不登校児童らが多様な学び方を選択できる社会作りを目指して活動する「東京都フリースクール等ネットワーク(TFN)」が11日、東京・新宿区の東京都庁で会見し、設立の理由や今後の活動方針を明かした。 「NPO法人東京シューレ」の奥地圭子理事長、「NPO法人東京コミュニティスクール」の久保一之理事長が代表発起人で、現在、都内のフリースクールなど11団体が発起人として参画を表明している。多様な学び方を推進する各団体と、趣旨に賛同する保護者がネットワークを通じて協働することを目的にしているという。 奥地理事長は、文部科学省による調査結果をもとに「全国で小中学生の不登校児童、生徒数は16万人を超えて過去最大です。学校に合わない子どもが、多様な学び方を選べるようになってほしい」と語った。また、久保理事長は「不登校が増えているのは選択肢の少なさに原因があると思う。公教育を否定するのではなく、フリースクールと公教育の壁をなくし、学びの機会を増やしていきたい」と話していた。 活動の第1段階として活動趣旨や意義などを書籍や冊子にまとめ、認知促進のためのシンポジウムを開催する。また、活動に向けた資金獲得のためにクラウドファンディングを実施する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
土砂崩れ現場で発見の遺体、不明夫婦の妻と確認 相模原
台風19号による土砂崩れで行方不明となっている夫婦の捜索が続く相模原市緑区牧野で10日、妻の佐々木定子さん(当時63)の遺体が見つかった。神奈川県警が身元を確認した。県警、消防、陸上自衛隊は11日も、朝から約60人態勢で夫の睦さん(67)を捜している。 県警によると、定子さんの遺体は、自宅があった場所の約70メートル下にある谷沿いの土砂の中から見つかったという。捜索は当初、地形的な制約から手作業で始まり、11月1日から重機を投入していた。 佐々木さん夫婦は10月12日夜、斜面にある2階建ての自宅が土砂崩れで流され、行方不明になっていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
おいしいブランド米のつくり方 新品種が誕生するまで
食欲の秋、収穫されたばかりの新米が店頭に並んでいます。米どころの各県は産地米の価値を高めようと近年、食味に優れたブランド米の開発にしのぎを削っています。ほかにも地球温暖化に適応させたり、外食向けによりたくさん取れるようにしたりと、研究現場で新しい品種を生み出す試みが続いています。 全国のブランド米を扱う東京・原宿の小池精米店にも新米が続々と入荷していました。新潟県の「新之助」、北海道の「ゆめぴりか」、山形県の「つや姫」……。店で取り扱う約70種のうち、20種ほどはここ10年で新たに品種登録されたもの。3代目店主の小池理雄さん(48)は「かつてはコシヒカリ一辺倒でしたが、今は出回るたくさんの銘柄から選べます。稲作が始まって以来、最もコメを楽しめる時代では」と話します。 コメの消費が減る中、ブランド米として認知されれば高値での取引が期待されることから、産地では新しい品種の開発が盛んです。昨年、農林水産省が認めた道府県の「産地品種銘柄」の数は795で、10年前から5割増えました。一方、温暖化の影響で、コメのデンプンが足りなくなる高温障害が相次いでおり、暑さに強い品種のニーズも高まっています。 品種改良に取り組む研究機関の一つ、国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)」の次世代作物開発研究センター稲研究領域長、山口誠之さんは、一般的に「交配」「選抜」「固定」の三つの手順を経て新品種ができると説明します。 最初の「交配」は、ある品種のめしべに、別の品種の花粉を付ける作業です。出穂して花が咲く直前の稲穂を43度のお湯に7分間浸すと、花粉の細胞が機能しなくなります。この処理後、人の手で別の品種の花粉をかけ、袋をかぶせてほかの花粉がかからないようにして育てます、約1カ月後には交配した種が実ります。 次は「選抜」。交配でできた種をまいて育てた「子ども」の稲の中には、丈が大きかったり、味がよかったり、そうでもなかったり、と少しずつ性質が違うものができます。その中から、粒をさわって実り具合を確かめたり、実際に食べたりして、狙いに合う種を選び出します。 選んだ種を栽培すると、またいろいろな性質にばらつきが出ますが、さらに目的にそうものを選抜します。こうして何回も繰り返し育てると特徴が「固定」し、同じ性質のコメが取れるようになります。 毎年、交配では50~100通りの組み合わせを試し、目的にそった数百から数千の稲を選抜。そこからまた100ほどの稲を選ぶことを繰り返していくと6~8世代目ほどで最終的に一つの種類ができあがります。交配から、できた品種が登録されるまでかかる期間は約10年。選抜には時間を要するため、農研機構では暖かい沖縄で1年間に何代も育てて時間を短縮することもあるそうです。 さまざまな品種が生まれていますが、公益社団法人「米穀安定供給確保支援機構」によると、昨年産の品種別作付割合が全国で最も多かったのはコシヒカリ(35%)で、2位のひとめぼれ(9・2%)や3位のヒノヒカリ(8・6%)を引き離しています。「倒れやすくて病気や高温にも弱いが、そのブランド力で売れるので、農家もコシヒカリを育て続けています」と山口さんは話します。さらに、ほかの人気のコメも元をたどれば「先祖」はコシヒカリ。日本の食卓に深く根を下ろしていることが分かります。(桑原紀彦) これから 農研機構は、主に外食産業やコンビニエンスストアのお弁当に使う「業務用米」の品種改良に取り組んでいます。特徴は「たくさん取れて、おいしく、育てやすい」こと。外食市場は25兆円規模で、伸び続けているとの統計もあり、ブランド米とは違った質の良いコメを開発していきたい、としています。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ギンナンのにおい、なぜ強い 食べさせようとしたのは…
ののちゃんのDO科学 「ギンナンのにおい、なぜ強い?」 神奈川県・須藤文子さん(61)からの質問 ののちゃんのDO科学 ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん 道を歩いていたら、地面の木の実を踏んづけちゃった。なんだか、靴の裏がくさいなあ。 藤原先生 そのにおいは、イチョウの木から落ちたギンナンだね。外側は確かにくさいけど、殻ごと炒(い)って中身を食べるととってもおいしいよ。あとで拾いにいこう。 のの このにおいは何なの。 先生 ギンナンは全体がイチョウの種で、内側の食べられる部分を胚乳(はいにゅう)というよ。胚乳を種皮という皮が覆っているの。種皮のうち、においを発する場所は外層と呼ばれていて、そこに含まれる酪酸やヘプタン酸といった成分が、特有のにおいのもとになっているんだよ。 のの でも内側はおいしいのに外側はくさいって、おかしくない? 果物は甘いにおいのものが多いよ。 先生 確かに、果実を動物に食… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東大阪の逃走から2日、住民に不安 保護者と登校も(産経新聞)
大阪府東大阪市で、大阪地検が収容し護送中だった大植良太郎被告(42)=覚せい剤取締法違反の罪などで公判中=が逃走した事件で、現場近くの小学校では11日朝、教員や地域住民らに見守られながら児童が登校した。男は事件から48時間以上が過ぎた今も確保されておらず、関係者に不安が広がっている。 逃走現場から東に約600メートルにある市立枚岡(ひらおか)西小では11日朝、教員約15人や警察官が通学路に立ち、登校の様子を見守った。保護者に手を引かれながら、足早に登校する児童の姿もあった。 3年生の長女を送り届けた40代女性は「普段は付き添わないが、男の行方が分からないので心配になって」と話す。見送りは被告が確保されるまで続けるといい「逃走事件が続いているので、原因追及もしっかりやってほしい」と訴えた。 枚岡西小では当面、下校時も児童に教員が付き添うという。 東大阪市は事件を受け、市内計約100カ所の保育所や小・中学校などに、登校や学校行事などで安全に配慮するよう指示。事件が起きた9日以降、体育館や公民館などが臨時休館するなどの影響があった。 事件は9日午前4時ごろに発生。保釈が取り消され地検に収容された被告が、護送中の車内で「手錠がきつい」と申告。検察事務官が左手の手錠を外したところ暴れ、手錠や腰縄をつけたまま逃げた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沿岸部で行方不明者を捜索 東日本大震災8年8カ月(共同通信)
東日本大震災から8年8カ月となる11日、岩手、福島の両県警は行方不明者やその手掛かりを求め、津波で大きな被害を受けた沿岸部を捜索した。宮城県では10日に東松島市で地元消防団が実施した。 岩手県大槌町の小鎚川河川敷では、釜石署員ら13人が川に向かって黙とうした後、熊手に似た農具のレーキを使って草むらをかき分けるなどして捜索した。住民から「この場所を捜索してほしい」と要望を受けたという。 9月末に同署へ赴任した沢口遥樹巡査(23)は初めての捜索。「少しでも遺族の力になれるよう取り組みたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ヘイト投稿で町議に辞職勧告可決 奈良県安堵町(共同通信)
奈良県安堵町議会は11日の本会議で、増井敬史町議(61)が自身のフェイスブック(FB)に、ヘイトスピーチ(憎悪表現)に当たる投稿をしたとして、辞職勧告決議を、増井氏を除く全員の賛成で可決した。勧告に法的拘束力はない。 増井氏は8月、FBに「韓国の強姦と売春の文化は世界中で既に有名」などと書き込み、10月にも在日コリアンの生活保護受給について「日本にタカることが目的」などと投稿。その後、苦情を受けてアカウントごと削除したとしている。 決議では「当人の偏見が対象者らをおとしめている認識に欠け、事の重大さを理解していない」などと批判した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
16歳女性店員が包丁の様な物突きつけられる…コンビニに“刃物男” 4万円奪って原付で逃走(東海テレビ)
10日夜、愛知県小牧市のコンビニに刃物を持った男が押し入り、現金4万円を奪って逃げました。 10日午後6時半前、小牧市小木1丁目のセブンイレブン小牧小木1丁目店で、客を装って店に入ってきた男が、レジにいたアルバイトの女性店員(16)に包丁のようなものを突き付け脅しました。 男は店員がレジから出した現金4万円を奪うと、外に停めてあった原付バイクで逃げました。 当時、店内に客はおらず店員にケガはありませんでした。 逃げた男は年齢30歳くらい身長170センチほどで、黒の上着にジーンズを履いていたということで、警察が行方を追っています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
近畿や北陸に活発な雷雲 落雷や「ひょう」に注意(tenki.jp)
きょう11日、活発な雷雲が近畿や北陸周辺にあり、雨脚が強まっています。SNSには「ひょう」や「あられ」が降ってきたという報告が複数。この雷雲は東へ進んでいます。 ザーザー降りの所も きょう11日は、低気圧が日本海西部を東へ進んでおり、寒冷前線が西日本を通過中です。大気の状態が非常に不安定になっており、九州から東海、北陸の所々で雨が降っています。近畿や北陸付近には活発な雷雲がかかり、局地的に雨脚が強まっています。和歌山県新宮市では1時間に15.5ミリのザーザー降りの雨を観測しました。SNSには、兵庫県や大阪府で「ひょう」や「あられ」が降ってきた、という情報が複数寄せられてます。 いったん雨がやんだ所も急な雨や落雷注意 低気圧や寒冷前線の東進に伴って、この雷雲も東へ移動しています。四国は昼過ぎにかけて、中国地方は夕方にかけて、近畿から関東甲信、東北は夜にかけて大気の不安定な状態が続きます。いったん雨がやんだ所も、急な強い雨や落雷、突風、ひょうに注意が必要です。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
工藤会本部、週内にも解体着手 トップが署名 近く売買契約成立(西日本新聞)
特定危険指定暴力団工藤会の本部事務所(北九州市小倉北区)の売却について、近く正式に売買契約が成立し、週内にも解体工事が始まることが、複数の関係者への取材で分かった。関係者によると、同会トップで総裁の野村悟被告(73)=殺人罪などで公判中=が、正式な売買契約の書類に署名を済ませたという。 【画像】工藤会本部事務所の撤去を巡る経緯 正式契約は、事務所をいったん購入する福岡県暴力追放運動推進センターの理事会承認後に結ばれる見通し。契約後、すぐに事務所内の荷物の搬出作業に移る。解体作業終了後、土地の所有権をセンターに移し、センターから福岡県内の民間企業に転売する。 建物解体費などを差し引いた売却益はセンターが管理し、工藤会による襲撃事件の被害者への賠償に充てる。 市は昨年12月、固定資産税の滞納で本部事務所を差し押さえ、工藤会側は事務所売却の意向を市に伝えていた。今年9月、工藤会側が事務所を解体し、跡地をセンターへ本年度内に1億円で売却することで最終合意。解体業者の選定などから、市が10月中としていた売買契約完了の時期がずれ込んでいた。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース