冬季五輪のフィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦選手(24)を描いた宮城県角田市の田んぼアートが、台風19号の被害を免れ、無事収穫された。すぐ近くの道路が冠水する中、難を逃れたのは「奇跡的だ」と担当者は喜ぶ。 市内の各地で冠水や土砂崩れが発生し、被災した農地もあるが、優雅に演技する羽生選手が描かれた約50アールの田んぼはそのまま残っていた。 田んぼの持ち主菊地澄子さん(64)は、自宅の裏山が崩れて2部屋に土砂が入り、片付けや稲刈りで多忙な毎日だ。収穫されたコメは、一部がふるさと納税の返礼品になる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
仲邑菫ちゃん、4連勝でストップ…女流本因坊戦予選敗退(スポーツ報知)
囲碁の史上最年少棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が4日、大阪・日本棋院関西総本部での第39期女流本因坊戦予選1回戦で、佃亜紀子五段(47)に330手で黒番5目半負けした。公式戦は4連勝でストップ。通算成績は9勝5敗で、今年4月のデビューから区切りとなる10勝目はお預けとなった。 週に2局打つ過密日程が続く、3連休中の対局。中終まで互角で、先に秒読みに入り苦しんだのは佃五段だったが、終盤に差を付けられて劣勢に。それでも最後まで打ち切り、整地して予選敗退を確認した。 仲邑初段はピンクのハンカチで鼻を押さえ、悔しさをかみ殺すような表情。報道陣の問いには無言で、「次の対局(7日、十段戦予選3回戦)は?」と聞かれて少し笑みを浮かべただけだった。佃五段は「私は男性棋士に5連勝なんてできないので、勝てるとは思わなかった」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
トラブル続きの天王寺動物園から脱走したカワセミ捕獲…鶴見緑地で発見(スポーツ報知)
大阪市営の天王寺動物園は4日、市内のイベント会場から3日に逃げ出し、行方が分からなくなっていたワライカワセミ「アキーゴ」を発見し、無事に捕獲したと明らかにした。 園によると、4日午前7時45分ごろ、行方不明となった花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区)付近のマンションのベランダにいるアキーゴを、捜索していた飼育員が発見。約1時間半後、緑地内に飛んできたところを捕獲した。外傷はないという。 イベント会場へ籠の中に入れて運搬。現地では足にひもをつけ、止まり木につながれていたはずだったが、イベント開始前には飛び去っていた。ひもを固定する金具が壊れていたとみられる。園ではワライカワセミを4羽飼育しているが、アキーゴは誕生した時から人工飼育で人間に慣れており、園外で人間と触れ合う時などに出動する「イベント要員」だった。 同園では今年9月にはシマウマが事故死したり、アシカが行方不明になるなど飼育動物の管理を巡る混乱が相次いでおり、「ワラえない」事態となった。園は「アシカの件では作業手順を示すマニュアルがなかったことから作成をし、他の動物にも徹底していこうとしている最中だった」と説明した。 10月にはコアラが繁殖のため英国に貸し出され、市民らの反発を招いたが、こちらに関しては「エサ代の負担が厳しいなどの理由で、以前から撤退することが検討されていた。総合的な経営判断としてご理解いただければ」としている。 ◆今年の天王寺動物園のトラブルなど ▼9月11日 グラントシマウマ「ヒデヨシ」(雄、27歳)が、ウシ科のエランド(雄)とのけんかで角で腹を刺されて死ぬ ▼同16日 アムールトラ「虎二郎」(コジロウ、雄、7歳)が急死。死因は不明 ▼同27日 カリフォルニアアシカの「キュッキュ」(雌、生後3か月)が行方不明に。10月1日に敷地内の下水施設で見つかり、無事保護 ▼10月10日 大阪で唯一飼育されていたコアラ「アーク」(雄、12歳)が、繁殖のため英国の動物園に貸し出され、物議を醸す ◆ワライカワセミ ブッポウソウ目カワセミ科に属する鳥。オーストラリアの東部、南東部に生息。縄張りを示すための鳴き声が、人間の笑い声のように聞こえるため「ワライカワセミ」という名前がついた。体長約40センチで、カワセミの仲間では最大級の大きさ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【11月5日は「津波防災の日」】歴史の古い神社が津波に強い理由(ウェザーニュース)
11月5日は「津波防災の日」です。東日本大震災発生後の2011年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」で定められ、さらに2015年には国連総会でも同日を「世界津波の日」と定めました。 この日に改めて注目したいのが神社の立地です。そこには津波防災の知恵が隠されているからです。 村人を救った「稲むらの火」 11月5日は「稲むらの火」という物語にちなんでいます。村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、海水が沖合へ退いていくのを見て津波の襲来に気づきます。村人たちに危険を知らせるため、五兵衛は刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に火をつけました。それを火事と見て消火のため高台に集まった村人たちの眼下で津波は猛威をふるい、村人たちは津波から守られたという話です。 この話は、江戸時代後期の1854(嘉永7)年に発生した安政東海地震の際に村人を津波から救った和歌山県広川町の実業家、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)をモデルにしています。濱口が火をつけたのは高台に建つ神社近くの稲むらで、暗闇のなかで村人たちはその火を頼りに九死に一生を得たのです。その日が11月5日(旧暦)だったのです。 歴史の古い神社が津波に強い理由 そこで注目したいのが神社です。東北大学の災害科学国際研究所の所長、今村文彦教授が次のように指摘します。 「東日本大震災(2011年)のあとで神社本庁が行った調査によると、被災地にある数百年以上の歴史を持つ神社約100社のうち、直接的な被害を受けたのは2社にとどまりました。それは、神社がひとたび津波の大きな被害を受けると、より安全な被害を受けなかったところに移動して再建されたと考えられます。実際に東日本大震災でも、岩手・宮城・福島の各県で『神社に避難して助かった』という声を数多く聞きました」 神社は高台や浸水域の境界に建立されているため、緊急時の避難所としての役割を担います。 また、神社には大きな木々が鎮守(ちんじゅ)の森として残っていることが多く、それが津波の被害をおさえる効果をもたらしているのです。 次ページは:お祭りは究極の防災訓練 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
母は娘の夜泣きで不眠に 減らせない睡眠薬、募った不安
【まとめて読む】患者を生きる・眠る「睡眠薬を減らす」 神奈川県の医療従事者の女性(40)は長女を出産後、夜泣きをきっかけに不眠症とうつになり、睡眠薬をのむようになりました。薬に不安を抱き、薬を減らしたり種類を変えたりしては不眠が悪化する状態を繰り返していましたが、国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)に入院し、詳しい検査を受けたことが転機となりました。 2人目出産後、不眠症に 女性は2017年8月、長女を出産した。 夜泣きに悩まされた。おっぱいをあげても、あやしても泣きやまない。寝不足で毎日ふらふらだったが、朝になれば長男(10)を起こして朝食を食べさせ、小学校に送り出さなくてはならなかった。 長女は日中もよく泣いた。ベッドに寝かせると泣くので、抱っこ用の布「スリング」で抱っこしたまま掃除や食事のしたくなどをした。肩がパンパンに張った。 8年前に生まれた長男もよく泣いたが、当時は30歳で体力がもっとあり、面倒をみなければいけないのは長男だけだった。 寝不足が続き、疲労がとれずにつらかった。長女の出産から約1カ月後、他県の実家で静養することにした。長男は学校があるので家に残る会社員の夫(44)が面倒をみて、長女だけを連れていった。お母さん子の長男を置いていくのは心が痛んだ。「ママは体の調子が悪いから、おばあちゃんたちのところでお休みしてくるね」と話して聞かせた。 実家でも夜泣きは続き、寝不足が解消しないため、2週間ほどして母(64)が夜間は長女の面倒をみてくれることになった。ところが、ベッドに入ると、長男のことなどが気になってしまい、眠れなかった。「ちゃんと寝て、体力を養わなくては」。焦るほど目がさえてしまった。 ネットで調べ、不眠に効くとされるものを次々に試した。タブレットのアプリで静かな環境音を聴いたり、朝は日光を浴びたり。散歩、ぬるめのお風呂、リラックスできそうなアロマ、サプリメント……。何を試してもあまり効果がなかった。眠いはずなのに、眠れなかった。 こんなに眠れない日が続いたらどうなってしまうのか。なぜ眠れないのか。不安や自己嫌悪が募り、ますます眠れなくなった。徹夜に近い状態が続いた。 授乳中なので薬をのみたくなか… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首里城の実況見分、がれき撤去は手作業 地下に世界遺産
首里城(那覇市)の正殿などが焼けた火事で、警察や消防が出火原因を探る実況見分に、時間がかかっている。大量のがれきが散乱するが、城の地下に世界遺産の遺構があるため、重機を使わず手作業で続けられている。 実況見分は発生翌日の1日から続き、4日も約110人態勢で実施。警察と消防は同日、焼けた正殿北側のがれき撤去をほぼ終えたと発表した。ただ、範囲はまだ正殿の北側と中央の一部だけで、隣接する南殿と北殿は手つかずのままだ。 全焼した正殿は、二重屋根の木造3階建てで高さ約18メートルだった。大量の木材と赤瓦約5万5千枚が使われていた。現場では焦げた木材や割れた瓦が折り重なって層を作っているという。 大規模な火災現場の実況見分は通常、建材などを重機で取り除いて作業する。だが、今回は瓦も一つ一つ手で取り除き、正殿前の広場に取り出したエリアごとに分けて置いている。作業速度はどうしても通常より落ちる。 正殿は、世界遺産の「首里城跡… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
菊池桃子さん再婚 相手は「一般男性」とブログで報告
タレントの菊池桃子さん(51)が4日、再婚したことを自身のブログで明らかにした。相手は「今年に入ってから交際をさせていただいてきた一般の男性」としている。菊池さんは1995年にプロゴルファーの西川哲さんと結婚し、2012年に離婚した。安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」の実現に向けた国民会議のメンバーを務めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
〔東北道〕宮城県内で車両7台の衝突事故 7時間ぶり通行止め解除(5日1時15分現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO東日本などによると、宮城県栗原市の東北自動車道で車両7台が関係する衝突事故が発生し、4日18:00から、上り線(仙台・東京方面)の築館IC→古川IC間で通行止めとなっていましたが、約7時間後の5日01:05に解除されました。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
行方不明のカワセミ保護、けがなし 緑地のプール付近で
大阪市の天王寺動物園は4日、行方不明になっていたワライカワセミのアキーゴ(2歳、性別不明)を、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地で保護したと発表した。 園によると、職員が4日午前7時45分ごろ、鶴見緑地近くのマンションのベランダでアキーゴの姿を見つけた。餌でおびきよせるなどして、約1時間半後の午前9時15分ごろ、緑地内のプール付近で職員が手で捕まえた。けがはなく、元気な様子だという。 アキーゴは3日朝、イベント展示のため、鶴見緑地に連れ出された。同日午前10時過ぎ、職員がいなくなっているのに気づいた。つないでいたロープの金具が破損していたという。(加戸靖史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ゾルゲ事件、旧司法省が天皇に秘した項目 上奏文案発見
戦時下、日本政府の極秘情報を旧ソ連のスパイらが漏洩(ろうえい)した「ゾルゲ事件」の概要を司法大臣が昭和天皇に報告した上奏文の文案が見つかった。「20世紀最大のスパイ事件」と後年に呼ばれた事案の捜査や公表を、旧司法省が一貫して主導した内幕が記されていた。報告内容が当局の都合に合わせて添削される過程もうかがえ、研究者は第一級の重要資料としている。 今回見つかった上奏文案は、1942年5月9日付の原案(計28ページ)と同11日付の最終案(計34ページ)で、いずれも冒頭部分に「厳秘」印が押されていた。政治犯の取り締まりを主導した「思想検事」太田耐造の旧蔵資料に含まれていた。司法省の取り調べ調書をはじめ事件を記述した大量の内部文書と一緒に見つかった状況から、戦時下の情報戦に詳しい加藤哲郎・一橋大学名誉教授が、実際に上奏の準備に使われた資料と判断。概要は9日に都内で発表される。 ゾルゲが治安維持法や軍機保護法などの違反容疑で41年10月に逮捕されたほか、検挙者が30人を超えた同事件は42年5月13日、昭和天皇に報告された。「昭和天皇実録」の同日付に、午前11時半、司法大臣の岩村通世から報告を受けた旨の記述がある。 これらの文書によると、司法省刑事局の文案作りは同年4月に準備が始まったとみられる。直前まで手直しが続き、見つかった二つの文案とも、書き込みが多数残されていた。ゾルゲらを「国際諜報(ちょうほう)団」と呼び、ゾルゲらが入手した主要な情報として、41年7月2日付の御前会議の内容(対ソ軍備を維持しつつも南進態勢の強化を決定)や、ドイツが対ソ戦を決めたことと開戦予定日(同年6月22日)、日米交渉の内容など計7項目を挙げた。 9日付の原案では7項目それぞ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル