ。台風19号の大雨では、大規模な河川だけでなく、中小河川も各地で氾濫(はんらん)した。自然災害の脅威が高まるなか、どう教訓をつなぎ、命を守るかが改めて問われている。 台風19号が近づく前の10月12日正午過ぎから、雨脚は強まり始めていた。 宮城県の南端に位置し、山々に囲まれた丸森町。その中心部近くの竹谷地区に住む西坂秀夫さん(66)は、自宅の外から避難を呼びかける声を耳にした。町を貫く阿武隈川までは、1キロ以上離れている。「風は弱いし、大丈夫だろう」。辺りはすでに暗く、テレビを見て横になった。 「ガタン」。午後9時ごろ、そばの扇風機が倒れる音で目が覚めると、水が畳の上にあふれていた。水は床下からみるみる湧いてきた。慌てて玄関を開けると、外は濁流が流れていた。自宅は平屋建て。逃げ場を失い、床が30センチ高いトイレに駆け込んで、梁(はり)に両手でしがみついた。 この間、わずか10分。水はあごの下まで迫った。水の中でつま先立ちになり、窓から濁流を見ながら、「もう生きていられないな」と覚悟した。 「あー、あー」と大声を出して… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱中症・エボラ…迫る五輪 医療の備えは万全か?
国内外から観客など延べ約1010万人(予定)が訪れる東京五輪・パラリンピック。猛暑による熱中症や感染症の流入、大規模な事故やテロなど、多くの人に健康被害が生じる事態も想定される。開催まで300日を切る中、現場の医療態勢は十分なのか。医療の課題や取り組みを紹介する。 人が密集、災害リスク増 救急医療体制は コンサートやスポーツイベント、初詣など一定期間に限られた地域に同じ目的で多くの人が集まった状態を、災害医療の用語で「マスギャザリング(MG)」と呼ぶ。人が集まることで、熱中症や感染症のほか、将棋倒しなど多数のけが人が出るような災害の発生リスクが高まるとされる。 国際的なMGの例として、イスラム教の聖地・メッカ巡礼(ハッジ)がある。200万人以上が世界から集まる大イベントで、髄膜炎の流行や巡礼者が折り重なって倒れて死亡する事故などが起きている。2016年のブラジルのリオデジャネイロ五輪では、現地で流行していたジカウイルス感染症が話題になった。 東京五輪・パラリンピックでも、訪日外国人の増加によってデング熱やマラリアなどが流入したり、外国人が一般医療機関を受診する機会が増えたりする可能性がある。 国際医療福祉大学の和田耕治教授(公衆衛生)は「東京五輪・パラリンピックは、外国人との共生に向けた通過点に過ぎない。国際化が進む中、外国人労働者も増加し、それを前提にした対策を考えていかなければならない」と指摘する。 開催にともなう様々な医療の課題に対応するため、日本救急医学会を中心とした関連学会は16年4月、学術連合体(コンソーシアム)を立ち上げた。感染症や外傷、集中治療、中毒など様々な専門分野の25団体が、対応策の検討を進めている。 「世界的にテロが増えているが、国内で具体的な対策を進めている医療機関はまだ少ない」――。10月上旬、東京都内で開かれた同学会の総会では、大会開催中の医療態勢の課題についてのシンポジウムがあり、これまで国内で整備が進んでいなかったテロ発生時の態勢についても議論された。 シンポでは、各学会などの取り組みが報告された。日本外傷学会は、銃や爆弾を使ったテロによる負傷者を診察する際のガイドラインを作成。日本臨床救急医学会は、訪日外国人診療に関するガイドラインをまとめ、診察時のコミュニケーションや医療費支払いに関する注意事項などを盛り込んだ。日本感染症学会は注意すべき76種類の感染症の解説をサイトで公表した。 学術連合体で実務を担当する東京大の森村尚登教授(救急科学)は「開催まで時間はあまりないが、これからが仕上げの時期。東京五輪・パラリンピックをきっかけに、地域の救急医療を整備し、将来へのレガシー(遺産)としたい」と話す。 海外からの感染症、対策は大丈夫? 蚊が媒介して人に感染し、熱や… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ハロウィーン大好き 自由な装いとことん楽しむ
今年も大いに盛り上がったハロウィーン。自由な装いを楽しめる行事としてすっかり定着しました。関西のハロウィーンの名所として名高いのが、テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)。この時期が1年で一番来場者が多いそうです。仮装を楽しむ人たちのスナップ撮影に、大阪文化服装学院の沢田まりなさんと坂井希咲(きさ)さんが赴きました。 ココさんはかつての勤務先の同僚たちと巫女(みこ)さんになりきり。キツネのお面がかわいい! 衣装とお面はセットかと思いきや、ネット通販で別々に購入したものだそう。和テイストの仮装は少数派な中で、174センチの長身で目立っていました。 寒さに負けず、ノースリーブに… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
玉川徹氏、「桜を見る会」に後援者ら参加に「一言、せこい」「自分のお金でやってくれよ」(スポーツ報知)
12日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、例年4月に新宿御苑で行われている「桜を見る会」に安倍晋三首相の後援会関係者が約850人が招待されるなど、野党が税金の私物化と批判を強めていることを特集した。 桜を見る会は例年4月に新宿御苑で行われ、食事など費用は全て税金で支出されている。参加人数は年々増え今年は1万8000人が招待され、予算の3倍以上となる約5500万円が支出された。 コメンテーターで同局の玉川徹氏(56)は「過去にどういう人が呼ばれているかは分からないんですけど、ただ使える物は何でも使うっていう感じになってるんだとすれば、一言、せこい、という風に僕は言わせてもらいますよ」とコメント。 「税金は自分の金じゃないんだから。自分の金じゃないのにそれをもって、例えば本当に後援会関係者とか。総理だけじゃないですよ、自民党の他の議員の後援会関係者とか。まさに自民党のための桜の会になってるんだとすれば、それはせこくないか。自分のお金でやってくれよって話ですよね」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
建設・IT業界もびっくり? 殺し屋の「多重下請け」はどんな罪になるのか(弁護士ドットコム)
殺人の依頼を受けた殺し屋(元請け)が報酬をピンはねした上で、別の殺し屋(下請け)を雇い、その下請けがさらに下請けを雇うーー。そんな事件の裁判が中国であったと海外のニュースサイトで報じられました。 報道によると、殺し屋による下請けは計4回も行われたようですが、最後に雇われた5人目の殺し屋がターゲットの人物に接触し、依頼内容をバラしたことなどから、殺人は実行されませんでした。 その後、ターゲットの人物から警察へ事件について報告がなされ、当初依頼した人物と殺し屋をあわせた6名が裁判にかけられることとなったようです。 殺し屋への依頼自体が非日常的ですし、そんな依頼が下請けされていたとはまるでフィクションの世界の出来事のようです。 仮に日本で同じような事件が発生した場合、誰がどのような刑事責任に問われるのでしょうか。伊藤諭弁護士に聞きました。 ●もし殺人の実行行為に着手していたら、依頼にかかわった全員が同じ罪に 「他人に殺人の依頼をし、依頼された人間が実際に殺人の実行行為に着手した(ナイフで刺す、銃で撃つなどした)ときには、依頼した人間、実行した人間ともに殺人(未遂)罪の共同正犯が成立すると考えられます」 「依頼した人間は教唆犯(犯罪をそそのかすこと)にとどまるとの考え方もありえますが、お金を払って他人に殺人を依頼することは、実行犯と一体となって殺人行為をしたとして、共同正犯になると考えるべきでしょう」 「依頼を受けた人間がさらに別の人間に依頼して、その人間が実行行為に着手したときも、基本的には同様で、依頼にかかわった全員に対して殺人(未遂)罪の共同正犯が成立することになります」 ●殺人の実行行為に着手していないので、殺人(未遂)罪にはならない 「ところが、今回の事件のキモは、一番最後に依頼された人間が、殺人の実行行為に着手していない点です」 「最後に引き受けた人間以外は、殺人の準備行為(殺人を依頼する行為)だけをしているわけですから、殺人予備罪(刑法201条)が成立するものと考えられます。殺人予備罪の法定刑は1カ月以上2年以下の懲役で、そこまで重い罪にはなりません」 ●初めから殺人をするつもりがなかったのであれば詐欺罪 「問題は、最後に依頼を引き受けた人間です。殺人をするつもりで依頼を引き受けたのだとしたら、やはり殺人予備罪に問われるでしょう。一方、もともと殺人をするつもりがないのに依頼を引き受けたのだとしたら、詐欺罪に問われることになると思われます」 【取材協力弁護士】伊藤 諭(いとう・さとし)弁護士1976年生。2002年、弁護士登録。神奈川県弁護士会所属(川崎支部)。中小企業に関する法律相談、交通事故、倒産事件、離婚・相続等の家事事件、高齢者の財産管理(成年後見など)、刑事事件などを手がける。趣味はマラソン。事務所名:弁護士法人ASK市役所通り法律事務所事務所URL:https://www.s-dori-law.com/ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
和歌山市の自治会長詐欺、市職員と長年癒着(産経新聞)
「地元協力金」名目で和歌山市発注事業の落札業者から現金30万円を詐取したとして、芦原地区連合自治会長、金井克(よし)諭(ゆ)暉(き)(本名・金正則)容疑者(63)が逮捕された事件。産経新聞の取材に対し、別の複数の業者も協力金を要求されたと次々に証言した。一方、市職員も金井容疑者夫妻の経営するスナックのパーティー券を庁舎内で販売していたことが判明。金井容疑者と市職員の間で長年続いてきた“癒着”の実態が浮かび上がる。(井上裕貴、西家尚彦) ■市施設内で要求 平成25年に市発注の芦原地区内の事業を落札した業者は、市の担当幹部ら5~6人に連れられ、金井容疑者のもとへ「あいさつ」に訪れたと証言する。 「夏祭りの協力金がほしい。多ければ多い方がいいが、できる範囲でいい」と金井容疑者に要求された。地区に盛大な夏祭りもあったため「地区のためなら」と約1万円を寄付。連合自治会名義の領収書を受け取ったという。 28年に受注した別の業者も同様に市職員らと金井容疑者のもとを訪れた。 市施設内の応接室で面会した金井容疑者は突然、市職員に「何しにきたんや、帰れ、お前!」と怒鳴りつけた。市職員が退席し業者と2人きりになると「(落札額の)3%でいいから協力金を支払ってほしい」と要求。業者は「払わなければ嫌がらせを受けるかも」と後日、現金数十万円を渡した。市職員に相談すると、「なかったことにしてくれ」と言われたという。 ■パー券50~60人分一括 市は当初、事件の起きた26年度以降の発注事業に関与した部長、課長級の職員十数人を対象に聞き取り調査をした。しかし後に、金井容疑者が連合自治会長に就任した24年まで調査対象を拡大。金井容疑者と面識のある職員30人以上に聞き取りを続けている。 調査では「(金井容疑者に)落札業者とあいさつに行くのが慣例」「事業がスムーズにいく」と話す職員もいた。現時点では、業者が金井容疑者に現金を渡す場に同席した職員は確認できていないとする。 ただ、市職員と金井容疑者の根深い“癒着”をうかがわせるケースも。 市民環境局内の特定の課が、金井容疑者の意向を受けて数年前から、金井容疑者夫婦が経営していたスナックの飲食代となるパーティー券(1枚7千~7千5百円程度)50~60人分を一括して預かり、複数の課に数枚ずつ振り分け購入を促していた。こうした庁舎内のパーティー券販売は年2回程度行われ、「(金井容疑者に)市の事業で無理難題を言われるのが嫌で購入した」と話す職員もいたという。 ■「ワンマンな性格」 金井容疑者から市側への要求は、金井容疑者が連合自治会長に就任した24年以降、常態化していたとみられ、市は今後の調査で法令違反などのケースが確認できれば職員の処分も検討するとしている。 なぜ要求を断り切れなかったのか。 金井容疑者を知る市関係者は「ワンマンで自分の好きなようにしたがる性格」と指摘。「芦原地区で仕事するなら(金井容疑者を)通さないといけないほど大きな権限を持っていた」と証言する。 また、市の対応について「(癒着)体質を野放しにしてきたのは悪い」としながらも、「職員は怖がって(金井容疑者に)何も言えなかったのではないか」と推測した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
希望の灯り棚田照らす千早赤阪村でライトアップ(産経新聞)
大阪府千早赤阪村の景観スポット「下赤阪の棚田」を約3千基の灯籠で照らす「棚田夢灯(あか)りART FESTIVAL2019」が、今年も行われた。資金面で開催が危ぶまれた時期もあったが、危機を乗り越えたイベントに多くの人が訪れ、幻想的なライトアップをフィナーレの打ち上げ花火まで楽しんだ。 農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれた平成11年以来、地元住民らでつくる「下赤阪棚田の会」が保全活動を進め、「夢灯り」は21年に魅力発信の一環として開始。今回から予算を含めた運営については村を頼らず、民間有志だけで担う形となった。 足りない資金は今夏からのクラウドファンディングで補ったが、一時は寄付額が伸び悩む“危機”も。それでも存続への熱意を訴え続けた結果、目標額の100万円を達成し、開催を実現させた。 イベント当日の9日は、点灯前からアーティスト約10組が、棚田をステージにコンサート。棚田を縁取るように配置された灯籠が灯され始め、斜面が柔らかな光で飾られる中、バイオリンやピアノの音色が幽玄な風情を醸し出した。 年に数回は景色を楽しみに訪れるという富田林市の主婦、美崎幸子さん(51)は「いつもと違う幻想的な風景。足を運んだかいがありました」。イベント実行委メンバーの田中力哉さん(36)は、開催までの苦労を振り返りつつ「これからも続けなければという『使命感』を感じています」と力を込めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
水星、太陽の前面を横切る NASAが画像公開、次は32年(共同通信)
【ワシントン共同】水星が太陽の前面を横切る「太陽面通過」という現象が米国などで11日、観察された。米航空宇宙局(NASA)は太陽の表面に小さな黒い点となって現れた水星の画像を公開した。 地球の軌道に対して水星の軌道が傾いているため、地球と太陽の間に水星が入るのは珍しい。NASAによると100年に13回ほどの機会で、次は2032年。前回は16年だった。 今回は米東部時間で朝から5時間余りかけて太陽の前を通過した。日本は夜で見られなかった。水星は太陽系の八つの惑星のうち最も太陽に近い軌道を回る。直径は約4900キロと地球の4割弱で、太陽系の惑星で最も小さい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
三菱重工、H3ロケットに増強型 月基地向かう補給船を搭載(共同通信)
三菱重工業は12日までに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と開発する日本の次期主力ロケット「H3」に、重い荷物をより遠くまで打ち上げられる増強型を加える構想を明らかにした。米国が主導する月周回基地計画に日本が参加することになり、高度400キロの国際宇宙ステーションに物資を届ける補給船を、さらに遠くまで運ぶ必要が生じたためだ。 H3ロケットは2020年度に運用を始め、21年度からはステーションに食料や電池などを届ける補給船「HTV―X」を運ぶ。これだけなら従来設計で足りるが、補給船が新たに「25年以降に月基地まで行く」との任務を負ったことで事情が変わった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース